Top > ゲーム用語 > パロディ
HTML convert time to 0.051 sec.


ゲーム用語/パロディ

Last-modified: 2017-04-21 (金) 21:44:56

概要 Edit

  • 端的に言うと他作品をネタとして扱うこと。知っている人はニヤリと出来る。
    パロディの原点は「風刺や批判として行われる意図的な模倣」だが、
    日本では対象の作品をネタとして使って笑いを誘う行為全般を指す、実質的な和製英語である。
  • 「オマージュとどう違うの?」と思う人もいるかもしれないが、
    オマージュが基本的に「尊敬」或いは「モチーフを自分自身の過去作品*1に求める」という意味が込められ、
    同じテーマを描くにしても題材が違っていたり、そもそも分かる人にしか分からない場合が多い。
    また大抵の場合、製作者が元作品への敬意を公言している。
    それに対しパロディは「元ネタを知っている事を前提」に楽しんでもらう必要があり、
    わざとバレバレな感じにしていることが多い。
    また、オマージュと同様に「モチーフを自分自身の過去作品*2に求める」事も多く、
    それらは「セルフパロディ」と呼ばれる。
  • 「パクリ(盗作)とはどう違うの?」という人もいるかもしれない。
    パクリは他作品の内容を引用する点は上記二種類と同じだが、そこに「尊敬」は無い。
    むしろ「え?偶然似てるだけですよ、うちのオリジナルだし」等と制作者がすっ呆けるor開き直る場合が多い。
    パロディも必ずしも尊敬の念が含まれるとは限らないが、
    これまた「元ネタに気づかないと楽しめない」ため、元作品が存在しないと成立しない。
  • 要約すると「元ネタに気付くと面白く、尚且つ元ネタに敬意を払う真面目なものがオマージュ」
    「むしろ元ネタに気付いてほしい、そしてそれをややギャグやコミカルよりにだが改変しているのがパロディ」
    「元ネタに気付かれると困る、ほぼ改変されずそのまま自作物と言い切られたものがパクリ(盗作)」である。
  • ただし日本国内ではパロディに対する明確な法整備が成されていない*3こともあり、
    この3者の境界線は法的にも極めて曖昧なものになっている。
    • 現在の日本においては、パロディ・オマージュ*4・パクリ共に法律的に訴えられたらアウトになる可能性もある。
      実際にパロディ作品が問題になったり*5、果ては裁判沙汰になった例もある。
      そのため、○○はパロディか否かという定義付けは答えが出ないことも多く、
      著作権に対する意識や志向が高まってきた現在では、ネット上などで激しい論争が繰り広げられる事も多い。
      安易な認定(特にパクリ認定)は控えたほうがよいだろう。

モンハンにおける他作品のパロディ Edit

  • モンハンの中にもパロディは存在する。有名なものはやはりコイアイツだろうか。
    特に前者に関しては再現度が高過ぎて心配する人もいるレベルだったりする。
    また、クエスト名が何かしらのパロディだったりすることもちらほらある。
    クエストを最初に見た時に、「どこかで聞いたような気がする」と思った人は元ネタを知っているのかもしれない。
    • MHP3のクエスト名は有名映画等のタイトルのパロディが多く存在する。
      例:「凍土戦線・氷塊あり」「砂原戦線・轟きあり」 (元ネタ:「西部戦線異状なし」)
        「仄暗い火口の中から」 (元ネタ:「仄暗い水の底から」)
      モンニャン隊によるニャンタークエストの★1なんかは、全てパロディである。
      また、何かしらの諺や四字熟語をもじったものも多々見受けられる。
      例:「粉骨砕竜!」「炎火繚乱!」(元ネタ:それぞれ「粉骨砕身」、「百花繚乱」)

