武器/ローゼンフェーダー

Last-modified: 2024-04-06 (土) 21:26:16

MHFにて登場するオリジナル飛竜種の初代であるエスピナスの素材を用いた太刀。
鮮紅の刃が、間合に入ったすべてを切り刻む。

目次

概要

  • 片手剣と同じく艶やかな長身の刃が特徴で、
    最終強化段階では刃に分かりやすく血管のような模様が走り、よく目立つ。
    また、柄は納刀時には短く収納されており、抜刀すると伸びる。
  • 別系統のエスピナスの太刀として「大薙刀【巴】」系統、及び「連棘刀」シリーズも存在する。
    これらの武器、及び連棘刀シリーズと同デザインのG級希少種太刀に関しては個別記事を参照してもらいたい。

性能

MHF

ローゼンフェーダー

  • ローゼンフェーダーを生産し、ローゼンフリューゲル、ローゼンヒンメルと強化する。
    最終段階であるローゼンヒンメルの性能は以下の通り。
    • 攻撃力1008、会心率20%
    • 毒属性320
    • 斬れ味は素で短い青斬れ味レベル+1青延長&短い白
    毒属性太刀としては優秀なひと振り、のはずなのだが……。
  • 同じシーズン2.0でSP武器飛竜刀【瑠璃】SPが実装されてしまった点に不運があった。
    【瑠璃】はVII時点で攻撃力1104・毒属性320という、こちらを上回る攻撃力に同値の毒属性値を持ち、
    斬れ味も青が長く扱いやすい、更に凄腕クエストでは攻撃力と会心率に補正が乗るという
    至れり尽くせりな性能であり、
    正直なところローゼンヒンメルが勝っている部分がない
    • ただ、シーズン2.0当時ではまだSP武器の凄腕クエスト補正がなく、
      強化段階もIV止まりだったために青ゲージの長さ以外はこちらが勝っており、
      良斬れ味の【瑠璃】、火力のローゼンヒンメルという位置づけにあった。
      それから程なくしてのシーズン3.0で上記のようになってしまうのだが……。

カクトスフェーダー

  • ローゼンフェーダーからの派生で入手可能な亜種武器。
    最終段階であるカクトスヒンメルの性能は以下の通り。
    • 攻撃力1104、会心率40%
    • 火属性360毒属性220
    • 斬れ味は原種武器と同じ
    • スロット2
  • エスピナス武器は原種版がスロットを持ち亜種版はスロット無しとなっている場合が多いのだが、
    太刀は狩猟笛と並んで珍しいことに、
    原種がスロット無し、亜種がスロット持ちである。それも2つ。
  • 上位~凄腕級において火と毒の双属性を持つ太刀は、
    課金武器を除くとこれと下記のペルレヒンメルしか存在しない
    というかその課金武器はカクトスヒンメルとペルレヒンメルのコンパチ性能なので、
    実質この2本のみと言える。
    そのため、ライバルの存在をほとんど気にすることなく振り回せる。
    ローゼンヒンメルが飛竜刀【瑠璃】SPの下からこちらを見ている。
  • 性能も当該ランク帯では火属性太刀として最高峰クラスと言ってもいい。
    火属性SP太刀との比較では属性値で劣り、凄腕クエストでは攻撃力にもやや開きができるが、
    スロット2、毒属性、高い会心率という豊富な差別化点がある。

ペルレフェーダー

  • ローゼンフェーダーから、亜種武器との選択で入手可能な希少種武器。
    最終段階であるペルレヒンメルの性能は以下の通り。
    • 攻撃力1152、会心率0%
    • 火属性490毒属性100
    • 斬れ味は原種武器よりもがやや長くなっている。は変わらない。
    • スロット2
    カクトスヒンメルから会心率と毒属性値を落とした代わりに
    攻撃力と火属性値を引き上げた性能となり、火に弱い相手への攻撃性能が高まった。
    カクトスヒンメルとはほぼほぼ好みで選択しても問題ないだろう。

ブルートフェーダー

  • カクトスフェーダーをマイナーチェンジしたHC武器
    詳細は個別記事へ。

ヴュルデローザ

  • ローゼンフェーダーをマイナーチェンジしたHC武器。
    特異個体と同じ、やや枯れた緑葉のようなカラーリングとなっている。
    ヴュルデローザを生産し、フォルテローザ、ダンデローザ、マドネローザと強化する。
  • マドネローザの性能は以下の通り。
    • 攻撃力1200、会心率30%
    • 毒属性490
    • 斬れ味はローゼンヒンメルと同じだが、HCクエストでは
  • 同じHC武器の中では上記のブルートフェーダー系統がライバルとなるが、
    最終強化段階同士の比較だと攻撃力は同じで、
    こちらは会心率が5%低い代わりに毒属性値が90高い。
    また、あちらは火属性も持つが、たったの80なのでダメージ計算上はほぼ誤差の範疇。

ローゼンジェニー

  • ローゼンフェーダーと同デザインのG級武器
    Lv50まで強化した際の性能は以下の通り。
    • 攻撃力2251、会心率0%
    • 毒属性710
    • 斬れ味は短い白&更に短い紫、斬れ味レベル+1で紫延長
    1本の毒属性太刀として見れば文句のつけようがない性能であるが、
    他のG級太刀と比較しても抜きん出て目立つ部分がある訳でもない。
    そして、そうこうしているうちにディスフィロアの狩猟解禁により
    あの天熾シ凍土ニ咲ク刃が追加され、
    多少の毒などなんのそのと言わんばかりの活躍を見せるシニクに他の太刀もろともなぎ倒されてしまった。

