【非想天則】システムカード

システムカード一覧

コスト	絵柄	システムカード名	特徴
1		「霊撃札」	瞬時に周囲を結界で囲い、近くの敵を弾き飛ばす防御カード 無敵時間が有り安定性が高い
		「マジックポーション」	魔法の森のキノコから抽出した魔力回復剤で、 服用すると霊力が高速で回復し、最大値も元に戻る
		「ストップウォッチ」	使うと時間が止まる奇妙な時計 効果中は手を出せないため一種の移動カードとなる
		「白楼剣」	迷いを断ち切る妖怪の鍛えた刀 使うと現在の動作を中断しつつダッシュ移動を行う 使い方は多岐に渡る優秀カード
		「身代わり人形」	所持者が受けるダメージを一部肩代わりする有難い人形 効果は微々たる物だが永続し複数使うと防御が累積する
		「グリモワール」	魔力の篭った貴重な書物 所持者の霊力を活性化し、使うと永続的に霊力回復速度が増加する 複数の使用で効果が累積
		「特注の日傘」	光をシャットアウトする白い日傘 使う者が使えば太陽だけでなく弾幕も弾き返す盾となる 使うと射撃を防ぐバリアを展開　実はもう一つ効果があるが…？
		「人魂灯」	幽霊を呼び寄せる冥界の道具 使うと幽霊が現れ敵を追尾する 弾速が遅く追尾性も良好で本体が攻撃を受けても消滅しない
		「左扇」	スキマ妖怪の力が篭った奇妙な扇 ガードすると強制クラッシュする特殊打撃を出すことが出来る 防御側は食らえば低いダメージでやり過ごすことが出来る
		「伊吹瓢」	無限に酒の湧く鬼の瓢箪 使うと符力が漲りカードを二枚引くことが出来る便利なアイテム
		「天狗団扇」	風を操る天狗の団扇 手に持つと風で体が身軽になり永続的に移動速度がアップする 複数使うと効果が累積
		「符蝕薬」	精神にダメージを与える劇薬 使用して出る打撃を当てると相手の先頭にあるカードを破壊
0		「宵越しの銭」	死神の距離を操る能力を持つ銭 ガード中に使うと距離を開ける 効果はささやかだが、何度でも使用可能という特徴がある 手札に複数有ると回復停止が緩和
1		「龍魚の羽衣」	風も稲妻もいなす龍魚の羽衣 ガード中に使うと出始め無敵の打撃で強制的に割り込める 押されて苦しい時は頼もしい
		「緋想の剣」	気質を操る天人の武器 使うと天候を発現させたり現在の天候を終了させたり出来る
		「病気平癒守」	傷を癒す守矢神社のお守り 使用すると体力が一定量回復する
		「冷凍カエル」	強い冷気が込められたカエル 周囲の地面を凍らせ足元を悪くし無理に動く者を転倒させてしまう その威力は自分が踏んでも転ぶ位強烈である
		「龍星」	龍の力が篭った（と言われる）星型の頭飾り。 使うと気が漲り短時間攻撃を受けて怯まなくなる
		「制御棒」	核融合の力を操作できる制御棒 使うと永続で攻撃力が上昇するが逆に防御力は低下する諸刃の剣 核の御使用は計画的に
		「三粒の天滴」	一日三滴降ると言う不思議な水 一つ使っても二つ使っても何も起こらないが、三つ目を使うと？
		「ナマズの大地震」	巨大ナマズが辺りに地震を起こす 地震は無差別攻撃なので災害注意

システムカード - System Card

「霊撃札」

周囲に攻撃力のない衝撃波を出して相手を吹っ飛ばす。攻撃発生まで無敵が続き、
全方位に判定が出るので頼れる切り返し技。
判定は左右１キャラ分、上方向は半キャラ分程度。↑のSSサイズと同等と思って良いです。
ヒットからの追撃は限定状況を除いてほぼできなくなったと思って良い。

• 緋想天の「霊撃」に相当するカード。

「マジックポーション」

使用すると壊れていた霊球がすべて復活、その後約6秒間霊力回復速度が非常に速くなる。
霊力活性化状態は僅かな時間しかないため、活かすのは難しい。
結界使い放題使って回復するのがメインの使い方か。

• 緋想天の「霊力回復」に相当するカード。

「ストップウォッチ」

使用後しばらくすると約1秒間時間が停止、その間自分だけ自由に動けるようになる。ただし攻撃はできない。
時間停止前に攻撃を受けると時間停止効果が発生しない。
近づきたくても近づきにくい場面の多い天子と相性がよい。
相手が技を振っていたら刺し込み、ジャンプしてたら空ガ不可の3Aと、隙をつけると更においしい。
ただし、出ている攻撃判定はそのままなので、ヘタすると自分から当たって吹っ飛ぶことになるので注意。

