MH4Gにて実装されたチャージアックス。
目次
概要
- 炎王龍テオ・テスカトルの素材を用いた紅きチャージアックス。
容姿はテオ片手剣の爆龍やテオ=エンブレムに似ている。
初見の方には片手剣にしか見えないかもしれない。
背負った際の太陽のような形の盾が特徴的。- テオの新武器がMH4Gの公式サイトにて公開された当初、
片手剣とも盾斧とも取れる外見であったためにどちらなのかで物議を醸したことがある。
結局イラストは片手剣であったが、最終的に両方とも追加される嬉しい結果となった。
ちなみに、テオ片手剣の方は逆に初見だとチャージアックスにしか見えないと言う人が多い。
- テオの新武器がMH4Gの公式サイトにて公開された当初、
性能
MH4G
- テオ武器の一角だけあり、非常に優秀な性能を誇る。
- 低めの攻撃力936
- 凄まじい爆破属性560
- 榴弾ビンを搭載
- 素の白ゲージと匠での紫ゲージ共に30と安心の斬れ味
- 痒い所に手が届くスロット1
- テオ武器の例に漏れず、爆破属性主体のチャージアックスに仕上がっている。
この560という属性値はチャージアックスの中で最も高い。
ただし、攻撃力が低いため榴弾ビンの威力が乗りづらく、爆破属性への依存度が高い。
それなりに相手を選ぶ必要があるだろう。
- 爆破属性のチャージアックスには他に真・黒滅龍盾斧と砕光の盾斧がある。
いずれも斬れ味と属性値では劣るが、攻撃力とスロット数で上回っている。
同じ爆破属性持ちでありながら汎用性はこれらの方が高く、榴弾ビンを駆使する斧モードの運用では少々分が悪い。
手数が多い剣モードを積極的に使い、怯みや部位破壊を意識した立ち回りをすると良いだろう。
また、相手の体力が低く爆破属性の効果が相対的に大きくなりやすい連続狩猟等では、
彼らを抑えて最適解になる事も少なくない。
これに限った話ではないが、それぞれの武器の特徴を活かした使い分けが重要だ。
- テオ武器としては珍しく風化した武器からではなく、
テオ=ストライカーを直接生産して本武器へと強化される。
この待遇は、風化した盾斧が発見されていないためであると思われる。
MHX
- テオ・テスカトルと共に続投。
今作では凄く風化した盾斧が登場した為、ここから炎王龍素材を投入・派生していく形となる。
前作同様に直接生産させてくれよ
生産時の名は「テオ=ストライカー」、最終強化でテオ=ノーヴァとなる。
攻撃力は生産時140・最終170と低めだが、属性値は初期段階で非常に高い爆破38。
最終的にはなんと爆破43にまで至る。- ちなみに、爆破属性の最高値はテオ大剣とテオハンマーの45である。
手数が極端に少ない大剣とハンマーならまだしも、
どちらかというと手数の多いチャージアックスでの43は破格と言うか、もはや桁違いである。
更に言うと、他のテオ武器は大体30台で、高くとも42である。まさに別格。
唯一剣状態のスラッシュアックス・テオ=キャッスルには負けるが(強属性ビン込で爆破50になる)、
スラッシュアックスは強撃ビンでないと剣モードの火力が伸びない為あまり使われていない。
属性重視であればこちらの圧勝である。
一応、こちらはスロット0、向こうはスロット2という違いはあるが…。
その他、爆盾斧バンカームズと燼滅合刃バルドレッドは物理寄りの性能であり立場が異なる。 - ちなみに、爆破属性の最高値はテオ大剣とテオハンマーの45である。
- ただ、凄まじい属性値を持つとはいえ、攻撃力は170と低く、これに足を引っ張られる。
他武器の多くは最終強化で180以上であることを見れば明らかな難点。
当然ながら榴弾ビンのダメージも劣る。
この為、爆破属性武器のなかでもトップクラスに爆破ダメージへの依存が高く、
体力が高い獰猛化個体等後半に出てくる相手だと万能とまで呼べるほど強力ではなかったりする。
大連続狩猟や弱点の異なる複数体を相手取ると爆破の嵐で真価を発揮するので、
担ぐ状況を選べば超新星のごとく輝いてくれるだろう。
MHXX
- 究極強化「テスカ・デル・エスト」の性能は、
- 爆破盾斧中2番目に低い攻撃力280
- 反対に2番目に高い爆破48
- 素で紫20、さらに延長可能
- スロット1
攻撃力はこちらより10低いが、会心率30%のおかげで斬撃ダメージでこちらを上回る。
