武器/ゴルム・カノン

Last-modified: 2023-10-26 (木) 09:01:17

剛纏獣の巨砲。放たれる重みの
ある弾丸は、絶大な威力を生み
明確に相手を撃ち止める。
(ゴルム・カノン)

悠然と構え豪快に火を噴く
巨砲。その様は侵入者を悉く
退ける城塞を彷彿とさせる。
(巨塊砲ゴルクロプス)

目次

概要

  • 最大級の巨体を持つガランゴルムの素材から作られただけあってか、
    武器の方も非常に巨大で、4連装のバズーカ、またはグレネードランチャーのような外見をしている。
    また、所々が黄色に発光している近未来の機械のような要素も特徴。色からして恐らくは特濃体肥液によるものだろう。

性能

MHR:S

  • 最終強化は巨塊砲ゴルクロプス
    初期形態であるゴルム・カノンは、ディープリノマリーノ改から派生強化することで手に入る。
    強化の過程で大獣玉を要求される他、最終強化には傀異化した牙が必要となる。
    気になるその性能は、
    • 非常に高い攻撃力400
    • 会心率0%、この攻撃力でマイナス会心ではない
    • ブレ左右/大、反動「大」、リロード「極遅」と凄まじい暴れ馬
    • 特殊弾は機関竜弾
    • 装飾品スロットはLv4、Lv2、Lv1が1つずつと極めて優秀*1
    • 百竜装飾品スロットはLv3
    • 物理弾は通常弾4/0/4、散弾0/7/7、放散弾0/7/7
      移動射撃は全ての弾が対応。移動リロードはLV3散弾とLV3放散弾以外が対応。
    • 徹甲榴弾と拡散弾には非対応。竜撃弾1発装填*2
    • サポート弾は減気弾5/5、回復弾5/3、鬼人弾3、硬化弾3。
    • 状態異常弾や属性弾は使用できない
  • 圧倒的な火力を持ち味とした、パワータイプの散弾ヘビィとして完成する。
    火力の高さには目を見張るものがあり、攻撃力400の大台に乗っていながら
    マイナス会心を持っておらず、ここから更に超会心運用も視野に入れることができる。
    さらに装飾品スロットは全ヘビィで見ても最高クラスの4-2-1、百竜スロットも3と申し分ない上、
    LV3散弾が7発装填で移動射撃可能と火力面以外の性能も高く、散弾ヘビィとして非常に完成度が高いと言えるだろう。
    装飾品スロットは攻撃性能が低い小型モンスター武器等に多く空けられる傾向にあるが、
    こちらは上述の超火力を持ちながら1つで回避距離Lv2や気絶耐性Lv3、防御Lv5等を付けられるLv4スロットに加え、
    多くの必須級火力スキルを付けられるLv2スロットにおまけのLv1まで空いているという脅威の拡張性を誇る。
    散弾ヘビィ界に現れた期待のニューフェイスに対し、多くのヘビィ使いが歓迎の声を上げており、
    早速愛用している者も少なからずいるようだ。
  • しかしもちろん、そのあまりにも劣悪な取り回しは大きなネックとなる。
    散弾運用でならほぼ無視できるブレはともかく、反動「大」にリロード「極遅」は致命的。
    特にリロードに関しては、装填速度のスキルを最大まで積んだ上でチューンアップを重ねたとしても
    LV3散弾のリロードモーションを「最速」にすることができず、どうやっても遅い装填速度と向き合う必要がある。
    運用の際はリロードのタイミングを冷静に見極めよう。
    急いては事を仕損じる、力任せなゴリ押しの狩りは禁物である。
  • 散弾ヘビィとして極めて優秀な一本だがライバルがいない訳ではなく、
    特に本作で大躍進を遂げた真蛙式・撃ッチャリ改は中々の強敵。
    期待値はこちらが引き離しているものの、LV3散弾の移動射撃・リロードを両立しており、
