MH3Gで初登場したアイルーのNPC。
メインシリーズやMHSTの各作品の拠点にだいたい登場している。
頭に大きな赤いキャスケットをかぶっており、その上にはクルペッコを模したラッパを乗せている。
本項では別個体と明言されている郵便屋センリや、ネコネクトさんについても紹介する。
目次
概要
- シリーズ通して、すれちがい通信やDLCに関わるNPCとして登場している。
- 会話の際には片言で、漢字は使われず、すべてひらがなやカタカナである
(例外で「いつもゆうびんを利用してくれて」の利用と、
初回に話しかけた時のいくつかの文言のみ漢字)。
これは人間社会で仕事をはじめてまだ間もないためらしく、幼いわけではないようだ。
この様子は見ていると結構和むため、服装も含めかわいいと評判のアイルーである。- MH4では「利用」もひらがな表記に変更されたが、
クエスト受注中に話しかけると、「きをつけて狩りにいってらっしゃいニャ。」と「狩り」だけ漢字となる。
- MH4では「利用」もひらがな表記に変更されたが、
- りんごが大好きらしく、服装が赤で統一されているのもこのためかもしれない。
また、「郵便」で「赤色」といえば、現実世界におけるポストや郵便車等の色も大体は赤である。
このことも、郵便屋さんアイルーの服装の色の由来になっているのかもしれない。- ちなみに頭のキャスケットだが、アメリカでは新聞売りがよくかぶっていたようで、
ニュースボーイ・キャップと呼ばれることもあるらしい。キャスケットをかぶっている理由はこれだろう。
- ちなみに頭のキャスケットだが、アメリカでは新聞売りがよくかぶっていたようで、
MH3G
- 話しかけるとすれちがい通信の設定をしたり、ギルドカードBOXを確認することができる。
誰かとすれちがい通信をすると、ラッパを鳴り響かせながらチラシのような紙(手紙?)を
ばら撒くモーションに変わるので、話しかけなくても誰かとすれ違ったか否かがわかる。- なお、話しかけないままギルドカードが溜っていくと、背負ったカバンの重さで動けなくなり、
限界(50枚以上)まで溜まるとカバンに潰されるようにして倒れてしまう。
そこで話しかけると、顔だけ上げて助けを求めるようにハンターを見つめる。
その様子は非常にかわいい。- ゲームがある程度まで進むと、
ラッパの音がうるさいとか手紙をばらまくのが鬱陶しいとかいう酷い理由で
郵便屋さんを手紙で潰したまま放置している人も多いとか…。
- ゲームがある程度まで進むと、
- なお、話しかけないままギルドカードが溜っていくと、背負ったカバンの重さで動けなくなり、
- すれちがい通信の回数によって、アイテムをプレゼントしてくれるのだが…その内容が何気に豪華。
生命の粉塵や生命の大粉塵を30個単位でくれたりする。
これはゲームの進行度とは全く関係なくくれるので、
通勤の関係などで普段から多くのすれちがいをする人だと
序盤からこのような貴重アイテムの大判振る舞いに思わず目をむいたプレイヤーも多いだろう。
- MH3GHDにももちろん登場しているが、すれちがい通信非対応であるため、
3DSですれちがい通信したままのデータを移行しない限り出番はない。
MH4(G)
- MH4(G)にも、MH3Gと同じ姿で登場している。
しかし同作にはクルペッコが登場しない(素材のみ)。- チャチャもイャンクックの登場しないMH3(G)で
クックを模した武器を持っているという実例があるので、さほど問題ではないだろう。
また、今回はオトモアイルーやギルドクエストのやり取りも郵便屋さんを介して行う。- なお、本作では「ニャ、クルペッコ」という台詞が「ニャンクック」という台詞に変更されている。
- チャチャもイャンクックの登場しないMH3(G)で
- MH4からは郵便屋さんとの会話終了時にすれちがい設定をセーブをするか確認する画面が出てくるのだが、
ゲームデータも一緒に保存されるため、話しかけてすぐにBボタンを押すことでベッドよりも早くセーブができる。
- この作品では、クエストに出ている間に溜まった枚数に応じてリアクションが変化していた。
MHX(X)
- MHX及び3DS版のMHXXにおいても、同様のポジションで登場。
姿も台詞も過去同様で喋るのはひらがなばかり。ニャ、おしごとがんばる。
が、今回は「ニャ、クルペッコ」とも「ニャンクック」とも言わない為、過去作品とは別猫なのかもしれない。
ニャンクックはいるのに…。ニャンコックと言うキャラもいるが。
- 今回はすれちがい通信を一定回数重ねることで、
特殊許可クエストの受注に必要となる「特殊許可クエスト券」をくれる。
特殊許可クエスト券自体は龍歴院ポイントとの交換でも入手できるが高価なので、
日常的にすれちがい通信ができる人だと郵便屋さんに貰って溜めた方が遥かに効率が良い。- なお、各二つ名持ちの狩猟許可が下りた直後に話しかけると、
そのモンスターの特殊許可券10枚をプレゼントしてくれる。
本人曰く個人的に集めていたらしい。まさか自分も行こうとしてた…?
