MH4Gで初登場したスキル。
SP+10で『満足感』が発動する。
マイナススキルは存在しない。
目次
概要
MH4G
- 効果は「食べたり飲んだりするようなアイテムが一定の確率で使っても減らない」というもの。
回復薬やこんがり肉などの基本的なものは元より、
怪力の種やウチケシの実といった口に入れるタイプの飲食系アイテムが対象。
効果が発揮されると【ひとくちで満足した!】というメッセージウィンドウが表示される。- ほとんどの飲食物に効果を発揮するので、
持てる上限が少ない生命の(大)粉塵や秘薬、
果てはポーチに1つしか持てないいにしえの秘薬なども対象である。
特にいにしえの秘薬は作中屈指の強力な回復アイテムなのでこの恩恵を特に感じられる。 - ただし、大食いマグロ・ドス大食いマグロは対象外である。
確率とはいえリタマラすれば無限回収が出来てしまうことへの対策であろう。
- ほとんどの飲食物に効果を発揮するので、
- その確率であるが、攻略本によると25%である。
高過ぎず低過ぎずといった絶妙な数字ではあるが、とても過信できる確率ではないので、
発動したらラッキーぐらいのものと思っておこう。
- 防具ではザザミX、フルフルZ、ガーディアンZ、ヘルパーZ、ヒーラーZ一式で発動。
装飾品も存在し、1スロットでSP+2の5スロスキルであるため、便利な効果の割には発動しやすい。
ただし、下位・上位装備には一切スキルポイントが付いておらず、
また装飾品の作成にもG級素材を使うため、他の5スロスキルと比べ発動が難しい。
MHX(X)
- MHXではガンナーに大人気のアーク・フィリアS一式についているため
これを目当てに防具が組まれている訳では無いが、発動している人は大勢いる状態である。
この一式だと同時にフルチャージも発動するため、体力MAX維持に普段より気を使うようになるのだが、
アイテムの浪費が軽減されるいぶし銀的なポジションとしてガンナーを密かにバックアップしている。
MHWorld
- MHWでは粉塵系のアイテムは撒くようになり、効果の対象外となった。
装飾品は1スロットでLvも1のみであるため、発動自体は極めて容易。
装飾品を持っていたら余ったスロットに取り敢えず突っ込んでおくだけでも損はない。
ひとくちで満足した!のメッセージは「スキル:満足感が発動しました」という無味乾燥なものに差し代わってしまった。
MHW:I
- MHW:Iではなんとティガレックス防具のシリーズスキルとして「満足感・極意」が追加された。
このシリーズスキルを揃えることで満足感にLv2・Lv3が解放される。
Lv2で効果発動確率50%、Lv3で75%と、おまけ程度から一転して高確率で発動できるようになり、
所持数=発動の判定回数が多い回復薬グレート辺りなら、飲んでも飲んでも無くならないなんて事も珍しくない。
また、4スロット装飾品にも付与されるため、おまけ的に発動させるのも容易になっている。
秘薬やいにしえの秘薬を飲むときに限って発動しないのもよくあることだが- その後の大型アップデートで追加されたEXマムガイラシリーズ4部位で発動するほか、
EXドラゴンシリーズ2部位で発動する「継承」に内包されている。
前者は早食いや広域化など相性の良いスキルが多数発動し、
後者は圧倒的なスロットを備えており、スキル自由度が非常に高い。
- その後の大型アップデートで追加されたEXマムガイラシリーズ4部位で発動するほか、
- 効果自体は相変わらずどころか歴代トップクラスの強力さなのだが、MHWからベースキャンプで補充が可能となった。
ベースキャンプはマップ上に点在している上にファストトラベル可能である。
その特性上、効果が発動したとしても使用回数が所持数を上回って初めて恩恵がある
(上回らなかった場合、満足感を付ける必要はなかったことになる)。
過去のシリーズと違い、補充ができる今作でのその恩恵は
「ベースキャンプに戻りアイテムを補充し、また戻ってくる手間を省ける」
といった物とも考えられる。確かに手間は省けるが、極意の為に防具をある程度固定化して
スキルの選択肢を狭めてまで採用するかは微妙かもしれない。- 「飲食アイテムの所持数を疑似的に増やす」という面で見れば茸食と役割が被る面がある。
