武器/エリュー・フィン

Last-modified: 2019-12-24 (火) 10:32:01

MHFに登場する、爆霧竜ボガバドルムの素材で作られた辿異武器の弓。

概要

  • 素材元のボガバドルムに由来する爆破属性を持ち、
    当たると爆ぜるので的中が視認しやすいという。
    まあシステム上、素の状態では必ずしも爆破属性エフェクトが発生する訳ではないのだが。
  • ボガバドルム武器に共通する有機的とも無機的とも言い難いデザインに、
    爆破属性を生み出していると思しき青いビンが確認できる。
    弓は別途ビンを装着して戦う武器だが、設定上は2本のビンを取り付けていることになるのだろうか?
  • まずは「エリュー・フィン」として生産し、GR400段階の「エリュー・クインス」、
    GR600段階の「エリュー・ペーロペ」を経て、
    最後のGR800段階では「エリュー・ヴィーナス」となる。
  • 生産・強化素材は、
    エリュー・フィンに爆霧竜の多層皮×5、爆霧竜の反応鱗×3、爆霧竜の外骨×1、
    エリュー・クインスに爆霧竜の高密骨×3、爆霧竜の錐尾×2、爆霧竜の極上腕×1、
    エリュー・ペーロペに爆霧竜の圧縮血×5、爆霧竜の堅外骨×1、爆霧竜の極剛腕×2、
    エリュー・ヴィーナスに爆霧竜の発煙袋×3、爆霧竜の炎霧玉×2、爆霧竜の極絶腕×3、
    そして金額が合計500万Gzとなる。

性能

  • 各強化段階における性能は以下の通り。
     
    武器名攻撃力爆破属性矢Lv曲射辿異スキル
    エリュー・フィン6664001:拡散LV3
    2:貫通LV3
    3:拡散LV4
    (4:連射LV4)
    爆裂型猛進強化
    エリュー・クインス684500
    エリュー・ペーロペ702600
    エリュー・ヴィーナス726800
  • 生産段階のエリュー・フィンは、この時点で破岩弓イクサプロドのほぼ上位互換となる性能。
    とはいえ数値面ではまだ僅差と言える範疇。
    また、猛進による火力を増強させ、
    なおかつ一定時間のスタミナ減少無効まで付与してくれる猛進強化は弓にとってはありがたいが、
    GR200あたりではそもそもの猛進をまだ発動させられていないということも考えられ、
    その場合は猛進強化が死にスキルとなるため、
    遷悠武器としての早食い効果を持つイクサプロドが有利となる場面もあるだろうか。
  • 続くエリュー・クインス、エリュー・ペーロペへと強化していくにつれて性能も伸びていき、
    最終段階のエリュー・ヴィーナスでは辿異武器の弓の中ではトップ攻撃力726をマークするようになる。
  • ビンは、強撃ビンと睡眠ビンが装着可能。
    睡眠ビンの装着時は爆破属性が無効化されてしまうが、
    睡眠ビンを用いるのは強撃ビンを切らした時の次善策としてが大半であろうこと、
    そして強撃ビンを切らすほどの長期戦だと、
    耐性値上昇により爆破もまともに行えなくなっている可能性が高いことより、
    純粋な火力増強手段として睡眠ビンを持ち込んでおくに越したことはない。

運用法

  • 爆破属性に特化させようと考えた場合の問題点として、
    ガンナー用防具(胴~脚)に怪奇のスキルポイントを持つものが一切存在しないということが挙げられる。
    そのため剣士との共用である頭部位がほぼ必須と言えるのだが、それらも数が少なく、
    しかもその中には剣神や巧流といったガンナーには効果のないスキルを併せ持つものもあり、
    無駄が生まれてしまう可能性がある。
    怪奇のスキルカフを用いればより楽にはなるだろう。
    • なお、怪奇の内包スキルのうち状態異常追撃は爆破属性には効果がなく、
      状態異常攻撃強化も必須というほどではないため、
      あえて発動SP量の少ない劇物取扱皆伝を採用するというのもアリ。
      ただし劇物の心得のSPを持つ防具や装飾品は古いものが多く、
      通常だと上記の問題点を踏まえても
      総合的なスキルの充実させやすさは怪奇の方に分がある。
      この選択肢は劇物の心得のSPを持つ辿異スキルカフを持っている場合に限られるだろう。
    • ただし、そもそも爆破属性の仕様上、怪奇や劇物取扱皆伝の有無で爆破回数に差がでないことも多く、
      差がでたとしてもたかだか1回であり、余程突き詰めたコンセプトでない限り、これらのスキルは採用の意義が薄い。
  • 矢タイプに関しても、溜め3が拡散矢なのが悩みどころ。
    MHFにおける爆破属性はダメージソースとしてはそこまで期待できず、
    あくまでも部位破壊のしやすさに重点が置かれている。
    そのため、狙いとは外れた部位が爆破されてしまう可能性が低くない拡散矢とは
    相性がいいとは言えないのである。
    装填数UPで溜め4を解放すると連射矢となるのだが、
    それを主体にすると今度は溜め時間の長さがネックになる。
    空隙の効果中ならば溜め4も放ちやすくはなる。
    • 連射矢を主体とはせずとも、平時は拡散矢で戦い、
      爆破が近いことをエフェクトから察知したら連射矢に切り替えるという戦法もある。
      拡散矢・連射矢の組み合わせは連射矢・貫通矢ほどクリティカル距離の差が大きくないため、
      立ち位置の切り替えも比較的容易だろう。
    • あるいは、強引だが拡散矢を密着して放つことでひとつの部位に収束させるなんて手も……。
      もちろんこの場合はクリティカル距離も何もないので、やるのならやはり爆破が近い状況でのみ。
  • 総じて、やや特異なスキル構成や立ち回りを要求されるが、
    それらが噛み合えば文字通り高い爆発力を発揮できる弓と言える。
    弾属性で可能な範囲ならば、辿異種相手だろうと全ての部位を破壊し尽くすことも容易であろう。
    更に部位破壊範囲を広げるために適応撃を採用するのもいいかもしれない。
    • ただし上記の通り爆破属性はダメージソースとしては期待できず、
      爆破なしでも簡単に部位破壊を行えてしまうモンスターが相手ならば
      他の属性弓を使った方が効率がいいという場合も。
      どの武器にも言えるが、使い分けが重要ということである。

関連項目

武器/辿異武器
モンスター/ボガバドルム