爆鱗竜バゼルギウス及び紅蓮滾るバゼルギウスの素材を用いた武器群。
目次
概要
- MHWorld初登場のバゼルギウスの素材を使って作られた武器群。
鉱石系・骨系の双方から派生し、
バゼルギウスを狩猟し、その素材を手に入れることで派生強化が可能となる。
一部の武器は専用の見た目を手に入れるが
それ以外の武器は原型武器に素材を張り付けた、所謂皮ペタ武器になる。
性能
MHWorld
- 剣士用武器に共通する性能は以下の通り。
- 比較的高い攻撃力
- 高くはない爆破属性
- 素では最高よりワンランク下だが、匠をLv1でもつければ上のゲージが出現するそこそこの斬れ味
- わずかなマイナス会心
- 武器が存在するのは太刀、双剣、狩猟笛、ランス、ガンランス、スラッシュアックス、ライトボウガン。
また、今まで錆びた塊から出現していたライトボウガンの鬼ヶ島は、
今作ではどういうわけかバゼルギウス素材をメインに使用して作成することになる。- 見た目も古龍のもの以外はベースが変わらない武器が多い中、
いずれも(ライトボウガンを除くが)ベースと別物のデザインが存在する等少し優遇されている。 - 鬼ヶ島に関しては「工房武器派生」となっており性能も上記のものと異なる。
詳細はこちら。
- 見た目も古龍のもの以外はベースが変わらない武器が多い中、
- 性能は高い攻撃力、少しのマイナス会心、並の爆破属性が特徴。
マグダラオス武器と若干方向性が被っているが、こちらは斬れ味で差別化できる。
匠を発動させていない時はちょっと青ゲージがあるだけだが、発動させると延長分が全て白ゲージになる。
加えて、スロットを1~2個持っているので拡張性も高い。
ただ、レア度が8なのでカスタム強化の枠は1つのみ。
MHW:I
- MHW:Iでは紅蓮滾るバゼルギウスの素材を使ってさらに強化ができるが、
こちらは性質が変化し、相対的に火力が落ちた代わりに爆破属性はやや引き上げられている。
強化は4段階なのだが、皮ペタ武器は3段階で強化が終わり、パーツ強化に対応している。
MHRise
- Ver.2.0のバゼルギウスの追加に伴いこの武器群も登場。
高い攻撃力、少しのマイナス会心、低めの爆破属性を特徴とする。
今作では看板モンスターのマガイマガドの武器も同じく高めの攻撃力と爆破属性を持つが、
攻撃力はこちらの方が高いが会心率と爆破属性はマガイマガド武器の方が高い、と棲み分けされている。
また、同じく爆破属性武器であるテスカト武器はマガイマガド武器よりさらに物理攻撃力が低く、より属性重視の性能である。
- 存在する武器種はMHWと同じ。
武器名が固有デザインのもののように初期は爆鱗の○○、最終強化は爆鱗○○△△に統一された。
MHR:S
- 通常種のMR進出に伴い、通常種武器に新たな銘が追加。
発売当初は通常種武器が最終強化であったため、MR5で完成する異例の完成時期の早さではあったが、
レア度10相当の性能としてはやや低めの性能に落ち着いていた。
- その後、第一弾アップデートにて紅蓮滾るバゼルギウスが来襲し、
通常種武器を乗っ取る形で爆鱗竜改派生が追加された。
MR10で作成可能になるので、MR100で特殊個体マガイマガドの武器を作成可能になるまでは
汎用武器として一線級のスペック、攻略のオトモに便利である。
ただし通常個体武器と特殊個体武器でそれぞれ1枚ずつ、天鱗を2枚も要求される点はやや苦しい。- 武器銘はMHW:Iと同様に爆炎の銘を冠する。
ただし、オリジナルデザインと同様に揃えられたはずの元汎用デザイン武器は、
爆鱗竜改派生で何故か「バゼル○○」の銘に戻ってしまっている。
- 武器銘はMHW:Iと同様に爆炎の銘を冠する。
- 属性武器へのテコ入れや、マスターランクや傀異化個体の追加に伴うモンスター側の体力増加、
およびそれに合わせたハンター側の通常攻撃の火力向上もあって、
MHR:Sにおいての毒や爆破はそれ自体が周囲のインフレについていけず、環境的に不遇な傾向がある。
バゼル武器もこうした向かい風の影響を受けてか、過去作に比べると厳しい目に晒されている。
- 前作でライバル関係にあったマガイマガド武器もまた特殊個体の追加で更なる飛躍を果たし、
競合するバゼル武器の評価を厳しくする追い打ちになってしまっている。
こちらはMR10、あちらはMR100という作成時期的な住み分けはあるが、
その分だけ斬れ味、会心率、スロットを含めた総合的な汎用性では怨嗟マガド武器の方が優秀になっており、
