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概要
- 赤龍の太刀。
峰が黒く刃は赤い。鞘は無く、刀身の半分近くを白い布で巻き、余った布が柄付近から細く流れる。
全体的なシルエットは緩く弧を描く日本刀型ながら、
ナックルガード状に柄の前まで伸びた刃や刀身に並ぶ発光、先端の逆刺など独特な形状が見られる。
- 覚醒レベルが高まると明滅部の光が強くなってオーラを纏う。
布は黒く染まり、抜刀すると完全に解けて峰から立ち昇る邪気のごとく揺らめき、刀身から侵食されたような光を宿す。
覚醒前の初期性能
- 性能は以下の通りで、攻撃力・斬れ味・会心率等の基本性能はどれも同じ。
ここから覚醒能力を5つ選んで付与していく事で基本性能を強化できる。
また、1部位分の防具のシリーズスキルを付与する事も可能。名前 攻撃力 会心率 斬れ味
(匠LV5)属性
(龍封力)状態異常 スロット 赤龍ノ閃ク刃 891 5% 白40
(白90)属性値180
(龍封力中)状態異常120
(毒・爆破のみ210)Lv4×1
構成ごとの解説
- 太刀は気刃ゲージ補正や見切り斬り成功補正をはじめとする基礎攻撃力のみへの補正が多く、
物理面が重視される武器である。
ただ、物理重視武器にしては手数がやたら多いので斬れ味をどうにか維持する必要がある。
同じ境遇に片手剣があるが、あちらは斬れ味を消費しない攻撃があったり、
アイテム使用が簡単にできるので砥石まわりで補強するのも容易である。
また、片手剣はアップデートにより擬似的に傷つけ1回組としても扱える。
太刀でもクラッチ攻撃強化を付ければ傷つけは1回で済むものの、
上記二つについては残念ながらどちらもないので、
斬れ味問題をどう解決するかも考慮しておくべきだろう。
物理重視
- 太刀の斬れ味消耗は激しく、あのネギ太刀でも不安が残るほどである。
そのため、達人芸で斬れ味を維持するのが一般的である*1。
達人芸テンプレにもなっている斬れ味VVとするのがベターではあるが、
傷つけ攻撃での消耗を防げないことに加えて、
太刀の攻撃モーションは見切り斬りや各段階の気刃斬り及び気刃大回転斬りなどの既存モーションから
居合抜刀斬りや居合抜刀気刃斬りなど、MHW:I以降に追加されたものに至るまで、
横方向から大きく斬りかかるものが多い。
そのため大剣など他のリーチが長い武器に比べて、弱点特効対象外の部位を斬ってしまいやすい。
いかにマスターランクのハンターといえどもそれを完全に防ぐのは難しく、
紫20では多少の消耗が重なればあっという間に斬れ味は落ちてしまう。
そのため、斬れ味強化はあえて付与せずに全て攻撃力強化とするのもメジャーのようだ。
白40であれば多少斬れ味を消費しても紫20に比べれば余裕がある。- 実のところ、上記の2通りを比べても太刀では僅かな火力差しかない。
会心まわりのスキルを全て積み、基礎攻撃力をスキルやカスタム強化、護符爪、
各種アイテムでできる限り底上げした前提でも、紫20がほんの少し上回る程度。
TAや高速周回など理論値火力を求める場合なら、
斬れ味強化を1つか2つ付与して紫ゲージを出したほうがいいのだが、
普通にプレイするだけなら安定性がある白40運用をとるのも悪くない選択肢である。
- 実のところ、上記の2通りを比べても太刀では僅かな火力差しかない。
- 使う属性は手数が多少あるので、余裕があれば考慮したほうがいい。
おなじみの爆破属性は汎用性があるし、麻痺で拘束が発生したときに兜割りを確実に狙うというのもあり。
龍光石の在庫が豊富なハンターなら全属性作って弱点属性ごとに使い分けるというのもいいだろう。
その他
- ネスルラフィークのように状態異常に特化させた運用なども考えられるが、
生産武器のほうが最終的な状態異常値が高くなることが多い。
状態異常を重視するなら生産武器には届かないが、
状態異常型の生産武器は基礎攻撃力が低い傾向にあり、
物理火力ではこちらがかなり有利である。
火力もある程度欲しい場合では赤龍武器に軍配があがるかもしれない。
- また、太刀の手数なら属性運用もできるのではないかと思う方もいるだろう。
たしかに、属性値が高く基礎攻撃力が低い武器ならその方面でスキルを構築したほうがいいこともある。
しかし赤龍武器は元から少し高めの基礎攻撃力と低すぎる属性値という性能であり、
物理を強化していったほうが各種補正を活かすことができ高い性能に仕上がる。
MHW系列は物理面の影響が大きいというシリーズ自体の特徴に加えて、
傷つけという物理火力のみ強化するシステムの実装も更に物理重視を有利にしている。
- 無論だが、属性重視で覚醒能力を付与するのが致命的に弱いわけではない。
あくまでも火力面でどちらが優秀かというだけで、
周回部屋をはじめとする効率重視の場でさえなければ属性に重きを置いても問題ないだろう。
あまりモンハンに慣れておらず柔らかい部位を狙って攻撃しにくいのなら、
むしろ肉質に多少は左右されにくい属性運用をしたほうが貢献できることもある。