武器/ヒルバーガンランス

毒妖鳥素材で造った銃槍。盾は
風景に紛れやすい色になって
おり、身を隠すのに役立つ。
(ヒルバーガンランス)

毒妖鳥の銃槍、強化版。素材の
毒性を効率よく発揮するための
工夫が各所に凝らされている。
(毒妖銃槍ヒルヴゴーラ）

目次

概要

• MHRiseで追加された、毒妖鳥プケプケの素材を用いたガンランス。
  プケプケが初登場したのはMHW系列だが、当時はプケプケ素材を用いたガンランスは
  亜種武器も含めて存在していなかった。

• 武器全体が鮮やかな緑色の羽毛で覆われており、一目でプケプケ武器と分かるデザイン。
  武器説明文によれば、その風景に紛れやすい色は身を隠すのに役立つそうだ。
  MHWに存在していた身を隠せる茂みがあれば説明文の再現が出来たのだが、
  残念ながらMHRiseではオミットされている。

• 外見が中々に特徴的で、銃身の先端付近に弓のようなパーツが取り付けられている。
  ご丁寧に弦まで張られており、その外見はまるで引き延ばされたヘビィボウガンのよう。
  もちろん、砲撃が他のガンランスよりも遠くに飛ぶなどの都合のいいギミックは無い。
  むしろブラストダッシュで自分が飛んでいく

性能

MHRise

• 初登場作品。一発生産は不可能で、ジェネラルバルドIからの派生強化で手に入る。
  本武器を最終強化した後でも、強化を巻き戻せばジェネラルバルドIに戻すことが出来るので、
  百竜強化を変更したい場合などに活用しよう。

• 発売当初はヒルバーガンランスIIで強化が止まっていたが、Ver.2.0アップデートで
  オオナズチが追加されると、霞龍の翼を用いて更なる強化が出来るようになった。
  最終強化系、「毒妖銃槍ヒルヴゴーラ」の性能はというと、
  • 攻撃力190、会心率0%
  • 斬れ味は素で青40、匠Lv4から白ゲージ
  • 高い毒属性45
  • スロットはLv2とLv1が1つずつ
  • 砲撃は拡散型Lv4
  • 百竜強化は攻撃力強化IV/防御力強化III/属性強化【毒】III
    ジェネラルバルドIから竜種特効、竜杭砲強化を引き継ぐことも可能

• 各性能がハイレベルにまとまった、優等生型の毒属性ガンランス。
  古龍素材を使った甲斐あってか、毒属性値やスロット数、砲撃レベルといった性能はいずれも優秀。
  特に素晴らしいのが毒属性値で、スキルや百竜強化で強化すれば毒属性値は67まで上昇する。
  ここまで属性値が高ければ、数回突くだけでモンスターが毒状態になる光景を見ることが出来る。
  ただし、攻撃力と斬れ味についてはやや微妙なので、火力を重視したスキル構成にするなどして
  補ってあげたいところ。斬れ味については、青ゲージで妥協することも視野に入れよう。

• 本武器については、優秀な百竜強化のラインナップについても触れておくべきだろう。
  攻撃力強化IV（攻撃力＋10）や属性強化【毒】IIIで性能をシンプルに強化するのもいいし、
  砲撃にも適用される竜種特効、竜杭砲がLV5相当になる竜杭砲強化を引き継ぐのも非常に強力である。
  仮想敵の毒耐性や、自分が得意な戦い方に合わせて選ぶといいだろう。

• 以上の通り、本武器は一見すると文句なしに強力な毒属性武器のように見える。
  しかし、毒の項目に詳しい説明があるが、MHRiseの毒はあまり火力面に期待できない性能になっている。
  特にゲーム後半になると、毒が通る相手を探す方が難しい環境になるため、毒属性が高いという特徴は
  大きなアドバンテージにはならないのだ。そのため、素で通常型Lv5の砲撃を持つオルトリンデ、
  砲撃レベルが低い代わりに攻撃力230を持つベナムデトワレといったライバルたちの方が活躍はしやすい。

• とはいえ、本武器も全くの役立たずという訳では決してない。
  例えば、最終盤に登場するクシャルダオラに対しては非常に有効なガンランスとなる。
  今作のクシャルは毒によって風圧が弱体化する仕様が復活している他、毒による総合ダメージも
  高いため、毒属性武器で挑むことが真面目に選択肢に上がる相手となっている。
  ここで本武器の高い毒属性値が活き、ほぼ常に風圧を封じつつ、体力を確実に削りながら戦う事が出来るのだ。
  今作のクシャルの風圧は過去作ほど理不尽なものではないが、どうしても苦手なら一考の余地があるだろう。
  ちなみにこの場合、百竜強化は竜杭砲強化がおすすめ。地上での風圧ブレスをガードエッジで受ければ、
  容易に頭部に竜杭砲を当てることができる。拡散型なのでスタンも狙えると良いことずくめ。

MHR:S

機構を改良し、纏う毒性の
引き上げに成功した銃槍。
狩場に毒鼓の銃声を轟かせる。
(毒妖銃槍ヒルヴンギア)

• MR追加に伴いしっかりと強化先が追加された。
  毒妖銃槍ヒルヴゴーラ改は強化の他に一発生産にも対応しているが、
  その場合は当然要求される素材量が増加する。
  続いて妃蜘蛛の艶絹糸、毒妖鳥の特大喉袋、幻鳥竜玉を用いて毒妖銃槍ヒルヴンギアとなるものの、
  最終強化は傀異化した鱗を用いるためMR30までお預けとなる。
  最終強化名は毒妖銃槍ヒルヴンギア改。性能は
  • 攻撃力330
  • 斬れ味は素で白、延長可能だが紫は出てこない
  • 驚異の毒属性63
  • 武器スロットはLv3とLv1が1個ずつ
  • 百竜装飾品スロットLv1
  • 拡散型Lv7

• 魅力はやはりこの毒属性ガンランス中ぶっちぎりで高い毒属性だろう。
  Ver.11では状態異常確定蓄積という新たなスキルが追加された。
  説明すると長くなるため詳細はリンク先へ譲るが、属性値の高いこの武器との相性は抜群。
  発動してしまえば異常に耐性が高くない限りすぐに毒に染めることができる。
  攻勢や霞皮の恩恵との相性も良好。この武器の強みを生かしたいのであればぜひ活用したい。

余談

• MHRiseでのプケプケ武器の最終強化名には、世界各国の「喉」を意味する言葉が付くのが特徴。
  本武器の場合は、イタリア語の「gola(ゴーラ)」が由来と思われる。

関連項目

モンスター/プケプケ
武器/プケプケ武器