あちらはキノコをかじるだけなので使用モーションが速いという利点が、
こちらは大サシミウロコなどの高級アイテムや、広域化可能な回復薬グレートに対応しているため、
用途に応じて使い分けると良いだろう。
また、茸食で食えるようになったキノコ類を節食することで、回復薬相当のアオキノコや秘薬相当のマンドラゴラなどをさらに多く使用できる相乗効果も見込める。
広域スキルによる回復担当が欲しい場合などは特に有効。
- 「飲食アイテムの所持数を疑似的に増やす」という面で見れば茸食と役割が被る面がある。
MHRise
- MHRiseでも使用感は概ねMHWと同様。メッセージが寂しいのも変わらず。
変更点としては、シリーズスキルが無くなったためか極意なしでLv2、Lv3を発動できるようになった。
その代わりLv1で10%、Lv2で25%、Lv3で45%と発動確率が低くなっている。
Lv2になって従来通り、実用を考えるとLv3は欲しいところだろう。- 今作では回復薬の仕様変更により、使用した直後に体力が一定量回復した後
最大値まで徐々に回復するようになっている。
回復薬(と応急薬)は直後に回復する量が30で最大回復量が50、
これはつまり2口め以降の歩き飲みでは20しか回復しないということである。
そのため、1本めを1口飲んで30回復→回転回避で2口め以降をキャンセル→2本めを1口飲んで30回復…
とする方が早く大きく回復でき、回避を挟むのでモンスターの攻撃も掻い潜りやすい。
難点は回復薬の消費数が嵩むという点だが、このスキルはそれを補えるので、活躍の機会は増えるかもしれない。
- 今作では回復薬の仕様変更により、使用した直後に体力が一定量回復した後
MHR:S
- MHR:Sでは節食珠IIIが追加され、これ一つでLv3を発動させることができるようになった。
スロットはLv4だが、現状ではLv4スロットに火力に関わるスキルはほとんどないため、
持て余し気味になることも少なくない。
そんなときにそっとこれを差し込むことで役に立つ機会があるかもしれない。 - しかしアップデートを重ねることで火力に直結するLv4装飾品も充実してきている。
それでもなおこのスキルを発動させる意義あるかどうかは各々のハンターの価値観・プレイスタイル次第と言ったところか。
余談
- 前述の様にMHXX以前は【ひとくちで満足した!】というメッセージウィンドウが出てくるが、
別に早食いになったりはせず、こんがり肉はいつも通り何口も食べ、
飲料アイテムは一瓶きれいに飲み干している。
また、ひとくちしか食べてないのに全部食べたときと効果が同じなのも謎である。
特に回復薬や解毒薬などの薬品系は、飲んでる途中で満足したから大丈夫などという話ではない。
ハンター達の人体の不思議は深まるばかりである。
「一口で」が無くなったMHW以降の味気ないメッセージは、
こうした謎をある程度は解消してくれているが…。
- 節食、つまり「食べる量を節約している」というスキル名なのに、発動するのは「満足感」。
健啖家のティガレックス防具でスキルが発動する割には
胃が縮んで小食になってしまったかのようなスキルになっている。
- あくまで確率発動であることから、同じ5スロスキルならキノコを食べる方が
安心・安定して使える、という主張もあるようだ。
もっとも効果の方向性が全く異なるため、どちらが優れているといった比較の意味はあまりないのだが。
なんだったら両方つけて、徹底的にアイテム節約をしてみてもいい。
- MHFでは似たような効果の「へそくり回復術」という狩人珠スキルが存在していた。
ただし、こちらは回復アイテム限定で【小】【中】【大】があるため、実際の使用感には違いがあるだろう。
- MHSTではライダーが片手剣を装備していると、
3分の1の確率で戦闘中のアイテムの消費が行われなくなると言う特殊効果が付く。
こちらは回復薬やこんがり肉などの口に入れる物のみならず、
閃光玉や大タル爆弾、罠なども対応しているという万能っぷりである。理屈は不明。- MHST2ではこの特殊効果は削除されてしまった。
- 英語版のスキル名は【Free Meal】、意味はタダ飯。
的確なような...やっぱそんなでも無いような...