さらに、爆破50とスロット3と、こちらが不利に見える。
が、斬れ味とどんぐりの背比べであるが榴弾ダメージにおいてはこちらに軍配が上がる。
あちらは斬れ味+2がほぼ必須だが、こちらは+1か業物で事足りるため、その分を火力に割ける。
とはいえ、そもそもどちらにしても榴弾ビンの特性と噛み合わない性能であるので、
上位同様使用する時と場合はよく考える必要がある。
MHRise
- MHWorldではリストラの憂き目にあったが、
今作ではVer.2.0無料アップデートにてテオ・テスカトルが追加されると同時に復活した。
- テオ=ストライカーIの性能は
- 少し低めの攻撃力180
- 斬れ味は素で少し物足りない青30とそこそこの緑、匠3で白出現
- 高い爆破属性38
- 会心率0%、スロットなし
- 当然ながら榴弾ビン
- 百竜スキルは攻撃力強化II/火やられ特効/炎王龍の魂の3つ
- 爆破属性チャージアックスとしてはマガイマガド盾斧の禍ツ鉞ノ幽鬼グロルがあるが、
こちらとは百竜強化の炎王龍の魂の効果もあって
物理とのバランス型のグロル、爆破特化のこちらと棲み分けはできていると言えるか。
- Ver.3.0.0の配信により、テオ=ノーヴァへと強化可能になった。
- 10上がったもののやはり低めな攻撃力190
- 斬れ味は素の青が若干延長、匠2から白が出る
- さらに伸びた爆破属性43
- 据え置きの会心率0%&スロット無し
- 榴弾ビン
- 百竜スキルは攻撃力強化III/火やられ特効/炎王龍の魂
- 耐性値の上昇やビンダメージなど純粋な期待値では課題が残るものの、
硬い部位にも比較的安定したダメージを通せるのは魅力。
手数を増やしつつ弾かれを無効にする斧強化との相性はなかなか良好。
- また、爆破属性は百竜夜行における「モンスターを状態異常にする」ミッションの対象にもなる。
爆破属性自体の汎用性も高いので、担ぐ武器に悩んだら持ち込んでみてもいいだろう。
MHR:S
灼熱地獄へ続く紅蓮の扉。
謁見せし炎帝による断罪の炎は
亡者たちを永遠に灼き続ける。
(テスカ・デル・エスト)
- MRに伴いテオ=ノーヴァ改を経て最終強化テスカ・デル・エストとなる。
その性能は- 平均的な攻撃力330
- 斬れ味は素で白40 匠分は全て紫
- 会心率0%
- 盾斧最高値の爆破属性55
- 榴弾ビン
- スロットなし
- 百竜装飾品スロットはLv3
- 前作に引き続き属性特化の爆破盾斧。
ネックだった低攻撃力が平均レベルまで改善されており、紫ゲージの確保も現実的となれば
これはかなり優秀と言えるのではないだろうか。
- しかし、そう上手い話には…ならなかった。
競合先であったマガド盾斧がスロットを超強化し、その汎用性により磨きをかけてきた。
一応、こちらは護研竜珠を装着可能なのだが…。
それでなくてもMRではモンスターの体力・ハンターの攻撃力ともにインフレしており、
固定ダメージの爆破属性は活躍しにくい環境。
盾斧では状態異常確定蓄積はあまり活かしづらいのも向かい風。百竜夜行がMRには無い点も地味ながら痛い。
テオ=ノーヴァは長所はそのままに優秀な性能になったのだが、全く話題にもならなかったのだ…。
余談
- ノーヴァは恐らく「新星」を意味する英語Nova。日本語では「ノヴァ」と書かれることが多い。
テオの必殺技の公式名称にも冠されており、彼を象徴する単語であると言えよう。
なお、この銘を冠する武器は既にいろいろ登場している。詳しくは関連項目を参照。
- 海洋堂で展開中のアクションフィギュア、ヴァルカンログシリーズに男剣士カイザーX装備ハンターが登場。
その付属品として多くのテスカト武器の中からこの武器が大抜擢された。
なんと差し替えによる変形、合体も可能で本体と合わせてアクションも楽しめるという貴重な公式立体化の獲得である。
関連項目
モンスター/テオ・テスカトル
武器/テスカト武器
武器/グレートノヴァ - 初代新星。
武器/破岩鎚ノヴァジオ - 2代目新星。
武器/咎赦ス火天ノ両掌 - 3代目新星。初期の名前が「インフェルノーヴァ」。
武器/炎斧アクセリオン - 4代目新星。銀火竜武器のG級派生に冠されているのでこの武器と同期でもある。
武器/ディノ武器 - 5代目新星。二つ名武器を含め、一部の武器種の究極強化名が「○○ノヴァ」。