MHFに登場するガンランスで、尾晶蠍の素材を使って生産できるHC武器。
概要・性能
- MHFオリジナルモンスターにして、サソリ型という異色の骨格を有するアクラ・ヴァシムの武器。
アクラ・ヴァシム特異個体が実装されたMHF-G3より生産可能となった。
- 尾晶蠍を彷彿とさせる紫色の甲殻に、アクラ・ヴァシム特異個体特有の黄色い毛、
そして随所に散りばめられた結晶体が特徴の銃槍。
「有機物と無機物の融合」というアクラ・ヴァシムのコンセプトが見事に体現されている。
当の武器は完全な結晶なわけではない。
- アクラ・ヴァシムの武器シリーズと言えば麻痺属性だが、
このガンランスにおいてもそれは健在。- 攻撃力586と平均より一段上の威力
- 安心と信頼の麻痺属性380
- 特徴的な斬れ味ゲージ(後述)
- 砲撃タイプは通常型LV5と十分
- 地味ながらもスロット1
- 扱いやすいレア度6
サポートでモンスターを麻痺させ、自分は強烈な爆竜轟砲をぶち込むといった王道スタイルが強力。
ほかには長期イベントクエストで生産できるアクラ・ヴァシムのガンランスがあるが、
麻痺属性は非常に高い数値を誇るものの、そちらは砲撃レベルが凄惨な域。
- 最たる特徴は、その斬れ味ゲージ。
生産段階から既にそうなっているためにわかりやすいが、明らかに普通の斬れ味ゲージではない。
何を隠そう、斬れ味ゲージが赤青白の3種類しかないのである。
強化を積んだ紫蠍銃槍【完全結晶】の白ゲージは非常に長く、そうそう落ちることはない。
もちろんヒートブレードとの相性も良い。
- 古参のMHFプレイヤーならすぐに気づくとは思うが、
この斬れ味ゲージは剛種ナナ・テスカトリのランス「炎妃槍【華麗】のものを継承しており、
HC武器ではあるが特殊な斬れ味パターンを持つという異色のHC武器。
ここで出るのが"HC武器の特殊性能"で、この紫蠍銃槍【完全結晶】を持ってハードコアクエストへ出発すると、
斬れ味ゲージが橙白紫の3種類へと進化、超強力な物理火力と継続性能へ化ける。
斬れ味レベル+1と併用すれば突き放題撃ち放題。
- このガンランスは【微結晶】⇒【準結晶】⇒【多結晶】⇒【完全結晶】と強化。
HC武器なので多くのHC素材を要求され、
【微結晶】で下位ディアブロス亜種の「格段にねじれた角」、下位ダイミョウザザミの「盾蟹の断爪」、
【準結晶】で上位ダイミョウザザミの「盾蟹の斬爪」、
【多結晶】で上位ババコンガの「桃毛獣の抉爪」、上位アクラ・ヴァシムの「尾晶蠍の毒毛」、
【完全結晶】で剛種クシャルダオラの「鋼龍の暴殻」、アクラ・ヴァシム変種の「尾晶蠍の光結晶」
が、それぞれ強化に必要となる。
アクラ・ヴァシム自体がHR51という段階にあるモンスターであるため、
生産段階の【微結晶】や【準結晶】にはアクラ・ヴァシム素材を一切要求されない。
【微結晶】で尾晶蠍の通常の素材を要求される、のかと思いきや、
リストに載っているのはなぜかディアブロス亜種の「黒角竜の堅殻」16個。
- ちなみに、生産段階でのレア度は1なのだが、この武器の登場まで
レア度1で白ゲージが存在するガンランスは存在していなかった。
レア度2でもごく一部のHC武器を除いて白ゲージを持つガンランスは皆無であり、
HC素材を別の武器種で集めておき、ドスファンゴやゴゴモアなどで武器魂・序を入手できれば
序盤SRではほぼ最適な武器の1つとなる。
もちろん素材を集められるならそのまま強化していってSR上げのお供にするのもあり。
余談
- 微結晶、準結晶、多結晶、完全結晶という言葉は、結晶学において実際に使われている言葉であり、
以下のような意味を持つ。- 微結晶:微細な未発達の結晶体。
- 準結晶:結晶を定義づける並進対称性は持たないが、原子配列に高い秩序性を有しているもの。
- 多結晶:多数の微結晶なる結晶体。
- 完全結晶:格子欠陥や不純物のない完全な結晶。