モンハン用語/テンプレ装備/MHX以降

Last-modified: 2024-04-03 (水) 09:20:35

MHX

ファンゴ×ジャギィ混合装備(フジ混合・フジフジフ)

  • 頭から順にファンゴ、ジャギィ、ファンゴ、ジャギィ、ファンゴと装備するもの。
    この装備で攻撃力UP【中】が発動し、スロットは1スロットが計4箇所。
    剣士でもガンナーでも、全く同じ構成で同じスキルが発動する。
    慣例通りに頭文字を取って呼ぶなら、フジフジフ。
  • この装備の魅力はなんと言っても村★2でドスファンゴが狩れるようになれば
    早速作れるという「作製時期の早さ」。集会所のモンスターを相手にできるならば
    ゲーム開始直後にいきなり作成に取り掛かる事もできる。
    発売日のうちにもう「迷ったらこれを作ればいいよ」と情報交換の場でこの組み合わせがやりとりされたほど。
  • 発動スキルは攻撃力UP【中】のみだが、どの武器でも等しく役に立つスキルであり、
    どの武器に於いてもMHXの序盤を乗り切るのに便利なテンプレ装備と言える。
    • むしろ、「防御面は立ち回りで何とかするからとにかく火力スキルを」と言うスタイルの場合、
      ろくなスキルが揃わない下位のうちは下手な防具に替えるよりもこちらの方が火力が出る事が多く、
      さらにスロットが4つ以上開いている防具もあまり多いとは言えないので、
      下位のうちはずっとこれのままと言うプレイヤーも珍しくない。
    • 剣士装備で頭をガンナー用に交換すれば攻撃+16かつ4スロになるので、
      攻撃珠【1】を4つ詰め込んで攻撃力UP【大】にしてしまう事もできる。
      また、武器かお守りで1スロ補えればガンナーでも【大】にできるし、
      罠師や耐震などの5スロスキルを付け足す使い方もできる。
    • なお、ガンナー装備で頭を剣士ジャギィに交換するとスロットが1減る代わりに防御力が高くなる。
      ついでに見た目が劇的に改善される
    • ちなみに一部のパーツをクックやレウス、オウビート/パピメル等に換えれば、
      同等以上のスキル値を確保しつつ防御力と火耐性をフォローできる。
  • 上位でも全く同じ構成で構成可能。
    剣士・ガンナー共に攻撃+17にスロットが1・1・2・1・1で6個になる。
    下位バージョンと違い攻撃のSPは【中】に必要な15よりも多く、
    スロットも5スロスキルを入れても余るだけの6個と余裕が出ているため、カスタマイズ性が高くなっている。
    • ガンナー装備の場合、下位の段階で頭装備を剣士用に変えると
      攻撃【中】の必要ポイントを割ってしまうためにやりづらかったこの手法だが、
      上位だと元々+17と余剰があるので、【大】を目指すのでない限りデメリット無く防御力の確保が可能。
    • 胴をクックSに変える
      クックS胴はスロ0なのでスロットが1減ってしまうが、6スロあるので1個減っても5スロスキルは使える。
      クックSの方が防御力と火耐性が高いので、5スロでいい場合は選択肢に入る。
    • 脚をクックSに変える
      胴を変えるのとは逆に、攻撃のSPを犠牲にしてスロットを増やす。
      しかし【中】の15Pは割らないので、【大】を目指すのでないなら事実上ノーリスクで
      スロットと防御力が増える。
    • 頭をオウビート・パピメルS(剣士用)に変える
      剣士の場合、スロットはそのままで攻撃のSPが1増える。
      ガンナーの場合、スロットおよび攻撃のSPは変わらないが、剣士用になるので防御力が増える。
    • 腕をオウビート・パピメルSに変える
      スロットは1個減るが、攻撃のSPが剣士なら2、ガンナーなら3増える。
      ただし、頭も同様だがオウビート・パピメルSは作成にマレコガネが必要なので、
      村★8または集会所★5まで行かないと作成できない。
  • オウビート・パピメルを使うパターン以外は、相変わらずほぼ上位到達直後に作成可能。
    集会所で上位に昇格した場合は、それぞれの素材が入手できるクエストは全て最初から開放されている。
    XXでは村の方で先に上位昇格した場合、ジャギィS腰に必要なゲネポス素材だけは最初は入手できず、
    2つほどキークエをこなしてボルボロスの緊急クエストを出して砂漠に行かないと入手できない。
    クックSに換装する場合は、クック先生のクエストは村・集会所共に最初から開放されている。
  • 下位終盤モンスターの一式防具などに比べるとスキルが単純化されてしまうが、
    回避距離や溜め短縮など単体で立ち回りに関わる重要スキルが特にない場合、
    下位防具で得られるスキルよりも防御力を上位レベルに引き上げる方が安定することもある。
    何より、人によっては上位到達までずっと下位ジャギィファンゴ混合で済ませてしまう人もいる。
    そんな場合は純粋なグレードアップになるので移行もしやすい。

5倍混沌のカイ・覇

  • 状態異常属性の片手剣を選択する上でよく使用される装備。
    胴に混沌のカイ・覇を装備し、残りの部位を胴系統倍加で埋める装備構成。
    発動スキルは「状態異常攻撃+1」のみ。…だが、このテンプレの最大のポイントは
    胴にスロットが3つ空いていること。つまり、合計スロット数は怒涛の15か所相当。
    • そのまま使うと、5スロスキルをいくつか付けられる程度が精々だが、
      この装備の真価は状態異常片手剣と組み合わせることで発揮される。
      片手剣は、罠師、ボマー、乗り名人、飛燕、アイテム使用強化*1など
      5スロスキルの有用性が他の武器種に比べ高く、
      胴に装飾品1個入れるだけで多彩な5スロスキルを使い分けられることのメリットは非常に大きい。
    • 特に麻痺片手剣であるデスパライズとの組み合わせは非常に優秀で、
      少なくとも状態異常攻撃+1、罠師、乗り名人と言った拘束に向いたスキルを発動させた上で、
      お守り次第とはなるが火力補強の鈍器使いを入れたり状態異常攻撃を更に伸ばしたりと、
      とにかく色々な組み合わせを構築可能。
      エリアル・ブシドースタイルで減気の刃薬や昇竜撃と組み合わせることで、
      乗りも罠も麻痺もスタンも全部一人でこなす恐るべきオールマイティー拘束片手剣が誕生する。
    • 心眼の刃薬のおかげで、心眼スキルなしで睡眠片手剣を使ってのキリン爆殺なんかにも使える。
      胴の装飾品とお守りを入れ替えるだけで色々と使い分けられる汎用性の高さが最大の売りと言えるだろう。
    • 特殊攻撃+5以上かつスロット3のお守りがあれば状態異常攻撃+2に上げた上で
      デスパライズやガノフィンショテルなら武器スロと合わせてスロットが5つ。
      つまり、更にもう一つ5スロスキルを追加できるのである。
    しかしながら、ただ5スロスキルを詰め込むだけでは火力が不足しやすい点には注意が必要
  • 今作の倍加装備は、
    頭はスカルSヘッド(フェイス)、アイルーヘアバンド、
    腕はクロオビSアーム、
    腰はクロムメタルコイル、
    脚はクロオビSグリーヴとEXザザミグリーヴなどがある。
    見た目を気にするハンターにとって髑髏一択にならないのは非常に嬉しい。
    • アイルーヘアバンドは共通防具であるため剣士からすると防御力の低さが難点だが、
      スカルSと違い耐性が優秀なのがポイント*2
    • 製作難易度がそこまで高くないこともこのテンプレの強みである。
      スカルSとクロムメタルは勇気の証Gが、
      クロオビSとアイルーヘアバンドは闘技場のチケットやコイン、
      EXザザミには七色タンポポとザザミ素材が必要であるが、
      それでも、強大な古龍や二つ名持ちモンスターなどと連戦するよりは遥かにマシであろう。
    • 下位でも倍加装備のスカルヘッド(フェイス)、クロオビアーム、クロオビグリーヴを作成可能なため、
      上位ブルファンゴから毛皮を剥ぎ取って混沌・覇の胴を作った段階で4倍までは可能。
      装飾品こそ1セット余分に要るが、3スロットの腰を使えば同等の装備となる。
  • 頭装備にスカルフェイスを採用さえしなければ色変更を行わずとも外見が殆ど違和感がないのも特徴。
    アイルーヘアバンド、混沌のカイ・覇、クロオビSアーム、クロムメタルコイル、クロオビSグリーヴ
    と組み合わせることによって全ての耐性を5以上にすることすら可能である*3ことも、
    このテンプレの汎用性の高さに拍車をかけていると言える。
    無論、上述の通り見た目も申し分ない。
    1度作れば長く幅広い武器種に対応していけるだろう。
  • なお、ガンナーの場合は混沌のイー・覇に特殊攻撃のSPが1しか割り振られていないため、
    装飾品を入れなければ一つもスキルが発動しなくなってしまう。
    一応、混沌のイーに特攻珠を1つ着ければ状態異常攻撃+1も発動できる。
    • とはいえ、上位胴装備で3スロとなると他には三眼とザザミRくらいしか挙がらない。
      状態異常攻撃+1を使用しないならば防御面においてザザミRの方が優秀ではあるが、
      見た目や属性耐性を考えて着こなそう。

テオ弓テンプレ・増弾弓テンプレ

  • 連射矢強化、集中、装填数UP特定射撃強化を発動させるテンプレ構成。
  • グリードR解禁前は頭から順に増弾のピアス、ギザミR、心滅ノ篭手、ヴァイクS、アークS/フィリアSと装備し、
    溜め短縮5or通常弾強化5+スロット3のお守りを使って弾薬節約の追加を狙うものが主流だった。
    • 全体的に鎧系の防具で構成されており、デザイン上の違和感はほぼない。
      ただしギザミRは本体色が空色で固定されているため着彩設定の自由度は少ない。
  • グリードR解禁後は、アカムトRサクイマキ・勇者の衣・以下グリードRに3スロットお守り程度で組めるようになった。
    また増弾のピアス・グリードR・心滅ノ篭手・以下グリードRと装備し、
    溜め短縮5スロ3おまで弾薬節約やテオ弓の爆破属性と睡眠ビンからの睡爆を強化できるボマーや、
    状況/戦術に応じた5スロスキルを足せるようにしたり、
    強撃瓶追加10スロ2の護石で「強撃ビンLV1追加」を足すことを目指す人が多いようだ。
    最も肝心のそれは光るお守りからしか出ない上に、確率も厳しいので炭鉱夫になる必要があるのだが
    • ただし、前者は『ゴツい鎧の中、胴だけリンクの服』であるためバランスはお察し。
      その上、空の鞘を背負っている上から更に弓を背負うので滅茶苦茶である。
      ただ色合いは黒が多いので胴を黒に変えれば色合いだけは纏まる。
    • 最後に紹介したものはグリードR中心で構成されているおかげで見た目バランスはいい。
      しかしグリードR多めゆえに属性耐性がかなり酷い。
      耐性を気にするなら自分の持っているお守りと相談しながら装備を組み替えよう。
      場合によっては特定射撃強化は切ってもよい。
  • 実は、追加スキルを諦めるなら溜め5スロ3のお守りと武器スロット2、
    アカムトRサクイマキ、スロット3防具、アーク/フィリアR、スロット3防具、アーク/フィリアSで
    連射矢強化、集中、装填数UP、5スロスキル一つを一通り発動させる事はできる。
  • 当テンプレ装備とセットで運用される弓はというと、
    テンプレ名にも入っている通りバランスブレイカー級の強さを秘めた
    テオ・テスカトルの弓とセットで使われる。
    他にははきゅんことアカムトルムの弓とセットで使われることもある。
    • グリードR解禁前は装備の入手がかなり大変なものばかりであったために、
      テンプレ装備に含めるかは意見が分かれていた。
    1. 闘技大会を全てAランク以上で制覇する必要のある増弾のピアス*4
    2. 激昂したラージャンを倒す必要がある心滅ノ篭手*5
    3. 強化途中で釣りでしか入手できないドス大食いマグロを使うヴァイクSコート
    4. 良お守りである溜め短縮5or通常弾強化5+スロット3のお守り
  • もっとも、グリードR解禁後も追加スキルを諦める分にはお守りハードルが相当に落ちはしたが、
    グリードRを作るには獰猛化イビルジョーを倒さないといけないため、
    やはり装備を用意するのにはそれなりに骨が折れるだろう。

シルソルテンプレ(シルソルヴァイク)

  • 見切り+2超会心業物弱点特効を発動させるテンプレ。
    • 装備構成は頭から隼刃の羽飾り、シルバーソル、シルバーソル、ヴァイクS、シルバーソル、
      そしてお守りに斬れ味5s3。
    • 運良く斬れ味5と達人5以上s3のお守りを引き当てたら見切りを+3まで上げることも可能。
  • 弱点さえ狙えれば常時会心率が70%上昇、
    しかもクリティカルヒット時は超会心により与ダメージ1.4倍という破格のスキル構成。
    • 素でちょっとの斬れ味白がある*6ナルガ武器や燼滅刃武器等との相性が良く、
      前者なら会心率100%&超会心もあり得る。
      また、片手剣、スラアク、操虫棍のスキル以外に会心率を30%上昇させられる3つの武器種は、
      素の会心率が0%未満でなければ会心率100%&超会心を実現できる。
  • 難点としては的確に弱点を狙う腕が無いと大幅に弱体化することと
    ユクモ村最終とリオレウス希少種狩猟をこなさなければならないこと、
    そこそこのお守りを掘り当てる運、そして男性用シルソル胴のぺにゃっぺにゃな翼か。
    また、頭がピアスになる都合上、防御力が落ちる(目安として500中盤)のも悩みどころである。
    護符・爪や食事を駆使して補強していこう。
    • ちなみにヴァイクSの着彩をシルソルに合わせれば遠くから見ればそれほど気にはならなくなる。
      また、白疾風の武器を選ぶと全身がほぼ銀色で覆われているのでよく似合う。
  • なおこの装備、海外プレイヤーにおいてもテンプレ装備と化しているようだ。
    ただし海外版MHX(MHGen)には『ファイアーエムブレム』のコラボ装備、スターロードシリーズがある。
    そのためヴァイクの代わりにシルソルとスターロード、隼刃の混成装備となる。
    具体的には上から隼刃、シルソル、スターロード、スターロード、シルソルと組み合わせ、同じスキルが発動。
    この場合、護石が斬れ味4スロ3でも足りるというのが日本版との差になっている。
    こちらの場合は空きスロ2と護石で強引に業物を発動しているため、
    業物を外せるなら護石次第ではあるが多少のカスタマイズも可能。
    防御力や耐性、そして見た目もこちらの方が優勢である点も特徴。
    • MHXXではこの装備が日本版でも再現できるようになった。
  • スキルの内約を見るとMHP3で優秀なテンプレだったシルバーソル一式を彷彿とさせる。
    火力アップスキルが攻撃力UPの代わりに見切りに変更されているのが特徴。
    MHP3時代のシルバーソルとMH3G時代の上位リオソウルのいいとこ取り+αといったところか。