- なお、各二つ名持ちの狩猟許可が下りた直後に話しかけると、
- MHXの場合、クエストに出なくても村または施設の移動で画面が切り替わった段階で、
その時に溜まった枚数に応じた反応になるようになった。
- さらに、イベントクエストでもニャンター宛に依頼をする。
自分で火薬岩を運ぼうとしたが、
熱くて持てないということで代わりに持ってきてくれというもの。あっちっち、きらい。- 尚、納品数は2個で、クエスト開始直後に確定でリオレウスがエリア8に乱入する。
追い払わないと非常に面倒なので、こやし玉の技を持つニャンターを選ぶといい。
ソロでオトモを連れて行く場合は(真・)回復笛の技や超音波笛の技を持つものを選ぶと快適になる。 - このクエストの報酬「郵便屋さんの手紙」をキー素材に用いることで、
郵便屋さんになりきれるオトモ防具「メイラーシリーズ」を生産できる。
手紙を防具に改造してしまってもいいのだろうか…
性能はレア度5の防具と同等の防御力で耐性は雷と氷に弱く、他には強いというもの。
上位になった時点で生産できる中では優秀な部類。
キー素材以外には素朴な上端材が必要だが、このクエスト報酬でもらえることもある。
- 尚、納品数は2個で、クエスト開始直後に確定でリオレウスがエリア8に乱入する。
MHXXNS
- MHXX(3DS版)では上記とほぼ同様で登場しているが、後に発売されたSwitch版では若干仕様が変更されている。
- Nintendo Switchにはすれちがい通信機能がないため、
郵便屋さんが特殊許可クエスト券をくれる従来の方式とは異なり
「クエストをこなしてポイントを一定まで貯める」に変更されている。
そのほか、ホーンズコインと交換できるアイテムにも特殊許可クエスト券が追加されている。
- 生命の粉塵や生命の大粉塵といった消費アイテムをくれる条件も同様に「クエストをクリアする」に
変更されているのだが、その頻度が尋常でなくかなりの勢いで生命の粉塵を貰える。
おかげで普通に遊んでいるだけで数スタックの粉塵の在庫ができるという奇妙な事態になっており、
更にクエスト中に消費しようにも持ち込み可能数が限られているせいで貯まる一方になってしまう。
MHRise
- 今作では「郵便屋のセンリ」という新しい郵便屋が登場。
これまでのシリーズの郵便屋さんとは別人…もとい別のネコであり、
服装もいつもの格好ではなく江戸時代辺りで活躍していた飛脚を思わせる格好をしている。
語尾も「~ぞニャ」とどこか古風である。
だが、肩に担いだ挟箱のデザインは相変わらずクルペッコ。
モンハン世界では郵便=クルペッコという共通認識があるのだろうか……?