「白楼剣」

使用するとそれまでの攻撃をキャンセルし、前方にダッシュする。
キャンセル出来る攻撃は必殺技キャンセルできる技に限られる。
また、空中では使うことが出来ず、使用時霊力を二個消費する。
天子はダッシュ＞攻撃タイミング可能となるのが遅い為、このシスカとは相性がやや悪い。
コンボに関しても、これを使った方がダメージが落ちてしまうことが大半。

画面端での固めでの結界ポイントである3A・6AからDAで結界を狩ることが出来る。
リターンがかなり大きいので狙う価値はある。

「身代わり人形」

防御力が永続的に上昇する。
上昇値は3%>7%>12%>20%となっており、4枚目の効果が一番大きい。
そのラウンドに限って言えば、体力MAXで1枚目は300、4枚目は2000回復したのと同義(根性値は無視)だが、一方で体力が少ない状態では効果が薄いので、早いラウンド、早いタイミングで使わないと非常に効率が悪い。
早めの宣言、出来るならば1Rで4枚の宣言を済ましておきたい。

「グリモワール」

霊力回復速度が永続的に上昇する。1枚につき回復速度が10％上昇
必殺技使用後などの「霊力が回復始めるまでの時間」は減少しないことに注意。
反面、回復可能が早い飛翔やB射撃を主体とする立ち回りとは相性が良い。

射撃・必殺技使用時だけではなく、攻撃をガードして削れた霊力の回復が早くなるのも隠れた利点。

「特注の日傘」

前方に射撃を打ち消すシールドを約6秒間展開する。
打ち消せるのは相殺強度を持つ射撃に対してのみとなっており、
身代わり判定を持つもの(例:ちび萃香)や相殺しない射撃(例:幽々子C)は消すことができない。
またレーザー系にも弱いと、天子の『守りの要』と性質が非常に似ている。
説明文にある「もう一つの効果」はレミリアがデッキに入れておくと野外ステージでも戦えるというもので、
天子とは特に関係がない。

「人魂灯」

相手をめがけて飛ぶ人魂を3個発生させる。
本体が攻撃を受けても消えず、追尾性能も優れているが、相殺強度(強度B×1)を持つのでかき消されてしまうことも。
必殺技キャンセル可能な技からキャンセルして使うことが出来る。
起き攻めなんかに使うのもいいが、発生保障を活かして相手の飛び込みに対し対空として使ったり、
中央での攻防時にそっと出すと流れを持っていけることが多い。
ちなみにキャラクターによって人魂の射出角度、発生が異なる。

「左扇」

力を溜めた後、ガード入力している相手を必ずクラッシュする攻撃を放つ。
ガード入力状態でなければクラッシュしないが、その場合魔方陣が出て確定ダウンとなる。
「ガード状態」ではなく「ガード入力」がクラッシュ条件となることに注意。
拘束時間の長い射撃を持つ天子と相性がよい。
逃げたり割り込まれさえしなければ、ミスってフルコン2.5k、ダウンで起き攻めと優秀なカード。
1.10から当てると10ダメージを与えるようになった。最後の詰めに役立つだろう

「伊吹瓢」

カードを新たに2枚引く。硬直が他のスキカに比べやや長い。
効果自体は非常に強く、キャラメタカードなど特定カードをいち早く引きたいときや、高Lvを狙いたいカード、高コストカードを多く使いたい場合に有効。
ゲージ増加以上にデッキ圧縮効果の恩栄が大きい。

• 緋想天の「スペル増幅」に相当するカード。

「天狗団扇」

移動速度が永続的に上昇する。4枚使用時は風雨発現時よりやや劣る程度。
また風雨と同じく早くなるのは歩き、地上＆空中ダッシュ、バクステ、ジャンプ＆ハイジャンプで、飛翔速度は速くならない。
立ち回りに有利に働く一方、一部の固めやコンボが出来なくなる。

「符蝕薬」

ヒット時、相手がセットしているカードを1枚破壊する打撃を放つ。
必殺技キャンセル可能な技からキャンセルして使うことが出来る。
コンボの〆として組み込み易い。グレイズ狩りとしても使えなくも無い。
正ガで13F、誤ガで7F不利となる。

「宵越しの銭」

　
ガード硬直中のみ使用することが可能で、霊力を1消費し相手との距離を離す。
いわゆるアドバンスドガードに相応するが、相手の打撃だけでなく射撃にも使うことが出来る。
ただしガードミスだった場合は発動させることが出来ず、また空中でも使うことができない。
仕様上、端を背負って使うより画面中央で使った方がお互いの距離が大きく離れる。
端に輸送されるまえに早め早めに使おう。
複数枚持っていると霊力回復開始までの時間が早くなるが、非常に手札で腐りやすいので多めに積むのはあまりオススメ出来ない。
主な使い方は【宵越しの銭】の項を参考に。使いどころを知っていれば非常に強力なカード。