最終的に爆破(はオマケの無属性武器)で何を選ぶかとなるとマガド一択になってしまいがち。 差をつけるなら、マイナス会心の分だけ高い攻撃力やマガドとは上述の作成時期の違いを生かしたい。
- 狩猟笛界隈においては、マガド笛があの悪名高き音の防壁旋律を持つということから、
特にマルチにおいては使用を敬遠されがち。
そのためライバルは事実上テオ笛のみに絞られ、
そちらとも体力回復【大】と聴覚保護【小】を持つという点で差別化できる。
狩猟笛ならではの、本体性能以上に旋律が武器の良し悪しを決める好例と言えよう。
- 武器の性能以前の問題として、単純に作れる武器の種類が少な目という難点がある。
MHWからMHRiseにかけて新たな武器が追加されることもなく7武器種のままであり、
今作で追加されたモンスターは金銀火竜の武器以外全武器種が揃っていたこともあって尚更そう感じられるだろう。
一覧
通常種武器
武器種 | 生産時 | 最終強化(上位) | 最終強化(MR) |
---|---|---|---|
太刀 | 爆鱗の大刀 | 爆鱗刀バゼルバルガー | 爆鱗刀バゼルジャール |
双剣 | 爆鱗の手斧 | 爆鱗双斧バゼルホーク | 爆鱗双斧バゼルカヌス |
狩猟笛 | 爆鱗の太鼓 | 爆鱗鼓バゼルライド | 爆鱗鼓バゼルシオン |
ランス | 爆鱗の突撃槍 | 爆鱗槍バゼルミニアド | 爆鱗槍バゼルフラカン |
ガンランス | バゼルバスターI | バゼルバスターII | - |
爆鱗の熱砲槍 | 爆鱗砲槍バゼルアラム | 爆鱗砲槍バゼルバーン | |
スラッシュアックス | バゼルレイダーI | バゼルレイダーII | - |
爆鱗の重剣斧 | 爆鱗剣斧バゼルラシュ | 爆鱗剣斧バゼルラーバ | |
ライトボウガン | バゼルタイフーンI | バゼルタイフーンII | - |
爆鱗の銃弩 | 爆鱗弩バゼルフェテス | 爆鱗弩バゼルヴァレロ | |
アイルー | バゼルネコメイス | ||
ガルク | バゼルガルメイス |
- 見ての通り、各ランクの1段階目は「爆鱗の~」という銘に始まり、
それぞれでの最終強化は「爆鱗〇〇バゼル〇〇」という名前になる。
MHWorld時代は物によっては「バゼル〇〇」と付くものもあったが、MHRiseでは全て統一され、
MHR:Sでは通常種のMR進出に伴い新たな派生が追加された。
- それぞれ名前の銘の由来に統一性があるとは言い難い。
「バスター」「レイダー」「タイフーン」のようにわかりやすい一般名詞もあれば、
「アラム」「ミニアド」「フェテス」のように一見して何が由来なのかよくわからないものもある。- 「アラム」はバゼルギウスの「爆撃機」モチーフからすると「アラーム(警報)」と思われる。
実際、英語版のスペルも「alarm」になっている模様。*3- 「バゼルアラーム」だと日本人的には目覚ましを思わせてしまうからだろうか。
???「あの爆鱗竜を目覚ましにしたいのじゃ!」
もしくは字数制限に引っかかってしまうからかもしれない。
- 「バゼルアラーム」だと日本人的には目覚ましを思わせてしまうからだろうか。
- 「ミニアド」は爆発性のある有機化合物ニトラミド(Nitramide)のアナグラムおよび、
アーサー王伝説に登場する「ロンの槍」こと「ロンゴミニアド」が元ネタと思われる。
MHシリーズでコラボした中では、こちらの作品に詳しいプレイヤーは馴染み深いハズ。
また根拠に乏しいとされてはいるが、ロンギヌスの槍と同一視する学説もあり、
どちらにも「すでに失われていて発見できない」という共通点がある。 - 「フェテス」は古代ギリシアのクロスボウ「ガストラフェテス」からだろうか。
- 「アラム」はバゼルギウスの「爆撃機」モチーフからすると「アラーム(警報)」と思われる。
特殊個体武器
武器種 | 強化時 | 最終強化(MR) |
---|---|---|
太刀 | 爆炎の大刀 | 爆炎刀バゼルプロジオ |
双剣 | 爆炎の双戦斧 | 爆炎双斧バゼルボンバー |
狩猟笛 | 爆炎の太鼓 | 爆炎鼓バゼルバルディ |
ランス | 爆炎の突撃槍 | 爆炎槍バゼルロケット |
ガンランス | バゼルプライド | |
スラッシュアックス | バゼルハート | |
ライトボウガン | バゼルコア | |
アイルー | プライドネコメイス | |
ガルク | プライドガルメイス |
- 汎用デザインのバゼルハートとバゼルコアはMHW:IとMHR:Sでベースとなっている武器が異なるが、
通常個体武器と異なり名前は変更されていない。