眈々と隙を窺い、好機には刃を
剥く怨虎竜の盾斧。ただし、
秘めたるは刃のみならず…。
(禍ツ鉞【封】)
血を糧に育った怨霊は、血を
啜ることでしか生きられない。
日に日に食欲は増していく…。
(禍ツ鉞ノ幽鬼グロル)
MHRiseのパッケージモンスター、怨虎竜マガイマガドの素材から作製される盾斧。
目次
概要
- 外見は両刃剣に台形の盾というシンプルなシルエット。
だが、チャージアックスらしくギミックを備えている。変形時に盾が展開すると隠された文様が露わになり、
アギトを開いた怨虎竜のような様相になる。
性能
MHRise
- 他ルートからの派生ではなく、禍ツ鉞【封】Iを一発生産する。
そこから勇気の証や逆鱗を使って禍ツ鉞【封】IIとなり、
上位のマガイマガドを倒すと最終強化で禍ツ鉞ノ幽鬼グロルとなる。
性能は- 攻撃力は200とまずまず
- 素で青40、匠3から白
- 扱いやすい会心率0%
- 実用範囲の爆破属性26
- 榴弾ビン搭載
- スロットはLv2とLv1が1個ずつ
- 百竜強化は「攻撃力強化III」「属性強化【爆破】II」「怨虎竜の魂」
幽優等生。
榴弾火力で最前線に並ぶのは厳しいが、爆破や斬れ味、スロットにより差別化は容易。
高圧廻填斬りを採用し、斬撃と爆破の嵐で敵を攻め立てるのが良いだろう。
- ライバルとしては、テオ=ノーヴァだろうか。
あちらは攻撃力190の爆破43と、爆破属性重視の性能となっている。
こちらは弱点特効と超会心などで物理重視にした方が差別化しやすい。
- 闘技大会06でチャージアックスを選ぶと、デスギアS一式に本武器を担ぐことになる。
トラップツールを持っているため、サブキャンプ2の近くにある雷光虫を拾ってシビレ罠を作り、
後はバゼルギウスらに超高出力を叩き込もう。
MHR:S
巨竜を征すため、我が身を捧げ
怨霊の力を使う者がいた。彼の
名と共に禍の銘は鎮められた。
(禍業物・大幽鬼グロル)
蒼き鬼火を灯した盾斧。使い手
がその命を削るほど、灯火も
また、激しく燃え盛るという。
(鎧怨鬼鉞グロルザム)
- MRマガイマガドの素材を投入し、禍ツ鉞ノ幽鬼グロル改→禍業物・大幽鬼グロルへと強化。
ここで強化は終わらず、MR100にて解放される怨嗟響めくマガイマガドの素材を経て
最終強化鎧怨鬼鉞グロルザムとなる。暗黒四天王の豪将とは関係ない。
その性能は- 平均的な攻撃力330
- 斬れ味は素で紫20
- 会心率は0%のまま
- あまり伸びなかった爆破属性32
- 榴弾ビン
- なんとスロットがLv3とLv2に強化
- 百竜装飾品スロットはLv2
- 無難な攻撃力と斬れ味にスロットによる拡張性を備えた、スペックだけ見ればバランスよくまとまった優秀な盾斧。
しかしながら、MRや傀異化モンスターの膨大な体力に対して、固定ダメージの爆破というのは相性が悪く
爆破属性そのものがあまり使われていないというのが正直なところ。
注目されている新スキル状態異常確定蓄積もフレーム回避がトリガーとなっている都合上
チャージアックスでは扱い難く、何とも歯痒い思いである。
一応、煽衛を使えば回避とガードの両方を賄えるので相性は悪くないのだが…。
- 最終アプデ環境である現在では基礎性能が大幅に強化され、高火力かつ扱いやすい武器となった。
爆破盾斧として見ても、回避主体の確定蓄積を外し蓄積時攻撃強化だけを積むという
状態異常武器の現在の形を踏襲するのがいいだろうか。
しかし蓄積された際に上がるのはステータス上の攻撃力ではなく、攻撃した際の威力の方。
つまり斬撃部分にしか適応されず、ビンダメージが上がったりはしない。
剣や斧強化を主体に立ち回るのか、ビンも交えながら適宜切り替えて戦うのかでスキルを組みたいところ。
余談
- 「鉞」は「まさかり」または「えつ」と読み、
鉞は木を伐採するための大型の斧を指し、鉞は古代中国で罪人の首を落とすために用いられた大斧とされる。
- 「グロル」の銘はドイツ語で「恨み・怨恨」を意味する「Groll」が元と思われる。
素材元を形容するにはこの上ないと言えよう。
関連項目
モンスター/マガイマガド - 素材元
モンスター/怨嗟響めくマガイマガド - 同上
武器/マガド武器