各種一式装備

  • MHXは今までの作品に比べてスロットが少なく、防具自身のスキルポイントが多めに振られ、
    一式の最大の問題点である、マイナススキルの同時発動が殆どないという傾向がある。
    そのため一式装備をそのまま装備していても強力であり、
    オンラインでは大勢のプレイヤーが同じ一式装備を着ていることが多く見られる。
    勿論、一式装備でもお守りや装飾品を活用して最善のスキル構成にするのが望ましいのは言うまでもない。
    以下によく使われる一式装備を挙げる。詳細はリンクを参照。
カブラ一式
  • 体力+20、耐震、睡眠倍化が発動する。
    空きスロットに体力珠【1】を3つ入れることで体力+50にすることができる。
  • 下位に於いては上記のファンゴジャギィ混合装備と双璧を成す防具。
    攻撃力に優れるあちらと対照的にこちらは防御面に優れた装備。
    集会所★1で用意できる一式装備ではザザミシリーズと僅差で2位の防御力であり、
    食事が充実していない序盤での体力スキルの有用性を考慮すると、
    総合的な防御性能ではこちらが上回っていると言えるだろう。
  • 低い作製難易度と「腐りにくいプラススキルが二つ発動すること」が大きな特徴。
    「最序盤こそ攻撃スキルの出番」という意見を持つような過去作で場数を踏んできたハンターよりは、
    高い防御力と体力スキルの存在を考えると、まだゲームに慣れていない新米ハンターに向いた装備。
    また集会所最初の壁が振動を使ってくるので、対策スキルの重要さを覚える「教材」にもなる。
    マイナススキルの睡眠倍化も一部のモンスターを除いては問題にならない。
黒炎王一式
  • 高級耳栓、弱点特効、攻撃力UP【大】、風圧【大】無効が発動し
    単純に工夫しなくとも強力というシンプルさから、二つ名装備の中でも群を抜いて人気と言える。
    上級者から初心者まで幅広く装備しており、そのため逆に警戒される事もある
燼滅刃一式
  • 斬れ味レベル+2、砥石使用高速化、精霊の加護、剛刃研磨が発動する。
    半永続的に最大火力を維持できる、とても強力な防具といえる。
  • 難点は本作屈指とも言える作製難易度。
    「燼滅刃自体が強敵である」
    「二つ名特有の強化過程や特殊クエストを繰り返しクリアしなければならない」
    「Lv6以上まで強化するのに必ず必要な燼滅刃の塵粉集めにヤツの警戒網を掻い潜る必要がある」
    と、障害が満載である。多くの剣士にオススメできる性能ながら、
    製作難易度的な意味では勧めづらい…というジレンマを抱えた装備でもある。
ディノS一式
  • 剣士用装備。一式で斬れ味レベル+1と剛刃研磨が発動する。
  • 匠のスキルポイントは12あり、空きスロットに装飾品を入れれば斬れ味レベル+2にできるが、
    脚をアーク・フィリアRにすればそれで+2にでき、その分のスロットを確保することが可能。
  • 上記の燼滅刃一式と似たスキル構成だが、空きスロットがあるので拡張性があるのが特徴。
    装飾品やお守りを上手く活用すれば、燼滅刃一式とは違った強さを発揮する。
    勿論、製作難易度は燼滅刃シリーズと比べれば非常に易しい。
アーク・フィリアS一式
  • ガンナー用通常弾/連射矢装備。一式で通常弾・連射矢UP、フルチャージ満足感が発動する。
  • 高めの防御力と多いスロットが特徴。連射矢装備ということで あのバランスブレイカーとの相性も非常に良い。
  • 弓の場合、上記の増弾テンプレに比べるとこちらはフルチャージと節食が違いとなり、
    溜め短縮のお守りにスロット次第で5スロスキルの追加もできるので劣っているわけではない。
  • だが、「強い装備」という情報だけを知り、
    上記のバランスブレイカーと合わせ集中を付けずに弓を扱うプレイヤーも現れ、
    警戒される装備ともなってしまった。
    • ただし現在では集中をつけない立ち回りも認知されてきており、
      集中がついていないプレイヤーが必ずしも問題のあるプレイヤーであるとは限らないので注意したい。
ブラックS一式
  • 大剣用装備。一式で集中抜刀術【技】、属性やられ無効が発動する。
    大剣3大必須スキルの内の2つが付いて来る分かり易い一式。
    また属性やられという、頻度の高さと鬱陶しさを両立したステータス異常を無視できるのも地味に有難い。
  • …やっぱり頭に角が生えている。もはやこの呪いからは逃れられない。
荒鉤爪一式
  • 大剣用装備。 抜刀術【技】高級耳栓早食い+2破壊王が発動する。
    武器スロ込みで集中を発動させられるような強力なお守りが必須だが、
    それさえあれば必須スキルの内の2つを確保しつつ、非常に快適な狩りができる。
  • 唯一の欠点は火力確保は最低限という点。普段なら狩猟時間が長引く程度で済むが、
    火力盛りしないと非常に時間が掛かる耐久力の持ち主が来た場合は防具を交換する必要がある。
ナルガ防具各種
  • スラッシュアックス用回避距離装備。下位、上位、二つ名と順に乗り換えていく形になる。
    どれも回避距離は共通で、それぞれ
    • 無印:達人が8P、8スロット
    • S:見切り+1、回避性能が5P、7スロット
    • 白疾風:回避性能+2、見切り+3、超会心、二つ名防具共通の0スロット
    というスキル構成。
    無印とSは見切りや回避性能を伸ばしてもそこそこの拡張性があり、
    白疾風に至っては回避距離装備としては一つの完成形と言ってもいいほど。
  • ただし、今作は狩猟スタイルの選択が可能でその内ブシドースタイルでジャスト回避が使える
    状態だと受付時間が素で回避性能+2並みのためか、スキルとしての回避性能が機能しない。
    その点にも注意が必要だろう。
    逆に言えばブシドースタイルが解呪手段とも言えるか。
桐花一式
  • 連撃の心得と会心撃【属性】・超会心がセットで付く防具である。
    双剣などの手数武器用のテンプレ装備。
  • 頭装備を隼刃の羽飾りに替えお守り(属性会心2+スロット2など)やスロットを使ってSPを補充することで、
    見切り+2を発動し更に会心率を上乗せすることもできる。
宝纏一式ギルドガード蒼一式海賊J一式EXG・ルナ一式
  • 炭鉱夫の制服と制式モビルスーツ山賊に鞍替えした海賊のコスプレ、特殊なレイア装備。
    宝纏はLv6までの強化が必要だが強運による報酬ブーストが、
    ギルドガード蒼は村クエをこなす必要があるものの拡張性の高さが、
    海賊Jはイベントクエストをダウンロードしなければならないが製作難度の低さが、
    EXG・ルナ一式は金銀夫妻のイベントクエストのクリアが必要だが激運によるさらなる報酬ブーストが魅力。
    特に社畜エリート正社員の証である宝纏一式のお守り回収能力はかなりのもの。
  • どれもそのまんま一式装備+採取10おまで運用してもそれなりの効果を発揮するが、
    お守り回収能力をフルに発揮させるならいくらかのカスタマイズが必要。
    武器スロットを使い採取+2にすることが多い。
    • 正社員用モビルスーツの方は一式装備では運気スキルが3段階中2段階目の「強運」までなので、
      せっかくなら最高の「激運」まで伸ばしたいところ。詳しくは宝纏一式の方へ。
    • ギルドガード蒼の方は一式装備で護石王+10にスロットが5個あるので、護石珠【1】を5個突っ込み、
      採取+10おまと武器スロで採取+2にすれば運気スキルはつかないがお守り採取は揃う。
      メルホアS・Uシリーズのパーツも加えて突き詰めれば
      採取+2・お守りハンターに加えて暑さ無効などをつけ足すことも可能。
      また防具のスキルポイント及びスロット数は完全に平坦なので、
      面倒なら胴だけ作って護石珠を1個突っ込み残りを倍加で埋めるということもできるため、
      金銀夫婦の素材を必要とする護石珠を量産しなくて済む。
    • 護石王+5以上かつスロ3のお守りがあれば採取+2とお守りハンターを発動させつつ武器をフリーにできる。
      スロ3のためだけに担いでいる、得意でもなんでもない武器の使用回数が増えてしまうことを嫌うならオススメ。
  • 海賊シリーズの性能は両者の中間と言った所。
    スロットは無いが強運とお守り収集が発動する。
    ガンナー一式だと激運まで発動し、剣士でも頭をガンナー用にすれば激運を発動することができる。
    主任スーツは強力な宝纏との度重なる戦闘が避けられず、ギルドガード蒼はレシピ開放までの手間が掛かる。
    一方こちらは、イベクエのサブターゲットだけでキー素材が集まると言うお手軽さを持っている。
    • EXG・ルナは海賊シリーズの亜種といったところ。
      スロットは無いが激運とお守り収集が発動する。
      さくら式たん掘れのように報酬にこそ期待する場合に有効。
      ただしイベントクエストの金銀夫妻は生半可な強さではない。しかも5戦を要する。
      これにより、自分は地雷ではないと言う証明になることもある。
      まあオンでやった場合はその限りではないが。
  • なお、たん掘れ用作業着として有用性の特に高い採取2・激運・お守りハンターを両立させる場合、
    宝纏ベースの場合は護石だけで採取15pt分を、
    EXG・ルナと(大)海賊Jの混成装備の場合は護石だけで護石王8pt分と空きスロ2つ分を確保する必要がある。
    宝纏の場合は要求されるお守りが光るお守りからしか出ないという点に注意。しかも神おま相当の希少さ
    海賊とゴールドルナの場合は普通に古びたお守りから該当のお守りが現れる。
    こちらは良おま程度で、社蓄ベテラン炭鉱夫なら近いお守りやオーバースペックなお守りがある筈。
    当時最高性能を誇った主任スーツが元祖物欲装備に負けるとは…
  • モビルスーツとギルドガード、海賊J、EXG・ルナに共通する欠点は、
    精霊の気まぐれがないためピッケルが壊れやすいこと。
    海賊Jにいたっては悪霊の気まぐれが発動寸前。
    ただし一人で30個とか納品を頑張るのでなければ通常ピッケル+ピッケルグレート5個ずつに
    支給品のボロピッケルを使えばまず足りなくなることはない。
    またオンラインプレイなら一人当たりのノルマ=採掘回数が減るため負担は低く、
    さくら式が主流となった今では負担は更に低いためこの欠点を気にする必要はほぼない。
    ちなみに3人以上で回す場合、運が良ければ2回の採掘でノルマを達成でき、
    最悪発動してたとしても大きな問題はない。

MHXX

ネセト一式

  • 集会所G級のラスボス、アトラル・カの一式装備。
    一式で発動するスキルは新スキルの「スキル加点+2」と「護石系統倍加」の2つ。
    「護石系統倍加」は、お守りとお守りのスロットに付いた装飾品の数値を2倍にするスキル。
    「スキル加点+2」は、スキルの最終的な数値を+2するスキル。
    どちらも他のスキルの発動を補助するものなので、ネセト一式を作って着ただけでは、何の役にも立たない
    …が、お守りのスキルポイントが2倍に加え、各スキルポイントを+2するこれらのスキルと
    3スロットが2か所、2スロットが3か所という、怒涛の12スロットのおかげで、
    大量のスキルを自由自在に盛れるというトンデモ装備なのである。
    • 簡単に言えば、お守りさえあれば好きなスキルが5つ発動できる。
      防具の3スロット2か所に、「3スロで+4」の装飾品を2個埋めてスキル1つ目(4+4+2=10)
      防具の2スロット3か所に、「2スロで+3」の装飾品を3個埋めてスキル2つ目(3+3+3+2=11)
      お守りの1段目のスキルが4以上なら、2倍化されスキル3つ目(4×2+2=10)
      お守りの2段目のスキルが4以上なら、2倍化されスキル4つ目(4×2+2=10)
      お守りのスロットも2倍化されるため、「3スロで+4」の装飾品を1つ埋めてスキル5つ目(4×2+2=10)
      お守りの第一スキルが4以上、第二スキルが4以上、さらに3スロットあれば、「2倍+2」され3つのスキルがつく。
      つまり、「お守りの数値を2倍し、最後に全てのスキル値が+2」されると考えればよい。
    • 武器スロット2を用いれば、上から2段目の「防具の2スロット3か所」のスキルを5スロスキル2つに変更できる。
      この場合、発動できるスキルは6つに増える。
    • 大剣で一例を挙げると、お守りに匠、溜め短縮、抜刀会心の何れかを3ポイントに3スロあるだけで、
      なんと武器スロ無しで三種の神器を発動出来てしまう。
      また、斬れ味レベル+1で運用したり、匠を切る場合は他のスキルに換装でき、
      お守りに高ポイントが付く、武器スロが多い等であれば更に納刀術等を盛ることも可能。
  • ある程度の良おまを所持している引き継ぎプレイヤーなら前作のテンプレスキル構成(二つ名一式を除く)や、
    組めていたスキル構成そのままにG級相応の防御力を得られる。
  • ラスボスの防具ということで防御力も高く、非常に優秀。
    耐性も火と龍はプラス、氷は0、水と雷は多少マイナスであるが致命的に低いわけではない。
    ただし、雷属性は特に低いので、雷属性攻撃を多用するモンスターに挑む際は注意したい。
    心配ならば、料理やスキル等で耐性を補っておくと良いだろう。
  • 従来までテンプレ装備といえばスキル構成が攻撃向けであったり、生存特化であったりしたが、
    今作の「ネセト一式」は自由度の高さに注目されテンプレ化した、ある意味でテンプレ装備の対極とも言える。
    オンライン集会所の全員がネセト一式だった、などという事例もあるくらい。
    武器やスタイル、プレイヤーの趣味により発動スキルが千差万別になるという珍しい例である。
  • 欠点はお守りの影響が非常に強い点。
    初めにネセト一式を着るのは当然だが、手持ちのお守り次第でその後の構成が大きく変化してしまう、
    間違いなくテンプレ装備だが厳密な意味のテンプレは存在しないという珍妙な例である。
    特に斬れ味レベル+2と業物のようにSPが相反するものは装飾品でのカバーが難しく、
    負担なく同時発動させようと思うのなら、極めて優秀なお守りが必要である。
    ハンターたちは神おまを求めて炭鉱での発掘錬金術カマキリ駆除主任との労働闘争に出かけるのである。
    間違ってもこの防具が優秀だからといってお守りも装飾品も無しでオンラインに行かないように。
    • また、スキル欄の1段目・2段目共にSPが+4以上ついていて、かつ空きスロットが3つ以上あるような、
      所謂「神おま」でもない限り、「ネセト一式でないと組めない構成」というのは滅多にない*7
      特に斬れ味レベル+2や高級耳栓のようなSP15のスキルを共存させようとした場合、
      ネセト一式で発動しようとすると、1段目・2段目共に最大値+スロット3のお守りが必要なことも。
      • そういった重たいスキルの場合、大抵は高いSPが割り振られたパーツ防具が存在する事も、
        ネセト一式にとっては向かい風と言える。大抵は実質発動スキルが4つ程度になることを考えると、
        混成防具ならSP15スキルを3つ+SP10スキルを1つが組めたり、
        そもそも実用的なスキルを6個発動できたりする事は留意しておきたい。
    • 一応、最低限の必須スキルを揃える程度ならば並おまでも発動可能である。
      また、優秀なパーツ防具に恵まれないスキル構成だとネセト一式が最適解となる事も少なくない
      (後述するモラクディアーカ用テンプレなど)。
      • 混成防具でもネセト一式でもどちらでも組めるスキル構成の場合は、
        わざわざ多種多様なモンスターを狩ったり、物欲センサーに悩まされるよりも、
        剣士の場合はネセト一式で作っておいた方が後々楽である。
        ガンナーの場合は剣士用頭で防御力を確保する選択肢があるので、必ずしもそうとは限らないが……。
    • ちなみに炭鉱夫の制服スキル構成もネセト一式で済む。
      例として採取+2・激運・お守りハンターを発動させる場合の装備をあげると、
      前作で同スキルを発動させるのに使っていた護石王7ptスロット3のお守りがあれば、
      お守りの3スロットを含む3スロット3ヶ所に運気珠【3】、他のスロットに運気珠【1】を2個、
      採集珠【1】を7つを残りの空きスロットに詰め込むことで発動できる。
      武器スロット3を要するが、アトラル武器は全てスロット3を持つので難しく考える必要もない。
      また、上記のお守りがあれば、神の気まぐれ・採取+2・お守りハンターの構成も可能。
      更にスキルをもう1つ追加することもできる。
      • 同様に運搬クエスト用装備もネセト一式で済んでしまう。
        クエスト総数の多いMHX(X)では運搬クエストもかなりの数があるので、特に村最終を出そうとクエスト埋めに走る場合は出番がある。
        運搬効率化用の運搬の達人・キープラン、徘徊モンスター対策の自動マーキングの3つだけなら、
        適当なスロット3の護石さえあればお守り3スロットに千里珠【1】×3、防具の2スロット2箇所に走継珠【2】、
        残った3スロット2箇所を千里珠【1】×1と運搬珠【1】×4で埋めれば簡単に発動できる。
        もちろんお守りにスキルが付いていたり、アトラル武器などを持って武器スロット3を使えばもっと快適に。
        特に耐暑を付ければ地形スリップダメージもクーラードリンクの消費もなくなる*8。更にお守り次第ではもう1つ追加も可能。
        運悪く運搬用ネコスキルが不発した時でも、ここまで手厚く組めば運搬のストレスは大きく減るだろう。
        採取や釣りも含め、こういった戦闘外用途にも一式一着で対応できるのはネセト一式の明確な強みである。

