MHP3、MH3Gに登場する片手剣。ルドロスネイルの最終形の一つ。
「苦剣」という銘、ロアルドロス亜種の素材での強化、
そしてその見た目のために勘違いされる事があるが、
毒属性ではなく水属性の武器である。
目次
概要
- ロアルクロウ改を紫水獣の素材で改良、そしてそれをさらに強化した片手剣。
刃は紫水獣の鋭爪を研ぎ澄ませたもので、盾にも何本もの鋭爪を取り付けてある。
本体と刃を結び付けるようにルドロスやロアルドロス亜種の上質な海綿質の皮を何重にも巻きつけてある。
内部には大水袋が仕込まれており、そこから溢れ出る冷水が海綿質を伝って刃を包む。
斬撃と同時に炸裂する大量の水飛沫はあらゆる炎を無に帰すと言われる。
その水飛沫で陸上の獲物をも溺れさせる事が出来るために「苦剣」の名を持つ。
性能
MHP3
- 最も高い水属性を持つ片手剣。その属性値は40(他作品の400に相当)。
紫水獣の素材がベースでありながら毒属性の武器ではない。
属性持ちの片手剣の中では基本攻撃力も高い方で、
攻撃力、属性値ともに、かのゴールドマロウと同値という代物。
しかし強化素材に「潤った堅胸殻」が必要となるため、強化できるのはかなり後半。
さすがにロアルドロスの素材だけでは金火竜武器とタメを張れる数値は実現できないのだろう。
同じくルドロスネイルから強化して作られるロアルドスクロウと比べると、
攻撃力、属性値ともに苦剣アメジストレイジの方が勝っている。- 代わりにロアルドスクロウは素材集めが簡単で、上位に上がってからすぐに作成でき、
スロットが二つ付いている。
また、苦剣アメジストレイジと比べて、匠で現れる白ゲージが長い。
このため、上位序盤はロアルドスクロウを作ってしのぎ、
「潤った堅胸殻」を入手できたら苦剣アメジストレイジに切り替えるのが良いだろう。 - スロットは0なので色々なスキルを組めるようになる終盤にこそ、その点が痛くなることもある。
- 代わりにロアルドスクロウは素材集めが簡単で、上位に上がってからすぐに作成でき、
MH3G
- 今作ではロアルクロウ改からロアルドスクロウを経てアメジストクロウへと強化される。
G級武器となり、さらに強化先に「苦剣アメジストリム」が追加された。
アメジストリムは攻撃力322、水属性350と、
属性値はやや下がり、片手剣としても物理攻撃力は平均以下。
スロットが2つもあるが、斬れ味は匠発動でも白70。
それでも、十分すぎるほどに高い属性値を背景に水が弱点の相手には一線級で使っていける。
なんといっても作成難易度の低さがウリで、港★6(G★1)の時点で最終強化まで可能。
メランジェ鉱石5個が若干ネックとなるが、砂原や凍土の固定出現ポイントから採掘可能である。
- 港★7(G★2)への登竜門となる、ブラキディオスとの相性は良好。
ただ、片手剣で主に狙うことになる足や腕には水属性の通りが10%とかなり悪いため、
サイズが大きく頭などを狙いにくい場合はダメージ効率が大きく落ちてしまうのが欠点。
しかし、後述するが港★6までに最終強化まで出来る水属性片手剣はこのアメジストリムだけであり、
片手剣で挑戦するならこの武器を担いでいくことになるだろう(毒属性という手もあるが)。
- 水属性の片手剣のライバルは以下の2つが挙げられるだろう。
- 皇剣アークカリオン(ナバルデウス)
- 攻撃力364に水属性240。スロット無し。
斬れ味は匠発動で紫30と優秀で、会心率10%まである。
ナバルデウス亜種の素材で強化されるが、ラギアクルスのレア素材「海竜の蒼天鱗」が必要なため
作成時期は港★7(G★2)以降。
総合的に物理寄りの性能で、肉質が柔らかめの水弱点モンスターに有効。
前述のブラキディオスとの相性はアメジストリム以上に良いが、
作成時期からわかるとおり「爆砕の連鎖」には間に合わず、
ひとつ手前のアークストライカーの性能はアメジストリムに大きく劣る。
- マスターオデッセイ
- 攻撃力336、覚醒で水480、斬れ味は匠で白60+紫30、更にスロット2つ。
全てにおいてアメジストリムを上回る超性能だが覚醒が必要。
匠と覚醒を両方発動し、更に十分なスキルを発動することができるなら
水属性片手剣としてはほぼ最強となりうる。
ただし恐ろしいことに火竜夫婦両方の天鱗、白海竜の剛角2本などという
入手困難な素材をこれでもかと要求してくる作成難易度の高さが難点。
当然港★6ではラギアクルス亜種やウラガンキン亜種(重顎が必要)と戦うことはできないため、製作不能。
関連項目
モンスター/ロアルドロス亜種
武器/ルドロス武器
武器/ロアルドスクロウ - 通常種武器