武器/ゴルム・ゴレム

Last-modified: 2024-04-20 (土) 20:05:38

剛纏獣の素材を利用した双剣。
一対の刃は、剛纏獣の豪腕の
如く、辺り一面を蹂躙する
(ゴルム・ゴレム)

巨人の如き力強さを宿した
双剣。鍛えた腕がなければ、
その破壊の力に耐えられない。
(巨塊双剣ゴルゴス)

王域三公の一体である剛纏獣ガランゴルムの素材を用いた双剣。

目次

概要

  • 元がゴツいガランゴルムらしい超極厚の刀身で、末端はちゃんと研がれているが最早棍棒のボリューム。
    納刀する際にギミックがあり、持ち手が収納されて双刃の峰がぴったり合わさることで、
    あたかも背に小型の盾を背負った様な風体になる。

性能

MHR:S

  • 制作はロアルドロスのドロスドロス改からの強化のみ。
    途中強化を挟みつつ、最後に傀異化素材を用いて巨塊双剣ゴルゴスとなる。
    性能は以下の通り。
    • まぁまぁ高めの攻撃力350
    • 残念ながら双属性ではなく無属性
    • 素でかなり長い青で、匠では白までしか出ない
    • 会心率0%
    • 驚異的な拡張性のスロットLv4,2,1
    • これまた大きな百竜装飾品スロットLv3
    見た目もスロットもデカさそのままの、スキルを盛って真価を発揮するなまくら双剣であった。
  • 上述の通り素の性能としてはかなり低く、特に青斬れ味というのが結構痛い。
    今作では鈍器使いの適用範囲が緑から拡張されなかったため、大概の(なまく)ら武器でも
    素白が出るMR最終強化武器には意味を成さない。
    この武器も例外でなく、そのデメリットを補える攻撃力があるかと言うとそうでもないので、どうも伸び悩んでいる。
    • ちなみに長い青で運用しようとすると赫絶の対翼カトルクスグレイス=クオーレなどが目にちらつく。
      まさかの属性武器に継戦能力と物理性能*1で襲撃される有様である。
      こちらは無属性のため、武器の傀異スロット拡張で逆転…とはならない*2
      しかも、上記より物理性能が高い武器は龍属性にも氷属性にもあるため、
      属性の通り関係なくこちらの青運用はしないほうがいいだろう*3
  • よって、スキルを盛りまくれるスロットの大きさがこの武器のアイデンティティ。
    例えばの話、Lv4と2に早気珠をピッタリ込めれば、装備に頼らずともスタミナ急速回復をLv3まで引き上げられる*4
    後は防具と護石に火力スキルを全ツッパ出来るので、運用の幅は結構広い。
    • …かに思われたが、MHRiseの初期装備双剣の最終強化カムラノ傑双刃
      ゴルゴスからLv1スロットを取り、百竜装飾品スロットをLv2にしただけで素で紫を手にしてしまっている。
      上述のLv4,2スロットも持ち合わせているため似たような運用が出来る上、
      無属性双剣でのLv1スロットの使い道と言えば砥石使用高速化が関の山。
      百竜装飾品もLv2スロットがあれば破竜竜珠を込められるのであえてLv3まで欲しい理由はそこまで無い。
      と、まさかの初期武器に割を食われるという悲しい結果となってしまっている。
      強いかは別として双属性であったならばあるいは…
      一応、百竜装飾品Lv3では鋼魂竜珠があり、会心率を高める意味合いではこちらだけの個性となりうるが、
      期待値で考えれば破竜竜珠の方が高くなりやすい。
      これで運用するならば達人芸と超会心を実用レベルで併用する事で数少ない個性とすることは出来よう。
      • 白ゲージを出せれば、一応カムラノ傑双刃よりは火力が高くなる。
        問題は、別にカムラノ傑双刃は物理期待値が高い武器ではないということ。
        スキルで補助する前提なら、この武器に迫る攻撃力と紫ゲージを持った双剣は何振りも存在する。
        会心率が低い等欠点は存在するが、
        この武器も匠が必要なことを考えると差別化点とはならないだろう。
    • 他の双剣に目を向けると、終告の双鋸改がゴルゴスと同じスロットを有している。
      また、Ver.11で追加された七星連刃【揺光】が百竜装飾品スロットこそLv1であるが、
      カムラノ傑双刃と同じLv4-Lv2となっている。
      さらに、Ver.16で追加された刻銀の滅刃に至ってはLv4スロット×3という、
      最終追加モンスターの武器に相応しい突出した性能になっている。
      攻撃力はいずれもこちらに劣るが、斬れ味や属性(状態異常)値のことも考慮するとこちらの
      立場はより危うくなる。

余談

  • ガランゴルムがPVで初登場した際、両腕に別々の属性を帯びさせるという生態から、
    このモンスターの双剣は双属性で間違いないとする声は多かった。
    実際のところは上述の通り無属性の無骨な双剣であったため、残念がる声も多かった模様。
    • これに限らずゴシャハギも両腕を氷結させて双刃とする生態があるが
      こちらは双剣にすらなっていない*5事もあり、
      双剣になったら面白そうなモンスターは若干報われていない印象も少しあるかもしれない。
  • 他のガランゴルム武器がゴルム・ブレイドゴルム・ドラムのような
    ゴルム+その武器をイメージさせる単語の中で双剣だけ「ゴレム」というのは浮いているように見えるが、
    実のところ英語版のこの武器を見てみると「Golm Golm」となっているので、
    どうやら派生前のドロスドロスやブロスブロスと似たような命名規則になっているらしい。

関連項目

モンスター/ガランゴルム
武器/ゴルム武器
武器/クラブホーン - 盾みたいな双剣の先輩
武器/オルドマキナ・DB - 納刀時に峰がピッタリくっつく同期
武器/対剣ヴォルトトス - こちらは本当に火と水の双属性を帯びた先輩


*1 攻撃力330の白ゲージは青ゲージ換算で363となる。
*2 スロット拡張でこちらは390、カトルクスやクオーレは青換算で390.5。なお力の護符並びに力の爪を所持している場合は405対407となり更に離される
*3 こちらの傀異スロット全開並びに護符爪付きで攻撃力405として王域三公武器仲間の刻銀の滅刃は青換算で405.4と物理の時点で惜敗。そこに一線級の龍属性と極まったスキル自由度があるものだから…。フェンガルに至っては417+低い氷属性に加え研磨術【鋭】が有効と最早絶望的。いずれもそれなり以上の紫を持っている。
*4 似たような入れ方ができるランナーや翔蟲使い等も好相性
*5 一応グレイス=ソウル系統はしゃっこい氷塊等を用いてはいる他、ぬいぐるみ武器の重ね着では双剣担当となっている。