MHF-Gに登場する穿龍棍の一つ。
一角竜モノブロスの素材を用いた重厚な外装をもち、攻防に優れ数多の獲物を翻弄する。
目次
概要・性能
- MHF-G5.2アップデートにて追加されたG級モノブロスの素材を使用し生産する穿龍棍。
G級では既にディアブロスが進出しているが、彼の穿龍棍は無いため、
この武器がブロス族初の穿龍棍となった。
- モノブロスはG級序盤ランクの★2に登場するため、この武器もGR2という設定になっている。
そのため生産段階での性能は非力である。
ただし穿龍棍、というよりMHF-G5以降のG級武器に共通して見られる特性だが、
GRが低めに設定されている武器でも強化によって強烈な個性を発揮するようになっており、
それはこの武器も例外ではない。
- 最大まで強化しきったLv50時の性能を見てみよう。
- 全穿龍棍中第9位となる攻撃力883
- その攻撃力を更に高める会心率10%
- 斬れ味レベル+1で50もの紫ゲージが発生する
- 火属性が付与されているが、数値は控えめの290
- G級ではうれしい防御力+75
使用者の多いスルヲシと比較しても攻撃力差は僅か9である。
紫ゲージがあるためヴァシム・フワァールより高火力であり、
それどころか会心率10%の期待値を踏まえると実質的な物理火力は穿龍棍でもトップクラス。
(対抗できる武器は空色ゲージを有する武器ぐらいであるが、
いずれもゲージ量が非常に短く火力維持が難しい)。
微弱だが火属性も有するため、火属性が有効なモンスターに対しては更に火力を上乗せできる。
- 属性の低さは手数重視の穿龍棍においてはもちろん弱点ではあるものの、
穿龍棍は高属性武器が非常に少なく、武器倍率を強化するコンボゲージの存在から、
属性の低さが(穿龍棍同士で比較する上での)欠点になりにくい。
- この武器で留意すべき点は2つある。
- 一つは紫ゲージが50しかないという点。
50しか、というと少々語弊があるが、高倍率を持つスルヲシが紫70、
同じく物理性能の高いトラグ・イザームやセリスィ・イザーム、炎傲棍リオレウスに至っては、
100を超える紫ゲージを有しており、それらと比べると若干継戦能力に劣るといえる。
短すぎる、というわけでもないのでそこまで気に病む必要はなく、
業物+2スキルなどがあれば長時間戦闘も可能ではあるのだが。
- 一つは紫ゲージが50しかないという点。
- もう一つは会心率10%の存在である。
無論強力なアドバンテージであることは言うまでもないのだが、
MHFのG級においてはSR999にした11武器種の秘伝書の所持が条件ではあるものの、
防具だけで会心率を100%にする防具構成が存在する。
この構成は真打を併用する場合スキル枠の圧縮というメリットも存在しており、
スキル枠が厳しい穿龍棍ではよく用いられているのだが、
その場合この武器の会心率10%が無意味になってしまう。
つまり純粋に攻撃力883の武器になってしまう訳である。
上述した通り883という数値は高い方なのだが、会心率10%による火力の引き上げが期待できなくなるため、
物理性能ではそこまで絶大な力を持つとは言いがたい状態になってしまう。- そして火属性穿龍棍という観点で見ると、実質火属性400であるスルヲシに勝てなくなってしまう他、
火属性670という高数値を持ちながら攻撃力874と僅差で迫る、
クック先生の穿龍棍「クックジェンバー」に猛追されてしまう。
- 対策としては、会心率100%になる条件が
「一閃+3、見切り+5、秘伝書特殊効果の会心率+20%」なので、
例えば見切りを+4に落として他のスキルを強化したり、
秘伝書特殊効果を別のもの(極限征伐戦攻撃力補正など)に変えるという手が考えられる。
特に前者は秘伝GX精錬装飾品を組み込む場合に効果的となることが多い。
- そして火属性穿龍棍という観点で見ると、実質火属性400であるスルヲシに勝てなくなってしまう他、
- 上記の点に注意して扱えば、高い火力を存分に発揮してくれることであろう。
- なお、モノブロスはソロ専用クエストであるが故に、
当然ながら作成・強化にはG級のモノブロスを一人で討伐できる技術が必要であることは言うまでも無い。
余談
- 武器銘の「ステーク」とは、地面に打ち込む金属製の杭のことである。
杭打ちギミックを持つトンファーである、穿龍棍にぴったりな名前であると言って良いかもしれない。