MH-Rに登場する女性ライダー。CV:佐藤美由紀
4月2日生まれの14歳。所属は火の都市ヴァルクス。
目次
概要
- 物心つく前に両親が亡くなり、祖父であるダライアスに大切に育てられる。
祖父の才能を余すことなく受け継いでおり、見かけによらず超怪力。
読書が趣味で本を読む時間を邪魔されると誰であろうと容赦なく叩きのめす。
ロマンチストで妄想癖があり、スイッチが入ると周りが見えなくなる。
祖父と互角に渡り合ったプレイヤーに一目惚れし、任務への同行を申し出る。
キャラクター
- 本名はフレデリカ・ミラ・ヴァルクス。
火の都市ヴァルクスの首長ダライアスの孫娘で、ヴァルクスのお姫様と言える存在。
現在メインストーリー上に登場するライダーの中ではかなり若いが、
ハンター諸氏がよく知るどこぞの王女様とは別のベクトルでぶっ飛んだお姫様。
- 恐ろしい煽り文句を先に記したが、彼女は性格的には割かしまともである。
普段は静かな場所で読書をして過ごすのが好きな、ちょっとロマンチストな普通の女の子
(「お姫様」という立場については普通とは言い難いが、その点は一旦目を瞑るとして)。
では彼女の何が恐ろしいかと言えば、驚異的且つ圧倒的すぎるフィジカル。
老いてなお筋骨隆々の肉体を誇るダライアスの孫だけあって凄まじいまでの馬鹿力で、
そのパワーは自分より体格で勝るダライアスを体当たりで吹き飛ばすほど。
おかげで遊び相手は専ら自身のオトモンであるブラキディオスに一任されており*1、
そのブラキディオスですらも彼女の前では本来の性格を捻じ曲げて大人しく従っている。
なお、彼女の読書を楽しむひと時の邪魔をすると……。
- 当然ながら戦闘においても非常にパワフル。
他のライダーやハンターが両手で振るうような得物も涼しい顔で軽々と振り回し、
挙句の果てには片手でそのまま空高く放り投げる事までできる。
そしてお姫様だからと言って、ただ護衛されているだけで終わる事は無い。
むしろオトモンと共に最前線まで積極的に突撃し、敵という敵を正面から薙ぎ倒していく。
その姿は紛れもない「ヴァルクスの戦士」である。
勢いのままに無双するフレデリカを止めるのは至難の業。- 非常に恐ろしい事に、とある本の中で読んだ「拳で語り合うと仲良くなれる」という表現を
鵜呑みにしている節がある。
「私の気持ちを受け取ってほしいの」というロマンチックなセリフも、
彼女が口にすると一発KO宣言にしか聞こえない。やめてください死んでしまいます。
- 非常に恐ろしい事に、とある本の中で読んだ「拳で語り合うと仲良くなれる」という表現を
- 小説の好みは恋愛物から冒険活劇まで幅広い。
それだけ読み耽っていた影響か、ふとした拍子に自分でも小説を書いてみる事を思い付き、
遂には後述する主人公の活躍を描いた小説を自筆してしまった。
しかし、フレデリカ自身はロマンス溢れる内容にしたつもりが、
偶然それを読んだシノからは意図していなかった評価をされてしまうなど、
まだまだ小説家としては力不足な面が見られる。- しかし、エピソードクエストのラストにて彼女が将来的には
小説家として成功する可能性がほのめかされている。というか、未来的には確定事項の模様。
- しかし、エピソードクエストのラストにて彼女が将来的には
- ストーリー上では第3章の終盤で登場。
祖父ダライアスに果敢に立ち向かったプレイヤーに、
本で知った勇敢さとはまた違ったものを見出して一目惚れしてしまい、
ダライアスの言質を利用して自ら旅の同行を申し出る。
紆余曲折の末にその希望は第6章で叶う事になるが、
ダライアスにはどうしても拭い切れない不安要素がある様子。
- 主人公の相棒を自称するマリィとは、年が近い事もあってか、かなり友好的に接している。
しかし、主人公の「隣」というポジションを巡っては対抗心を剥き出しにしており、
隙あらばそのポジションを奪うつもりでいる。こんなところでもアグレッシブ。
無論一番困惑しているのは新入りにいきなり挑戦状を叩きつけられたマリィだが、
彼女自身も「主人公の護衛」という大義名分を失うわけにはいかないため、
負けじと応戦(?)する場合が多い。
ただ、あくまで主人公の「護衛」として接するつもりのマリィと、
護衛以上に「恋愛対象」として憧れているフレデリカでは微妙に認識に違いがあり、
言い争いになっても途中から流れがおかしくなり、結局マリィが困惑する事になる
(一方のフレデリカは元々一直線な性格なので、いろんな意味で終始ブレない)。
ライバル(?)なのに戦っている土俵が違うという奇妙な構図だが、
果たして今後どのようになっていくのだろうか……。
- 先に少し触れたが、オトモンは砕竜ブラキディオス。