モラクディアーカテンプレ

  • ネセトシリーズの運用形態の一つなのだが、別格と言えるほどの人気を持つため、こちらに記載。
    モラクディアーカを運用するためのテンプレ装備であり、
    発動スキルは「反動軽減+1、痛恨会心、弾導強化、貫通弾強化」。
    手持ちのお守り次第であるが、基本はこの4スキルとなる。
    • 優秀なお守りがあれば前記のスキル構成に通常弾強化も加えられるようになり、より柔軟な運用が可能になる。
      なおお守りによってはネセトシリーズ以外でも組める…と言うよりはネセトシリーズでは組めなくなる。
      使えそうなお守りが出たらシミュレータを回すのが良いだろう。
  • なぜこの装備が別格なのかというと、
    • モラクディアーカにとってほぼこの構成が火力的に理想であること
    • この構成を他の装備を用いて再現することが非常に困難であること(特に該当するR装備がない痛恨会心)
    が理由となる。
    一応ネセトシリーズを使わずにできなくもないが、その場合かなりの神おまが要求される。
    そこそこの並おまとネセトで十分構築可能で、作成難易度が非常に低いのが特徴。
    本来モラクディアーカは長期戦向きなものの、今作のブレイヴヘビィ自体が頭一つ抜けた性能を持つため、
    他の武器・防具を作るための足掛かりとして充分に役に立つであろう。
    ブレイヴヘビィの入門用としても適している。
    • 一方で、あまりに手軽すぎる故にモラクディアーカの性能を理解せずに使用するプレイヤーの存在から、
      警戒するハンターもそれなりにいる模様。
      大体のクエストは貫通弾LV1も2も使わないと倒せないような超長期戦にはならないので、
      ある程度装備を揃えたらガオウ・コルム等に切り替えていくのがベストか。

ブラックXネブタ(カマキリ大剣テンプレ)

  • 前作の時点で上位版であるブラックS一式が大剣向け装備として優秀だったが、
    G級で更なるパワーアップを果たして帰ってきた。
    本作で登場したアトラル・カの大剣である真名ネブタジェセルとの相性が良く、半ば専用の装備として扱われている。
    またカマキリかとか言わない
  • スキルはブラックSと同じ抜刀術【技】・集中・属性やられ無効に加え、
    新たに抜刀術【力】と納刀術の複合スキルである居合術【力】が発動する。
    防具に空いてる2スロに武器とお守りそれぞれ3スロに装飾品をはめて超会心を発動させるのが主流。
    • 超会心を追加した時点で発動スキルは実質6種類となり、他の装備の組み合わせではほぼ再現不可能となる。
      スロット3でかつスキルポイント+10、またはもう一つのスキルと超会心のポイントが高いお守り等があれば
      更にスキルを追加できる。
      中でも大剣と相性が良いスキルの一つである挑戦者の納刀を加えることを理想とする人も多い。
  • かなり豪華なスキル構成だが匠のSPを持たないため、斬れ味レベル+1以上を前提とする大剣とは噛み合わない。
    よって匠要らずで3スロ持ちの大剣を探す必要があるのだが、
    真名ネブタジェセルがまさにその条件に合致しているのである。
    やや心もとない斬れ味も絶対回避【臨戦】を駆使することでカバー出来ると大剣使いのゴールに相応しい性能を誇る。
    • 前述の通り、挑戦者の納刀を採用して臨戦ではない方の絶対回避を搭載し*9
      抜刀攻撃の機会を増やす構成も考えられる。
      ハマれば非常に強力だが、挑戦者の納刀が怒り時にしか発動しないのと一回あたりの回復量が4しかないのが難点。
      帯電しなければ怒らないジンオウガあたりには特に合わない
      テンプレと言っても上級者向けの構成であるといえよう。
    • 耐性はそれなりに高い部類ではあるが、唯一龍耐性だけが壊滅的に低いと言う欠点がある。
      イビルジョーの龍ブレスやバルファルクの龍気を浴びよう物なら一撃でキャンプ送りになりかねない。
      腕をクロオビXにすることで若干の防御低下の代わりに龍耐性を+8改善できるため、
      龍属性を使うモンスター相手には猫飯等と合わせて活用したい。
      たまに酔っ払ってしまうのはご愛嬌
  • デザインは剣士、ガンナー共にブラック(S)シリーズから特に変更がなされていないため、
    見た目は「黄金の板を背負い角を生やした黒い鎧」となる。やはり角からは逃げられない
    金色の古代板の主張が激しく、闇の戦士のような装備に対し絶妙にかみ合わないのである。
    そもそもこの古代の金ピカ武器によく似合う装備なんてそれこそネセトシリーズくらいだが…
    気になる人は防具合成で武器に合わせた見た目にしたりディアブロ装備で肩から角を生やしたりすると良いだろう。

カマキリ弓テンプレ

  • 右も左もネセト一式」という風潮に待ったをかける弓向けの混合装備。
    しかしカマキリからは逃れられない。
    頭から順に、アカムトXR、曙丸戦流/艶戦流、グリードXR、S・ソルXR、グリードXRと装備し、
    防具のスロットで溜め短縮10ポイントを、
    お守りと武器のスロットで痛撃5ポイントと会心強化2ポイントを補う。
  • 発動するスキルは通常弾・連射矢UP、弱点特効、超会心、集中、装填数UPの5つ。
    連射弓に欲しいスキルがこれでもかと詰め込まれている。このスキル構成はネセト一式では困難。
    • 棒立ち溜めが速くなり剛射と剛連射を持つブレイヴスタイルでの運用が多いため、
      装填数UP・弱点特効以外のいずれかのスキルと特定射撃強化を入れ替えるパターンも多い。
    • 溜め短縮6s3などの優秀なお守りがあれば、スロット3の弓とあわせてさらに5スロスキルを一つ盛ることができる。
      これに特定射撃強化を積むのが目標と取られている。
      希少なお守りがあれば、さらにもう一つスキルを盛ることも不可能ではない。
  • ただし、この装備を着て味方の迷惑を顧みず爆裂剛溜めをぶっ放すハンターが非常に多いことから、
    マルチプレイでは、MHXXの地雷装備筆頭とも言われている。
    なので、マルチプレイで爆裂剛溜めを使わない(使えない)場合では、似た性能を持つ聖なる弓Gを使用する場合もある。
    その場合名前が聖なる弓テンプレになるが。
  • また、頭、装飾品、お守りを適宜変えてやることで、通常弾・連射矢UP、弱点特効、超会心を残したまま、
    スキルを2・3個自由に付け替えることができ、通常弾メインのボウガン用装備としてみても汎用性が高い。

スキュラ弓テンプレ

  • 上記のカマキリ弓テンプレが考案された少し後に登場したテンプレ。
    主にネルスキュラ弓を派生させたスキュラヴァルアローを担ぐのに適しており、護石のハードルが低いのがポイント。
    当然ながら連射弓との相性がよく、上記の装填数UPがなくてもいい連射弓なら勧めやすい。
    • 頭から順にS・ソルZ、グリードXR、グリードXR、S・ソルXR、GXブランゴと装備し、
      痛撃3スロ3の護石を用意すればOK。
      あとは空きスロットに装飾品を入れて弱点特効、超会心、連射矢UP、集中、特定射撃強化を発動させる。
      お守りの入手難易度の割にかなりの火力を出せるため、HR解放後に作る人も少しずつ増えている。
      より良い護石があれば武器スロを使わずに組めたり、頭を剣士用に変えて防御力を確保したり、
      第二スキル次第では更にスキルを追加できる見込みがある。
      実際にこれ以上のお守りは少し掘れば現実的な確率で出るので、
      スキルシミュを回して適宜見切りや挑戦者、強撃ビン追加を発動させるといいだろう。
      「テンプレ」とは一体…?
  • 素材を集める為に獰猛化したイビルジョーやリオレウス希少種の狩猟が必要なので製作難易度は高め。
    もっとも、カマキリ弓テンプレでも獰猛化したジョーやレウス希少種に加え
    長期戦になりがちなラオシャンロンやアカムトルムの狩猟が必要なため、作りやすい方から作ると良いだろう。
  • 実は集中の発動を足と装飾品の2つのみで行い、変則射撃も装飾品のみで発動させているので、
    足と装飾品を変えるだけで通常弾をメインで扱うボウガン用に簡単にカスタマイズが可能。
    例として、脚をゴアXRにし短縮珠を闘魂珠に、変射珠を点射珠に置き換えるだけでザンブル=ダオラ向けのスキルになる。
    このように弓使いだけでなく、ガンナー全般に向けたテンプレと言える。
  • 例によって属性耐性は壊滅的であり、全てがマイナス、特に雷耐性は-19とかなり酷いことになる。
    良・神おまを引かない限り抜け出しにくいのが難。
    痛撃4や溜め短縮4スロ3辺りを引けると-5程までは改善可能な組み合わせも出てくる。

グギグギグテンプレ

  • 頭・腕・脚をグリードXR、胴・腰をギザミXRと交互に装備し、その頭文字を取って命名されたテンプレ。
    腰に悪そうな名前である。
    防具のみで斬れ味レベル+2業物が発動して達人も7ポイント付く。
    スロットはグリードXR側に3つずつ、ギザミXR側に1つずつ、
    武器とお守りを含まずに合計で11ヶ所空いているため、拡張性は非常に高い。
    • 見た目は深紅に染まり明滅するドクロもしくはフードと手足、それでいて胴体は青い鎧見事にマッチしない
      女性装備だとグリードXRのアレなところが丸ごとカニの鎧に変わっているので紳士的な目で見ても残念。
      グリードは衣服系、ギザミは鎧系のデザインなので仕方ない面もあるのだが、
      気になるのであれば防具合成をしておきたいところ。
  • スキル構成は、護石を使って超会心と弱点特効もしくは連撃の心得などを発動し、
    武器スロットや護石のポイントで見切りのランクアップを狙うものが主流。
    その他攻撃や挑戦者などの武器倍率を上げるスキルや、属性系統のスキルなども容易に入れられる。
    • 斬れ味消費量が極めて少なく、
      殆どのスタイルで抜刀術系統のスキルや集中など独自の考慮すべきスキルが多い大剣には
      例外的に不向きな組み合わせである。
      しかしそれらに該当しない場合ならば話は別で、多くの武器と非常に強いシナジーを示してくれる。
    • 装飾品の問題で上のネセト一式でこのスキル構成とするには斬れ味と匠が両方最大値でついた
      護石を装備してスロットを3つ分使う必要があるため、
      斬れ味レベル+2と業物を併用したい時は基本的にこのテンプレをベースとして装備を組むことが多い。
      会心率の確保と超会心の発動が容易なのもこの装備のメリットである。
      反面、斬れ味が素で上限に達している武器には向いていないので使い分けが必要になる。
    • ちなみにガンナー装備でこの装備をした場合、匠が通常弾強化、業物が弾薬節約に置き換わる。
      通常弾強化が15と過剰であり、弾薬節約も剣士の業物ほど有用性が高いスキルではない。
      弾薬節約自体が装飾品での発動も難しくないためこの組み合わせを使うメリットが薄いのである。
      腕と脚を組み込んでいるのが上記のカマキリ弓テンプレのため、わざわざギザミXRを使う必要はない。
  • 剣士では鉄板とも言われる程優れたスキル構成ではあるが、その代償として防御面が貧弱である。
    全部位が防御力が低めのXR系なのでフル強化でも防御力790と、爪・護符を持ってようやく800に届く程度。
    高レベルの二つ名あたりが相手になるとちょっとした攻撃でも即死する危険性が上がる。
    属性耐性は特に酷く、「火:-4、水:-2、雷:-17、氷:-8、龍:-6」と雷耐性の低さが目立つ。
    一応、雷耐性以外は気になるほど低い数値では無い(食事効果で相殺可能な数値)なのが救いか。
    青電主やミラルーツなど、多岐に渡る雷属性のモンスター達に挑む時は食事などで対策を講じたい。
    • 頭と胴をギザミXR、腰をグリードXR、残った2箇所にクロオビXとグリードXRを当て嵌めた場合、
      斬れ味レベル+2、業物、見切り1が発動、スロット2減となり
      グギグギグに達人珠【2】の装飾品をセットして見切り1を発動させた状態に近い拡張性を維持したまま、
      耐性を火:1、水:3、雷:-9、氷:-3、龍:-1にまで改善できる。
      こちらも頭文字を取り、『ギギググク』や『ギギクググ』、
      または二つとも合わせて『ギギググ』とやっぱり腰に悪そうな名前で呼ばれることが多い。
    • なお、腕をクロオビXにすると上半身がギザミの青(腕はギザミにやや似た青色)、
      下半身がグリードの黒で統一される。結局上下の雰囲気が違いすぎるためにこれだけでは解呪に至らないが
  • 要するにこのテンプレの主題は装飾品を使わずに匠と斬れ味のSPを稼ぐことなので、護石によっては一部を
    ギザミXRやドラゴンシリーズに換装したり、装備の並びを変えたりして使うこともできる。
    換装するパターンでは属性耐性の改善も見込めるので斬れ味や匠、見切りなどのポイントが多くついた護石を
    入手できればシミュレータを利用するなどして組み替えて使うといい。
    スキルだけに気を取られていると、構成する防具によっては猶更耐性が悪化することも多いが…
    • 見切りと超会心のSPとスロットがあり、雷耐性の優秀なGXミラルーツシリーズとも相性がいい。
      頭をS・ソルXR、脚をGXミラルーツにし、匠珠を1つ付ければ斬れ味レベル+2、
      業物に加えて達人のSPが12もついてくる。
      匠珠を入れた状態だと、持ち味だった空きスロット数が5個まで減ってしまうが、
      防御力も少し上がるうえに、頭を悩ませていた耐性も多少は改善される。
    • 斬れ味レベル+1でも実用圏内の場合はギギクググの足のグリードをGXミラルーツにすると雷耐性の改善に加え、
      見切りと超会心のSPがつく。
  • 匠、業物、見切りに空きスロットという構成、実はMHP2Gのカイザミ装備と一致する。
    段差やスタイルなど、時代が大きく変わっても人々が求めるスキルに変わりはないという現れだろうか…。
    あるいはギザミ装備が再び採用されていることも特徴的。
    MH4のギゴギゴの例もあり、歴代ギザミ装備のスキルの優秀さが改めて実感できる。
    防御力と属性耐性をあげてくれればもっと評価が上がるのに。
  • これ以外にもグリードXRが非常に優秀なので、業物無しで斬れ味+2をベースとする場合は、
    2部位、3部位にグリードXRを入れて調整することが基本となる。
    詳しくは該当のページに任せるが、
    護石次第で二つ名一式のスキルに斬れ味+2が付与できるのも、このグリードXRシリーズの力による。
  • 注意点としてはMHXXは従来シリーズよりも斬れ味の紫ゲージの補正が下がった点であり、
    武器の斬れ味によってはそれほどの火力増強になっていない、なんてこともありうる。
    使用する武器によってはベストにも中途半端にもなるので、過信せず担ぐ武器はきちんと選びたい。
  • 聞きかじっただけで装備を組み、豊富なスロットを無駄にするような穴あきグギグギグも問題となっている。

