目次
渡りの凍て地戦闘BGM
凍て地に轟きし猛哮
- 使用作品
- MHW:I
- 収録
- モンスターハンターワールド:アイスボーン オリジナル・サウンドトラック
モンスターハンターワールド:アイスボーン オリジナル・サウンドトラック ミニアルバム
- アイスボーンにおけるメインフィールドとなる、渡りの凍て地の汎用戦闘BGM。
作曲は森本章之氏。
- 吹雪や咆哮を思わせる力強い笛の音のイントロから始まり、前半部は疾走感溢れる荒々しい曲調で盛り上げていく。
その後、アイスボーンのメインテーマ『継がれる光』のフレーズが流れた後、
激しさを残しながらもピアノを交えた寒冷地らしいパートが続く。
最後には迫り来る何者かを感じさせるような、重低音を主体とした旋律が挿入され、ループに入る。- 作曲コンセプトは「寒冷の大地が見せる様々な表情を音楽でも楽しめるように」とのこと。
歴代の寒冷地系BGMの中でもリズミカルで変化に富む曲想が特徴的だが、
この曲が流れる渡りの凍て地はMHW系でも屈指の広大な狩猟地であり、
様々な環境のエリアを内包しているフィールドでもあるという特色が存在する。
特に地熱が潜在する洞窟エリアなどは地表エリア群とはかなり異なる印象を受ける場所もあるが、
そのような場所で流れても違和感がないのは流石といったところか。
- 作曲コンセプトは「寒冷の大地が見せる様々な表情を音楽でも楽しめるように」とのこと。
凍て地に轟きし猛哮 : The Chase
- 使用作品
- MHW:I
- 収録
- モンスターハンターワールド:アイスボーン オリジナル・サウンドトラック
- 力強い戦闘BGMの要素を残しつつ、凍て地の美しい雪の情景を表したような曲調にアレンジされている。
渡りの凍て地:小型モンスター
- 使用作品
- MHW:I
- 収録
- モンスターハンターワールド:アイスボーン オリジナル・サウンドトラック
- 渡りの凍て地の小型モンスターの内、ウルグ、コルトスとの戦闘発生時に流れるBGM。
MHW系の小型モンスター戦闘曲の例にもれず、『凍て地に轟きし猛哮』のアレンジ版となっている。
幾らかメロディは共通しているが、控えめながらどこか不穏な雰囲気の楽曲となっている。- この二種は攻撃態勢に移るまでがやや特殊で、単に遭遇してもすぐ流れ始める訳ではない。
両者ともにハンターからの攻撃を受ければ流石に反撃するが、
コルトスは近くにモンスターが居なければ攻撃性は低い。
一方でウルグは「テリトリー外では攻撃性は殆どないが、テリトリーに侵入すると敵対する」という思考があり、
彼らの縄張りに足を踏み入れた途端、雪中などに潜んでいた群れからの連携攻撃を受けることとなる。
この狡猾な習性と、静かに不穏さを演出するこの曲は中々マッチしている。
- この二種は攻撃態勢に移るまでがやや特殊で、単に遭遇してもすぐ流れ始める訳ではない。
狩人を迎える永久凍土
- 使用作品
- MHW:I
- 収録
- モンスターハンターワールド:アイスボーン オリジナル・サウンドトラック
- 渡りの凍て地でクエストが始まる際流れる曲。昼と夜で曲が変わる。
継がれる光のアレンジとなっている。
余談
- これまでの寒冷地の汎用BGMは、
固有BGM持ちがほとんどだったりそもそも出現するモンスターが少なかったりで、
他フィールドのBGMに比べてゲーム中で聴ける機会がかなり少なくなるのが定番となっており、
その不遇さは下手をすると題材になっているモンスターのほぼ専用BGMとなっていたケースさえあった程。
そんな中渡りの凍て地は出現モンスターも豊富かつ固有BGM持ちがほとんどいない*1為、
寒冷地の汎用BGMとしては異例の高頻度で聴けるBGMとなっている。
ちなみに現状渡りの凍て地には中型モンスターが登場しておらず、
その関係で楽曲が他の汎用フィールドより一曲少なくなっている。