MHP3、MH3G、MHRiseに登場するドスフロギィの素材を加工して作られた防具。
目次
概要
- 防具一式はまさしくウェスタンそのもの。
テンガロンハットやチャップスも揃って本格的。
特に女性用は太股と腹部の露出が目立つセクシースタイルで、一部の愛好家の間で人気がある。
ベルトの左右に備えられているのはピストルに似た形だが、銃身ではなく刃先状のパーツが
付いているため、グリップの大きなナイフ(恐らく剥ぎ取り用)のようだ。
性能
MHP3
- 上位のフロギィS装備でも剣士・ガンナーともに同じスキル構成で、
早食い+1、体術+1、防御力DOWN【小】。
毒のSPは+8で下位と同じだが、特殊攻撃は+7で少し増えた。空きスロットは6個。
- 下位・上位とも、気絶倍化・防御力DOWN【小】を耐絶珠【1】・防御珠【1】1つで消し、
耐毒珠【1】を2つ付けて毒無効を発動させると、スロットは2・3しか残らない。
このため、追加のスキルを発動させるためにはお守り前提。- 一応、フロギィS装備は食事+14、体術+12or13とSPが多めで、
早食い+2、体術+2の発動が容易。
スタミナ消費を抑えつつ薬の飲食も早いと、それなりに使い勝手の良い装備ではある。
- 一応、フロギィS装備は食事+14、体術+12or13とSPが多めで、
- 実は、火と雷にプラス耐性を持つ数少ない装備だったりする。
特に下位装備で火と雷の両方がプラス耐性なのは、これとロックラックシリーズだけ。
シリーズを通して火耐性は重要視されるし、雷耐性も看板モンスターのジンオウガ戦で、
多少ではあるが活きてくれる。
製作難易度も非常に低く、ある程度の腕がある人なら下位はこれだけでなんとかなったりもする。
攻撃的なスキルはないが、捕獲の見極め、体術が完全に腐ることも少ない。
- ただし、水と氷耐性が非常に低いので、水没林のロアルドロスや凍土のベリオロス・ウルクスス等、
水や氷属性攻撃をしてくるモンスターの狩りには着ていかない様に。
特に上位になるとボルボロス亜種やアグナコトル亜種などの新顔も出てくる。
一応、雷耐性が無駄にならないクルペッコ亜種やギギネブラ亜種なんかも出てくるので、
クエストごとに使い分けよう。
- また、簡単に毒無効を発動できる唯一のシリーズでもある。
毒無効を発動させれば、フロギィ系やリオレイアやギギネブラの毒に悩まされることもなくなる。
いずれも氷と水攻撃をしないため、装備とPSの揃わない下位序盤ではこれらとの戦闘時に便利だし、
上位になってもギギネブラの猛毒対策等に役立つ。
- MHP3の体験版で、使用武器を片手剣にすると、フロギィ装備で出撃する。
MH3G
- 下位のフロギィ装備で発動するスキルは、剣士は業物、奇面王の采配、毒無効、
ガンナーは通常弾・連射矢UP、奇面王の采配、毒無効が発動する。
MHP3の名残か、特殊攻撃のポイントが若干ある。
空きスロットは共に5個。
- 剣士ガンナーともに、手軽に作れる序盤の装備にしては中々の性能を誇る。
剣士の場合、緑ゲージが短い武器で戦う必要がある序盤は、どの武器でも恩恵を受けることができるだろう。
特に手数が多い片手剣・太刀・双剣が相性が良い。
ガンナーの場合、使用頻度の高い弾&矢の威力を強化できるのがありがたい。
毒無効はギギネブラ戦で特に役に立つし、火竜夫婦を相手に毒を気にせず立ち回れる。
(ドス鳥竜装備にしては珍しく、火にも地味に強い。)- 愛と強化と立ち回りによっては、上位序盤のロアルドロス亜種にも着て行ける上、
下位装備にして、格上のフロギィSシリーズの素材を集める段にも(苦戦必至ではあるが)無理ゲーでは無い。
手に入った素材から順当に上位Sシリーズへと鞍替えして行けば良い。
- 愛と強化と立ち回りによっては、上位序盤のロアルドロス亜種にも着て行ける上、
- 奇面王の采配でチャチャ・カヤンバが強化されるのもソロハンターには嬉しいところ。
- 上位のフロギィSの場合、
