目次
概要
- ネルスキュラ素材で作られた、影蜘蛛の脚を模した太刀。
獲物に気づかれずに切り裂くほどの斬れ味。
- かなり細身の白い太刀。鍔の部分にはスキュラ武器共通の宝石状のパーツがある。
鞘の形状が独特で、刀身の根元に近い部分は峰が露出する構造になっている。
峰に刻まれた山状の飾りが鞘の飾りとピタリと一致するので、納刀状態では峰が露出していることはわからない。
- スキュラ武器の例に漏れず睡眠属性。
あまり知られていないが、実は本家シリーズに
睡眠太刀が登場するのは史上初である。ブシドーに反するからか?
その意味ではマイナーな睡眠ガンランスを上回る希少価値を誇る一品である。
- クライは「泣く」、ブラッドは「血」の意。
意訳すると「血涙」といったニュアンスになるだろうか。
性能
MH4
- ライバルが存在しないため、独自の立ち位置にある太刀。
最終強化のハイオプティマスは、斬れ味こそ優秀ではあるが攻撃力はたったの429。
これは武器倍率換算で130となり、上位武器であるにもかかわらず下位武器並みの数値である。
最終強化形スキュラ武器全体で見ても最低値。最高値の物と比べると、なんと40も低い。
作製時期を考えフロントウォーカーを除外しても、斬れ味のブッ飛んでる奴より30低い。
会心率25%で補っているとは言え、攻撃性能はTHEジャスティスの完全下位互換である。
そのため、睡眠属性を活かした立ち回りが出来ないと、どうにも火力不足になってしまうだろう。
幸い属性値は270とそこそこあり、太刀の手数をもってすれば相手を眠らせるのは容易い。
眠らせたら後は爆殺するなり用心棒の先生に頼むなり思いのままに嬲ってやろう。
気刃斬りの連続モーションで寝かせた直後に起こしてしまうのはご愛嬌
まぁ基本的にはロマンの域は出ない太刀ではある。
- 生産時は最終強化に用いる黒鎧竜の頭殻2個が需要が高く厄介。
フルクライト鉱石も4個必要になる。
それ以外はほぼネルスキュラかゲネル・セルタス素材なのでそこまで厳しくはないが。
MH4G
- 亜種が追加されたためG級通常種素材でハイオプティマス改に強化した後は、
G級亜種素材などで強化することになる。
- 最終強化のダークマターは、他のスキュラ武器に劣るものの素でそこそこの白と匠で紫30と優秀な斬れ味。
会心率は40%に上がったが攻撃力は726(武器倍率220)とやはり低め。
攻撃性能は高くはないが属性値は380とそこそこなので、前作同様睡眠属性を活かした立ち回りをしよう。
今作で睡眠属性を持つ太刀が追加されたが、物理よりの性能のため差別化はできている。
MHXX
- MHXにはネルスキュラが登場しないため、この武器も登場しなかったがMHXXにて追加された。
- 太刀の睡眠属性武器と言えばスキュラ武器だった太刀だが、MHXではそのスキュラ武器が存在せず、
代わりの睡眠属性太刀が追加されることもなかったため、MHXは再び睡眠属性の太刀が無いシリーズとなってしまった。
しかも全武器種で唯一睡眠属性の武器が無いという不遇っぷりである。
まぁ、ビールみたいなのがあったとしても扱いに困るのだが
- カンタロスの太刀、黒刀【零ノ型】LV4からの派生で、もしくは一発生産でクライブラッドを作製可能。
更にそこからの派生でハイオプティマスが作製できる。
今回は4Gと違い、クライブラッド→ハイオプティマスの一方通行の強化ではなく、
どちらもそのままの形状で性能の強化が可能なので、スキュラ太刀は最終形態が2本存在する。
- まずクライブラッドの最終強化。銘はスクリームブラッド。
その性能だが、攻撃力150に会心率25%、睡眠属性値20。
斬れ味は素で白10、匠スキルで最大白60でスロットは無しと、実にスキュラ武器らしい性能である。
しかし最終強化には獰猛な尖爪に希望の証Gが必要になるため、製作難易度がやや高い。
ちなみに前身である黒刀の方もカンタロス素材を結構な数を要求される上に集めるのが手間なため、
レア素材は全く必要ないのだが入手するには中々の労力が掛かってしまう。
しかしご安心を。ネルスキュラのG級素材を使用することでスクリームブラッドを一発生産することが可能なのである。
特にこだわりがなければ、そちらの一発生産を利用するといいだろう。
- さてここでスクリームブラッドのまま強化を続けるか、
獰猛化ネルスキュラの素材を用いてアリストブラッドに派生強化させるか選択することができる。
そのまま強化を続けて究極強化した場合は影斬ネル=ジーズ、
派生先ではオプティマスを経てハイオプティマスとなる。
なお、他の武器種のスキュラ武器と違い、どちらも睡眠属性である。
- 影斬ネル=ジーズの性能は……
- かなり低い攻撃力240
- 底上げの高い会心率40%
- 十分な睡眠属性27
- 素で白60、斬れ味レベル+2で紫30
- 空いたスロット1つ
下記のハイオプティマスに比べると紫ゲージの長さは倍以上の差があるが、白ゲージの長さは勝っている。
今作は紫ゲージの物理補正が低くなったのでこの点はリードしていると言っていい。
匠なしでも十分活躍できる性能である。
- 一方のアリストブラッドの最終強化であるオプティマスを限界突破させたハイオプティマスの性能は……
- 攻撃力は更に下がりたったの220
300が平均のG級武器の中では低いというか上位武器レベル - しかもスキュラ武器の特徴の会心率もまさかの0%に
- 睡眠属性34。わりと高めで、あっさり眠らせられる
- 斬れ味は素で僅か紫10、斬れ味レベル+2で紫60
- とってもありがたいスロット3
斬れ味の良さも相まって、キリン対策にはもってこい。
太刀しか扱えない人でも、1クエで2回は睡眠が取れるのでマルチプレイでは眠らせ係として活躍できる。
ただし、火力はお察しのレベルなので、他のメンバーの了承を得てから使おう。 - 攻撃力は更に下がりたったの220
- 当然だがブシドースタイルでもこれらを担ぐことができる。こうなれば武士道もヘッタクレもない。
- また、今作では朧隠太刀が登場したため、唯一の睡眠太刀ではなくなっている。
- 余談だが、本作ではどこぞのオートボット司令官みたいな
エリート炭鉱夫の制服防具が前作から続投しているため、
この武器と名前的な意味で相性は抜群。
『私にいい考えがある!』 と言って崖から転げ落ちればもう完璧である
余談
- 闘技大会の「ティガレックス亜種討伐」で太刀を選ぶとハイオプティマスで出撃する。
ただし同じく睡眠武器である操虫棍と同じく爆弾の類を持っていないため、
ソロ及び太刀と操虫棍のペアの場合は眠らせたら態勢を整えておこう。
- 性能の項目でも記載しているが、MH4Gでは最終強化に黒鎧竜の天殻を使用する。
一方で、新たに追加された斬罪のエルガレイオンに関しても、最終強化に鎧竜の天殻が必要になってくるのである。
単に偶然の一致かも知れないが、強力な睡眠太刀の作製にはグラビモス素材が相性が良いと言うことだろうか。
色合い的には両者逆の方が合いそうだが…