MH-Rに登場するライダー。CV:佐藤美由希
12月21日生まれの18歳。所属は雪の都市セレルカ。
概要
- 雪の都市セレルカの前首長の娘で、セレンの本当の姿。
竜騎十傑シュネイル・レーベングの子孫で、
モンスターや動物と意思疎通ができる力をもっており、
セレルカでは「竜の御使い」と呼ばれ、崇められている。
キャラクター
- セレルカ出身のライダー。
フルネームは「ルーナ・レーベング」。
前述通り竜騎十傑の一人、シュネイル・レーベングの子孫でもある。
ストーリー本編に絡んでくるのは第8章中盤から。
- MH-Rの登場人物屈指の清楚派。誰に対しても基本的に礼儀正しい態度で接す心優しい性格。
前述している通りセレンの本当の姿である。
ストーリー上はルーナと名乗って以降セレンの姿でもセレンではなくルーナという扱いになる。
- セレルカでは摂政アンヘルによる独裁体勢から弟ユーリを、そしてセレルカを取り戻すために、
身分を隠しながらエル・テ・ウーナ等各地を回り協力者を集め反体制勢力「セレルカ解放同盟」を結成、
その後セレルカ内で内乱を起こす事となった。
- 前述した通りユーリという弟がいる。
現在は互いに離れ離れとなっているが、昔は城をこっそり抜け出して
二人で郊外を散歩したり、かき氷を冬場に食べて姉弟共々震えていたなど、
仲睦まじい関係であるらしいが…
- クウゴとはセレンとして身分を隠している最中にエル・テ・ウーナにて偶然出会ったことが
きっかけで二人で短い時間だが過ごしていた。
しかし、数日後セレルカの兵士に後を付けられ交戦することになってしまい
これ以上彼を巻き込まない為にあえて冷たく突き放し、自ら彼らの傍から離れることにした。
この出来事はクウゴにとって非常にショックが大きかったが、
それは自身が彼女を守れるほどの力がないことであり、彼女の真意を見抜いていた。
よって、彼の課題であった強くなることの理由を見つけられてライラからも正式に弟子として認められた。- ちなみに周りから見た雰囲気が「若い男女が仲睦まじく話している。」と言われていたり、
ルーナ本人が「お茶をしていた。」という発言をしていた事からほぼ出会ってすぐデートに近い状態になっていた。 - また、彼らが出会ったのは聖夜クリスマスの翌日である事が
クリスマスイベントにて語られている。
- ちなみに周りから見た雰囲気が「若い男女が仲睦まじく話している。」と言われていたり、
- そしてライラとの約1年間の修行を得て強くなり彼女たちと別れた彼と再会。
改めて協力を依頼した。その際の彼の表情はどこか嬉しそうである。
- ランサムとは彼女がセレンとしての姿でクウゴと別れた後、エル・テ・ウーナの郊外の森で山賊のお頭として
追い剥ぎ行為を行なっていた頃に対面し、その後モンスターに襲われた際に彼女に命を救われた事で
改心し、仲間たちと共に半ば強引に彼女とセレルカに付いてきた。
現在はセレルカ解放同盟を築き上げれる程の協力者を集め、彼らを取りまとめセレルカ解放同盟の補佐をしている。
彼女の事を「お嬢」と呼び、自らの命も彼女のために使うという程の忠誠を誓っている。
- 実はとてつもない辛党。
セレルカ解放同盟の面子に暖かいスープを差し出すこともあるらしいが。
それが尋常でない程辛いらしい。
ランサム曰く、「自身は飲んだら数日間寝込むのに彼女は平気な顔して飲み干している。(意訳)」とのこと。
あるイベントでは拷問用と勘違いされたスープが登場しているがまさか…- 余談だが、雪国出身だからといって寒さそのものに強いとか辛いものや熱いものが好きといった事は一切関係ない。
ただ、雪国出身の人はどんな逆境にも耐え抜ける辛抱強さや粘り強さを持ちやすいという特徴は一応ある。
