MHFのG級クエストに突如現れた第2のUNKNOWN、黒狐竜ミ・ルの素材のG級ガンランス。
獲物を切り裂くことに特化して設計されているが、使いこなすには相応の技量が要る。
概要・性能
- 黒い影としてギルドに認知されている謎の竜、ミ・ルの素材をふんだんに用いた銃槍で、
特に盾は黒狐竜の甲殻と流結晶で強固に作られている。
対して銃槍自体は金属でさらなる補強もされている他、
槍身を折り畳むと両側に三方手裏剣を取り付けたデザインになっており、
展開すると手裏剣が真ん中で割れて切先に付いている方のパーツが刃となる特徴がある。
- ミ・ルは遭遇すること自体が困難で、倒すこともまた然りだが、
そのぶん武器の性能はすこぶる高く、MHF-G3時点で物理威力最強のガンランスであった。
まず単純な攻撃力を見てみよう。- LV20…攻撃力970、会心率7%
- LV30…攻撃力982、会心率9%
- LV50…攻撃力1094、会心率15%
最終的には数値のみでも最高峰の威力を叩き出した。
G級モンスターは属性の効きが非常に良いため、属性武器のほうが有利になるケースもあるが、
ダードスラストは物理火力が異常の域であるため、相手を選ばず使っていける。- 砲撃は通常型で、生産からLV19までは通常型LV5、
LV20以降から最終強化までは通常型LV6となる。
- 攻撃力だけでも凄まじいが、これを後押ししているのが斬れ味ゲージ。
生産(LV1)の時点で、斬れ味レベル+1を発動させると空色ゲージが早くも現れる。
強化が大変だが、頑張ってLV40まで素材をつぎ込んで鍛えると、
今度はデフォルトで空色ゲージが出現、斬れ味レベル+1でさらに延長できる。
ガンランスは砲撃の存在によって斬れ味消費が激しい武器種なので、
長大な空色ゲージは装備や立ち回りに大きな幅をもたらしてくれることだろう。
- 実装から時間が経ち、現在ではこの武器にも多数のライバルが現れるようになった。
単純に攻撃力だけで見ると、紫ゲージでもこの武器の空色ゲージ時火力を超えているものや、
空色ゲージでこの武器の攻撃力を上回る雅翁銃槍【斑入黒】、フォトレスガンランス、
ファランクス・メガス、ロウ・ヴェリッタなど枚挙に暇が無い。
ダードスラストは会心率を持つためそれも含めると上記のガンランスには決して劣りはしないのだが、
通常型砲撃&空色ゲージということで地ノ型よりもヒートブレードとの相性が良いこの武器にとって、
ヒートブレードの会心率100%補正の影響で攻撃力のみでの勝負になってしまい分が悪い。
更に、長い空色ゲージもヒートブレード環境ではあまりメリットが無いように見えてしまう。- 無論、会心率、長い空色ゲージをフル活用できる地ノ型では、
この武器の特性を最大に発揮することができる。
空色ゲージを持つ高倍率のガンランスの多くが空色ゲージがあまり長くないという弱点を持つため、
常に最高の火力を発揮できるダードスラストは非常に映える。
しかしながらロウ・ヴェリッタはこちらと全く同じ斬れ味を持ちつつ攻撃力で上を行き、
高い光属性まで持っているなどだいぶ分が悪い。
また、嵐ノ型で用いるという手もある。
詳しくはこちらを参照して欲しいが、無属性と嵐ノ型の相性はかなりよく、
通常型連撃砲と嵐ノ型の相性も非常に良い。*1
この場合は上に挙げた雅翁銃槍【斑入黒】でも同じことが出来るが、
あちらは空ゲージが短く空の次は緑なので、地ノ型での運用は適さない。
ダードスラストは地ノ型でも嵐ノ型でも運用できるというのは汎用性の面でも魅力であろう。
どちらも砲撃Lvと砲術スキルが重要なことになるので、砲撃強化シジルは是非手に入れたいところ。
- 無論、会心率、長い空色ゲージをフル活用できる地ノ型では、