MHXXで新たに登場したシステム。
かつて存在したWANTEDをより便利にしたようなシステムである。
概要
- 「本日の調査対象」の対象になっているモンスターを狩猟すると、
クエストの基本報酬やサブタゲ報酬とは別枠で調査対象報酬と調査対象ボーナスの報酬金が受け取れる。
対象は午前・午後の5時に切り替わるので、1日に最大2回まで調査対象報酬を受け取ることができる。 - 素材というのはいくらあっても(BOXが空いてさえいれば)困らないし追加の報酬金も嬉しい。
特にレア素材を確実に入手できるというのはモンハンに於いて破格の待遇である。
受けても受けなくても5時になれば更新されてしまうので気づいたときにやっておくといいかもしれない。
- 調査対象報酬で貰えるものはゲームの進行具合に応じて変動し、
最初の内は下位素材のみ(下位の存在しないモンスターの場合は上位の基本素材のみ)だが、
ゲームを進めてG級に昇格すると、上位の貴重な素材も貰えるようになる。
G級以降でもG級素材は貰えないが、
モンスターによっては逆鱗や黒蝕竜の闇玉といったレア素材や、
竜頭殻や巨獣の鼻棘、泡狐竜の爪、上質なねじれた角のような入手が難しい素材が貰えることもあり、
特に上級~G級前半あたりの時期に強化に難儀していた場合はかなりありがたい。 - 報酬金の金額は同ランク帯の単体狩猟の報酬金と大体同じぐらいになっている。
- 何が報酬になっているか、報酬金がいくらなのかという情報に関しては、
クエストカウンターでXボタンを押すことで詳細を確認できるようになっている。 - モンスターごとに報酬のテーブルが設定されているのだが、テーブルの数はモンスターによって異なり、
例えばアオアシラやアグナコトルはテーブルが1つしか存在せず、
ゲームの進行を進めても貰えるものはずっと変わらない。
一方でリオレイアやラギアクルスは3つテーブルが存在し、
条件を満たしているものからランダムで選ばれる。
固有のレア素材を持つモンスターは複数テーブルがある傾向にある。
ちなみに最多はガララアジャラで、4つのテーブルが存在する。 - 設定ミスか仕様かは不明だが、ゲネル・セルタスの報酬テーブルに
「重甲虫の堅殻×1、重甲虫の堅胸殻×1、重甲虫の堅殻×1」という堅殻がダブったものがある。
- 何が報酬になっているか、報酬金がいくらなのかという情報に関しては、
- 調査対象を狩猟するのは闘技大会や訓練を除けばどのクエストでも構わない。
単品クエでも良いし、大連続の中に紛れていても問題ない。勿論獰猛化の有無も関係ない。
対象を狩猟できさえすればクエストの形式も問われないようで、
乱入個体や非ターゲットが相手でも適用される。- 調査対象が決まった時点で報酬は固定されるので、
狩猟したのが下位・上位・G級個体のどれであっても調査対象報酬自体に変動はない。
その為パパッと報酬だけ欲しい場合は下位個体を狩ればすぐに終わる。
対象を狩猟した後にサブターゲットで帰還しても報酬が出るので、
場合によってはそっちの方が良かったりもする。
- 調査対象が決まった時点で報酬は固定されるので、
- 対象に選ばれるのは古龍種とラスボスであるアトラル・カを除く中・大型モンスター。
どのモンスターが選ばれるかは完全にランダムになっており、稀に同じモンスターが連続で選ばれることもある。
リオ夫妻に関しては希少種が対象に選ばれることもあるが、その場合は通常種を狩猟しても報酬は出ず、
しっかりと希少種を狩猟しなければならない。- ただし、特殊個体には対応しているようで、
例えばゴア・マガラが対象の時に渾沌に呻くゴア・マガラを狩猟しても、
ちゃんと追加報酬を貰えるようになっている。
これは特殊個体が生物学的には通常種と同一の存在とされているからであろうが、
一方で同じような立ち位置の二つ名は対象外となっているので注意。
- ただし、特殊個体には対応しているようで、
- このシステムの追加により、村・集会所・集会酒場の各クエスト受付に
本日の調査対象クエストという項目が追加された他、
ここを見れば調査対象となっているモンスターが出現するクエストが一覧となって出てくるので非常に便利。
ただし、村で集会所のクエストは受注できないので一覧に並ぶことはない。逆もまた然りである。
それぞれの場所で確認しに行こう。
また、特殊許可クエストとイベントクエストはこのリストには表示されないが、
これらのクエストで調査対象を狩猟してもちゃんと報酬は貰える。- 加えて受注画面にも調査対象専用のアイコンが出るようになった。
クエストカウンターの左側に対象が「報酬UP中!!」の文字と共にアイコン表示されるので、
どのモンスターが調査対象になっているのかはすぐに分かる。
これはマルチプレイ時に他人のクエストに参加しようとした時にも表示されるが、
貼られているクエストとは無関係なことが殆どなので結構紛らわしかったりする。
- 加えて受注画面にも調査対象専用のアイコンが出るようになった。
- どちらかというと、今作からハンター生活を始める人や
セカンドキャラでのプレイ時に役立つようなシステムである。
ただ、まだクエストの出現していないモンスターは対象として出てこないため、
序盤のうちはドスマッカォばかりが提示されるかもしれない。
余談
- ゲーム内で確認できる情報によれば、龍歴院がモンスターの生態調査を目的として行っているものらしい。
生態調査目的なのは理解できるのだが、だったら狩猟ではなく捕獲の方が都合がいいのではないだろうか…- もしかしたら、素材を確実に手に入れるということそのものに用があるのかもしれない。
生きている個体のデータに関しては間に合っているため生死は問わない、と言ったところだろうか。
- もしかしたら、素材を確実に手に入れるということそのものに用があるのかもしれない。
- MH4及び4Gには同様に調査の一環として「探索」というものがあったが、
そちらが未知の樹海の調査だったのに対し、こちらはモンスターの生態調査が目的である。
そういう点では、未知の樹海で発生する「調査指令クエスト」がこの調査対象と近い存在であると言えよう。
- 午前と午後の5時で切り替わりが起こるが、拠点でその時間を迎えても受付と話すまでは変更されない。
また、切り替わりが起こる時間以降にセーブをしていない場合、
セーブせずにゲームを終了して開き直すことで対象の再抽選が行われる。- 例えば、PM4:45からゲームを開始して一狩り行って、拠点帰還がPM5:15だった場合、
PM5:00の切り替わりは発生せず、PM4:45の段階のままになっている。
PM5:15にセーブしてゲームを一旦終了させて再開した場合、PM5:00の切り替わりが改めて発生する。
ただし、PM4:45から開始してPM5:15に帰還、その際にセーブせずにゲームを終了させて再開した場合にも
PM5:00の切り替わり(再抽選)は発生する。
- 例えば、PM4:45からゲームを開始して一狩り行って、拠点帰還がPM5:15だった場合、
関連項目
シリーズ/モンスターハンターダブルクロス - 初登場作品
システム/WANTED - 先駆者的システム
システム/バウンティ - 続編での類似システム