- 余談だが、雪国出身だからといって寒さそのものに強いとか辛いものや熱いものが好きといった事は一切関係ない。
- パートナーはなんと幻獣キリン。
数少ない古龍をオトモンとするライダーの一人である。
また、前述するように彼女とその弟であるユーリは、
モンスターと意思疎通することが出来る竜の御使いという世界観的にも極めて数少ない*1力を持つ人物である。
作中でもウルクススやあのイビルジョー、おそらく野生であろうキリンとも意思疎通して興奮状態をなだめようとしていた。
- 武器は双雷剣キリンのようなものを使用 。
その戦い方だが例にも漏れずこれまたぶっ飛んでおり、
どこからか出現した落雷を片方の剣に纏わせて二連撃を加えたり、
双剣に青白いエレルギーのようものを溜め、地に這わせるといったものである。
おそらくキリンの落雷を利用しているのだろうが、流石古龍をオトモンとするライダーと言えるだろうか。
- 防具は大人気なキリン装備。
…と思いきや、デザインはキリンXに近いものである、のであの秀逸デザインが好きな方には悲報である。
だがルーナ自身は「雪国の巫女」であり、神秘的な雰囲気が巫女らしさがある装備は妥当である。- 出身が雪の都市というのもキリンシリーズではなく、敢えて着込んだキリンXシリーズである理由…かもしれない。*2
- また、セレンの姿の時にしていた眼鏡は付けていない。どうやら伊達眼鏡だったようだ。
- 出身が雪の都市というのもキリンシリーズではなく、敢えて着込んだキリンXシリーズである理由…かもしれない。*2
- ストーリー編第9章にて、セレルカ解放同盟と特派観測隊が集い、
ついにセレルカでの内乱を起こす。
- 道中でエスメラルダの使役するガムートによって起こされた雪崩を食らいメンバーが散り散りになるというアクシデントに
襲われながらも抜け穴等を使用しついにセレルカ城内に侵入することに成功する。
- そしてユーリが幽閉されている部屋に訪れると、そこにはアンヘルの姿のみ。
一同は彼女との戦闘になったが、何とか追い詰めクウゴはアンヘルからユーリの所在を聞き出そうとしたが、
そこに謎の氷柱が彼を襲う、その氷柱を放った主はキリン亜種、
そしてキリン亜種を従えるユーリ本人である。
- 彼は姉が自らを見捨ててセレルカから逃亡した、その事をアンヘルから聞かされ姉に対し怒りを露わにして
彼女の説得に聞く耳を持たず捻じ伏せる。ユーリはクウゴから男同士の拳で説得され彼の中の憑き物が取れ目を覚ましたが、
ルーナは気絶したまま黒の使徒によって攫われてしまう。
- そして彼女が再び彼らの目に映るとき…
黒い魔女
幻雷のルーナ
- 黒の記憶石を埋め込まれ黒の使徒幹部となったルーナ
竜の御使いでありセレルカ解放同盟のリーダーであった姿は今はなく、
そこにあるのは絆を否定し自らを縛ってきたセレルカを破壊する黒き魔女の姿だった…
- 10章に黒の使徒の首謀黒王ネロによって黒の記憶石を埋め込まれ幹部とされた姿。
元あった雰囲気は消え失せ、態度や言葉遣いそのものは変わらないが
その言動はどこか相手を煽ったり馬鹿にしたりするようなものとなっている。
- 元のルーナとの外見の違いは束ねてあった髪がほどかれており、
目にハイライトが無くなっている等の特徴がある。
- パートナーでもあるキリンに対しても、命令している場面があるなど
どこか対応が冷たくなりどちらかというと戦力として利用しているようにも見える。
- また務めや使命に対して嫌悪感を抱くようになっており、
自らの危険を持ってなお使命感に駆られて行動する者に対して一種の疑問を感じている。
- ストーリー編13章のラストでチラ見せ程度に登場、その後14章の終盤に本格的に登場。
セレルカ城に幽閉されていると予想していたセレルカ解放同盟の前に手下もつれずに単騎で現れ、