S・ソルZキメラ

  • 一式で弱点特効超会心挑戦者+1が発動するSソルZを中心に装備して、
    挑戦者のランクアップと会心率の強化、武器によっては業物などを発動させる構成である。
    キメラとして使われるのは闘魂のSPが多いディアブロXR腕やゴアXR腰・脚、見切りと業物のギザミなどが多い。
  • 弱点特効を含むスキル構成なのでヘイトが散りやすいマルチよりは(オトモ無しの)ソロに向いた装備であるが、
    マルチでもプレイヤースキルとモンスターの相性によっては選択肢に入る。
    また、必須スキルが無い武器種によるTAではこの構成がしばしば用いられるほどで、
    弱点を把握してしっかり狙えるのであれば非常に高い性能を発揮してくれる。
    • なお、この装備の真価を発揮させる為には、会心率を盛る事が前提となるため、
      会心率系以外のスキルを付けたい場合ならば、グギグキグを始めとする他混合装備に軍配が上がるか。
      また、貫通弾メインのボウガンで弱点特効の効果が薄い(無い)モンスターのクエストにもこれを着てくる等、
      運用方法を理解していないプレイヤーがオンラインで蹴り出される光景もしばしば見られる。
      挑戦者も弱点特効も相手を選ぶスキルなので使う相手はよく考える必要がある。
  • S・ソルZをベースとして組む都合上、雷耐性と水耐性が低くなりやすいのが弱点と言える*10
    組み合わせる防具次第で改善が見込めるが、相手によっては注意が必要。
    • 雷耐性と会心関係のスキル面で優秀なGXミラルーツシリーズとの相性は良好。
      このあたりはグギグギグと共通している。
    • 頭からS・ソルZ、GXミラルーツ、S・ソルZ、ゴアXR、GXミラルーツを装備し、
      スロットに闘魂珠【2】、闘魂珠【1】、会心珠【1】、達人珠【2】×2を入れ、
      お守りで痛撃を+6以上にできれば、見切り+2、挑戦者+2、弱点特効、超会心といった構成が完成する。
      痛撃6s3のお守りがあれば武器スロ無しで見切りを+3にすることができ、
      モンスターが怒り状態であれば弱点部位に当てることで会心率は+95%になる。
      火:-1、水:-6、雷:-1、氷:2、龍:-1と耐性面も改善でき、防御力も爪護符を持てば800代後半になるため、
      防御面でも目立った弱点がなくなる。
  • 斬れ味関連スキルを採用しない選択肢がある点では、グギグキグと対極にある装備とも言える。
    圧倒的な斬れ味を持ち、会心率の無駄もない鎧裂武器バルク武器との相性は非常に良く
    武器種や上記の追加スキル次第では、岩穿武器や燼滅刃武器、アトラル武器なども候補に上がってくる。

ナルガライトテンプレ

  • 環境が落ち着いた後に流行り出した、貫通速射ライトである無明弩【正業】を運用するためのテンプレ装備。
    無明弩テンプレ、貫通ライトテンプレなど色々な呼称がある。
  • テンプレではあるが派生が多く、貫通弾・貫通矢UP、弾導強化、超会心を必須として、
    他はお守りと好みで連撃の心得、見切り+1~3を選択して付与するのが主流。
    • 連撃+5スロット3のお守りで、選択部分を連撃の心得、見切り+2にする火力重視のタイプが最も多く、
      頭から隼刃の羽飾り、GXクシャナ、ラギアX、S・ソルXR、アカムトXRにすることで可能。
    • スロット3のお守りだけの場合は、連撃の心得か見切り+3か弱点特効のどれかを選ぶことになる。
      • 達人のスキルポイントが多ければ、どちらも見切りの段階を上げたり、
        スキルはそのままに頭を剣士防具で防御の高いギザミXヘルムに換装できる。
      • なお連発数+1も有効だが、LV1以外の貫通弾を強化できない関係で人気は薄い。
  • 高会心、貫通速射、更にスロット2の条件が揃っている無明弩【正業】と
    貫通強化、会心強化のスキルポイントが腰、脚装備で大幅に補えるが、
    更なる火力スキルを足すにはスロットなしでは辛い環境が合わさり誕生した火力装備となっている。
    • 火力としてはブレイヴヘビィには流石に劣るが、弓以上の火力でジャスト回避と同居できるため、
      安定性を求めるガンナーから人気が高い。Lv2麻痺弾の装填数も2あるため、
      PTなら1度くらいは麻痺を狙うのも有効。
      全弾装填を利用する事で、状態異常弾のキツい反動を無理矢理打ち消す事も出来る。
    • お守りの質が高く、スロットなしで同じスキルを出せる場合は、
      スロットとLv1麻痺弾の装填数が1低い以外上位互換の、二つ名武器に換装できる。
    • なお、上で「ブレイヴヘビィに火力で劣る」と書いたが、
      この装備をそのままヘビィボウガンに流用しても有用である。
      特に反動等の補助が不要で更にプラス会心があり、スロットも丁度2つある
      ガオウ・クオバルデバスターランシエルダにはおあつらえ向きだろう。

MHWorld

エエウエエ

  • 腕部位にウルズβアームを装備し、その他の部位をエンプレスシリーズで固める構成。
    腕部位をウルズアームにしてフルチャージをレベル3にする事が出来、
    そして発動しにくく有用な回避距離が簡単に発動可能な事から主にガンランス使いから注目された装備。
    • 発動スキルは、回避距離レベル2、フルチャージレベル3、整備レベル2、体力増強レベル2がメイン。
      更にエンプレスシリーズを4部位装備しているのでシリーズスキルによってスタミナ上限突破と心眼が発動する。
      そしてレベル1、レベル2*11のスロットが6つずつ空く*12という凄まじい拡張性を持つのが特徴。
    • 発動するスキルも優秀なものばかりであり、回避距離はランスやガンランスといった
      ステップ移動が基本の武器で恩恵が高い。
      フルチャージは近接武器でも回復カスタムによって維持させやすい。
      整備は火力も防御面も補強できる特殊装具のクールタイムを短縮する。
      体力増強は体力の最大値を50まで上昇させられるので力尽きるリスクを大幅に減らせる。
    • その後ver.5.00のアップデートにて、広域に「効果時間が延長される場合のみ上書き」と修正が入ったことで
      広域のデメリットが解消されたため、現在は敢えて広域の発動を避ける必要が無くなっていることには留意したい。

オドドドド

  • ベヒーモスの実装と共に開拓された装備。
    頭部位をオーグβ、胴以下をドラケンαとする。
    発動スキルはシリーズスキルの竜騎士の証4*13、見切り6、攻撃3、超会心2、渾身2、おまけで強化持続1。
    スロットはLv3x2、2x3、1x2と豊富だが、以下の主な運用法では自由度はそう高くない。
    • 特に人気なのが、装飾品や護石で弱点特効3を発動し、見切り・渾身・攻撃のレベルを調整し
      会心率100%の達成と、達人芸による斬れ味維持を両立する火力構成。
      加えて相性のいい超会心も発動させ、超攻撃的スキルとするのが主流。
      素で最高斬れ味が長くない高倍率、攻撃時にスタミナを消費しない近接武器に向いている。
      カスタム強化含め武器の素の会心率が-15%程度までなら会心率100%にでき、
      そこまでいかない場合や、斬れ味の長さがある程度確保されている場合は
      100%までしなくとも弱点を攻撃し続けられれば斬れ味は相当維持できる。
    • また、体力の護石を使えば生存スキルとして体力増強をつけることも出来るし、
      一部武器においてマルチでは必須の耐衝珠を入れられる枠も空いている。
    • 非常に優秀な装備ではあるが、入手困難な装飾品が必要であることと、
      火・水・氷の耐性、特に使い手の多い火耐性が低いことには注意が必要。
    • 『アステラ感謝の宴』にて作成可能になった「フルドレスシリーズ」の頭防具、
      フルドレスハットαは超会心1に加えLv2x1、Lv1x2のスロットを備える。
      超会心+渾身構成の場合、スロット面も防御・耐性面もオーグヘルムβの上位互換となる。
    • 歴戦王ネルギガンテと共に実装されたオーググリーヴγは性能面で比較すれば、
      概ねドラケングリーヴαを超える性能となっており、
      これを用いれば、竜騎士の証4、見切り6、攻撃4、超会心2、強化持続1、飛燕1、が発動し、
      スロットはLv3x3、Lv2x4、Lv1x1となる。
      ここまでは、今までのテンプレとあまり変わらないため特筆するほどではないが、
      フルドレスを用いないことで、フルドレスを生産できなかったハンターへの救済ともなりえる。
      フルドレスを用いた場合とほぼ同様のスキルを発動可能でありながら、防御力も僅かではあるが優れるため、
      ほぼ全てに於いて僅差で上を行く様な性能である*14
    • 後述の頭・腕・脚をカイザーγ(場合により腕はα)とした達人芸+会心構成も近いスキルが組める。
      固定されない装備部位の工夫により、ドラケンと比較すると柔軟な構成が可能になるが、
      超攻撃特化で比べた場合、攻撃スキルのレベルがドラケンには劣るため火力に関してはやや落ちる。

ドドドクド

  • 上記オーグドラケンと同様ドラケンαを主軸に据えた火力重視構成。
    高会心率+達人芸というコンセプトをはじめとして基本的な性能はオーグドラケンと大差ないが、
    こちらはオーグシリーズの代わりに腰にクシャナγを採用することで斬れ味確保を図るものであり、
    渾身を生かし難い近接武器種、とりわけランスで多用されている。
    発動スキルは竜騎士の証4、見切り4、攻撃3、超会心3、2、飛燕1。
    スロットはLv1x3、Lv2x3、Lv3x2と高水準で、火力に主眼を置きつつもある程度柔軟な構成が可能となっている。

カエカエカ

  • 実用的な達人芸が見込めるカイザーγシリーズが登場した事で考案された装備。
    主にカイザーγで達人芸と高い会心スキルを発動させ、残りに実用性と拡張性に富んだエンプレスβを組み合わせる。
    発動スキルは達人芸、スタミナ上限突破、見切り7、フルチャージ2、整備2。
    スロットはLv1x4、Lv2x4、Lv3x2になり、オーグドラケンやドドドクドよりも柔軟。
    スタミナ上限突破が発動するので双剣との相性が良いが、
    無論他の近接武器でも無駄では無い(肉を食わないといけないが)。
    • スロット数は多少減るが、胴と腰をエンプレスγに変えても悪くない。
      腰をγにすると回避性能2と体力増強2が発動するため、安定性が大幅に向上する。
      胴をγにすると耳栓2と整備1が、腰と合わせて整備3、護石で耳栓5を発動することができる。
      体力が膨大な歴戦王戦など、長期戦を見込んで装衣を使いやすくできる。
      需要のあるLv2スロットが複数あるため使いやすい。
      攻撃寄りのエンプレスβ、安定寄りのエンプレスγと使い分けよう。
    • 腕をカイザーαかβに変えるとスロット数に大差ないまま、
      より火力向上・達人芸を活かしやすい弱点特効を発動できる。
      α、β、γのどれを選ぶかは立ち回りやトータルでの会心率、他スキルとの兼ね合いで選ぼう。

余談:MHWでの装備・スキル環境変化

  • 本作ではMH3での護石導入以来の装備・スキルシステムの大幅見直しが行われており、
    テンプレ装備もとい装備構築全般がこれまでとは大きく変化した。
    また、スキルに対する価値観にも変化が生じており、
    一言で「テンプレ」といっても、MHXX以前の火力スキルてんこ盛り構成だけではなく、
    体力増強、耳栓、気絶といった生存性に特化した構成も人気を集めている。
    • ボウガンは1.05アップデートとそれ以前でテンプレと呼ばれる装備の構成がかなり変わっている。
      理由はこちらを参照のこと。
  • スキルと防具に関わる大きな変更点として、スキルの発動がポイント制からレベル制に変わったことが挙げられる。
    詳細についてはこちらを参照されたいが、これによって装備の組み方が少なからず変化することとなった。
    • 部位ごとに何らかのスキルが発動するため「考えずに組んだキメラ装備では一つもスキルが発動しない」
      ということが起こらなくなった*15
      また、マイナススキルがそもそも存在しなくなったため、
      「マイナススキルの発動を避けるために一式ではなく混合装備にする」必要も特にはなくなった。
    • いくつかの防具シリーズにはシリーズスキルが設定された。
      これは特定シリーズの防具を複数箇所装備することで発動する特殊なスキルで、
      これまでの作品で有用性の高かったスキルのいくつかもこれに設定されている。
      「複数箇所」については部位を問わず装備している数という形で設定されており、
      下位・上位のランクやスキルの段階にもよるが2~4か所を装備することが必要となる。
      これらのスキルを活用する場合は、一式とまではいかずともセミ装備に近い装備の組み方になるだろう。
    一方で、各部位に様々なスキルが割り振られた影響で、
    「一式装備では死にスキルが出る」という状況が発生しやすい。
    とは言っても、該当スキルが付与された部位のみの換装で容易に対処できるため、
    それ自体は問題というわけではない。
    一式では死ぬスキル(もとい部位)も、他の装備構成に組み込めば十分生かせる場合もある。
    もちろん一式である程度完成されたスキル構成の防具も存在する。
    • MHW特有の死にスキル構成(一式時)を挙げると、
      • (龍を除いた)同一属性の○耐性スキルと○属性強化スキルが発動する
      • 発動スキルが有効な武器種、ともすれば剣士/ガンナー向けかさえも完全にバラバラ
      • 特定の耐性・保護系スキルのみが付与された部位が存在する
      といった具合。
      こういった構成は比較的序盤の防具に多いが、
      装備を組み換えてスキルの最適化を図ることを自然と意識させる狙いもあるのだろう。
  • 上位以降の防具については、一式で十分なスキルが発動する代わりにスロット数が少ないαシリーズと、
    発動スキルの数・Lvが減少する代わりにスロットの数・Lvに恵まれるβシリーズが存在する*16
    後述するが今作では装飾品の入手難度が上がっているため、攻略過程ではαシリーズ、
    ある程度装飾品が揃ってきたらβシリーズを混合しつつ装備を組むのが良いとされる。
    歴戦王実装に伴い追加されたγシリーズはαとβの特長をそれぞれ受け継いだような性能となっており、
    部位によってはほぼ上位互換という場合もある。
    • なお、装飾品さえ確保できれば
      βシリーズの空きスロットに装飾品を詰め込むことでαシリーズのスキル・スロット数を完全に再現できる
      (スロット自由度の分、βがαの上位互換となる)防具も存在している。
      部位単位でみれば大多数の防具が該当するものの、一式でとなると大きく数が減る。
  • また、本作の護石は性能固定の生産式となり、装飾品もやはり性能固定のままであるため、
    テンプレ装備にランダム要素は介在しなくなった…ように思われた。
    しかし、実際のところは装飾品の入手自体が完全ランダムであり、
    かといって防具と護石だけでは過去作のテンプレほどのスキル水準が見込めず、
    テンプレとして紹介されているものの中には、とんでもない入手難度の高さを持つ装飾品が紛れていることも。
    • 本作の装飾品はストーリークリア後でなければ質、量共に確保する事が非常に困難なので、
      カスタム強化ほどでは無いが、過去の神おま掘りのような「突き詰めたい人向け」の要素になっている。
      歴戦の個体ならまだしもこの装飾品が無いから勝てないという敵もおらず、
      また上記のようにスキルの選択肢も増えつつある環境であるので、
      あくまで装飾品は+αの要素として捉え、無いからといって深刻になりすぎない事が肝要かもしれない。
    • とはいえ、無撃珠強弓珠などの一部のレア度が高い装飾品は、
      あるのとないのとでは選択する武器やスキル構成が大違いといった状態も見受けられる。
      ガード武器の鉄壁珠やガンナーの各種弾強化など、
      前作から引き続き人気の高いスキルの装飾品もまた高レアリティに設定されており、
      人によって装備の自由度がバラバラなのが現状である。

