武器/冥淵突槍パゴス

Last-modified: 2024-04-22 (月) 01:23:24

暗き地の底から出づる十四の
破壊。第五の破壊は天をも貫く
氷柱の形をしていた。

目次

概要

  • MHR:Sで初登場したランス。
    ガイアデルムの素材から作られる。
  • ガイアデルムの角を加工したと思しき螺旋状の骨素材ランスと言った見た目だが、
    手元近くに螺旋の裂け目があり、内部が青く輝きまるで氷柱が中に入っているようなデザインになっている。

性能

MHR:S

  • ストーリークリア後、一発生産でのみ入手できる。
    その性能は
    • 高めの攻撃力350
    • 会心率-20%
    • 通常属性ワースト1位の龍属性15
    • 斬れ味紫80、匠で延長可能
    • スロット無し
    • 百竜装飾品スロットLv3
    何といっても攻撃力350という破格の威力と、それ以上に破格の斬れ味紫80が圧巻。
    会心率がマイナスだったりスロットが無かったり属性が低すぎたりと欠点は多いが、
    それを補うには十分な強みと言えるだろう。
    • 他武器種のガイアデルム武器と比べると攻撃力、会心率のどちらも高く、高水準で纏まっている為、
      クリア直後に生産できるランスの中では非常に扱いやすい部類に入る。
    • また、スキル周りがカツカツなランスにとって業物などの斬れ味関係スキルが不要になる点は大きく、
      その分を汎用火力スキルやガード性能などの補助スキルに回す余裕があるのは当武器ならでは。
    • 会心率-20%というデメリットはそれなりに影響が大きいが、カバーできれば極上の1本になる。
      パゴスは百竜スロットがLv3なので、そのまま鋼龍の魂で会心率を+15%する事ができ、
      弱点特効Lv3+見切りLv7+挑戦者Lv5でちょうど会心率100%が実現できる。
      運用次第ではランスにも渾身が採用可能なので、そういった新要素で会心率を補うのも手。
      加えて、超会心攻撃巧撃攻めの守勢を上乗せする事が出来るため、他の武器より天井が高いのが魅力。
    これだけの高性能にもかかわらず、ラスボス戦後(MR開放後)すぐに作れるという製作時期の早さも魅力であり、
    とりあえず一本作っておけば強力な傀異化モンスターに挑むにあたって力強い味方となってくれる。
  • 今作のランスは属性補正が強化されており、属性値も大事な要素になってきているが、
    この武器の龍属性15程度ではほとんど無いに等しい。属性強化スキルで補填しようにも、
    元の属性値が高くないとあまり効果がなく、百竜装飾品の種族特効も物理面にしか効果がない。
    つまり、下手に属性武器として補うより無属性武器として割り切って運用した方が効率が良い。
    • 一方、連撃は加算方式のため元の属性値の大きさは関係なく、
      当武器の僅かながらの属性値も活きてくるため、単発で付ける効果は高い。
    • 実質的な無属性武器として見た場合でも、指折りの一本に入る強さを持つ。
      どのモンスターにも担いでいける汎用装備を組みたい場合、この1本が最適解になる事も多いだろう。
      単純な火力期待値ではこの武器を上回る物も多いものの、それらの武器は斬れ味やスロット数など
      継戦能力に難のある物が多く、ある程度以上の継戦能力を持つ武器に限ればトップクラスの物理期待値になる。
    • Ver.13で追加されたスキル粉塵纏は是非発動させたい。
      粉塵纏の追加ダメージは表示攻撃力のみを参照するため、高い物理性能を持つ本武器とは相性が良い。
  • とはいえ、やはりモンスターの弱点に合わせた属性特化武器には少しだけ劣る。
    ライバルはエースランス達。
    先述したように属性補正が強化されたモーションや新技が優秀で、且つ今作は属性・物理両方とも優秀な槍も多い。
    属性が良く通る相手に実用で比べると結果弱点属性の槍を使用した方が火力が出る場合も。
    強みを生かすなら百竜ノ淵源ナルハタタヒメなど、物理に弱く属性には硬いモンスターに持ち込もう。
    また、同じように斬れ味ケアが不要で会心率に不利のない赫絶の尖翼スパルカも強力なライバルとなる。
  • 傀異錬成では、高い攻撃力の底上げと低い属性値のフォローが可能。
    一方で、傀異スロット拡張に伴う性能ボーナスは無属性/状態異常武器と属性武器で
    強化内容が異なり、前者の武器の方が上がる攻撃力は大きい。
    特に、状態異常武器は強力な効果を持つスキル*1がVer.12で追加されているため、
    物理性能はやり込むほど周囲の武器に追いつかれてくる。
    • また、性能ボーナスでは斬れ味も伸びるため、他の武器でも次第にスキル負担は小さくなっていく。
      さらに、Ver.15では斬れ味のケアをそれだけでこなせるスキルが追加された*2ため、
      パゴスほどの長さがなくても十分に紫ゲージを維持できるようになった。
    とはいえ、上述の優れた性能は健在であり、最高クラスのクエストでも十分通用する。
    立ちはだかるモンスター達に対して、破壊の形を刻みつけてやろう。

余談

  • 銘のパゴスはギリシア語で氷を意味するpagos(パーゴス)から来ていると思われる。
    テキストにある「十四の破壊のうちの第五の破壊」とは、
    全14種の武器中、1種目の大剣から数えて5種目がランスだからであろう。
    • おそらく、氷というのはただの氷ではなく、氷河期のことを示しているのだろう。
    • 同じく「パゴス」の名を持つ武器として、
      MHFにおけるクシャルダオラのG級武器であるダオラ=パゴスが存在する。

関連項目

モンスター/ガイアデルム
武器/ガイアデルム武器


*1 MR110で登場する傀異克服オオナズチを討伐する必要がある。それまでに防具の錬成でも出ないことはないが、当然出現確率は低いため現実的ではないだろう。
*2 こちらについては、アマツマガツチを倒せる実力があるならばMR10から装備を作成できる。