- システム的な面では、MHWorldのルームサービスと集会所のサークル嬢が請け負っていた
追加コンテンツの受け取りとサークル管理機能の役割を統合させ、
新たにロビー(MHWorldで言う集会エリア)のオン・オフラインを切り替える役割も担うようになった。
追加コンテンツ管理という意味では、今回は郵便屋さんと言うより後述のネコネクトさんのような気はしなくもない。
- 今作の集会所にはほぼ全ての拠点の設備が充実しているのだが、何故か郵便屋だけは存在しない。
その為、これらの機能を利用したい場合は一々集会所から出なくてはならず、若干不便。
MHR:S
- MHXX以来、念願の復活を果たした。
上述の通りMHRiseではセンリに役目を譲っていた郵便屋さんであったが、
PV1で赤い帽子にクルペッコ飾りのお馴染みの姿が確認され、
新拠点エルガドではセンリの役割をそのまま引き継ぐこととなった。
今作での通信機能を全て取り扱っているため、郵便屋さんにはこれまで以上にお世話になることだろう。
- なお、センリはカムラの里に留まっているが、郵便屋さん同士のネットワークがあるらしく、
主人公のエルガドでの活躍のみならず、クエスト前に食べたうさ団子の本数まで把握済みだとか。- MHRiseでは登場人物ほぼ全員に固有の名前が付けられている。
続編であるMHR:Sで、こちらの郵便屋さんにも固有名が付く、もしくは判明する可能性も…と
郵便屋さんを含めた旧作キャラのファンから注目されていたが、
彼の呼び名は残念ながら「郵便屋さん」のままであった。 - エルガドでの定位置には、郵便物が詰まった鞄のほかに、りんごがどっさり入った袋が置かれている。
また待機モーションでは、嬉しそうにりんご飴を食べている場面を見かけることも。
- MHRiseでは登場人物ほぼ全員に固有の名前が付けられている。
- 郵便屋さんのボイスはMHRiseおよびMHR:Sで登場するアイルーたちとは異なり、XXまでと同じだと思われる。
「ニャッニャーォ」とでも形容すべきボイスがかつてのオトモアイルーの採取時と非常に似ておりわかりやすい。
アイルー村DX
- アイルー村DXにも、新たな住民の1匹として登場。
過去作同様すれちがい通信の他、いつのまに通信の設定・受信も担当している。
なお、リンゴが好きと言う割には、ペタリンゴをプレゼントしてみても仲良し度は1しか上がらない。
何も知らずに渡してしまった人も多いだろう。
先輩なのにキャラが被って知名度が低いメールちゃんは泣いていい。
MHST
- MHSTでも登場することがPV2で明かされた。
コンセプトが過去作と大きく異なるとはいえ、ハードはニンテンドー3DSだから…ということなのだろう。
アニメチックにデフォルメされてはいるが、容姿に関しては変わっていない。
ライダーの村であるハクム村や、ハンターの街であるギルデカランなど、ほぼ全ての拠点に存在する。
役割はこれまでの登場作品とほぼ同じで、ライダー版ギルドカードである「ライダーカード」のほか、
「すれちがいダンジョン」、「すれちがいパーティー」の送受信も担当する。- ちなみに本作ではクルペッコも登場するが、セリフは「ニャンクック。」である。
これが先生の力か
- ちなみに本作ではクルペッコも登場するが、セリフは「ニャンクック。」である。
- 更に本作では「ネコネクトさん」なる新顔が登場。
名前の由来は「ネコ」+「コネクト」(connect:接続、繋ぐ、などの意)か。
服装は郵便屋さんの緑バージョンといったところだが、
大量の小包が入ったバッグを背負っており、帽子にはイャンクックを模したアンテナ(?)を乗せている。- このイャンクック型アンテナは耳部分が派手に明滅しており、
イャンクック自体も回転している。
その稼働音なのか、ネコネクトさんの付近では独特の効果音が聞こえる。
なお、このアンテナは電波マーク*1を元としてデザインされたものと思われる。
(主に)漢字に英単語のルビが振られた独特の喋り方をする。
英単語を交えて話す様は、若干カヤンバっぽい。 - このイャンクック型アンテナは耳部分が派手に明滅しており、
MHST2
- なんとまさかのリストラ。これには残念がるライダーさんが続出した…。
まあ今回は対応ハードの関係ですれちがい通信が無くなっているため、仕方ないか。
- 一方のネコネクトさんの方は無事に続投。見た目は前作と全く同じだが、アンテナの稼働音は聞こえなくなった。
話し方も前作と同じで、やはり今回も追加コンテンツの管理を担っており、各拠点のクエストボードの近くにいる。
利用できるのは序盤のストーリーを終え、一人前のライダーとして認められるようになってから。- 前作と違い体験版にもちゃんといるが、やはり製品版でなければ利用は不可能。