バゼルギウスの双剣。
沸き立つ破壊の衝動。爆風の銀翼を
広げ、死をも恐れず乱れ舞え。
(爆鱗双斧バゼルホーク)
紅蓮滾るバゼルギウスの双剣。
赤熱せし鱗は我が猛り。歓喜の刃、
天命尽きるまで暴れ狂うのみ。
(爆炎双斧バゼルボンバー)
目次
概要
- MHWから登場した双剣。爆鱗竜バゼルギウスと、その特殊個体である
紅蓮滾るバゼルギウスの素材を使用して作成することが出来る。
- 固有デザイン持ちのバゼル武器であり、重厚な両刃の手斧といった感じの外見をしている。
紅蓮滾るバゼルギウスの素材を使用して強化すると、刃がオレンジ色に発光するようになる。
シンプルに格好いいデザインであり、実装当時から多くの双剣使いから支持を得ていたようだ。
- 銘の「ホーク」の由来は手斧の一種であるトマホークと、同名の巡航ミサイルをかけたものだろう。
特殊個体武器の「ボンバー」はそのまま爆撃機という意味であり、バゼルギウス自身のモチーフの一つでもある。
性能
MHWorld
- ツィツィヤック素材の双剣である、デュエルデステリオIからの派生強化によって
初期形態である爆鱗の手斧が手に入る。そこからもう一度強化することによって最終形態となるが、
その際に爆鱗竜の宝玉だけでなく冥灯龍の幽翼を3個も要求されるのが中々に厄介。
- 最終強化系は「爆鱗双斧バゼルホーク」。気になるその性能は、
- 攻撃力280、会心率-10%と火力は高い
- 斬れ味は素で青30、しかし匠Lv1から白ゲージ
- それなりな爆破属性150
- スロットはLv1が1つ
- レア度8のためカスタム強化枠は1つ
ただ、匠Lv1から白が出るものの、斬れ味は手数武器である双剣にとっては不足気味か。
高レベルの匠を発動させるのもいいが、剛刃研磨の採用も視野に入れるべきだろう。
- 発売当初は爆破双剣の数が少なく、ライバルと言えるのはマグダ・ウングラII程度であった。
あちらは攻撃力308に会心率-20%、爆破属性210と、攻撃力と属性値でこちらを上回る。
一方で斬れ味は素で緑であり、匠でも白が出ないため斬れ味に着目すれば差別化は容易。
欲しいスキルが大きく異なっているのもあり、どちらかが埋もれることなく、それぞれが
独自の立ち位置を築けていた。
- しかし、アップデートが進むごとに鑑定武器やナナ武器が追加されたことで、
現在はやや立場が悪くなってしまっている。
例えば、ナナ武器であるエンプレスダガー・冥灯は素で白50の斬れ味に加えて、
武器自体に業物のスキルを持つ強敵。スロットもLv3が2つと非常に優秀。
バゼルホークは匠で白を出せば期待値で上回ることが出来るが、あちらは
斬れ味にスキルを割かなくていい分を他に回すことが出来るため、
最終的な火力と利便性で後れを取ってしまう場面が多々見られていた。
- ただし、アップデート組と比較して絶望的な戦力差がある訳でもないため、
弱点である会心率と斬れ味をカバーすれば、終盤でも十分担いで行ける性能ではある。
透き通るように美しい水色の剣を持ち戦うのもいいが、
時には両刃の斧をワイルドに持ち、最前線で荒々しく乱れ舞うのも一興であろう。
MHW:I
- マスターランクで登場する特殊個体、紅蓮滾るバゼルギウスの素材を使用することで
「爆炎双斧バゼルボンバー」に強化することが出来る。
概要で述べた通り、MR強化をした時点から刃がオレンジ色に変化する。
- 爆鱗竜の天鱗に加えてラスボスの素材まで使用した最終強化の性能は、
- 高いという程ではない攻撃力364、会心率-10%
- 斬れ味は素で白50、匠Lv1から紫ゲージ
- 悪くない爆破属性240
- スロットはLv1が1つのまま
- レア度12のためカスタム枠は最大6。固有デザインなのでパーツ強化不可
素の状態の期待値は低めなので、匠で紫を出すのが基本と考えるといいだろう。
会心率強化のカスタムでマイナス会心を打ち消しておくのもオススメである。
- 爆破属性武器のライバルとしては、新たにディオスバンガーIIが登場。
あちらは攻撃力336に爆破属性300、斬れ味白と属性寄りの性能だが、
パーツ強化に対応しているため更に性能の底上げが可能。
パーツ強化を全て攻撃に振った場合、期待値は素のバゼルボンバーを上回るようになる。