MHW:I

ガーディアン(防衛隊)シリーズ

  • テンプレ装備というよりは、CAPCOMが用意した救済措置といった方がふさわしいのだが、
    現状新規のハンターがプレイする場合はほとんどこの装備一式を着っぱなしでマスターランクまで駆け上がることが多い。
    というよりも意図的にそう設計されている防具であり、Fではククボシリーズのような例があるが、
    メインシリーズでは非常に珍しい立ち位置の防具である。
    ストーリー序盤から装備できる上に体力増強をはじめとする生存スキルを多く搭載しており、
    その上スロットも多いのが特徴。
    このため、めぼしい装飾品が手に入れば生存面に気にすることなくすぐに付けられる。
    防御力もストーリー進行度に比べてかなり高くなるよう設定されており、順当に強化していけば
    防御面で苦戦することはまずない。
    • ただ頭装備の面積が大きいため、初期設定だとせっかくのキャラメイクの成果がわかりにくくなっている。
      頭装備の表示をオフにすればちゃんと顔が見えるので、キャラクターをちゃんと見たいハンターは
      設定項目を確認しておこう。
    • マスターランク入ってしばらくまではこのまま着て戦うことも可能だが、
      マスターランクに駆け上がるまでの救済措置であるのでマスターランク相当への強化はできない
      マスターランク序盤を粘ることも可能だが、ある程度モンスターを狩れたら今まで助けてくれたことに感謝して
      マスターランク序盤のモンスター防具に着替えた方がいいだろう。
    • この手の救済装備にありがちな点として、モンハンシリーズの未経験者がこれを着ると、
      腕前が向上しないまま上のランクへ行ってしまい、後々泣きを見る可能性がある。
      というのも、生存面で優秀なスキルが揃っているが故の依存性により、
      本来の立ち回りを覚えずとも上位までの攻略が可能になるからである。
      そして、下位(あるいは上位も)クエストは初心者を意識してモンスターの体力、攻撃性が低いのだが、
      そこをごり押し気味に攻略してしまったことで、防衛隊装備が通用せず、モンスターのステータスが段違いの
      マスターランクが一層難しく感じる可能性がある。
      そのため、この防具に頼らずに体力、スタミナ管理が出来て一人前のハンターと言えるだろう。
      モンハンシリーズ経験者や、サブデータを一気にマスターランクに上げる人は最大限利用するといいが、
      MHWの世界観や雰囲気を味わうため、ゲームシステムに慣れるためにもあえて封印し、
      自分で狩ったモンスターの防具を繋ぎながらゆっくりスキルアップしていくのも選択肢の一つ
    • 新規プレイヤー向け装備の乗り換え一例としては、上位への上がりたてであっても
      防御力の差が小さくマルチで重要なひるみ軽減の付くガストホーンβ辺りは切り替えの余地がある。
      ガストドン素材がメインなので攻略時間を然程妨げないし、
      Lv1スロットがある為換装で減った体力増強SPも装飾品で補える。
      他にもゲームを進めていくほど強力なスキルが付く装備が加速度的に増えていく為、
      ガーディアン装備一式にこだわるよりも、進行に無理のない範囲で順次乗り換えていく方が火力・快適さは増す。
  • なお、ガーディアンシリーズと防衛隊シリーズの2種類の防具があるが、性能に差異はない。
    前者はPS4版でもSteam版でもアイスボーン発売と同時に追加され、
    後者は武器の方と一緒に追加されたため、PS4版ではガーディアンより後に、Steam版では先に追加された。
    一応各プラットフォームで両方入手できるが、基本的にはどちらか最初に受け取った方だけで十分である。
  • 後に映画「モンスターハンター」とのコラボとして、ガーディアンシリーズの
    マスターランク版とも言うべき性能のアルテミスシリーズが作成可能となった。
    こちらはクエストクリアさえすればMR1から作成でき、体力増強や気絶耐性、耳栓に加え
    加速再生+フルチャージの火力まで備わっている優秀な装備である。
    脚にはLv4スロットも空いているので、ストーリーで手に入る達人珠IIをはめ込むのにも適している。
    また、同時に配布されていた耳栓珠IIを用いて、要らない部位を別の有力な装備に切り替え、
    耳栓は装飾品で間に合わせるといった芸当も可能だった。
    しかし現在ではコラボが終了してしまっており製作不可。ついでに耳栓珠2も貰えなくなった。

カ〇カカガ(達人芸テンプレ)

  • 頭腕腰にEXカイザーβ*17、脚にEXガルルガβを装備したマスター版達人芸装備。
    達人芸以外では見切りLv4、弱点特効Lv1、熱ダメージ無効、力の解放Lv1、爆破属性強化Lv2が発動*18する。
    スロットはこの時点でもLv4が4つ、Lv3が1つ、Lv2が3つ、Lv1が1つ*19とかなり優秀である。
  • 胴装備にはいくつかのパターンがあるため、以下に例を上げる。
    EXクシャナディールβ
    匠Lv2が発動する。匠で紫を出したい場合などに有効。
    激レア装飾品だが匠珠IIを使えば一部位で匠Lv4まで発動できる。
    EXレックスロアメイルβ、EXキリンベストα、EXマッスルα
    レックスロアは弱点特効+攻撃、キリンは見切りLv3+精霊の加護が発動する。
    アップデートで追加されたマッスルなら挑戦者Lv3に加え、空きスロットが3つも付いてくる。
    EXダマスクメイルβ
    集中Lv2が発動する。
    大剣や強撃ビン剣斧、盾斧などでよく用いられる。
    スロットもEXカイザーβ腰と同等で拡張性にも優れている。
    また着彩で真っ赤にできるので見た目もカイザーとよく合う。
    剣士ならばどの武器でも活用しやすい為、
    達人芸装備として非常に人気が高く剣士汎用装備として各所で紹介されている。
  • スロットが多く、装飾品でかなりのカスタマイズが可能。
    ストーリーで貰える達人珠IIとその他レア度の低い珠を合わせれば、
    お手軽に見切りLv7と弱点特効Lv3を発動させられる。
    複合スキルを持つLv4の珠次第でさらにスキルの選択肢が広がる。
  • 護石枠が自由なのも大きなメリット。
    匠の護石や挑戦の護石で火力を求めるもよし、覚醒の護石で属性解放するも良しと自由度がかなり高い。
  • デメリットがあるとすれば、防御力が他の古龍装備よりやや低めなことと、
    水、氷耐性が壊滅的になることだろうか。
    物理ダメージはある程度なんとかなるが、
    MHW時代とは違いネロミェールやイヴェルカーナといったこれらの属性の攻撃を多用する古龍や、
    古龍以外にもプケプケ亜種やベリオロスなどなかなか侮れない相手が増えている為、
    不安ならば耐〇珠による属性対策をしたり、ネコ飯で耐性を上げるなどして対応したいところ。
    スロットの余裕の有無に関わらず耐水・耐寒の装衣も積極的に着用するといいだろう。
  • アップデートによりラージャンが追加され、金色防具が解禁された。
    頭β防具の弱点特効Lv2がカイザーガルルガとかなり相性が良く、
    胴と頭を入れ替えた金カカカガなるテンプレ防具も登場している。
    EXレックスロアを採用したカレカカガよりも、防御力を若干高めにすることができる。
    見切りのスキルポイントと氷耐性が下がってしまうが、達人珠IIはストーリーで貰えるほか、
    達人の護石Lv4の強化も匠や挑戦者と比べるとそこまで手間ではないのが救い。
    微妙にレアな痛撃珠を持っていなくとも弱点特効Lv3にできるのも利点。
    また、胴と腰が同じカイザーβなので、重ね着無しでも見た目に統一感が出る。
  • 更にVer12.01のアップデートでは赤龍武器が登場。
    物理寄りベースの武器に能力を付与することでハンターに合わせた構成を実現できるのだが、
    斬れ味強化Vを2個付けると素の斬れ味に短い紫が出現する。
    これを達人芸で維持し、残りの覚醒能力をすべて攻撃力に振る物理特化の運用が非常に人気になっている。

カブカカブ(達人芸テンプレ)

  • 猛り爆ぜるブラキディオス実装により可能になった達人芸テンプレの新バージョンである。
    MHW:Iのブラキウムシリーズは2部位で挑戦者・極意が発動するので、
    カイザー3部位、ブラキウム2部位で埋めるとシリーズスキルが2つ発動する。
    ブラキウム胴に挑戦者2がついており、猛り爆ぜるブラキディオスとともに実装された挑戦の護石Vを装備することで
    いとも簡単に挑戦者Lv7を実現できる。
    また、ブラキウム脚はガルルガ脚の見切りを弱点特効に置き変え、
    スロットサイズのLv2部分をLv1にしたような性能であり、
    装飾品を嵌めればガルルガ脚と全く同じスキル構成になる。
    ガルルガ脚から換装するにあたり、属性耐性の傾向が似通っている*20為に、
    敵の属性に対する意識や立ち回りへの影響が少ない点や、
    防御力を大幅に引き上げられる点はブラキウムの長所でもある。
  • 今までの達人芸テンプレのスキルから挑戦者のレベルを7にすることが可能で、
    さらに防具のレア度が全て12になり、防御力も向上する。
    大剣のように集中3をつけたい場合もスロットが大量に空いており、武器種によってわざわざ胴防具を変えることも不要、
    実質的に上記カ〇カカガの上位互換になる。
    • しかしながら顕著な性能差が出る訳ではないので、どちらを使うかは好みというほかない。
      達人芸テンプレに新たな選択肢ができたくらいに思っていいだろう。
    • また、この装備では装飾品のレア度が高くなりがちなのが悩みどころ。
      見切りや攻撃、超会心といったスキルはほとんど発動していないため、
      装飾品が集まっていない段階ではカイザーガルルガの方が適性が高いと言える。
      上ではさらっと書いてあるが挑戦の護石Vも中々の曲者。
      IVやIIIで妥協するにしてもそれぞれMR100、70が要求されるため、
      大型アプデ終了後から始めて猛り爆ぜるブラキディオスに挑めるようになってすぐ作っても、
      その段階ではカブカカブのポテンシャルは微塵も発揮できない。
      達人芸を使うならカイザー3部位+自由枠2部位で導きの地鳴神にしばらく篭って、
      MRや導き素材、装飾品を充実させた後にカブカカブへと移行する方がいいだろう。
  • 派生として、覚醒武器に炎王龍の武技を発現させることでガルルガ脚との両立も可能にした、
    ブブカカガ+挑戦の護石という構成も存在する。
    武器自体の攻撃力は下がってしまうが、スキル自由度はさらにアップし、
    武器のスロットまで含めればデフォルトでLv4スロットが合計7つ
    というとんでもない拡張性を生み出すことが出来る。
    勿論、希少な装飾品はカブカカブ以上に必要になってしまうが、
    ガード性能や生存スキルなど火力以外のスキルも積みたい場合は候補になるだろう。
    • 攻めの守勢など4スロ装飾品が比較的有能なスキルを使用する場合、
      斉天脚を使用したブブカカ斉も強力。
      体力増強3が防具側で発動するので、痛撃・体力や超心・体力といったレア装飾品が不要なのもポイント。
  • 防具構成で言うならば、マスター防具の強化上限レベルが上昇したことで、
    カブカカブの頭をカイザーγにしても、強化上限解放前のカ〇カカガと遜色無い程度の防御力を得られるようになった。
    カイザーγを用いる場合は、レア度12防具の防御力を生かせるこちらに軍配が上がると言える。
    なお余談ではあるが、頭防具の防御力を落とすことで、
    見切りのポイントを稼ぐ例には前例がある。

バブブママ(斬れ味維持系スキル非搭載)

  • 斬れ味消耗が控えめである大剣や零距離運用スラアクで主に使われる、
    斬れ味消耗軽減系統のスキルを搭載しないテンプレ。
  • 上からEXバヌークEXブラキウムβ2部位、EXマムガイラ2部位で構成された大剣向けのテンプレ。
    一応スラアクでも運用可能だが、集中よりは強化持続のほうが恩恵があるために
    スラアク使いにはそこまで流行っていない。
    攻撃や挑戦者、フルチャージといった火力スキルを贅沢に積んだ上で
    大剣に必要なスキルが軒並み揃っていることと群を抜いて酷い呼称が特徴。
    シリーズスキルは砕竜の闘志爛輝龍の真髄の2つが発動する。
    スロットはLv4が5つ、Lv2が3つ、Lv1が5つとこれまた優秀。
    腰がαの場合はLv4が1つ減り、代わりにLv1が2つ増える。
    挑戦・体力や短縮・体力といったよく出がちな装飾品を使いスキルも比較的組みやすい。
    • マムガイラ脚は、フルチャージの付いたα推奨。
      腰もαにすれば満足感スキルが発動する。
  • 護石は攻撃の護石Vが主流。
    他スキルは弱点特効Lv3、挑戦者Lv7、見切りLv7、超会心Lv3、集中Lv3、水場適応。
    覚醒武器ならば素の会心率5%と合わせ、怒り時は傷つけ無しに弱点部位への会心率が100%となる。
  • 斬れ味補助スキルが無いため、大剣や素で斬れ味が優秀な武器以外での運用にはあまり向いていない。
    覚醒武器ならば覚醒能力で斬れ味Vを1つ積んで白90とするか、
    3つ積んで紫70とするのが良いが、この構成ならば後者の紫運用がおすすめ。
    斬れ味補正は乗算であるため、攻撃や挑戦者、フルチャージといった基礎攻撃力を上げるスキルを多く積める
    この構成では紫補正1.39倍が活かせ、白運用より火力が高くなることが多い。
    集中が不要な武器種であれば頭を龍紋やブラキウムなどの別の装備に替えることで、剛刃研磨を入れられる。
  • なお、Horizonコラボクエストは現状PS4版のみの配信である為、Steam版ではEXバヌークを含んだ構成は実現できない。
  • 若干変態じみた名称も特徴的であり、ママにバブみを感じてオギャる装備とネタにされることも。
    しかし性能は上述の通り優秀で、この装備でオギャる狩猟する大剣使いは多かった。

ブブエエマ(斬れ味維持系スキル非搭載)

