原語は「rope」。
綱、あるいは縄のこと。
素材としては蔓や細長い草、藁、生糸、麻や木綿などがある。金属の線をより合わせたワイヤーロープは18世紀の発明であるため、D&Dでは麻や木綿を素材とするロープが一般的と思われる。
道具としての歴史は非常に古く、現実世界の紀元前にはロープを用いた錨や投げ縄などが存在していた。用途も幅広いため、洋の東西を問わず古くから様々な場面で使われていた。
ファンタジー作品でも冒険や探索行を題材とする作品にしばしば出てくる。
クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ
価格は、50フィートの長さのもので1GP。崖や穴の昇り降りや捕虜の拘束具など、冒険の時に用意しておくと便利な一品。
エキスパート・ルール・セット
「人間1人分の重量を支えられる、重い登山用のロープ。」と解説されているが、原語版では「A heavy climbing rope that can support 3 fully loaded humans.」。なぜか3人を支えられるはずが、1人分しか支えられないことになっている。ちなみに上記の日本語訳は第9版であり、他の版では修正されている可能性がある。
ルールサイクロペディア
ルールサイクロペディア版では7500cnを支えることができると、数値的にどのくらいの重さに耐えられるかが追加されている。
アドバンスド・ダンジョンズ&ドラゴンズ
長さは50フィート。麻製と絹製の2種類がある。
麻製は1gpで重さ20ポンド、絹製は10gpで重さ8ポンド。
関連用語
【固定フック】