その他の魔法のアイテム/【キューブ・オヴ・ディスアビリティズ】

Last-modified: 2023-12-31 (日) 11:44:56

原語は「Cube of Disabilities」。
cubeは立方体のこと。disabilitiesは無能や無力、無資格、(身体的に)不利な条件を意味する名詞disabilityの複数形。
直訳すると「無力の立方体」。
触れた者の能力値の数値を変更する魔法の立方体だが、類似品よりも能力値が低下する可能性が高い。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「ディスアビリティーキューブ」。
外見についての記述は無い。
この立方体は触れた途端に消滅し、触れたキャラクターの能力値を変更する。
プレイヤーキャラクターの場合、変更する能力値プレイヤーが自分で決めることができる。ただしこの立方体の場合、決めた能力値は4d6で最も低い数値2つを除外した2d6の数値の合計値となる。そのため、この立方体による魔法の影響を受けた能力値は2~12の範囲になってしまう。
なおこの立方体の魔法効果を決定した後、条件付きではあるが変更した能力値を元の数値に戻す方法はある。


本来の能力値のうち低めの数値、かつクラスとして悪影響を受けにくい能力値を選ぶのが無難ではある。もちろんプレイヤーが振る出目次第では、選択した能力値がかえって上がる可能性があったりもする。
なお能力値が2になってしまった場合の修正値などは記載されていない。能力値が2の場合の修正値を決めるか、一応、最低数値として3を保証するかはDM次第だろう。

関連項目

アイス・キューブ】【キュービック・フット】【キュービック・ヤード】【キューブ・オヴ・スイートネス】【キューブ・オヴ・アビリティズ】【キューブ・オヴ・ラック】【ブリオン・キューブ