原語は「Wheel of Lighting」。
wheelは車輪やハンドル、車、ルーレットなどの回転円盤を意味する名詞。lightingは点火や照明、明暗、照明設備などを意味する名詞。
直訳すると「照明の車輪」。
取り付けた馬車の前方を明るくする魔法の車輪。魔法の馬車というのは希にファンタジー作品に出てくるが、馬車の進行を補助する照明というのもまず出てこない。
クラシック・ダンジョンズ＆ドラゴンズ
クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「ライティングホイール」。
外見は普通の馬車の車輪と同じ。
まずこの魔法の車輪は普通の車輪と同じように取り付けなければならない。そして命令されると、取り付けた馬車の前方30ヤードの場所に「ライト」の呪文と同じ光量と効果範囲を持つ魔法の明かりが浮かぶ。
この明かりは馬車の動きに合わせて移動する上に、馬車本体を照らさない。このため明かりを目指して飛び込んできたクリーチャーは馬車の存在に驚いてしまう可能性がある。
この魔法の車輪による照明は引いている生物や馬車の足元を照らさない。この仕様のため、近い場所にあるはずの障害物や亀裂などを見落とす可能性があるかもしれない。
関連項目
【スクエア・ホイール】【フェアリーズ・ホイール】【ヘイスティ・ホイール】【ホイール・オヴ・バーニング】【ホイール・オヴ・フォーチュン】【ホイール・オヴ・フローティング】【ホイール・オヴ・ミスフォーチュン】