    さらにスキルによる補正で反動小・最速リロードにすることが可能。
    射撃1発当たりの重さや、潤沢なスロットによるスキルの組みやすさではゴルクロプス、
    手数や取り回しの容易さでは撃ッチャリに軍配が上がる。
    なお、視界の確保に難儀することもあるほどモンスターと密着することが多いシールド散弾運用では、
    歩きリロードの可否は実のところ其処まで大きな差別点とはなっていない。
  • 本ヘビィと相性がいい装備として、ヤツカダXシリーズが挙げられる。
    頭、胴、腰パーツを装備することで、散弾・拡散矢強化Lv3、装填速度Lv3、弾丸節約Lv2、
    チューンアップLv2とゴルクロプスにぴったりのスキルが多く発動する。
    後は、シールドを付けるならバサルX腕ジュラX脚を採用するなど、好みや戦法に合わせて
    カスタマイズしていくといいだろう。
    • 一方、ガランゴルム自身の防具に付いているチャージマスターとの相性は最悪レベル。
      チャージマスターの効力は属性攻撃および状態異常攻撃にしか適用されないのだが、
      肝心の属性弾も状態異常弾も全く撃つことができないゴルム・カノンにとっては無用の長物でしかない。
      重ね着でもない限り一式ガランゴルムは完全に趣味のレベルである。
  • 散弾運用に目が行きがちだが、LV3通常弾の移動射撃・移動リロードにも対応している。
    決して適正が高いとは言えないものの、リロード速度や装填数を踏み倒す運用法
    散弾以外の道を模索するハンターも少数ながら存在するようだ。
  • 減気弾・回復弾・鬼人弾・硬化弾どれもヘビィ中で最多の装填数であり、さらに全て移動射撃・移動リロード対応。
    ゴルムライトも似た性能をしているが、こちらはLV2減気弾も移動リロード対応。
    ガランゴルムの平時の優しさを反映してか、サポート弾の扱いに長けている。鬼人・硬化弾は3発と過剰なほど撃てる
    特に一発でも大きく回復するLV2回復弾を3発も装填でき、動きながら射撃・リロードできるのは他に王国騎士重弩プライドのみ。
    味方の被弾時に咄嗟にばらまくことで立て直しのために動き回る味方にも命中させやすい。
    反動軽減さえあれば問題なく連射できるため、モンスターが射程外に出てしまったときも支援に回ったりできる。
  • タックル特化というド変態奇抜な運用においては、弾を撃たないため取り回しの悪さが関係なく、
    高火力と豊富なスロットという利点のみを活かせることから、他の追随を許さないほどの適正を誇る。
    特殊弾がタックルの隙をキャンセルできる機関竜弾というのも都合が良い。
  • もう少し現実的なところで行くと、ブレ以外の難点を軒並み踏み倒せる機関竜弾とも相性が良い。
    クールタイムがあるため流石に機関竜弾一辺倒での運用というわけには行かないものの、
    最大火力での機銃掃射にロマンを感じるのであれば専用装備を作ってみるのも悪くないだろう。

余談

  • MHR:Sでのガランゴルム武器の最終強化名には、神話に登場する巨人や、
    巨人に関連する武器の名前が付くのが特徴。
    本武器の場合は、ギリシャ神話に登場する単眼の巨人「キュクロプス」が由来だろう。
    英語圏では「サイクロプス」とも呼ばれており、我々日本人にとってもこちらの名前の方が
    馴染みが深いかもしれない。この巨人についての詳細は大骨塊の余談を参照して頂きたい。

関連項目

モンスター/ガランゴルム
武器/ゴルム武器
武器/サイクロプスハンマー - こちらと同じ由来の名前のハンマー
武器/ゴルム・アサルト - ガランゴルムのヘビィボウガンその2ライトボウガン


*1 最終強化までは3-1-1→3-2-1
*2 竜撃弾は最終強化のみ使用可能。