原語は「Henchman」。
側近、取り巻き、(政治的な)後援者と訳される。
アドバンスド・ダンジョンズ&ドラゴンズ
AD&D第2版では側近と訳されており、プレイヤーズハンドブック第12章「NPC」で解説されている。
「忠義心と冒険に加わりたい気持ちから、キャラクターの為に働いてくれるノンプレイヤーキャラクター」と定義されている。側近の数はキャラクターのカリスマにより決まる。
しかしカリスマが高くても側近を得ることは簡単ではなく、プレイヤーキャラクターは側近となるNPCとの間に信頼関係を確立していかなくてはならない。
側近となったNPCは普段はプレイヤーキャラクターが管理してよいが、DMは全てを任せるとは限らない。また側近は何でもやってくれるわけではないし、忠誠心を試すような真似を許してくれるわけでもない。要するに、側近はキャラクターの友人であり同盟者であり、キャラクターからもそう扱われることを期待している。そのため、プレイヤーキャラクターによる側近の扱いが悪ければ、側近は裏切る可能性がある。もちろん、全ての側近が誠実とは限らないのだが。