  • 斬れ味消耗が控えめである大剣や零距離運用スラアクで主に使われる、
    斬れ味消耗軽減系統のスキルを搭載しないテンプレ。
  • 第四弾アップデートでアルバトリオンのEXエスカドラ防具が追加されたが、
    腕や腰は高レベルの攻撃スキルを搭載しており、上記の構成に僅かながらアレンジを加えることが可能となった。
    大剣の場合は頭と胴をEXブラキウムβ、腕をEXエスカドラβ、腰をEXエスカドラα、脚をEXマムガイラα。
    スラアクでは腕をαに変えて強化持続Lv3を発動させる。
    弱点確定会心の超会心はもちろんのことだが、攻撃Lv7、挑戦者Lv7、フルチャLv3が装衣スロットなしで発動し、
    もう追加で盛れるのは不屈しかない…という破格の火力を手にできる。
    その不屈も空いたLv1スロットを使うため攻撃を下げずに搭載可能である。
    火力一辺倒というわけではなくしっかり体力増強3も搭載可能なので、生存率がないがしろになることもない。
    根性は無くなるが、それ以外のバブブママ構成のスキルはそのままに龍耐性Lv3と大剣ではあまり活かせない耐性変換
    が付いてくる上、エスカドラ防具は属性耐性が非常に優秀なため、ほとんどバブブママ構成の上位互換になる。
  • その後、氷刃佩くベリオロスのEXオルムング防具が追加され、大剣装備は上記の構成からさらにアレンジが可能に。
    攻撃Lv3が付いた胴のβか見切りLv2が付いた腕のβを使用することで、
    耐性が僅かに上下するがスキル構成をそのままに、オルムングの一部位によるシリーズスキル抜刀術【力】を追加できる。
    また、ほぼ意味がない耐性変換を外して、
    オダブエブ(オルムング、ダマスク、ブラキウム、エスカドラ、ブラキウム)とする構成もある。
    抜刀大剣構成ほど恩恵を受けられるわけでは無いが、僅かながら攻撃バフもかかるし、
    スタン、減気ともに隙を作るのに役立つので損はないだろう。
    頻繁に戦う古龍相手に減気は効果がないが

冰気テンプレ

Ver.14以前
  • 冰気錬成の発動のために覚醒武器冰龍の神秘を付与させた、大剣と片手剣向けの装備。
    ややマイナーな用途としては居合メインの太刀に採用されることもある。
    装備はEXラヴィーナ、EXラヴィーナ、EXブラキウム、EXラヴィーナ、EXブラキウム、護石は挑戦の護石Vとする。
    斬れ味強化Vも合わせて搭載され、あとは攻撃力強化か属性強化を必要に応じて追加する。
    スキルは2つのシリーズスキルから冰気錬成属性会心挑戦者・極意
    見切りLv7、挑戦者Lv7、弱点特効Lv3、超会心Lv3、攻撃Lv4、ひるみ軽減Lv1、納刀術Lv2あたりを基本とし、
    頭と腰をαにするかβにするかで災禍転福のレベルが変動する。
    火力を求めるならどちらもαだが、体力増強はLv1が限界になってしまう。
    片方だけαにすれば体力増強はLv3まで載り、災禍転福はスキル効率が最も大きいLv1を発動できる。
    • クシャルダオラのように一切のやられを引き起こさないモンスターを相手にする場合や、
      ナルガクルガ及びネルギガンテのように裂傷をあまり能動的にもらえないモンスターの場合は、
      どちらもβにしてLv4スロットを確保するのも一手。
      とはいえαの時点でLv3とLv2スロットなので、βにしてもそこまでスキルを追加できるわけでは無い。
      強力な複合珠があれば或いは…といったところか。
  • 怒り状態なら傷なし弱点にも確定会心になっており、武器出し攻撃に縛られずに攻撃性能が向上するとともに、
    大剣以外の武器種での採用が現実的になった。
    また、ラヴィーナ頭及び腰には災禍転福が付与されており、火属性やられ回復で簡単に火力を上げることが出来る。
    また、火属性やられに限らず、漢方薬、ウチケシの実、アステラジャーキー等の
    食事モーションが一瞬しかないアイテムで他の状態異常や属性やられも解除できるため、
    なにかしら属性や状態異常を使うモンスターが多いMHW:Iでは、火力バフを得るのはかなり容易。
    ひるみ軽減もLv1まで発動しており、片手剣ではマルチ時にも使いやすい。
  • 特に片手剣でこの装備を使った、いわゆる「冰気ジャストラッシュ片手剣」の火力は近接武器でもトップクラスであり、
    ジャストラッシュの単発威力が大剣の溜め斬りに匹敵することすらある。
    しかしながらスロットに余裕が一切なく斬れ味サポートができないため、
    素の90で立ち回るプレイヤースキルが要求され、達人芸に比べるとハードルが高い。
    また、斬れ味消費が少ないジャストラッシュを如何にたたき込めるかが火力に直結するため、
    あまり狙えないようでは正直なところ達人芸の下位互換になってしまう。
    ある程度練度があって初めて強さを発揮する装備と言えるだろう。
Ver.15以降
  • 同アップデートにて追加されたEXドラゴン装備EXラヴィーナγ装備によって
    冰気テンプレも大幅進化を遂げた。
    大剣及び片手剣どちらも黒龍武器を使うか、覚醒武器に冰龍の神秘を付与して使うかの2択があり、
    スキルやバフが乗った後の期待値はほぼ同じ数値になるが、差別化するなら
    「理論上期待値トップの黒龍武器構築」「僅差で劣るも会心率や斬れ味が安定している覚醒武器構築」といった具合。
    具体的なスキル構成は後述するが、適性のある武器種においては主流なスキルを搭載することで、
    圧倒的な拡張性を誇るEXドラゴン4部位構成より物理火力で勝る数少ないテンプレとなる。
    • 片手剣の場合は会心率や斬れ味の差がもろに出るので最終的な期待値の差はそこまで大きくないが、
      大剣の場合は冰気で最も強化される抜刀攻撃が黒龍武器構成でも抜刀術【技】のお陰で会心率100%に届き、
      手数の少なさから紫ゲージの短さも片手剣と比べればそこまで問題にならないので、
      素の攻撃力の差が響き火力にはそこそこ大きな差が生まれる。
    • 大剣の場合、ブラックミラブレイドならララドララ、赤龍ノ断ツ剣ならラドドララ。
      片手剣の場合、真・黒龍剣ならラララドラ、赤龍ノ裂ク牙ならラドラドラがテンプレ構築である。
      護石は主に挑戦の護石V、次点で攻撃の護石Vが主流か。
      共通するスキルは、フルチャージLv3、災禍転福Lv3、挑戦者Lv5(覚醒武器はLv7)、
      攻撃Lv4~、見切りLv7、弱点特効Lv3、超会心Lv3、納刀術Lv3辺りで、
      大剣なら腰装備によって集中Lv3が乗り、黒龍武器構築は抜刀術【技】Lv3が胴防具で発動する。
      斬れ味をケアするために匠Lv2~4が必要だが、特に上記のスキルを削ることなく搭載可能。
      また、会心率を意識する場合は力の開放Lv2も選択肢に入る。
      • テンプレという以上は上記のような火力スキルを積んでおきたいところだが、
        その中の基礎攻撃力を上げるスキルで自力で発動する必要があるのは攻撃と挑戦者だけである。
        加えて黒龍武器ほどの基礎攻撃力ならば会心系のスキルさえ完備しておけば十分火力は出せるので、
        装飾品がないから組めない…と気を落とさずに済むのもこのテンプレの長所。
        追加で盛る中では必須クラスの匠も、匠珠2があれば便利だが、
        仮に持っていなくても腕をEXドラゴンαにすればLv3まで素で発動する。
        達人珠2×2個、攻撃珠2×1個など確定入手や配布されたものも活用すれば、
        装備自体に有用なスキルが搭載済みなことも相まって欲しいスキルはかなり簡単に揃えられる。

龍紋ラヴィーナ

  • 頭・腕・足をEX龍紋βに、胴・腰をEXラヴィーナβで組みこむ属性重視の双剣・弓向け装備。
    会心撃【属性】と納刀術Lv2、超会心Lv2、回避性能Lv1、ひるみ軽減Lv1、属性やられ無効Lv1、
    そして新たなシリーズスキルである龍脈覚醒が発動する。
    空きスロットもLv4が5個、Lv2が3個、Lv1が5個と豊富で、
    龍脈覚醒により会心率上昇効果と、自傷ダメージでの力の解放発動の重複で会心率を高める。
    • 弱点特効ありきだった弓装備に一石を投じうるものの、
      自動回復があるとはいえ自傷によるピーキー気味な性能でやや慣れが必要である。
      作成も期間限定のムフェト・ジーヴァの討伐が必要であり、最終盤まで作成出来ないのも難点か。
  • 装飾品と護石を入れ替えれば属性双剣向けの強力な装備にもなる。
    弓装備の場合と同様、スタミナ補助の側面からも力の解放とかなり相性が良い。
    しかし、当然ながら達人芸と併用できないので、
    剛刃研磨業物を発動させての運用となる。
  • 素材元であるムフェト・ジーヴァ、胴・腰は反対に防具の頭文字を取ってムラムラ
    力の解放と合わせて、誰が呼んだかムラムラ解放
    ラヴィーナより馴染みのある素材元を混ぜた龍紋カーナとも呼称される。
    ネットではこちらの呼び方のほうが有力か。
  • また、使用する珠の関係で頭と胴を入れ替えたラムムラムという形も存在する。
    この場合、弓や双剣では使い道の薄い納刀術を削りつつ、精霊の加護Lv2と属性やられ無効Lv2で
    生存性を上げることができる。
  • 下記の龍紋一式とはしばしば比較されていた。
    龍紋実装当初はこちらの方がスキル自由度が高く使いやすいとされていたが、
    マム・タロト武器がマスターランクに対応してからはラヴィーナのシリーズスキルで
    属性会心をつける意味が皆無となったので、すっかり廃れてしまうこととなった。
    ただし、龍属性ではアルバ武器が龍紋一式を装備した皇金の龍属性を上回るケースが多いので、
    こちらを採用することとなる。

シルソル4部位

  • シリーズスキルである真・会心撃【属性】の恩恵を受けやすい武器で使われる装備構成。
    基本的にβ防具4部位だが、火属性装備の場合はα防具を混ぜて使用する。
    余った1部位にはガルルガ脚やキリン腕、弓に限るがウーロン腰を採用することが多いか。
    ダメージを属性火力に依存する弓や双剣がメインだが、
    見た目だけはナイスな武器をなんとか使うために採用することもある。
    このテンプレ装備の優れた点は以下の通り(弓と双剣向けに記述)。
    • とことん属性火力を底上げする
      会心率を確保する必要こそあるが、会心発生時に属性部分を1.55倍する効果は捨てがたい。
      また、シルバーソルはデフォルトで超会心が発動する。
      属性火力のために会心率を上げるとこちらも勝手に発動しているのはなかなか便利。
      • ガイラダガーやガイラアローと併用した場合、期待値では皇金武器+龍紋一式を上回る事もある。
    • スリンガー装填数が増加
      銀火竜の真髄では4部位スキルのほうが注目されがちだが、
      2部位装備でスリンガー装填数・極意が発動することにも注目したい。
      弓や双剣は傷を付けにくいカテゴリーにあるため、ぶっとばしで隙を作って確実に2回攻撃しておきたいところ。
      増加した分のスリンガー弾はぶっとばし後にも残るので、1度目で上手くいかなくても再度挑戦することができる。
      また、スリンガー弾を消費するアクションが強化されるのも地味に便利。
      弓には竜の千々矢があり、双剣にも回避強化撃ちがある。
      前者は火力上昇、後者は使用回数増加が期待できるので発動していて損はないだろう。
  • こう見るといいことづくしのように見えるが、弱点もあるにはある。
    • スキル自由度の低さ
      会心率を100%にして、属性強化もして、超会心の不足レベルを補って…
      と、ただでさえやることが多いのに加えて、
      弓は溜め段階を上げて体術もつけて、各種弾強化をする。
      双剣も斬れ味サポートが一切ないので、斬れ味関係のスキルが欲しいことも多い。
      必須スキルの少ない片手剣等はともかく、
      最低限の火力を確保するためにこれだけスキル枠を使ってしまうと、
      基礎攻撃力を盛るスキルはもちろん、生存スキルを積む余裕すらないことがほとんどである。
    • シルバーソルαは火属性攻撃強化を備えているので、火属性の武器のみ少しだけ余裕がある。
      • 生存スキルは複合珠でなんとかなることが多いが、珠がでなければどうしようもない。
        やはりヤツに怯えるしかないのか…
    • 会心が出なければ火力がガタ落ち
      会心が発生しなければ1.55倍の効果は発生しないので、弱点部位をはずすと火力がガタ落ちしてしまう。
      弱点特効がなければ会心率を100%にもっていくことが困難なので避けることはできないのが悩みの種である。
      また、会心が関係ない強属性ビンチャージアックスのビン爆発には全く効果が無く、
      属性ライトはスキルの関係上より火力を引き出せる装備構成があるので、
      この2種については下記の龍紋一式の項目を参照されたし。
  • デメリットさえなんとかすることができれば最強と言える火力を出す事が出来る。
    初心者でも使いやすいとは言えないが、
    モンハンに慣れてきて火力が欲しくなった時は選択肢の一つに加えてみるといいだろう。

テエテエエ+各種属性の護石Ⅴ

  • 基本的な使い方は使いたい属性攻撃強化Lv6を護石+装飾品で発動させて、
    防御をLv4以上(各属性耐性がLv4で+3、Lv6で+5)にして、
    ネコ飯の野菜定食(各属性耐性+15)を食べて各属性耐性を上昇させることで、
    エスカドラのシリーズスキル2種の効果で武器の属性値を最大限上昇させることである。
    各属性耐性がすべて20以上(属性やられ無効)にも達するため、非常に高い防御性能を持ちつつ、
    比較的高い属性攻撃性能を発揮することが特徴。
  • 攻撃性能では皇金武器+龍紋一式にやや劣るが、スキルやネコ飯で属性耐性を上げて
    攻撃性能を高めることが基本になるため、必然的に防御性能は最高クラスを誇る。
    • 防御Lv4+ネコ飯(野菜定食)+全属性耐性強化の場合、
      火25水31雷29氷32龍48と非常に高い耐性値になり、
      防御Lv4の効果で防御力1.05倍、フル強化+守りの護符・爪で数値にして11341100を軽く超える
    • 防御Lv6+ネコ飯(野菜定食)+全属性耐性強化の場合、
      火28水34雷31氷35龍50ととんでもない耐性値になり、
      防御Lv6の効果で防御力1.08倍、フル強化+守りの護符・爪で数値にして1180となる。
      属性武器として皇金武器を持てば追加効果で防御力が上昇するため、1201となり1200を超える*22
  • スキル以外にもとても重要な特徴として、なんとこの装備とてもかわいい見た目がいい
    女性用は頭が前髪ぱっつんロングヘア、胴は大胆に豊満な胸元が開いており、
    ノースリーブのため健康的な肩から二の腕までがあらわになっている。
    腰は所々が縦に隙間の空いたふんわりとしたスカートになっており、
    そこから魅惑的な脚のガーターベルトがチラチラと見え隠れする。
    一方の男性側も黒衣の剣士暗黒騎士の様な出で立ちで中々にカッコ良く映える。
    全体的にカラーは黒で統一されており、テンプレ装備とは思えないほど見事にマッチしている。
    武器の重ね着を共に活用すれば、思い思いの中二オサレファッションを演出してくれるだろう。
  • EXテンタクルとEXエスカドラの装備を組み合わせたためテエテエエだが、
    一部ではその見た目からかてぇてぇとも呼ばれている。
  • 火力と快適性を兼ね備えた優秀な構成だが、欠点もある。
    • まず何と言ってもその作成難度
      作成にあたって対峙する必要がある相手が歴戦王ネロミェールアルバトリオンである。
      どちらも今作の中でも相当な強敵で、一筋縄ではいかない。
      エスカドラの方は最悪討伐出来なくとも作る事自体は可能だが、
      テンタクルγの方は討伐が必須であり、ネロミェールが苦手なハンターには鬼門となる。
      属性耐性の高い装備を作るために強烈な属性攻撃を持つ2体を相手しなければならない
    • もう一つは、ネコ飯(野菜定食)にかなり依存していること。
      1乙して飯バフ(各属性耐性+15)が消えてしまうと、途端に攻撃性能と防御性能が大きく下がってしまう。
      最高クラスの防御性能を持っているので死ににくくはあるが、無理に攻めるのは控えよう。
      日替わりスキルでおまけ術が出た場合は積極的に併用したい。
      加えて、常日頃おすすめ定食や攻撃アップ飯を食べている人はうっかり間違えないように注意
    • 最後に属性会心が発動しない為、武器が皇金武器に限定される点。
      属性会心が無くても戦えない訳ではないが火力で大きく劣ってしまうので、アルバ武器との併用は難しい。

