原語は「Batting Cage」。
cageは鳥かごや檻のこと。battingはバッティング、打撃を意味する名詞だが、アイテム名としてはbat（コウモリ）を掛け合わせていると思われる。
キャリングケージに似ているが、使おうとすると中から蝙蝠の大群が飛び出してくる魔法の檻。
クラシック・ダンジョンズ＆ドラゴンズ
クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「バットケージ」。
外見はキャリングケージと同じく、差し渡し3インチ（7.62cm）の大きさの木製の檻で、小さな扉が付いている。
しかし魔法の檻に生物が触れると、檻は一辺が9フィートの立方体に巨大化する。巨大化した檻の中には1000匹のコウモリで一杯になった後で檻が消え失せる。
檻を使おうとした者は檻からコウモリが飛び出す方向を決めることができ、コウモリたちはその方向に飛び出していく。
コウモリが飛び出すと檻は消え失せてしまうが、コウモリたちは本物の生物として扱われる。
予め魔法効果を鑑定できていれば攪乱用のアイテムとして活用できるのだが。