カクトスジェニー

  • カクトスフェーダーと同デザインのG級武器。
    Lv50まで強化した際の性能は以下の通り
    • 攻撃力2424、会心率20%
    • 火属性710毒属性320
    • 斬れ味は素で極長の紫ゲージ、斬れ味レベル+1で更に紫が延長
    なんと言っても目を引くのはそのあまりにも長すぎる紫ゲージ
    実装時点だと持て余しがちだったが、直後のG10で登場した消費特効とは相性がよく、
    甚大な斬れ味消費を緩和しつつ高火力を叩き出せる。
    また、閃転劇物取扱皆伝状態異常追撃などで会心率や毒属性も活かせるが、
    それら全てを積み込もうとすると少々スキル枠が厳しいか。

MHR:S

ローゼンフェーダー

棘竜の素材を用いた太刀。
鮮紅の刃が、間合に入った
すべてを切り刻む。
(ローゼンフェーダー)

流麗さが際立つように加工を
施された太刀。鮮やかな紅の
刀身がいかなる殻も切り刻む。
(ローゼンヒンメル)

  • エスピナスと共に本武器も本家に進出。
    飛竜刀【葵】改からの派生でローゼンフェーダーを入手でき、
    最終的にローゼンヒンメルとなる。
    気になるその性能は
    • 毒太刀ではワーストの攻撃力310
    • それを補う会心率20%
    • かなり低い毒属性23
    • 斬れ味は紫20白20、匠で紫が延長される
    • 無いよりはマシのスロットLv1×1
    • 百竜装飾品スロットはLv1
    百竜スロットLv1が足を引っ張るが、環境的には恵まれている毒太刀といったところ。
    Ver.11で傀異錬成が登場し百竜スロットを1段階上げられるようになったほか、
    Ver.12からはさらに状態異常属性を取り巻く環境に光が当たりつつある。
  • 直接のライバルとなるのはナルガクルガ希少種の太刀七星刀【天権】
    性能は 攻撃力330・紫10白20・会心0%・毒14・スロット4-2・百竜スロットLv1 となっており、
    条件が非常に似ており、百竜スロット拡張が必須という点でも共通しているため差別化が難しい。
    お互いに研磨術【鋭】を採用しつつ、の併用が可能な限り推奨される武器で、
    素のスロットが多い七星刀に目が行きがちになる。
    こちらは100%超会心Lv3の容易さを利用した独自のスキル構成にしないことには選択されにくいだろう。

カクトスヒンメル

棘茶竜の力を宿した夕焼け色の
刀身は、すべてを斬り伏せる。
一定の確率で毒属性も与える。

  • 棘茶竜の参戦に合わせ、当武器もMHR:Sに参入。
    一発生産かローゼンフェーダーからの派生強化で入手可能。
    一発生産だと天鱗を要求されるため、派生の方が楽かもしれない。
    その性能は、
    • 火太刀ではワースト2位タイの攻撃力300
    • それを補う会心率20%
    • 暁光の刺刀シルオーレに次ぐ火属性43
    • 斬れ味は素で紫20、続く白40、匠でさらに延長
    • スロットはLv4-Lv1-Lv1
    • 百竜装飾品スロットは色々入るLv3
    • エスピナス亜種武器共通の攻撃時に一定確率で毒属性値を蓄積させるギミック有
    フロンティアの双属性を再現した独自要素を担いでの堂々たる登場。
  • 発生する毒属性はどうやらおよそ28程度ということが分かっており、状態異常のため状態異常確定蓄積などが適用される。
    素の会心も20%と高く研磨術【鋭】にも適性を持つなど、スキルの組み合わせには頭を悩ませることになる。
    もちろん毒をオマケと割り切って通常通りの火属性太刀として振るっても、
    その逆で火属性のあまり効かない相手に優秀なスロットをもった毒属性でのゴリ押しとして考えるのも十分な仕上がり。
    最強になることは難しいが、おもしろい太刀を振り回したい時には間違いなくコレだろう。
  • ver.14以降で追加された傀異スロット拡張ボーナスでは、無属性・状態異常武器の上昇する攻撃力が属性武器よりも15高い。
    しかし、いくら毒を追加で付与するとはいえこの武器はあくまで火属性がメインとなっているため、
    他の属性武器と同じく最終的な強化は攻撃力+25、属性値+18、斬れ味+20となっている。
    元が低めなため十分ありがたいが、実際に攻撃力+40であったら問題になっていただろう
    • また、蓄積時攻撃強化がVer.13から防具の傀異錬成、Ver.15から傀異錬金術・覇気で出現するようになったため、
      いっそのこと属性も状態異常も色々なスキルを付けて強化してみるのも面白い。
      当然ながら構成難易度は凄まじく高くなるが…

余談

  • エスピナスの太刀は異様に種類が多い
    通常武器、G級武器、連棘刀が全て3種ずつ存在するのに加え、
    極長版原種武器、原種HC武器、亜種HC武器、辿異武器の合計13本も存在する。
    いくらなんでも作りすぎではないだろうか。
  • 武器名の由来はドイツ語で、「フェーダー」(feder)は「羽」、
    「フリューゲル」(flugel)は「翼」、「ヒンメル」(himmel)は「空」を意味する。
    更に亜種HC武器はヒンメルの更に先の「シュテルン」(stern)へ強化可能だが、
    そちらの意味は「星」。
    • 共通して、大空へ羽ばたく鳥のようなニュアンスになっていると言える。
      星まではちょっと飛びすぎな気がしなくもないが。
    G級武器の「ジェニー」(génie)はフランス語で「天才」。

関連項目

モンスター/エスピナス
モンスター/エスピナス亜種
モンスター/エスピナス希少種
武器/エスピナ武器
武器/大薙刀【巴】 - リーチ極長版の通常種太刀
武器/連棘刀 - エスピナス種の特別な素材を用いた太刀群
武器/ブルートシュテルン - エスピナス亜種のHC武器