その他の魔法のアイテム/【ギャヴェル・オヴ・オークションズ】

Last-modified: 2024-02-06 (火) 21:05:11

原語は「Gavel of Auction」。
gavelは裁判官や競売人が用いる小さな槌のこと。auctionは競売やせり売りを指す名詞。
直訳すると「競売の小槌」。
使用者の所有するマジックアイテムをその場で強制的にオークションで売り払わせる呪いの小槌。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「オークションギャベル」。
外見は木製の小槌であることのみが記されている。
この小槌が使われた時に、周囲に3人以上の者が存在しているという条件下で呪いが発動する。
この小槌による呪いは、使用者が所有する全てのマジックアイテムを競売の形式で周囲にいる者に売り払うというもので、使用者が提示したマジックアイテムに対して最高額で入札した者に差し出さねばならない。最終的に全ての所有するマジックアイテムを競りに出した後で売れなかった物があった場合、小槌の使用者はその数に応じてさらに呪いがかかる。
なお競りで売ったマジックアイテムにコマンドワードが存在する場合、売却する側は売った相手にコマンドワードが存在することは教えなくてはならない。ただしコマンドワードそのものを教える必要はない。
競売に関する呪いは条件付きで解除可能。


アイテム本来の意味や使用法からすれば正しい効果、あるいは呪いではある。もっともDMによる嫌がらせ用途以外に存在意義があるのかどうかは不明だが。

関連項目

ギャヴェル・オヴ・オーソリティ】【ギャヴェル・オヴ・オーダー