剣士では業物、奇面王の采配、毒無効、早食い+1、防御力DOWN【小】、
ガンナーは通常弾・連射矢UP、奇面王の采配、毒無効、早食い+1、防御力DOWN【小】
が発動する。
空きスロットは共に一つ増え6個。
下位装備のアップグレード版と言ってほぼ差し支えない。
マイナススキルの防御力DOWN【小】が発動しているが、空きスロット一つで消せるので問題ない。
ただし特殊攻撃のスキルポイントはひっそりと消えている。
- G級のフロギィXになると、
剣士では業物、奇面王の采配、鉄面皮、早食い+1、
ガンナーでは通常弾・連射矢UP、奇面王の采配、鉄面皮、早食い+1が発動する。
空きスロットは更に増え共に8個。
マイナススキルどころかスキルのマイナスポイントすら一切なく、スロットの数も多いのだが、
毒無効は消え代わりに鉄面皮が発動するようになった。
防御DOWNも厄介だが毒を仕掛けてくるモンスターの方が多いだけに、若干残念*1。
- スキルポイントは各部位一律ではなくなり、剣士の方は剣術や抜刀減気のポイントもあるが、
何より注目したいのは胴と脚に匠のポイントがあることである。
G級序盤から斬れ味レベル+1を発動させようと思ったハンターの中には、
お世話になったハンターもいるのではなかろうか?
- ガンナーの方にも装填数や貫通弾強化のポイントが散らばっているが、
注目すべきはそこではない。
見るべきは腕のフロギィXガード。
ここには通常弾強化のポイントが5、痛撃のポイントが3も付いており、
さらに空きスロットが1つある。
ラギアSレギンスか、空きスロ3のお守りでもあれば、
それだけで通常弾・連射矢UPが発動してしまう。
生産に幻鳥竜玉が必要なのが若干悩ましいが、その価値はあるだろう。- 剣士のフロギィXアームも斬れ味5、抜刀減気3、空きスロット1となかなかなのだが、
多くのハンターが業物とポイントを相殺し合う斬れ味レベル+1を優先させるため、
活躍しにくいのが残念である。
- 剣士のフロギィXアームも斬れ味5、抜刀減気3、空きスロット1となかなかなのだが、
- その一方で、剣士の雷耐性は0になってしまった。
ガンナーの方も一回り低下。
スキルが変更された分、調整されたのだろうか?
…かと思いきや、MHP3では0だった龍耐性が、下位装備からG級装備まで軒並みアップし、
一式のG級剣士装備なら15、G級ガンナー装備なら20にまでなる。
地味に高い。
氷と水には相変わらず弱く、凍土のモンスターだけでなく水中戦でも注意が必要。
ネコの○属性得意を発動させるか、素直に別の装備を着よう。
MH4G
- フロギィ種が登場しないため生産はできないが発掘装備として登場。
通常のデザインに加えレア防具として新たなデザインのものも存在し、
従来のような性能は発現しないが見た目装備としての人気は相変わらず高い。
その色合いは本作の刀匠テンプレを構成するクジュラの腕・怒天・真の腰の両者とも合い、
破格の性能を持ちながらデザイン的に合わなかった2種のパーツを違和感なく組み合わせる事が可能になる。
頭を刀匠+4、胴・脚をSP+5の複合スキルが付加するものを装備(脚を胴倍加にする事でも代用可)。
これでフロギィ一式に近い見た目で刀匠に加え複合スキルをもう一つ追加、
あとはお守り、武器、そして空きスロでさらにスキルを盛る事も可能。
フロギィシリーズに愛着があるプレイヤーはこれを目指してみるのも一興である。
- …が、今作のフロギィシリーズ、その入手難度は恐ろしく高い。
ギルドクエストでこのシリーズが出土するのはジンオウガ、ティガレックス、ディアブロスのいずれも原種。
…そう、こいつらは全てレベルが上がるとアレが待っているのである。
前者2種は封じられしで出土するのに対し、ディアブロスは英雄で出るのだが、
それでもやはりレベルが上がると極限化してしまう。
いずれも単体では報酬がそこまで多くないので、一度に多く入手しようとすると
やはり右側に極限モンスターを置くハメになる。