龍紋一式

  • シリーズスキルである真・龍脈覚醒の効果を受けやすい武器で使われる装備。
    基本的にβ一式だが、渾身も使いたい場合はα防具を混ぜることがある。
    斬れ味サポートは一切ないので、近接武器で扱う際には剛刃研磨などのスキルが必要になってくる。
    有名なのは水冷弾速射覚醒水ライト属性チャアク(お魚チャアクや覚醒武器など)だろうか。
    これらに高相性なのには主に次の点が大きいだろう。
    • 属性値が上がれば上がるほど強い
      属性チャアクの最大のダメージ源である超高出力属性解放斬りには爆発部分に会心が乗らない。
      というか若干弱体化されたので属性値を少しでも盛らないと榴弾ビンに見劣りしてしまう。
      また、ボウガンに至っては属性上限引き上げ効果により属性強化スキルがLv3どまりではなくLv6まで乗る。
      こうなると真・会心撃【属性】などなくとも破格の属性火力を得る事になる。
      純粋な属性値が高いほど火力を発揮出来るので、属性値を150も引き上げるこのスキルは大変有用なのである。
    • 物理部分ですら強化してしまう
      いくら属性偏重構成だからといっても多少は物理火力もある。
      龍紋一式はそこですらダメ押しといわんばかりに強化してしまうのだ。
      まず会心率が40%上昇することに加えて素で超会心Lv3が発動している。
      更に自傷ダメージにより常時逆恨みの発動が可能なので基礎攻撃力も容易に上げることができる。
      あとは適当に会心率を上げておくだけで、
      属性弾の物理部分、超高出力属性解放斬りの斧部分にも火力上昇が見込める。
    • 防御面も優秀である
      防具としての性能もなかなか優秀で、防御力も十分高い。
      また、回避性能のスキルも付与されているためそもそもの被弾も減らせるし、
      属性やられ耐性によって龍属性による属性封じといった嫌な事態も防げる。
      なお、属性やられ耐性に関してはβならLv2までの発動であることから、
      災禍転福と合わせて攻撃に転用することも可能だったりする。
  • 特に水冷弾速射水ライトはムフェト・ジーヴァ戦において手軽に高火力を叩き出すので、配信されてしばらくは
    「ハンターを募集してみたら、全員が龍紋一式で赤龍ノ狙ウ弩・水だった」
    という事も珍しくなかったほど。
  • マム・タロト素材で強化された皇金武器とのシナジーも大きい。
    会心率上昇効果と皇金武器の高い会心率が会心撃を下支えすることができ、
    弱点特効なしで常に会心100%も簡単に達成できる。
    皇金武器の中でも屈指の性能を誇る皇金の盾斧・氷を始め、
    多くの武器種で属性運用が強力なものとなっている。狙った武器が出るかはともかく
    属性運用に向いた武器にありがちな手数の多さからくる斬れ味問題も、
    キレアジの上ヒレの安定入手が可能になったことから剛刃研磨一つでカバーできる。
    • 属性武器で龍紋以外のテンプレ装備と言えばシルソル4部位だが、
      皇金武器の会心撃とシルソルの真・会心撃は重複しないので、
      龍紋装備との相性以前に、他に皇金武器と組み合わせられる防具がテエテエエくらいしか無いという事情もある。
  • また、会心率40%上昇効果のおかげで弱点特効さえ発動すればあとは10%上げるだけでいいという事もあり、
    属性重視の武器でなくともかなりの火力を叩き出す事が可能。
    勿論、見切りLv7やカスタム強化を駆使して安定した会心率を求めても良い。
    • 見た目の点でも優秀。
      龍紋装備のデザインは納刀時でも男女ともに悪くなく、好みはあるにせよギミックも秀逸である。
      ただ、なまじ使い回しが効く分ずっと龍紋装備を着ているというハンターも少なくなく、
      重ね着を利用しているハンターも多いが。
    • また、確かに使いこなせれば強力な装備だが、
      「龍紋一式が強い」という情報だけを耳にして自傷ダメージで自滅する困ったハンターもいる。
      火力と引き換えに明確なデメリットを持つ装備なので、扱う際は普段以上に慎重な立ち回りや、
      回復カスタムを忘れずに付与することを意識したい。
  • 似たような装備として、2部位をEXエスカドラ装備に組み替えたものもある。
    龍脈覚醒こそランクダウンしてしまい、耐性変換【属性】があっても
    属性の伸び代も合計20ごとに属性値+10と見込めないが、
    スロットの質やよく使われる胴の体力Lv3は強敵にも有効であり、逆恨みは龍脈覚醒とのシナジーを持つ。
    胴に並んでよく使われる腰部位は攻撃スキルも付いており、
    αなら攻撃4とクラッチ攻撃強化をちょうど付けられるLv3スロットも用意されている
    (しかもエスカドラと龍紋装備で下がってしまう龍耐性をカバーする龍耐性Lv3も付属している)。
    使う武器や装飾品の手持ち、相手にするモンスターなどと相談し、各々にとって使いやすい方を使うといいだろう。

龍紋ブラキ

  • 龍紋一式の亜種のような構築であり、龍脈覚醒+20%、挑戦者Lv7+20%とすることで真・龍脈覚醒と同じ会心率を確保、
    同時に基礎攻撃力の強化も狙えるのが主なコンセプト。
    龍脈覚醒の分で属性値自体は龍紋一式に少し劣るものの、
    基礎攻撃力が上がる分で総合的なダメージでは龍紋一式を超えることが多い。
    防具の部位は人によって若干バラツキがあるが、龍龍ブブ龍やブ龍龍ブ龍あたりがメジャーな模様。
  • 剛刃研磨ありきだが、物理運用でもお呼びがかかることがある。
    逆恨みを追加したいが挑戦者・極意も捨て難い…という時に使われ、
    スキルがカツカツになるものの弱点特効なら見切りや攻撃なしで会心率90%になるため、
    会心率100%到達はそこまで難しくはない。
    回復カスタムも不要なため攻撃カスタムを更に追加でき、
    剛刃研磨との相性さえよければ達人芸を超える攻撃性能を実現可能。
  • 装備の頭文字を取って呼ばれることの多いテンプレ装備の法則に沿って、
    この組み合わせもブリブリやブリリリリと呼ばれることもあるが、
    流石に汚いので呼びにくいためか、そこまで広くは使われていない。

龍紋カイザー

  • 赤龍武器の覚醒能力に炎王龍の武技を埋め、防具でカイザー2部位とEX龍紋3部位を装備する剣士用装備。
    龍脈覚醒と達人芸という強力なシリーズスキルを2つ発動し、会心率向上と斬れ味維持を両立させる。
    会心率を龍脈覚醒の+20%、カイザーと相性のいい弱点特効Lv3で+50%(場合によっては見切り)、
    残りスキルで100%にし超会心を発動させるのが一般的。
    他は装飾品頼みになるものの、空いたスペースに龍脈覚醒と相性のいい逆恨みや、生存スキルなどを積むことも。
    達人芸があるとはいえ傷つけ部位を外した場合も最大斬れ味をキープしやすいほどほどの手数、
    龍脈覚醒の回復効果のために頻繁に納刀しないで回れる、の二点を満たしやすい武器種に適している。
    赤龍武器の覚醒能力は炎王龍の武技、素で短い紫斬れ味を出すため斬れ味強化2枠+残りで攻撃2枠か、
    紫を諦めて白運用にしての全て攻撃に振るどちらか*23
    • ある特定の武器の運用を見込んだテンプレ装備というのは過去にも存在したが、
      これは3部位発動のシリーズスキルを2種用いることから
      赤龍武器を用いなければそもそも成立しないという従前とは似て非なるスキル構成となっている。
      未強化である属性は有って無いようなものなので全属性用意する必要が無いのが救いといえば救いか。
  • また、龍脈覚醒こそ発動しているが、他の達人芸装備と同様に傷つけによる弱点特効Lv3の+50%を
    主要な会心率アップ手段としているので傷付けに対する依存度は高い*24
    初回の傷つけから傷つけを絶やさない管理も必要になる。
    • Ver15.01以降は傷付け周りのシステムが大きく改善されているので、傷の維持は楽になった。
  • クラッチクローはモンスターにクラッチした時点で納刀する判定になっているので、
    龍脈覚醒の回復のための攻撃カウントが途切れる。場合によっては武器攻撃で抜刀して着地したのに
    再び納刀しなおしてアイテムを使わなければならないこともあり、クラッチの運用には要注意。

ゾゾシゾシ

  • 頭胴腰にEXゾラマグナα、腕と脚にEXシルバーソルβを装備した、ガンランサー御用達のテンプレ装備。
    発動スキルは砲術・極意砲術Lv5スリンガー装填数UP・極意スリンガー装填数UPLv5
    耐震Lv3、ひるみ軽減Lv1。
    スロットはLv4が2つ、Lv3が2つ、Lv2が5つ、Lv1が2つ。
  • MHW:Iにおいて、砲撃を主軸にする場合のガンランスの装備はEXゾラマグナシリーズなど、砲撃・極意
    および砲術Lv5を発動することが主流となっているが、このテンプレではそれに加えて
    起爆竜杭の持続時間向上に有効なスリンガー装填数UPも付くうえにスロットもそこそこ優秀と、
    まさに欲しい物づくしの装備と言えるだろう。
    • お守りに鉄壁の護石Vを用い、ガード強化と装填数UPを付けるだけで必須スキルはほぼ揃い、
      装飾品さえあれば放射型で用いられる溜め砲撃の溜め時間を短縮する集中を付ける余裕も十分にある。
    • 地味ながら、マルチ向けのひるみ軽減が入っているのも事故を防ぐ面では悪くない。
      Ver.12.01アップデートで起爆竜杭の誘爆によるしりもち判定がのけぞり判定に変更されたので、
      こちらからこかす心配もなくなった。安心して起爆竜杭をぶっぱなそう。
  • ムフェト・ジーヴァの登場と共に追加された覚醒武器は、武器の覚醒強化枠でシリーズスキルを
    1パーツ肩代わり出来るので、5部位固定だった初期よりスキルの柔軟性が向上した。
  • 後に追加されたEXテンタクルγ装備より、砲撃【放射型】の覚醒能力を入れた覚醒武器とゾゾシテシが人気に。
    こちらは回避距離3とオマケの回復速度がありスロットも優秀な為、比較的簡単に必須スキルと高機動を実現できる。
  • この他ガード強化の強壁珠未所持者向けにEXシルバーソルをEXガンキンに変えたゾゾガゾガというのも存在する。
    EXガンキンはガード性能も付与されていたりと、こちらもガンランサーに有用なスキルが揃っている。

ブラキウム一式

  • 猛り爆ぜるブラキディオス参戦により可能になったガンランス及び榴弾チャージアックスの新たな装備。
    欲しいスキルにあわせて任意の部位をα防具に置き換えることが多い。
    4部位装備で挑戦者・極意と砲術・極意が発動し、
    豊富なスロットと優秀な素のスキルを組み合わせることで
    ガンスとチャアクどちらにも対応できる、高性能な装備である。
    あとの1部位は他の防具でも発動は可能だが、スキルとスロットの都合上、
    その部位もブラキウムを採用した方がプラスαでスキル発動を見込める。
    • 榴弾チャアクでは基礎攻撃力を限界まで盛った超高出力ぶっぱ構成で用いられ、
      レア装飾品なしで攻撃7挑戦者7無傷3攻めの守勢3という脳筋歓喜の火力スキルが搭載でき、
      ここに体力増強や集中、砲弾装填数UPといったスキルも全て乗る。
      ゾラ防具ではこれらを全て発動させるのは困難を極めていたほか、会心率を盛る余裕が全くなかった。
      しかし、この装備であれば挑戦者7、攻撃7、さらに弱特3を搭載することも可能なため、
      75%もの会心率が確保できる。
    • ガンランスでは突き砲撃ループとフルバループで使われ、
      ゾゾシゾシでは難しかった斬撃部分の強化がいとも簡単にできる。
      スロットの豊富さはこちらでも生かされており、
      業物でも剛刃研磨でも双方に欲しいスキルを全て搭載できる。
      スキル構築によっては超会心で傷つき弱点部位に対し会心率100%を実現可能であり、
      これによって放射一強の環境がついに打破されることとなった。
      • 特に砕光の銃槍を使った突き砲撃ビルドが人気になっており、
        この場合だと武器から防具まで全て猛り爆ぜるブラキディオス装備になることで
        統一感が出るのも良い点である。
        殴りガンスでなくともついにゾゾゾの呪いからついに解放されることにもなった。臨界ブラキの呪い
      • ただし、2回組の武器種であるガンランスが内包する、
        物理火力を出す際に2度のクラッチ攻撃を要する弱点は健在。
        「放射一強の環境が打破」と言っても、ブラキウム4部位で火力スキルをフルに積み、
        物理肉質が柔らかい相手を選んでようやくゾゾシテシで
        生存スキル積み放題の放射と肩を並べられるというのが実情であり、
        事実TAでも砕光の銃槍+ブラキウムが放射ガンスを破るのは稀であった。
        この問題の解決は最後の大型アップデートであるVer15.01まで待つことになるのだが、
        同時追加されたEXドラゴン装備と圧倒的な武器倍率の真・黒龍銃槍による殴り特化ガンスの登場により、
        火力レースにおいてブラキウム一式もチクボンも姿を消してしまうことに。
  • 他にも、豊富なスロットを活かしてガード性能と回避性能をフルに積み、
    ガードにも回避にもスキを見せないという贅沢な構成も可能である。
    レアな装飾品が多数必要にはなるが、これにガード強化や回避距離スキルも積み込めば
    砲撃も物理攻撃も高くガードも一級品、回避も得意で機動力もある
    という、過去作では難しかった夢のような構成も可能である。
  • 実は開発がガンランスで便利な性能に仕上げたと明言しており、
    これ程にガンランス(とチャージアックス)にマッチするのもまあ当然といえば当然である。
    開発のお墨付き装備とでもいえるだろうか。
    しかし、極意が付く順番が挑戦者(2部位)→砲術(4部位)であることから、
    他の武器種も含めると、武器種を問わない2部位汎用として使われることのほうが多い。
    せっかく追加された防具が一部武器種にしか使えないことを危惧すれば当然の措置ではあるのだが、
    一部のガンランサーからは「付ける順番が逆だ」という声も。
    実態としては「(独特のスキル構成を要求される)ガンランスにも対応した汎用装備」とでも言った方が近いか。
    とはいえ拡散型の場合、両立させるならブラキを2つゾラ3つ、またはブラキ4つ以上になる。
    どちらに自由度があるかは一目瞭然であり、またスキルの相性もあるため便利であることは間違いない。

