データ
No. | 種族 | 系統 | 属性 | 成長速度 | ラヴィッシュ 確率 | クラス補正値 | 移動力 | 回避度 | 防御度 | ダメージ補正 | 特殊属性 | ||||
攻 | 防 | 魔 | 敏 | 正面 | 背後 | ||||||||||
227 | ヤグン | ‐ | 闇 | - | 0 | 19/16 | 18/16 | 13/16 | -0.8 | 6 | 4 | 1 | 0.75 | 1.25 |
武器(熟練度) | 装備効果 追加タイプ | 装備武器 | 盗めるアイテム | 落とすアイテム |
パンチ(Lv5) | A | ナックル |
遭遇場所
場所 | 逃走 | 再戦 | Lv | HP | MP | ATT | DEF | MAG | AGI | 投 | 受 | 反 | 跳 | 捕獲 | 盗む | 備考 | |
逃走後 | 撃破後 | ||||||||||||||||
海底油田―深部(event) | 不可 | ‐ | 不可 | 75 | 376 | 320 | 44+8 | 41 | 30 | 18 | 3 | 3 | 3 | 3 | 無効 | スカ |
コメント
「当たり前だ。私に勝てるものなどこの世にはおらん」
前作から引き続き登場のミルマーナの将軍。ペットに猿を飼っている。
怪しいところはありつつも敵対するまでではなかったが、
ロマリアからの回し者にして四将軍の一人であると判明し、本格的に敵対することになる。
「この私をだしぬくなど、10年早いわ!!」
今作では最強の戦略兵器「列車砲グラウノルン」を建造、ミルマーナ周辺国を次々と滅ぼしている。
ミルマーナ王家を、前作のラマダ大僧正などを率いて自ら襲撃した、サニアの両親のカタキでもある。
更にはアーク達がガルアーノの相手に専念している間にグレイシーヌへの侵攻を開始。
国境に現れた一行を列車砲で味方もろともに狙うという冷酷非道な作戦を行うもそれが仇となり、
陣地も使い物にならなくなりグレイシーヌ侵攻は頓挫している。
後に巨大列車に潜入したサニアによってグラウノルンを逆用され軍本部が砲撃、炎の中で息絶えた……
かに思えたが、その後海底油田最深部、洗脳装置のあるフロアにて再登場。
砲撃の際も脱出をしていた、ペットの猿こそがヤグン本体だったのである。
後から見返すと、兵士と会話するシーン等で猿のリアクションが心境を表しているのが分かる。
そうしてヤグンは一行を自ら始末すべく、紫色の巨大な魔獣という正体を現す。
「私にこの姿をとらせたのだ…生きて帰れると思うなよ!!」
撃破すると魔獣形態は溶けるように崩れ去るが、猿形態に戻りつつもまだヤグンは生存していた。
しかし一行が脱出後に現れたアンデルに救助を懇願するも、四将軍の面汚しと罵られ逆にトドメを刺されてしまうのだった……。
なお断末魔として鳴き声のSEがついている。猿だけどバット族の流用
ガルアーノに続いて二人目に戦う四将軍。紫色の目立つ体色をした巨大な魔獣に変貌して戦う。
外見や特殊能力のモーション等はなかなかカッコイイが、それでいて移動や回復などの時は
ピョンピョン飛び跳ねたり両手を叩いて喜んだりと、妙に猿っぽいのがなんとも。
各将軍は全体的に並以上のステータスを持ちつつも各自で得意分野が違い、
ヤグンの特徴としては最高クラスの補正値を持つ攻撃力と、ケルベロスと並ぶ最大の移動力が挙げられる。
また巨体ながらも非常に身軽な動きで回避度も高い。
防御力も並の前衛モンスターより高いが、魔力はマイナス補正が大きくまずまず止まり(メイジ辺りと同程度)。
マインドバスターでMPを削り、コンフュージョンやペトロウィンドでこちらの行動不能を狙う
持久戦戦法をとるが、本人の能力とはあまり噛み合っていない。
Lv3スーパーノヴァは一応ヤグンが使う魔法の中で最大威力ながら、状態異常攻撃の方が怖いのでサービス行動気味。
元々は闇属性のサニアの弱点を突くための能力だったのだろう。
使用率こそ低いがペトロウィンドLv2は非常に危険。あまり密集しすぎないように。
ガルアーノと違って非固定で近付いてくるうえ圧倒的な移動力を持つので、
距離を取って立て直すということはできず、正面から捌かねばならない。
しかし各ステータス、特にHPに一切の補正が無い素の状態であり、大ボスとしては正直打たれ弱い。
4方向から攻撃可能・背面ダメージ1.25倍補正持ちということもあり、
トッシュなどの高火力キャラが背後から攻撃すればあっさり沈んでしまう。チャージにも弱い。
状態異常耐性は高いが、確率が低いだけで普通に通る。狙ってみても良いだろう。
ヤグン本体のスペックは単純に一体のモンスターと考えた場合は非常に強力ではあるが、
実際のボス戦での厄介さはどう考えても ヤグン一体<お供のピポグリフォ六体 となるのが悲しい。
まあお供も含めてのボス戦ではあるのだが……。
お供を片付ける前に状態異常をくらってペースを握られてしまうとかなり苦しくなるので、
対策をした回復役が一人はいた方が安心。
通常攻撃のモーションは左右からのひっかき。最大パターン時は両腕の同時攻撃で締める。
特殊能力は両腕を大きく掲げ、その先から緑色のオーラを放つというもの。ピポグリフォ召喚シーンにも使われる。
実は作中確認出来る情報から判断すると単純な自力だけで戦っている唯一の四将軍。
ガルアーノはキメラ技術、アンデルは聖柩、ザルバドは謎のオブジェによってそれぞれ形態変化・パワーアップを果たしている。
彼もまた何か頼る道具や技術があれば、もっと手強かったのかも…
それを担っていたのが前作で倒された大僧正だったのかもしれない。