BOSS/ガルアーノ

Last-modified: 2023-05-02 (火) 09:14:26

データ

No.種族系統属性成長速度ラヴィッシュ
確率
クラス補正値移動力回避度防御度ダメージ補正特殊属性
正面背後
226ガルアーノ-017/1622/1615/16-4.00040.751.25
武器(熟練度)装備効果
追加タイプ
装備武器盗めるアイテム落とすアイテム
パンチ(Lv4)Bナックル

遭遇場所

場所逃走再戦LvHPMPATTDEFMAGAGI捕獲盗む備考
逃走後撃破後
ロマリアキメラ研究所本部
実験室(event)
不可不可5441723429+8372590032無効スカ魔防御+3

コメント

「私のこの偉大な研究で強化されたモンスターの力を知っておろうが」

表向きはアルディアの実力者だが、裏ではマフィアを操っている。
更にはロマリア四将軍の一人で、キメラ研究所の統括者でもあり、多数の役職を以て表に裏に暗躍を続ける。
エルクとは特に因縁深く、彼の物語が始まるきっかけを作ったとすら言える男。
 
少々短気ぎみで、成果を挙げられない部下に蹴りを入れるシーンも。

ネタバレ注意

「人々にこの、より強く、より美しい姿を与える神の仕事を代行していたのだ…」

特に汚い手を使うことで有名。標的の幼馴染や弟をキメラに改造して差し向けたり、
人間爆弾にしたり、クローンを作り同士討ちを狙ったりしている。
 
ロマリアは彼のキメラ研究によって絶大な力を手にしたが、それは彼の役割が終わったことを意味していた。
確かな実績を出した彼でさえ、使い捨ての捨て駒でしかなかったのだ。
彼自身もキメラ研究所がその役割を終えていることは認識しており、
キメラ研究所はもうおしまいだと言い放つ一行に対し、研究所などもうどうでもいいとあっさり返している。
 
自分が軽んじられ始めている事も感づいていた模様で、シナリオが進むにつれ手柄を焦るようになる。
アンデル達からは「奴が弱すぎただけ」 「我々の足下にも及ばん」とまで言われる、いわゆる「奴は四天王の中でも最弱」的な立ち位置。
しかしその実、戦闘力はまだ自軍が成長途上ということもあってかなりのもので、他の将軍に劣るものではない。
どころか正面からの殴り合いならば四将軍最強とすら言えるスペックである。
「この姿での強さを確かめてみたいと常々思っていたところだ」
 
後々にヤグンやアンデルと戦うと、この弱さ(というか耐久力の無さ)でよくガルアーノを馬鹿にできたなと思うものだが*1
ガルアーノが変身して戦うのはストーリー上での対決時が初めてらしいので、
彼らは実のところ、ガルアーノの強さをよく知らなかったとも考えられる。
もっともキメラ技術を使っていない、ガルアーノ自身の本当の姿や強さ等は不明。
「そろそろ全て精算しようじゃないか」

ロマリアのキメラ研究所本部にて、自分自身を「最も強く、最も美しい究極のキメラ」に変化させた彼と対決することになる。
彼が美しいと言うから彼の中では美しいんだろう、多分。
地面から巨大な上半身だけが生えているような外見で、顔の横に巨大な腕、顔の下に小さい腕が、
両肩にはドラゴンが付随している。巨大化・変異した魔人族のようなイメージ。
中央一番奥にある顔部分が本体で、その他に6つのパーツがある。
同時にお供としてデスメイジが左右に出現する。本体まで到達して倒すには一苦労だ。
 
本体は敏捷が壊滅的な以外は全てのステータスが高い。
中でもHPと防御が非常に高く、攻撃力・魔力も同レベルのアークやエルク以上。
特にHPは400越えと時期を考えれば脅威的。ただし本来の設定上、Lv54でのHPは252。
本編で出現する際は特殊な補正を受けている。この手のボス用HP補正は今後も見かける機会は多い。
 
パーツを全滅させてやっと本体に到達しても正面0.75倍補正に高防御力、棒以外では正面からしか殴れないとなかなか厳しい。
状態異常も反撃低下以外効かず、正面からの殴り合いには付き合わざるを得ない。
防御度も4と高く、直撃しないこともしばしば。
更にはマスクデータの魔防御が+3されており、特殊能力ダメージをおよそ2/3に軽減する。
守りの面では本当に隙が無い充実ぶりだ。
 
特殊能力はヘルブラストダブルヒートブレスという二つの専用技を使う。専用技を持つ四将軍はこいつだけ。
ダブルヒートブレスの超範囲は初見では驚かされること請け合い。比較するとヘルブラストはサービス行動ぎみか。
 
本体の能力もさることながら、このロマリアキメラ研究所本部攻略、ひいてはシュウ・トッシュ編という段階では、
マザークレアの館もヂークベック分配も鍛冶屋も利用できないため、現有戦力で何とかしないといけない。
キメラ研究所本部内にはセーブポイントが一切存在しないのも厳しいところ。
しっかり育成コンバートをしているならコンバート組がゴリ押しできてしまうが、
そうでない場合にガチタイマンで戦おうとすると苦戦を強いられることは想像に難くない。
大ボスポジションの四将軍戦のBGMが初めて使われる戦闘というのは伊達ではないということだろう。
 
しかしノーセーブでの長丁場のラストということもあってか、つけ入る隙も結構多い。
まず身動きを一切取らない(お供のデスメイジ含む)ため安全地帯が存在する。立て直しは容易だ。
シャンテにパレンシアタワーの魔力の泉を装備させて安置で控えさせておけば全滅は絶対になくなる。
魔力の泉がなければ勇者の証を初期装備しているアークを回復担当にしてもいい。
また間接攻撃手段はMPに依存しているため、ガス欠させてしまえばこちらの間接攻撃のカモ。
複数部位の存在も、壁パーツへの攻撃に範囲攻撃を使えばついでに本体を巻き込める。
回避度が0でダメージ自体は確実に入るため、つっつき続けていればいつかは倒れる
前衛と後衛で役割分担しつつ、回復しながら焦らずじっくりと戦おう。
 
武器攻撃モーションは左右の巨大な腕が順番に殴りつけるというもの。
連撃回数は少なく、左右二回ずつ+両腕で二回ずつ、が最大パターンとなる。
防御時は正面へ青いバリアを展開する。
汎用特殊能力を使った際の没モーションがあり、大きな手を前に出して青白い力を集中する、というものだった。
 
 
なおこの戦闘では絶対に瞬殺コマンドを使用してはならない。
使用すると敵は全滅するものの、戦闘が終了しなくなる(味方にターンが回り続ける)
これについてはガルアーノ本体のHPを0にして撃破演出まで見ることで戦闘が終了するという設定のために、
戦闘不能を経由させずに敵を消滅させる瞬殺コマンドでは、戦闘終了フラグを立てることが出来ないからと思われる。
似た様なケースとしては同僚のザルバド、手配モンスターのハント判定やクレニア闘技場各競技などがある。
前述のようにノーセーブの果ての戦闘であり、研究所突入後のプレイが全てパァになるので絶対に試さないように


*1 ヤグンは初期配置が目の前、アンデルはまず自分一人が突出する形になるので集中砲火を浴びて自分が真っ先に落ちやすいというのもある