MHFのブースターパック第8弾にて登場した狩猟笛。
巨大なオルゴールのような形状をしており、その音色は誰もの予想を上回るものであった。
概要
- ベリムグラッセはベリムI、ベリムII、ベリムIIIの次で、形態としては最終強化に位置する。
- 攻撃力1144と会心率15%で、作成難易度の割には高い火力を誇る。
- 雷属性240に睡眠属性200を備えるが、どちらもやや中途半端。
- 旋律は紫・緑・赤でひとまず攻撃大は吹ける。
ちなみにヒプノック希少種素材で作られるナルコオーボワと全く同性能である。
しかし、この武器に関しては性能はどうでもよかったりする。
- 問題なのは、狩猟笛の特徴、それは武器ごとに異なる音色である。
旋律効果の音色ではない。音としての音色である。
蓄音機のような形状をしており、どのような音色が流れるのかと演奏してみると
そこから飛びだしてきたメロディはなんと英雄の証である。
どう聞いても英雄の証である。
何故そう断言できるかというと、英雄の証の、メロディどころかBGMの一部がそのまま流れるからである。
ちなみにその英雄の証とはMHFver.であり、狩猟音楽集などに収録されているものではない。
蓄音機特有のレトロな音色は必聴。
尚、狩猟笛は共通して3種の音色を奏でられるが、これの場合、その3種を上手く繋げる必要がある。
勿論演奏効果という意味ではなく、出来るだけ自然に聞こえる様にするには、という意味である。
- 現在ではHC武器のベリムアロームを経て、準G級武器のベリムクリケッタ、
そしてGR5の準G級武器、ベリムマルゴットまで強化できる。
旋律はそのままに、攻撃力は2028、会心率も25%まで上昇。
属性値も雷が370まで上昇、睡眠も微増して230となった。
さすがにG級最前線で活躍できるとは言い難いが、同じGR5のG級武器のLv20程度の性能はあるので、
音色が気に入ったなら繋ぎとしては十分使用可能だろう。
- 柄の部分が赤い、色違いのキームという武器もある。
こちらもキームI、キームII、キームIIIを経て、HR帯ではキーム・イシュグレラで一旦完成する。
攻撃力1144・会心率20%に火属性480とそこそこ強力で、
こちらはヴォルガノス亜種の武器であるボルケノヴァンの互換武器である。
が、互換元と同様紫緑黄旋律の為、
攻撃大が吹けず、実用性には乏しい。
が、更にキーム・アレイド、キーム・カルザグマと強化を行う事で準G級武器となり、
ここまで来ればシジル効果で旋律が変更できるようになる為、
赤旋律を挿入して実用が可能になる。
最終段階となるキーム・カルゼイドまで強化すれば、
攻撃力2132に会心率30%、火属性が780と、準G級武器としては色変更元のベリムマルゴットより強力になる。
- モンスターハンターフロンティアGオリジナル・サウンドトラックに付属している
英雄の証(という名前の狩猟笛)も、この武器の色違いである。
柄からボックスまで赤く染まり、ラッパ部が黒いのが大きな違い。
生産時点の英雄の証【第一楽章】からHC武器の【第四楽章】まであり、
その後はG級素材の投入で【G】→【GG】と強化していく。
英雄の証【GG】は攻撃力こそ2132とそこそこだが、珍しい奏属性450を持つ。
上記二つと違いゲージも紫ゲージまでは出現する為、実質この3本の中で最も高い物理攻撃性能を持つ。
旋律も紫青赤の為、そのまま実戦投入可能。
ただし、実装時期の関係もあってG級武器Lv50ほどの性能は有していない。
なお、2017年7月19日発売予定の
「モンスターハンター フロンティア サウンドBOX ~初期音楽集(2007-2014)~」にも当武器が付属しており、
2017年8月には辿異武器への強化が行えることが告知されている。
- この英雄の証のMHFver.は最近のものであれば、フォワード.3の公式PVにおいて、
4人のハンターがアビオルグ剛種2頭と激戦を繰り広げるシーンで使われている。
他にも「MHF 『内容紹介ムービー フォワード.1ver.』」の後半部分では完全版を聴ける。
関連項目
武器/未解に響く笛 - 同じく蓄音機型の狩猟笛
武器/ミクキー/初音鍵盤 - この狩猟笛と同様、「英雄の証」を奏でる。
武器/アヴニルオルゲール - 同上
武器/ボーンホルン - MHRiseにて「英雄の証」を奏でるようになった。
武器/メタルバグパイプ - 同上