「龍魚の羽衣」

ガード中に使用するとガードモーションをキャンセル、相手を攻撃する。
攻撃にダメージはないが、食らった相手は確定ダウンとなる。
回避結界とは違いスペルカード暗転中にも使用することができるので、スペルを含めた割り連携（紫の禅寺>藍など）からの脱出に非常に役に立つ。
攻撃発生まで無敵がある上、相手の連携に割り込むため切り返し性能は非常に高いが
隙の少ない攻撃に割り込んだ場合はガ反をガードされてしまいその後反撃必至となったり、
使った瞬間に切り返しスペルやスキルでキャンセルされ潰される危険性もある。
相手の手持ちカードには注意しておこう。
後者の「ガ反返し」については天子も昇天突や天道で同じことが出来るので覚えておこう→【戦術】

• 緋想天の「ガード反撃」に相当するカード。

「緋想の剣」

天候が発現していない時は現在の予報の天候を発現、
天候が発現している時は高速で天候カウンタを回し天候を終了させる。
花雲や台風の回避、体力優位の時に濃霧を飛ばすなど使いどころは様々。
無敵を活かして一部スペカの回避も出来なくは無い。

• 緋想天の「気質発現」に相当するカード。

「病気平癒守」

使用後、しばらくの間体力が回復し続ける。最終的に1000ほど体力が回復する。
ただし回復中にのけぞりorダウンしてしまうと回復が中断してしまうことに注意。
のけぞらない台風中では攻撃を受けても回復が中断しない。

使用ラウンドに限って言えば、身代わり人形よりも断然効率がいい。
天子はコンボをJ8Aや緋想の剣で〆れば長めの猶予時間を取れるので、比較的相性が良い。

• 緋想天の「体力回復」に相当するカード。

「冷凍カエル」

前方の足元に踏むと滑る氷を設置する。
立ち・しゃがみ・歩き・起き上がり・技の動作中以外の状態で氷を踏む(踏んでいる)と確定ダウンする。
必殺技キャンセル可能な技からキャンセルして使うことが出来る。
自分で踏んで転倒する事によって天候操作も可能である。これで台風を呼び込むことも出来なくは無い。
転び続けることで無敵状態を維持出来るため、苦手な天候や相手のスペルをやり過ごせすことも出来る。

「龍星」

使用した瞬間から約4秒間、スーパーアーマー状態となる。
ただし耐えられるのは2連続までの攻撃までで、ヒット間隔の短い打撃・射撃に対しては無力となる。
咄嗟にヒット数の多い攻撃を出せない相手に対しては上手く使えば強力な切り返しとなる。かもしれない。
ダウンを取った直後に使い、リバサ昇竜や暴れ割り込みを無効化させるのがベターだろうか。

「制御棒」

攻撃力を永続的に上昇させるが、同時に防御力も下がってしまう強化カード。
効果は1枚使うごとに攻撃力10%増加、防御力7.5%減少。身代わり人形とは違い効果は一定。

「三粒の天滴」

1枚目、2枚目は何の効果もないが、3枚目を使用すると約8秒間完全無敵・霊力が減らない状態となる。
効果時間中に4枚目を使用すると無敵時間が足されて、そこから＋8秒間無敵となる。
無敵が終わってから4枚目を宣言すると何も起きないので注意。
3~4枚使うことが前提なので、回りやすいデッキにしないことには上手く生かせない。雪等での破壊や、うっかりスペルのコストとして使わないように。

使い方としては、まず宣言時での無敵を生かした切り返しが１つ。
その後は逃げる相手を追っかけても良いし、シスカスキカのレベル上げをしても良い。
特に後者に関しては伊吹瓢とのコンボが強力で、無敵中に一気に高lvまで持っていくことが出来る。その際はコンボ専用の極端なシスカスキカデッキを組むと良い。
状況を選ばずイメージ以上に使い易いので、一度試してみると良いだろう。

余談だが、無敵効果発動中にマジックポーションを使うとものすごい勢いでオーラが出る

• サンプルデッキ

  カード	枚数
  天罰の石柱	3
  緋想の威光	4
  六震-相-	1
  身代わり人形	4
  伊吹瓢	3
  宵越しの銭	1
  三粒の天滴	4

「ナマズの大地震」

使用後しばらく経つと空からナマズが落下、地震を起こし地上を攻撃。自分も攻撃を受けることに注意。
効果範囲は地上全体に及ぶ。発生した攻撃判定は、六震・先憂後楽と同じく、地上にいる場合のみヒットする。
六震・先憂後楽よりも判定が低いので2Bや2Cなどでスカすことが可能。
必殺技キャンセル可能な技からキャンセルして使うことが出来る。