セレルカのすべてに決着をつけるという事実上の宣戦布告にしに、その本気度を情け無用の攻撃で彼らに示した。
- ストーリー編18章にて、自らの発言通りエスメラルダと大勢の黒の使徒を従え、
セレルカの中心部にセレルカ解放同盟の前に姿を現した。そして、セレルカに対する嫌悪感と憎しみを露わにして、
セレルカ解放同盟とセレルカに対してトドメを刺し、ユーリに体に針を縫わせる程の大怪我を負わせた。- この際、直接的な描写こそないがセレルカ解放同盟は消滅したという
セリフ等から恐らくクウゴ、ユーリ、そして新たに加入したギュンターを除いた
メンバーは皆殺しにされたのかもしれない。- 仮にそうだとしたらセレルカ解放同盟の生存者の数が、前述した3人に
諸事情によりセレルカから一時離脱していたランサムとルーナも入るので5人となる。
MH-Rでの5はどういう意味なのかは不明だがこれを開発は狙ったのだろうか。
- 仮にそうだとしたらセレルカ解放同盟の生存者の数が、前述した3人に
- この際、直接的な描写こそないがセレルカ解放同盟は消滅したという
- セレルカを破壊した後、クウゴに対してセレルカ城内にて待っていると伝え、
彼が来るまで待っていた。そして彼は文字通り来てついでに付いてきた特派観測隊と共に対峙、
キリンの雷をいくら喰らっても歩みを止めずに自らに近づく彼に恐怖を感じ、
本気の一撃を喰らわせるが接近は止められずついに自らの胸部に入っている黒の記憶石そのものに手を掴まれ、
そのまま引き抜かれ、黒の記憶石を一刀両断されたことで幻雷のルーナは消え去った。- 実はクウゴはこの際特派観測隊内初であり以降誰も成し遂げていない単騎での黒の使徒の幹部の勝利に
成功している。*3しかもゲームシステム的にも雷を操り弱点を付ける上に
龍属性はあまり効果がないキリンを従わせる為極めて不利かつ相性の悪い相手に対する結果である。- それにしても巨大な岩塊を容易く砕く程の雷を自在に操るキリンの、
しかも黒の記憶石の影響で強化されているであろう状態の落雷を喰らい続けて、
力尽きるどころか命に関わるレベルの重傷*4だっただろうに次回では
何食わぬ顔して立って、戦闘にも参加しているのはかなり謎である。*5
ケチャワチャだけに謎や、ミステリーや。 - 雷に打たれて生き残ると特殊能力に目覚めることがある…現実でも極めて稀に起こる事だが、
クウゴ自身にも何らかの能力に目覚めたのだろうか。普通ならあり得ない話だが今回は通常の雷ではなく、
古龍の一角でもある神獣、幻獣キリンの常軌を越した雷と鍛錬を続けたクウゴの肉体ならもしかしたら…
- それにしても巨大な岩塊を容易く砕く程の雷を自在に操るキリンの、
- しかし、彼女と他の幹部の違いはルーナは自らの行為を黒の記憶石のせいと考えているのに対し、
他の幹部は自らの意志で行動しているので彼女の中の迷いも敗因に繋がったのだろう。
また彼女はラマーシュが黒の使徒の首謀に見限られ捨てられたのに合わせて半強制的に加入された為、
結局彼女は幹部を名乗っているが首謀からしたら余った幹部の適当な埋め合わせに過ぎないのかもしれない。
- 実はクウゴはこの際特派観測隊内初であり以降誰も成し遂げていない単騎での黒の使徒の幹部の勝利に
- 彼女の憎しみの源、それは竜の御使いとしての期待や運命から逃れたかった、
竜の御使いとして生まれたくなかったという思いを抱いた事に気付かないふりをしていた自分自身に対する怒りである。
確かに自らが犯した罪や行いは一生消えない…しかしその罪を仲間達と共に乗り越えた彼女の目には、
もう迷いはないだろう。
関連項目
シリーズ/モンスターハンター ライダーズ
登場人物/クウゴ - 彼女を語る上で欠かせない存在
登場人物/エスメラルダ - 幹部との絡みがない中唯一行動を共にしていた