登場人物/黒王ネロ

Last-modified: 2024-04-28 (日) 09:12:42

MH-Rに登場する男性ライダー。CV:速水 奨
1月20日生まれの43歳。所属は不明。

概要

  • 黒の使徒の首領にして、この大陸に再び大厄災をもたらした人物。
    その正体はかつて大厄災を起こしたエルドラ王国の王ビルヘルム・ジエ・エルドラだった。
    現代のフェルジア大陸を見た彼は何を思うのか…そして彼の真の願いとは?

キャラクター

  • フェルジア大陸を暗躍し、再び大厄災を引き起こすことを目的としたライダー集団、黒の使徒。
    その首謀たるライダーにて第一部における争いの全ての元凶と言える存在
  • 一人称が「我」だったり、他人に対する呼び名が「そなた」や「貴様」だったりと
    全体的に古風な印象を受けるがこれは後述する彼の正体が関係する。
  • 黒の使徒の幹部らは、基本的に人道を歩まない非道な手法や容赦を知らぬ
    猛攻を加える事が多いがこの黒王の行なってきた暴挙はその比では無い
    「モンスターと人間の共存」に対し一切の理解が及ばない。
    むしろ、現代の人間はモンスターとの共存という幻想に支配されている
    自らがフェルジアの人々に対し新たなる人間の世界を創り上げるという
    フェルジア大陸の人々からすれば信じられない思想の下行動しており、
    • マリィのオトモンであるリオレウスを拘束し、
      黒の記憶石を叩き込み彼女を襲わせる事でトラウマを負わせ彼女とリオレウスを引き裂きかける。
    • 絆を信じる人物を己の圧倒的な力で黙らせ、戦意喪失した所に洗脳紛いの謳い文句を浴びせて仲間に引き入れる
    • 事実隠蔽の為に全く関係のない村人を村ごと黒の記憶石の力を持ったモンスターに襲わせて意図的に滅ぼす
  • …と挙げればキリがなく、モンハンシリーズ類を見ないレベルの暴挙を繰り返している。
    必死の抵抗を絶望で染め上げその様を嘲笑うその姿は最早ライダーではなく悪魔である
  • 実は黒王ネロという人物は存在せず、それぞれ別人の肉体と人格でこの地に立っている。
    肉体は十数年前にその姿を消した生ける伝説と讃えられたマリィの父親「リュウガ」。
    人格はなんと数百年前、エルドラ時代と言われていた時代に大厄災を引き起こした
    エルドラ王「ビルヘルム・ジエ・エルドラ」である。
    竜騎十傑によって大厄災が食い止められ、己の目的が達成されなかった憎悪に記憶石が反応し、王の記憶石として現代に遺された。
    その記憶石をエルドラ城跡を調査していたヒルダが発見、接触した際、
    その力に飲まれようとした彼女をリュウガが庇った事でエルドラ王の思考がリュウガに雪崩れ込み、同調してしまった。
    リュウガは誘われるように記憶石を埋め込み、遂に現代に黒王ネロが爆誕した
    その後、同じくエルドラ城跡を調査していたメンバーを壊滅させ、城跡を占拠。
    この城跡を本拠地とし、イサイとの接触から得た黒の記憶石を利用して黒いライダーを生産して黒の使徒を結成した。
  • 生ける伝説と謳われるリュウガの力が記憶石の力で最大限まで強化されており、その力は神の領域といっても過言ではない
    ラマーシュ曰く、「この地上においてネロと対等に立つ者など存在しない」。
    腕力のみで複数の巨岩を隆起させ、己の刀から放たれる斬撃で岩ごと相手を切り裂く恐るべき剛力と、
    フレデリカ、リンカー、シノ、マガツキ、ヴァルボーレといった超強豪の全方位からの同時攻撃を
    一秒にも満たないスピードで見切り、逆に総員を地面に叩き伏せる程の反撃を加える反射能力を兼ね備えている。
    更には、初登場時にはラクアの絆原石がある洞窟の天井を圧倒的な熱量で無理やりブチ破る事で侵入するといった、
    常軌を越した能力も披露している。
    このように黒王ネロとそのオトモンは絶大な力を有するが故に
    他者の助けなど必要としない完成された存在と言え、
    第一部のラスボスとして立ちはだかる姿は
    一人では成し遂げられないことでも仲間との絆と協力で共に乗り越えるという特派観測隊に対する最大のアンチテーゼでもある。
  • オトモンはなんと黒炎王リオレウス
    物語に登場するライダーで唯一二つ名モンスターを従えるライダーである。
    この黒炎王リオレウスも主人公らの前に立ちはだかる極めて強大な敵としてその姿を見せ続ける。
    そして最終章では...
  • 武器はリュウガの扱う名刀飛竜刀【玄】系統。
    この刀はリュウガの闘志に呼応して炎を吐き出す彼の愛器であったが、
    黒王ネロの手に渡し今、破壊を呼ぶ負の呪物と化してしまった。
    防具も同様に黒炎王シリーズだと思われる。当時のリュウガがあまり改良を加えていないからか、
    ライダーズの中ではあまりアレンジが見られないが胸部で妖しく輝く王の記憶石が
    まるで心臓と脈、神経のように鎧を走っている上に頭から赤い眼光
    こちらをにらみつけるように顕現しており、全体的に暗く不気味な見た目となっている。

関連項目

シリーズ/モンスターハンター ライダーズ
登場人物/マリィ - 肉体的には血縁、その為一応娘である
登場人物/ラマーシュ - 彼を病的に崇めていた
登場人物/ベルガー - 隻眼の因縁がある
登場人物/ルーナ - 彼女を強制的に幹部にした
登場人物/エスメラルダ - 「パパ」と呼び従っている
モンスター/黒炎王リオレウス - オトモン