その他の魔法のアイテム/【スカラベ・オヴ・プロテクション】

Last-modified: 2023-06-17 (土) 19:22:45

原語は「Scarab of Protection」。
直訳すると「守りの甲虫石」。
scarabはもともとは甲虫類の1種で、ヒジリタマオシコガネと呼ばれる昆虫。古代エジプト人が神聖視していたため、甲虫をかたどった護符や印章が作られた。
ファンタジー作品ではあまり登場しないが、古代のエジプト文明や中近東を舞台とするフィクション作品では出てくることがある。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

クラシックD&D第4版ではエキスパート・ルール・セットで登場する。新和版での表記は「プロテクションスカラベ」。
ルールサイクロペディア版の名称は「スカラブ・オブ・プロテクション」で、「保護のお守り」と訳されている。
護符であり、一定回数の呪いや「フィンガーオブデス」の効果を吸収することができる。吸収できる回数に達すると何の価値も無くなる。


デススペル」や「アブリタレイト」に関しては記述が無いため、DMの判断次第。

アドバンスド・ダンジョンズ&ドラゴンズ

第2版の日本語表記は「プロテクション・スカラベ」。
魔法の護符で、1ラウンド持っていると表面に魔法の記号が現われる。
所持者は対スペルST判定に+1のボーナスを得られる。さらに通常はST判定が不可能な呪文に対しても1d20で20以上を出すことで呪文の効果を免れることができるようになる。この特殊なST判定には魔法の防御によるボーナス値を加算することができる。
さらにエネルギードレインや「フィンガー・オブ・デス」の呪文の効果を防ぐことができる。この防御効果は回数制限がある。
中には呪われた物があるので注意。


特殊ST判定と対エネルギードレインの防御効果は非常に強力。

ダンジョンズ&ドラゴンズ第3版

名称は「スカラベ・オヴ・プロテクション」。