MHFに突如出現した謎の飛竜、UNKNOWNの素材から作られる武器群。
概要
- 漆黒のリオレイアとも表現できる姿をしたUNKNOWN。
MHシリーズでも随一の戦闘力を以って襲い掛かってくるこの竜を見事撃破することで入手できる。
彼らから入手できる素材(覇種素材除く)には全て「素材の性質が浸透しやすい特性を持つ」とあり、
この点は実際に武器や防具にも現れる性質である。
- 刻竜武器はいずれも漆黒を基調とし、ところどころ紅い棘があしらってある。
どの武器種でも、○○I⇒○○II⇒○○III⇒刻竜(武器種名)【~】⇒刻竜(〃)【~】という強化を辿る。
武器種ごとの銘は以下の通り。- 大剣…レギーナ⇒刻竜大剣
- 片手剣…レイネ⇒刻竜剣
- ハンマー…レティノ⇒刻竜鎚
- ガンランス…レザーヌ⇒刻竜銃槍
今後も順次新たな刻竜武器が登場していくと思われる。
- (カタカナ)IIIまでの刻竜武器は一貫して、
低攻撃力、中程度の火属性、斬れ味ゲージは緑止まり、という性能を持つ。
この段階ではまだ使い物にならず、さしずめ「刻竜武器の原型作り」といった感じであろう。
- しかし、3段階強化目から刻竜武器は性能が一変。
斬れ味レベル+1でも青ゲージまでしか伸びないが、火属性値が4桁超えとなり
(ガンランスのみ火属性700だが、それでも十分すぎる数値)、
属性攻撃強化スキル等を駆使することで、属性耐性の低いモンスターに対して威力を発揮するようになる。
- そして、ここからが刻竜武器の真骨頂である。
先項では「刻竜武器は極めて高い火属性値を得る」と言ったが、
使用されているUNKNOWN素材は「同時に使用する素材の性質が浸透しやすい特性」を持った素材。
簡単に言えば、特定の属性を有した素材(袋系素材など)を使用して派生強化することで、
火属性のみならず、水属性にでも雷属性にでも氷属性にでも龍属性にでもなれる。
驚異的な数値を維持し、そこから全属性に派生するというのが刻竜武器なのである
(さすがに物質的な概念である毒属性や麻痺属性、睡眠属性などには応用できなかったようだが)。- ここでも終わらず、刻竜武器は第4回目の強化を果たすことでさらに属性値を増す。
斬れ味レベル+1で白ゲージまで届くようになり、屈指の強属性武器と化す。
各武器種の属性値は、大剣が1300、ガンランスが1000、ハンマーが1400、
ダメージソースを属性中心とする片手剣に至っては1500である。
UNKNOWNは怪物的なモンスターだが、武器も負けず劣らず怪物的性能と言って過言ではない。 - 【】内に入る熟語は、この属性の種類によって変化する。
火属性…【猛火】⇒【爆炎】⇒【業焔】
水属性…【止水】⇒【流水】⇒【轟流】
雷属性…【落雷】⇒【轟雷】⇒【雷迅】
氷属性…【氷結】⇒【砕氷】⇒【烈凍】
龍属性…【咆哮】⇒【逆鱗】⇒【諦観】
- ここでも終わらず、刻竜武器は第4回目の強化を果たすことでさらに属性値を増す。
- 派生方法は、
火⇔水⇔雷⇔龍⇔氷⇔火…。
隣り合わせの属性にしか派生できないため、水属性から氷属性へ、
といった場合は一度火属性を挟むか、水⇒雷⇒龍⇒氷と派生する必要がある。
ただし、火属性へ派生する場合、III系から派生強化する際と同じ素材を要求されるため、
大量の部位破壊限定素材を使いたくない場合は後者のように派生すべきである。
- 刻竜武器の実装は、UNKNOWNが出現したフォワード.1。
当時UNKNOWNはその強さと何よりも遭遇率の関係から、
MHシリーズで最も討伐が困難なモンスターであった。
そのため、刻竜武器は属性値が驚異的とかいう話の前に、超絶的なレア武器だったのである。
特に4段階強化を済ませた刻竜武器をロビー装備していたハンターは、
周囲から敬意の眼差しで見られることとなった(今でいう「フル装備のグレンFX防具」のようなものである)。
武器のみならず、リルスシリーズも併せてロビー設定していたハンターはもはや賞賛ものである。- その後、フォワード.4の第52回狩人祭でUNKNOWNが時間制限ながらイベント配信されて以降、
刻竜武器を所持するハンターは徐々に数を増やしていった。
現在では剛種オルガロンで【流水】指定といった募集文が出るほどにまで普及している
(単に流水で募集すると望んでいない武器種が入ることもあるので注意)。
しかし、現在はHR100のUNKNOWNのイベントクエストがほとんど配信されなくなったことから、
再びこのランク帯で彼らに遭遇することが非常に困難になっており、
入手可能ランクに対しての希少性は過去に近いレベルに戻ってしまった。
- その後、フォワード.4の第52回狩人祭でUNKNOWNが時間制限ながらイベント配信されて以降、
- フォワード.5のアップデート以降、3段階強化の刻竜武器は「剛種武器」、
4段階強化の刻竜武器は「天嵐武器」として再分類され、事実上の上方修正を受けた。
通常武器から剛種武器系列へ派生する武器は、現時点では刻竜武器以外に存在しない。
- フォワード.5にて、覇種UNKNOWNの素材「飛竜の赤眼」を使用して覇種武器へと強化可能となったが、
武器倍率+10という呆気にとられるような微弱変化であるため、天嵐武器のままでも十分と言える。
G級覇種武器になると今度は属性値が100上昇するので強化の価値がなくなったわけではない。
- 残念だった点は、物理火力重視な大剣とハンマーでは真価を発揮できなかったことだろう。
特に大剣は極長リーチであり、属性値を活かそうとデンプシーをするにあたっては、
属性値を代償に物理威力が低い、ここぞとばかりに味方を巻き込んで転倒させてしまう、
挙句の果てにはリーチが長すぎて狙った部位にすら当たらないなどという始末。
- ちなみに通常武器から強化していくG級覇種武器、という特性からか、
MHF-G7時点では全G級覇種武器中唯一、G級での直接生産レシピが存在しない。
関連項目
モンスター/UNKNOWN
武器/刻竜剣 - 片手剣
武器/刻竜大剣 - 大剣
武器/刻竜鎚 - ハンマー
武器/刻竜銃槍 - ガンランス