元々はかなりやんちゃで好戦的な性格の個体だが、
フレデリカに上下関係をしっかりと叩き込まれて以来、彼女には従順になったという。
武器はディオステイル系のハンマー、防具はブラキシリーズのアレンジ版を愛用する。
頭装備以外は概ねメインシリーズと同様だが、
頭装備はカイザークラウンのブラキverとでもいえる青色の小さな王冠を装備している。
お姫様であることを衣装に落とし込んだ結果なのかもしれない。
ブラキシリーズの特徴である大胆な胸の露出はそのままになっているが、
まだ14歳なのでサイズは控えめである。
ロリ派の紳士なら逆に歓喜である
公式プロフィールにて彼女は物心付く前に両親と死別したと語られているが、
後に公開されたベルガーのエピソードクエスト、
ベルガーやマスクド・テスカトルの信頼度会話の内容などを読み解いていくと、
彼女の母親は確かに死亡しているが、実は父親は存命である可能性が極めて高い。
しかし、その父親とは……。
ライダー性能
- 支援型とは名ばかりの火力特化ライダー。
攻撃値はダライアスに次ぐ破格の高さである。
おそらく、爆破属性をつけるために名目上は支援型なのだろう。
今作では技の効果として各種状態異常が付与されるので、
技が無属性なのかと思いきや火属性が付与されている。
しかもタッグ特性で火属性攻撃を強化できるので、爆破メインというよりは、
高火力の火属性技におまけで爆破もついてくるという隙のない2段構えになっている。
- 毎ターン使える技から2ターン、3ターンで使える技まで全て網羅しており、
特に後の2つに含まれるメテオフォールとレイジングインパクトが特に強力。
前者はSP75と重めだが威力は415もあり、
後者はSP60に威力335と2ターンでうてる技としてはかなり強い部類である。
- 好きなオトモンのブラキディオスとの相性も申し分ない。
攻撃値にかかる乗算補正が高いので更なる火力が見込め、
特性に火力上昇をこれでもかと詰め込んでいる。
また、SP消費たったの10で使える速さバフ技により、先行で高火力を叩き込むことが可能。
ブラキディオスには強力な一撃と呼べる技がないが、
自分で火力を出せるフレデリカなら全く問題ない。
また、特性がブラキディオスと似ているリオレウスとの相性もかなりいい。
こちらは、星5個体が獲得するタッグ技の威力を高い攻撃値により最大限活かすことができる組み合わせとなる。
- 性能における弱点はほとんどなく、攻撃値が高いので無属性技運用もトップクラスである。
しかし入手性にかなりの難があり、フェス限ライダーなのが玉にキズ。
マリィやシノなどの他の火力ライダーは基本的にどのガチャでも入手でき、
引き直しガチャで確実に入手できる。
しかしフレデリカはフェスガチャからしか排出されず、
さらにある程度ストーリーを進めないとフェスガチャが解禁されないので、リセマラも面倒。
加えて初実装となるリリース記念祭ガチャではなんとピックアップが行われなかった。*2
そもそもフェス限だからと確率が高いわけでもないので、
効率の悪いリセマラをするか、出るまでひたすら課金するか、
どちらにせよ等確率の無数のキャラの中から引き当てないと入手できないのである。
- 入手性こそ悪いが、運良く入手できればどんな敵でも相手にできる。
とても14歳とは思えない火力を発揮するので、
星5オトモンを狙うついでに出たらラッキーくらいに思っておこう。
フレデリカ【水竜鎚】
- 砂の都市マハ・エルグの首長ヴァルボーレから「友好の証」として贈られた、
ガノヘッド系のハンマーに武器を持ち替えたフレデリカ。
奇抜なデザインからヴァルクス討伐部隊の面々からは変な目で見られたりしたようだが、
少なくとも現在のフレデリカは気に入っている模様。
なお、彼女のオトモンのブラキディオスは何らかの恐怖心を抱いているらしく、
この武器には近付こうとしないらしい。- なお、ヴァルクス側も友好の証としてヴァルボーレに灼炎のロガー系の双剣を送っており、
そちらは後にヴァルボーレ[火斬刃]というユニットとして登場している。
- なお、ヴァルクス側も友好の証としてヴァルボーレに灼炎のロガー系の双剣を送っており、
- より一層攻撃面を重視した性能となっており、技の威力も全体的に上がっている。
しかし、武器が変わったことで扱う属性も水属性に変更され、
爆破やられを引き起こす技も習得できなくなった(代わりに低確率で相手を転倒させる)ため、
必然的に細かい戦闘スタイルや相性の良いオトモン、そして相手の得意不得意が通常のフレデリカとは異なる。
関連項目
モンスターハンター ライダーズ
登場人物/ダライアス -祖父
モンスター/ブラキディオス - オトモン