他作品におけるモンハンのパロディ Edit

  • ご存知の通りモンハンはかなりメジャーなゲームとなり、モンハンネタを使う作品も少なくない。
    ただし、
    • 「単に似てるだけで、モンハン要素が意図されてるとは言い難いもの」
    • 「モンハンそのもの、あるいはモンハンと思しきものが登場してるもの」
    • 「その他、会話にモンハンが出てくるなど単なるモンハンネタ」
    などはパロディではない。
    明らかにモンハンを意識しており、見ている人にわかる形で表現されてはいるものの、
    モンハンそのものではない…というのがパロディである。
    とはいえ知名度の高いゲーム故か、モンハンのパロディを少なからず含む創作物はかなり多い。
    挙げればキリがないので、ここではいくつか選んで例を挙げてみよう。
銀魂
週刊少年ジャンプで連載されている空知英秋氏による漫画、
およびそれを原作としてサンライズが制作し、テレビ東京系列で放送されていたアニメ。
この作品は、ゲーム・アニメ・ドラマを初めとする様々なフィクション作品や著名人、
更には時事ネタまでも頻繁にネタにしていることで有名であり、もちろんモンハンも例外ではない。
作中で「モンキーハンター」というモンキーを狩るオンラインゲームが登場し、
主人公の坂田銀時とその仲間たちがこのゲームをプレイする「モンハン編」なる長編が存在する。
モンキーの名前も「プリン」や「パオシャンロン」といった明らかに狙った名前となっている。
ちなみにこのゲームのCMをイメージしたショートアニメもあるのだが、
そのCMのナレーションの声がMH3のCMと同じだったりする。
また、別のエピソードでは、「ドラゴンハンター」というゲーム作品の存在が語られている。*6
なお、上記の「モンハン編」が連載された後、空知氏の元へ読者のカプコン社員から
励ましの手紙が送られたという逸話がある。
僕は友達が少ない
平坂読氏によるライトノベル、およびそれを原作としてAIC Buildが制作し、
TBS系列で放送されていたアニメ(通称はがない)。
作中に「モンスター狩人」というゲームが登場し、ヒロインの1人である柏崎星奈は、
この作品に登場する回復アイテムから、メインヒロインである三日月夜空から「肉」と呼ばれている。
また、MHP3まんまなロゴや装備をアニメで登場させている(しかもその装備がフィギュア化している)。
なお、「モンスター狩人」には、味方からの攻撃でもダメージを受け、状態異常になり、
運が悪ければ死んでしまうと言う理不尽極まりない設定がある。
原作でも同じような回があったが、こちらはアニメ版ほど似せて描写されていない。
勇者のくせになまいきだor2
PlayStationシリーズも発売しているソニー・コンピュータエンタテインメントによるゲーム。
モンハン以外にも様々な作品のパロディが入っていることで有名。
魔王様がミラ…ナントカと神をも恐れぬネタバレをしたり、
ベイトトラップたるバクダンを用いる「魔物ハンター」という職業が存在する。
次回作の勇者のくせになまいきだ:3DではMH3と同じように水中の概念を導入し、
トライン」という勇者も登場した。
不思議のダンジョン 風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス
チュンソフトのダンジョン探索RPG「不思議のダンジョン 風来のシレン」シリーズの最新作。
さんどがさでモンスターをハンティングする人がたくさん現れるというウワサを聞いた。
と言うネタをモンスター図鑑に堂々と仕込んでいる。
ちなみにこのゲームの発売日は3rd発売のおよそ1週間後確実に狙ってやったものと思われる。
デュエル・マスターズVSRF(バーサスレボリューションファイナル)
日曜朝8時30分よりテレビ東京系列にて放送されている、TCG『デュエル・マスターズ』のアニメ化作品。
劇中劇として「モンスターペアレントハンター」略して「モンハン」なるアニメ作品タイトルが出た事がある。
このパロディが行われたのは2016年10月2日放送の第27話。
『モンスターハンターストーリーズ RIDE ON』の第1話が放送されている真っ只中に行われたパロディである。
恐らく狙ってやったのだろう。誤用ではあるが、所謂確信犯というやつである。
続く第33話では、ハンターシリーズにボーンブレイドらしき大剣を装備した人物「珍獣ハンター」が登場した。
なお、このアニメは同じく裏番組である某人気少女向けアニメシリーズ
同業他社のTCG作品を始めとした様々な作品のパロディを行っている事で知られている。
  • ちなみにこの作品には、モンハン界隈ではさくら式で知られる
    『カードキャプターさくら』の主人公を演じた丹下桜女史がヒロイン役で、
    『モンハン日記 ギリギリアイルー村』でニャイト役を演じた小林ゆう女史が準レギュラーで出演している。
  • 実はモンハンとデュエマは過去に正式にコラボした事があり、
    クシャルダオラがクリーチャーカード《鋼龍 クシャルダオラ》として参戦している。
勇者ヨシヒコと導かれし七人
テレビ東京系の深夜ドラマ枠「ドラマ24」内で放送されている、
「予算の少ない冒険活劇」のキャッチコピーで人気のドラマの第3シリーズ。
基本的にこのドラマでやっているのはドラクエシリーズのパロディ(しかもスクウェア・エニックスの公認)なのだが、
2016年10月20日に放送された第3話では、何者かによるバシルーラめいた謎の魔法で
勇者ヨシヒコ一行がモンハンっぽい世界に飛ばされてしまう。
そこでは、を連れた狩人っぽい人がひたすら肉を焼いてたり
襲撃してきたどでかい真っ白なサルを狙う見覚えのあるでかい剣を担いだ狩人に促されるまま
ヨシヒコがその辺に落ちてた赤くてでかい剣を振りかざして「斬れ味最高ー!」と叫んで突撃したり…
というカオス極まりない展開に。
この一連の流れは、何とモンハン部の公式Twitter(の中の人)も目撃していたらしく、
しまいには、モンハン部からこのような公式(?)コラージュが投稿されてしまった
ちなみにこの回は、モンハン以外にも「エフエフの村」とか赤い配管工になったヨシヒコ*7とか
6色のパズルでドラゴンを(ryとか、とにかくゲームパロディだらけの回であった。
なお、「予算の少ない」ドラマなので劇中に登場するモンスターは殆どがハリボテで作られているが、
何故かモンハンっぽい世界のでかいサルだけは(安っぽいが)CGで描かれるという謎の厚遇(?)を受けていた。
それ以外の猫とか剣とかはちゃんとハリボテだったが
仮面ライダーエグゼイド
テレビ朝日系列で毎週日曜8:00から放送されている特撮テレビドラマ。
様々なゲームの力を使って戦う作品なのだがその中に
「ドラゴナイトハンターZ」がある。
主人公である仮面ライダーエグゼイドの変身者である天才ゲーマーの宝生永夢の説明で最大4人プレーを討伐する狩猟ゲーム」
また敵であるグラファイトの必殺技がドドド黒龍剣だったりとモンハンを意識した要素がある。
また児童誌にてゲーム画面が載せられていたが、画面上に横棒の体力ゲージ左上には仲間の名前と
仲間の体力ゲージ右下にはアイテムと思われるアイコンがあったりと、やはりモンハンを意識している。