エンプレス&ゴールドルナ

  • 装衣の使用サイクルが短くなる整備Lv5と、優秀な生存スキルである精霊の加護Lv5を両立した装備。
    体力増強Lv3の発動が容易のため、装衣と合わせて生存スキルを重視したい場合や、
    狩猟時間が長くなりがちな大連続狩猟、連続でモンスターが現れる導きの地などで有効。
    被弾率が高く、スキル縛りの少ない太刀や片手剣、
    高火力を叩き込めるチャンスが多いほど強力なスラッシュアックスをはじめとした剣士で人気の装備である。
    いわゆるパンパンゼミ戦法とも相性が良い
  • 防具の方は頭と腕がEXエンプレスβ、胴がEXゴールドルナβなのはほぼ確定。
    この時点で整備Lv4に精霊の加護Lv2が発動する。
    • 腰をゴールドルナ、脚をエンプレスにした場合は、
      整備Lv5、精霊の加護Lv5が発動、おまけで広域化も付けられる。
      防具はα、βどちらも優秀なので、この選択は装飾品や武器によって切り替えよう。
      頭文字をとって、通称エゴエゴエ。
    • 腰をエンプレスβ、脚をゴールドルナβにした場合は、
      整備や加護のレベルが下がる代わりに弱点特効Lv2が発動する。
      整備、加護のLv4複合装飾品を多く持っている場合はこちらもアリ。
      女主人公で見た目とアレが人気なエンプレス腰でお姫様気分も味わえる。
      金ピカのゴールドルナ胴との見た目相性は最悪なので、ぜひ重ね着を利用したい。
  • スキルについて語ってきたが、スロットの方もLv4が多く空いており、護石枠も自由、
    装飾品があれば、弱点特効Lv3、見切りLv7、超会心Lv3といった最低限の火力スキルは揃えられる。
    斬れ味関係のスキルがないが、業物の護石か白ゲージがやたら長い武器、白ゲージを伸ばした覚醒武器を使えば問題ない。
  • 整備Lv5で使い回す装衣は自由だが、不動の装衣は特に相性がいい。
    確率だが、精霊の加護で多段ヒット攻撃にもある程度の対応が可能になる。
    それどころか、不動の装衣&転身の装衣を使い回すことすら可能である。
  • と、スキルの方はかなり優秀で初心者にもおすすめしたいところだが、
    作成できるのはMR解放後、しかも一癖も二癖もあるマスターランクのナナ・テスカトリ
    リオレイア希少種の狩猟が必要なため、制作難易度は高い。
    また、火力スキルまで両立しようとすると、これらに加えてそこそこの装飾品まで要求される。
    • ただ、アップデート11.01にて導きの地:溶岩地帯の追加に伴い地帯レベル上限が上昇し、
      上限上げをしなくてもLv7地帯が3つ生成可能となった為、遭遇難度については若干緩和されている。
      荒地地帯または溶岩地帯のどちらかを上げればそこに両方とも出現するので、素材集めの両立も容易。
  • 火力重視の装備は頻繁にテンプレが入れ替わったりしている中、
    防御寄りのテンプレ装備はあまり更新されておらず、
    幾度の装備追加がなされた現行バージョンにおいても、これ以外にテンプレと呼べる程のものは追加されていない。
    • アップデートによる追加防具では激昂したラージャン防具の火事場・極意を除けば
      防御寄りのシリーズスキルを持つ防具はEXマムガイラシリーズ程度。
      その発動スキルも2部位で根性、4部位で満腹感・極意と
      精霊の加護や整備と比べるとダメージ軽減の効果がないため生存率が上がる訳ではなく、
      シリーズスキル無視でパーツ単位で防具として組み込まれるのが関の山となっている。
      このテンプレに組み込むにしても、整備と根性の相性は悪くないが
      精霊の加護と根性は噛み合っていないため使いづらい。
      • EXマムガイラシリーズは早食い、満足感、広域化で回復とバフをばら撒きまくる
        パーティーのサポーター用のテンプレとでも呼べる性能をしており、
        装備者個人の生存性を爆上げする当テンプレとは方向性がかなり異なる。
    • アルバトリオンの参戦によりエスカドラシリーズが追加されたが、
      そのシリーズスキルに耐性変換【属性】全属性耐性強化が登場した。
      このシリーズスキルを活用するために防御スキルとネコ飯の野菜定食を利用し、
      属性耐性を上昇&属性攻撃力へ変換させるという構成の
      新たな防御寄りのテンプレ装備が生まれることになった。
      しかし、本作のモンスターが繰り出す属性攻撃は物理+属性の複合であり、
      属性耐性のみでのダメージ軽減率は高くなく、
      属性やられにならない点を除けば防御面では加護+整備装備が一歩先を行く。
    • 最終アップデートで追加されたEXドラゴンが属性以外何でも伸ばせる万能装備となっており、
      ようやくエンプレス&ゴールドルナの上位互換と呼べる装備構成が実現した。
      • 一方、そのミラボレアス討伐のために
        高い火耐性と防御系スキルを両立できる本テンプレが使われることも多い。
        特に精霊の加護・極意はミラボレアス戦では有効に働くことも多く、
        剣士は斬れ味優秀なアルバトリオン武器と合わせて採用することも。

EXドラゴン

  • MHW(:I)はテンプレ装備の数が他シリーズに比べても特に多く、
    武器種だけでなく火力特化、防御スキル寄りなど様々な選択肢があった。
    EXドラゴンシリーズはそんなMHW:Iの最後の大型アップデートで
    かの黒龍ミラボレアスとともに追加された装備なのだが
    その性能はMHシリーズの歴史に未だかつて無いほどの超性能
    もはや公式チートという言葉に相応しい性能であり、新大陸のハンター達を驚愕させた。
  • まずはシリーズスキルだが、この時点で既に規格外の強さである。
    • 2部位で発動する継承は、「全ての極意スキルの上限が解放される」という
      他の○○・極意装備の価値をほぼ失わせてしまうほどのトンデモ性能。
      ただし、防具では極意の内容スキル自体は発動しないため、装飾品や護石でスキルを盛る必要がある。
      • なお、こちらに関しては事前にデベロッパーズダイアリーで
        存在が示唆されていたため、ハンター達の期待も高かった。
    • そして、4部位で発動する超越は、「クエスト開始時、および力尽きた時に体力とスタミナ+100」に加え
      真・業物スキルと真・弾丸節約が常時発動する」という超越の名に違わぬ超性能スキルである。
      このスキルのため体力3を盛る必要性がなくなり、
      スキル構成の自由度が広がると同時に〇〇・体力の複合珠の価値も大きく変わった。
      もはやこのシリーズスキルの時点で剣士・ガンナー共にほぼ全てのテンプレ装備が書き変わることになった。
  • …さて、シリーズスキルの次に防具自体の性能を見ていくとこれもまた破格というほかない。
    α防具は他防具のβに匹敵するほどのスロットを持ちながら頭のガード性能Lv3+気絶耐性Lv3、
    腰の弱点特効Lv1+見切りLv3、腕と脚の匠などこの時点で目を見張るものが多い。
    そして一方のβ装備は、一部のスキルポイントこそ下がるものの
    なんと全部位Lv4スロット×3という破格の性能だった。
  • ここまでくるともはやテンプレどころの話ではなく、とりあえず欲しいスキルを積めばいいという状態に。
    武器種ごとに欲しいスキルも含めるとさすがに限界が来るが、
    立ち回り関連のスキルが不要でシンプルに火力を上げればいい武器種では、
    各種をひと通り積み終わった上でまだ余裕のあるスロットを前に、
    逆の意味で搭載スキルに難儀する事態となった。
    • ここまでの性能だと装備する武器もほとんど選ばないが、
      高い攻撃力ながらマイナス会心や短めの斬れ味を補助する必要がある黒龍武器とは相性抜群。
      これが黒龍の呪いなのだろうか
      また、真・弾丸節約と各種火力スキルにKO術・精霊の加護LV5まで両立できる拡張性のおかげで、
      弱点特効が半ば死ぬ点を差し引いても徹甲榴弾型とも相性が良く、
      精霊の加護・極意に回避性能や回避距離まで積めるので生存率も飛躍的に上がっている。
    • 回避ランスや回避ガンスなどではEXドラゴン一式が最適解という場合もあるが、
      脚をEXマムガイラシリーズ(特に超会心とフルチャージを搭載しているα)にすることで
      若干低い火耐性を補いつつ火力を伸ばす構成が特に人気。(通称ドドドドマ)
      そのまま火耐性Lv3を突っ込めば、使い手が多い火属性やられも無効化出来る。
      また、火耐性は下がるが納刀術LV2がおまけで付いてくるEXラヴィーナγ脚にする場合もあるほか、
      腕をEXエスカドラαにして強化持続を発動させる構成も、
      チャアク、スラアク、操虫棍使いに人気となっている。
    • さすがに(真・)属性会心や龍紋シリーズを採用した属性特化の双剣や弓には劣る部分もあるが、
      黒龍武器とEXドラゴンシリーズを用いた物理特化構成が一線級なのも事実である。
  • 全極意発動、真・業物/真・弾丸節約発動、ほぼ全ての装備を上回るスロット効率から、
    これまで使用されてきた属性運用型テンプレ以外のほぼ全ての上位互換と言っても過言ではない性能を誇る。
    特にエンプレス&ゴールドルナで発動させていた精霊の加護・整備については、
    本作のLv4スロット複合珠の殆どに〇〇・加護や〇〇・整備が存在する都合上、
    太刀などの所謂必須スキルが存在しない武器種だと火力スキルを限界まで盛っても
    勝手に加護と整備がLV5まで付いてくるというケースもあり得る。
    達人芸テンプレに対しては真・業物の性質から完全な上位互換とはならないが、
    ドラゴン防具の有り余るスロットに匠珠を放り込めば、伸ばした斬れ味が落ちることは殆ど無い為、
    達人芸テンプレがこちらを明確に上回るのは匠で斬れ味を延長できない皇金武器などを、
    龍紋一式+剛刃研磨ではなく達人芸で運用するというごく限られた状況のみである。
    また今ではドスキレアジを安定して大量入手出来るため、
    仮に斬れ味が落ちてしまってもタイムロスはかなり小さい。
  • と、ここまで本防具の破格の性能について語ってきたわけだが、これを手にするためには
    ベテランハンターでも苦戦する黒龍ミラボレアスの周回豊富な装飾品が必須である。
    これを手にするまでには上記に紹介されているテンプレ装備にもお世話になることだろう。
    最後の大型アプデにふさわしくMHWシリーズを遊び尽くしたハンターのみが使いこなせる、
    まさに素材元と同じ伝説の装備と言える。
    • 超高性能だが運要素(本作では装飾品、MHXXではお守り)の集まり具合に使い勝手が左右されるところは
      MHXXのネセト一式の再来とも言えるが、早めに頭打ちになるため極まってくると
      他の装備が最終装備となりがちなネセト一式と違い、
      作って以降他の装備の余地が(ほぼ)無くなるという点ではそちらを遥かに超えてしまった
      更に言えば運要素に左右されるという点こそ確かにネセトやその他護石ガチャ時代とも同様ではあるのだが、
      本作の装飾品集めは過去作の護石集めと比べ確率がかなり有情なラインであり、
      ミラボレアス実装までそれなりに遊んでいたプレイヤーなら一通りの装飾品は揃っている程度の確率である。
      特にミラボレアス実装後はレア12装飾品の入手率が緩和された他、珠救済クエストの常駐に加え、
      ドラゴン一式自体のスキル構成の特性上攻撃珠、達人珠等レアな装飾品の必要数自体も
      多少ではあるが緩和されている*25ため構築難度の低さという点でも圧倒的にこちらが勝っている
    • またスロットがあまりにも優秀なこともあり、ある程度の妥協を許すならば
      豊富な装飾品が必要とは言っても量はともかくその質までは必ずしも問われなかったりする。
      例えば今で言うところの7733(攻撃は消したりLv4になる場合もある)+挑戦者Lv7に加えて
      匠や装填拡張、弾強化などを必要量追加、必要に応じてひるみ軽減Lv1を足す程度までなら
      上位or手に入りやすい複合装飾品+配布達人II+護石でほぼ実現可能。
      実際には超越&気絶耐性の存在もあってこの時点でほぼ既存装備は超えていたりする。
    • また、この装備の欠点とは言えないが、他の極意装備を装備する意義がほぼ無くなってしまった点を惜しむ声もある。
      一応、見た目に関しては重ね着装備で対応可能である。
  • 余談にはなるが、MHW時代の剣士の最終系装備としてラケン4部位があったわけだが
    ここにきてEXラゴン4部位、すなわちドドドド装備の復活と一部ではネタにされている。
    はたまた偶然なのか、メインモンスターのγ脚装備と相性がいい点まで一致している。
    頭装備に見切りのスキルポイントを持つEXオルムングを採用すれば、往年のオドドドドの復活である
    四部位装備で斬れ味補助スキルが発動する点や火耐性が低い点も共通している

*1 新アイテム「刃薬」に効果が乗るため
*2 スカルSは龍耐性以外-3。アイルーヘアバンドは全耐性+3
*3 お守りと装飾品で各種〇耐性強化を発動させられれば、圧巻の全耐性20超えにもなる
*4 武器種不問、イベントクエストは含まれない
*5 最終強化には獰猛化金獅子を倒す必要もある
*6 業物と絶対回避【臨戦】の併用で容易に斬れ味維持ができるため
*7 そもそも「欲しいスキルが1段目と2段目に揃っている」こと自体が稀なのに、両方とも+4以上となると尚の事である。その上スロット3を要求されれば、さらに稀少化するのは言うまでもない
*8 ホットドリンクの方は寒冷地でもそもそも不要。キープランの効果により、スタミナ上限が最低値まで減ろうと走り続けられるためである。
*9 挑戦者の納刀は絶対回避での納刀でも発動する
*10 Sソル・Z一式の場合、水:-25、雷:-20と極端に低くなっている
*11 うち1つはレベル3
*12 実際はα防具を混ぜる場合に変動する事がある
*13 達人芸+飛燕【属性】
*14 フルドレスとドラケンのスロットに差が有るため、発動したいスキルによってはこの限りではない
*15 初期装備2シリーズおよび早期購入特典のオリジンシリーズのみ、頭以外の部位にはスキルが付与されていない
*16 コラボやイベント限定などの特殊な防具はαシリーズのみとなっている
*17 スロット目的で頭をカイザーγにすることもある
*18 EXβの場合。γは力の解放がつかない
*19 γの場合はレベル4が一つ減り、レベル2が2つ増える
*20 火、雷に耐性を持ち、水、氷が苦手である
*21 武器自体に業物の付いたものがあるが、属性武器ではないため選択肢になりえない
*22 今作はP2G以前の小数点以下切り捨て方式のため防御1063~1254までダメージ変動がないため無意味ではあるが
*23 尚、会心率に振る事もできるが、テンプレ装備はそうではないパターンで書かれることがほとんど
*24 非傷つけ部位に攻撃する際、弱特の効果部分で会心率が20%落ちており、100%から足りないぶん斬れ味を消費する。下記の斬れ味強化がVVである場合紫は20(VIVの場合40)しかない
*25 特によく使われる「腰α+他β(頭はαになることもある)」の組み合わせでは達人SPを3含むため達人珠IIの要求数は最大でも2つ。攻撃に関しても攻撃7ほしければ護石+装飾品1つで済み、攻撃を4で止める構築を考えるにしても最大で2つあれば足りる