物理型と属性特化型の両方を担える、強力なライバルと言えよう。なお見た目
- 最終盤になると、砕光の双閃や赤龍武器といった強力な武器が手に入るようになり、
その時期には流石に出番を失うことになる。
一応、バゼルボンバーにも高めの爆破属性値という強みはあるものの、
攻撃力やスロット数の差を覆せるほどではないだろう。
見た目に愛着があるなら、武器の重ね着を利用しよう。
MHRise
- 発売当初は存在しなかったが、ver2.0アップデートでのバゼルギウスの追加と共に本武器も再登場した。
デザインはほぼ変化が無いが、爆鱗のような装飾の発光は赤色から黄色に変更されている。
- 最終強化である「爆鱗双斧バゼルホーク」の性能は以下の通り。
- 攻撃力210、会心率-10%と火力は優秀
- 斬れ味は素で青30、匠Lv1から白ゲージ
- 低い爆破属性15
- スロットはLv1が1つ
- 百竜強化は防御力強化II/属性強化【爆破】III/痛恨の一撃
素の爆破属性値はやや低めだが、百竜強化によって属性値を22まで引き上げることが出来る。
防御力強化に魅力を感じられないならば、採用しておくといいだろう。
- 爆破属性武器としてライバルになるのは、マガド武器の禍ツ刃ノ幽鬼イステヤ。
こちらと大差ない攻撃力200を持ち、爆破属性値が20と高く百竜強化で更にブーストも可能。
スロットもLv2が空いており、流石メインモンスターの武器だけあってかなり強力な双剣である。
イステヤと比較した場合のこちらの強みは、匠Lv1から白ゲージが出る点と言える。
匠によってわずかに出した白ゲージを剛人研磨で維持するなどすれば、イステヤを超える
物理火力を出し続けることも可能である。スキル構成や立ち回りの好みによって使い分けるといいだろう。
MHR:S
- MRにもちゃんと続投。新たに「爆鱗双斧バゼルカヌス」という武器名が与えられている。
強化時期はストーリー終盤のMR5とやや遅め。強化は一回のみだが天鱗も要求される。
- 最終強化の性能は、
- 攻撃力330に会心率-10%とまぁまぁ
- 斬れ味は素で白100、匠Lv1から紫ゲージ
- あまり伸びなかった爆破属性19
- スロットはLv1が1つのまま
- 百竜スロットLv2
斬れ味をフォローするスキルや鉄蟲糸技が追加されたとはいえ、まだまだ斬れ味消費が激しい双剣にとって
素での長大な白ゲージは魅力的である。業物だけ採用して他を火力に回すのもいいし、
MHRise同様に匠Lv1だけ発動して剛刃研磨で維持する立ち回りも可能。
優秀な斬れ味をどう活かすかが、この武器を扱う上での鍵になるだろう。
- ライバルとなるのは、MHRiseから変わらずマガド武器の鎧怨鬼刃イステヤムト。
攻撃力はやはりこちらが勝っているが、何と今作ではイステヤムトの方が素で紫ゲージを獲得。
爆破属性値も36とこちらを大きく引き離し、装飾品スロットもLv3とLv2が1つずつと隙が無い。
MR100以降にようやく作れるようになるだけあり、かなりの大業物である。
こちらは完成時期の早さと白ゲージの長さでもアドバンテージがあるが、正直なところ
それだけでは若干旗色が悪い。
今後に追加が予告されている、特殊個体の素材を使用した強化に期待と言った所か。
爆炎双斧バゼルボンバー
- 無料タイトルアップデート第1弾Ver11.0にて紅蓮滾るバゼルギウスが登場し、
この武器にも強化先が追加されてようやく他の武器と派生図での足並みが揃った。
特殊個体の武器なのでイステヤムトと同じく派生先は別枠扱いだが実質一本道の強化となる。
名はMHW:Iから変わらず爆炎双斧バゼルボンバーで性能は以下の通り。- 攻撃力は10上がって340
- 特殊属性にしてはよく伸びた爆破属性25
- 斬れ味は素で白かつ匠1で紫とほぼ据え置き。
- その他はバゼルカヌスと何も変わらず
特に爆破属性は6伸びておりこれはかなり嬉しい。
- とはいえマイナス会心やスロットの不安さは据え置きなのでこの段階でもイステヤムトに1歩劣っている感が否めない。
最終強化がMR10から可能なのでやはり制作時期の早さが肝。
…と言いたいところだが、バゼルカヌス・バゼルボンバー共々天鱗を1つずつ要求されるため
なかなか制作難易度が高く、特殊個体そのものも強敵のため手軽に作れるとは言い難い。