他作品におけるモンハンのオマージュ Edit

  • モンハンのオマージュとされる描写のある作品もいくつか見られる。
    シャフト製作のアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』もその一つと言えるだろう。
    脚本家の虚淵玄とキャラクターデザインを担当した蒼樹うめは共にモンハン好きであり、
    雑誌のインタビュー記事にて、各キャラ=魔法少女にどんな武器を持たせるかの話し合いにおいて、
    モンハンがヒントとなったと語られている。
    • 同時期にMHP3が発売された上に、作中怪物であり魔女であるお菓子の魔女シャルロッテに
      爆弾を飲み込ませて爆破する
      シーンがあるので、ハプルボッカを連想した人もいたとかいないとか。
      また、別の場面では近接攻撃担当=さやかが爆弾を使うキャラ=眼鏡ほむらに対して
      不満を漏らすなど、どことなくモンハン要素を思わせる会話も確認されている。
      太刀使いであるさやかとランス使いである杏子は最後にいたわり合うまで分かり合えた。
  • 全く余談ではあるが、爆弾(爆発)と関係のあるほむらがMH3Gには登場している…が、
    これは漢字で「炎」と同意義である(ほむら)が元ネタと考えるほうが良いかもしれない。
  • また、新紀元社のTRPG「ハンターズ・ムーン」は
    「フィールドが複数エリア制」「いかにモンスターの行動を読んで追い詰めるかが鍵」
    「モンスターから剥ぎ取った素材でPCを強化する」肉を焼いて食う等、
    一捻り加えつつも各所にモンハンへのオマージュが見て取れる作品となっている。

関連項目 Edit

ゲーム用語/コラボレーション





*1 モンハンとは大幅に異なるが、実際に観て分かりやすい例として、映画「サマーウォーズ」の仮想空間内の格闘シーンでは同じ監督の映画「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」でのバトルシーンがオマージュされている。
*2 モンハンとは大幅に異なるが、実際に観て分かりやすい例として、アニメ「ロックマンエグゼ」のヒートマン覚醒シーンでは同じ監督のアニメ「ZOIDS」でのライトニングサイクス覚醒シーンが声優陣含めてパロディされている。
*3 海外ではパロディに社会的意義が多分に含まれていることを受け、古くから法整備されている国も多い
*4 オマージュに関しては上述したように製作者自らが元作品の敬意を何らかの形で表することが多いため、訴えられることはほぼない。
*5 一例としては「KOF」シリーズの「K9999」(パロディ元は「AKIRA」と思われる。後の作品では同様のキャラクターとして「ネームレス」が登場)など。
*6 ドラゴンハンターの内容に関してはモンハンというよりドラ〇エ風になっている
*7 配管工になったヨシヒコ(と彼にいつの間にか出来てた弟)だけは、版権元の許可が下りなかったのか、あるいは主演俳優が同時期にライバル社のハードの宣伝をやっていたからか主人公なのに全身モザイクがけという異様な状態になっていた。