他のキャラにおいても、起き攻めの強化や中下段同時攻撃などが出来るキャラも。
紫や衣玖がダッシュ中の足元無敵を活かして起き攻めに使ったり、飛びながら攻撃する必殺技(ex.美鈴の紅華蹴)を用いて衝撃を避けながらの同時攻撃など、ロマンあふれるカードなので各キャラのスカせる行動を把握しておくと良いかも。

システムカードに関して色々

キャンセルルートについて

それぞれのスキカにはそれぞれ使えるタイミングが違うので下に表記する。

※宵越しの銭・龍魚の羽衣は除外

切り返しカードの比較

切り返しとして良く比較されるこれらのカード。
そのメリットとデメリットを書き出していく。

• 霊撃
  • メリット
    • 使える状況が幅広い。
      デッキが詰まった時に無駄に使って無理やりデッキを回すことが出来る。
    • 不利状況をより能動的に切返すことが出来る。
      空中攻撃を被せられたりしたときにも使うことが出来る。
    • 効果範囲が大きい。
      羽衣では当たらない場所にいる相手にも効果が及ぶ。
  • デメリット
    • 確定状況で使うことが難しい。
      発生の遅さゆえ、相手の硬直中に確定する技にあわせるのはかなりの反応速度が必要。

• 羽衣
  • メリット
    • 明確な確定するポイントがある。
      覚えておけばその技を待って使うだけで簡単に切返すことが出来る。
    • ガード硬直中にも使うことが出来る。
      連続ガード構成の多い固めや、スペルカードを絡めた割り連携にも対応することが出来る。
    • ヒット後相手がダウンする。
      五分状況になる霊撃と違って明確に有利状況になるのはこちらの大きなメリット。
  • デメリット
    • 受動的。
      相手によっては確定しないような固めをすることも出来る。
    • 判定が小さい。
      特にJA>JBなどの固めに対しては無力なことが多い。
    • ガー反狩りをされる。
      スキルやスペルにより暗転返しされ、崩された時よりもさらに大きなダメージを食らうことも。

• 番外・昇天突
  • メリット
    • ダメージがある。
      他二つに比べてより大きなリターンとプレッシャーを掛けることが出来る。
    • スキルである。
      一度宣言してしまえば何度でも使える。また、相手に常にこれを警戒させることが出来る。
  • デメリット
    • 無敵切り返しとしての質は最低クラス。
      ダメージを考えなければ、霊撃の下位互換と考えて良い。

このようにそれぞれ一長一短となっている。
相手に合わせて最適な切り返しカードを使い分けていきたい。

身代わり人形vs病気平癒守vs制御棒

それぞれドーピングとして使われるカードだが、実際にどのような効果をもたらし、どのように運用すればいいかを考察する。

• 身代わり人形
  4枚使うことが前提。防御力20%アップは最大体力が増えること同じである。
  ダメージレースが減速するため、こちらがチャンスを得る回数が増えるのが大きな利点。
  立ち回り不利な相手でも1回でも触れれば倒せる天子とは相性が良い。
  ただし宣言するタイミングやゲージ効率を考えると、早い段階でLvMAXまで持っていくのが難しいのも事実。勝負の終盤で宣言し終わっても殆ど効果はないのである。
  最大限に生かすためにも回転率の良いデッキを構築すると良いだろう。

• 病気平癒守
  1枚で1000ライフを回復する。単体の使用でも充分いきる。
  1000の回復はライフの相対的にコンボに1000ダメージを上乗せしたとも考えられる。
  即効性があり、デッキ構成もそこまで考えなくても構わない、時を選ばない使い易いカード。
  一方で宣言出来る状況が限定され、回復途中でダメージを食らって全く効果を発揮出来ない場合や、与ダウン時に使う場合もキャラによっては起き攻め不可、もしくは反撃を受ける状況もありうる。
  効果的に使うためには使えるキャラの見極めやコンボの〆を良く吟味する必要があるだろう。

• 制御棒
  1枚毎に攻撃力10%増加、防御力7.5%減少するカードだが、自分と相手それぞれの攻撃力が上がるカード考えて良いだろう。カード1枚の効率としては良くはない。
  ダメージレースが加速し、1回のチャンスの比重が重くなる。効果としては、立ち回りがこちらより弱い相手に効果的な他、ワンチャンスさえ掴めば勝てるということで、格上の相手に勝てるようになることだろうか。
  立ち回り事故のダメージが大きくなるため、一度の読みや操作のミスが許されない。制御棒を宣言しても相手にダメージを与えられないのならば、なんのために使ったのか分からないということになってしまう。
  より慎重に、より精密に立ちまわることの出来るプレイヤーだけがこのカードを生かすことが出来るだろう。

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