その労力に見合うかどうかは微妙な所だが、見た目にこだわるなら挑戦してみよう。
MHRise
- ドスフロギィと共に久々の復活。
性能としては毒属性強化や回避距離UPのほか、
外見を反映してかガンナー向けになっており
装填拡張や、上位版では速射強化がつく。 - 特に速射強化は発売時点では装飾品がなく、護石を除くと
フロギィSの頭と胴にしかついていない珍しいスキル。 - 全くの余談だが、設定漏れなのか女性用の脚防具は左足首の可動軸が機能していないようで、
歩行時や一部ポーズ時などに足首が曲がらず、爪先部分が地面にめり込んでしまう。
また、今作からフロギィシリーズの重ね着装備も登場しているので
狩猟依頼を受注し、獲物を仕留めるウエスタンなガンマン気分が味わえる。
MHR:S
- ドスフロギィも無事にマスターランク個体が登場できたのでフロギィXシリーズも復活。
見た目は上位と全く同じで、スキル傾向も同じ。
ただしMR装備という事で完成度が高い一式防具になっており、
速射強化Lv3、回避距離UPLv3、毒属性強化Lv3、毒耐性Lv3、装填拡張Lv3、心眼Lv2となっている。
毒関連と心眼はともかく、ガンナー用の高負荷スキルが2つに回避距離まで完備されているというのは極めて稀。
空きスロットもLv4スロットが合計3つも付いており、自由度が高い。
早い話、速射ライトはこれを生産すればほぼ全弾種で運用可能になるほどの一品で、
しかも2頭クエストでサクサク素材を集められるため、総じてコスパが良い。
ただし所詮はドス鳥竜の装備なので防御力が心許ないのと、氷耐性が壊滅しているのが難点。
ベリオロスのブレスなんか食らったら一撃でお陀仏である。
MR中盤でヴァイクX腕などの強力なパーツが出てくるまでは活躍してくれることだろう。
- アップデート第1弾からは傀異錬成が実装されたが、
この防具はレア度の低さ故に低コストで強化でき、なおかつ防御力の頼りなさを補えるためとても相性が良い。
フロギィネコシリーズ
- MHP3から登場したオトモ用のフロギィ装備。
ハンター用と同じくウエスタンな外見だが…。
- 控えめに言ってカッコよくはない。率直に言って怪しい。
その最たる原因が頭用装備の「フロギィネコヘルム」である。
テンガロンハットはまだ良いとして、何故かサングラスに付け髭という風体である。
どう見ても不審者であるその外見に脅える村人が続出したとか。そりゃそうだろう。
そして「フロギィネコメイル」と組み合わせると倍率ドン!! 親和性が高い分余計に怪しくなる。- 一応イメージとしては「荒野をさすらう渋い旅人」であるらしい。
確かに西部劇に出てきそうな感じではあるものの、怪しさがまず際立つ風貌である。
- 一応イメージとしては「荒野をさすらう渋い旅人」であるらしい。
- 武器は「フロギィネコギター」。その名の通りギターのような形の武器で、敵を殴りつけると音が鳴る。
「音が出る」ということは「弦を張った側でモンスターを殴っている」ことになるが、
いつか弦が切れてしまわないか心配である。
なお、狩猟笛とは違い演奏してハンターをサポートしたりはできないので悪しからず。
フロギィガルシリーズ
- MHRiseから登場したオトモガルク用フロギィ装備。
ハンター、アイルー用と同じくウエスタンモチーフであり、その中でも
欠かせない要素の一つである騎馬用の馬具をイメージしているようだ。
- 頭用装備は「フロギィガルケープ」。
顔周りに配された頭絡と手綱、首に巻かれたフロギィ素材のケープが目を引く。
ケープの前面には両端に六芒星型のバッジが飾られたシェルホルダーが付いている。
弾丸のサイズ的にボウガンの予備弾薬にも見え、ガンナー装備で騎乗すれば親和性が高くなるだろう。
胴装備は「フロギィガルメイル」で、鞍と鐙に加えて左側面に設置されたロープなど、
まさに西部劇な小道具が充実している。 - 武器は「フロギィガルシュー」。シューの名が示す通り、馬の蹄鉄を模した形状。
前面には毒の棘が配置された打撃属性武器になっている。