魅力

Last-modified: 2023-06-04 (日) 21:12:52

原語は「charisma」。
本人の個人的魅力や統率力などを表す。
ゲーム作品、特にコンピュータゲームではあまり重要ではないか、実質お飾り的な要素に留まる例が多い。
TSR社製のD&Dシリーズでは他者に対する反応判定や交渉などに影響する能力値だが、クラスとして必要とされることは一部を除いてあまりなかった。対人交渉が重視されるプレイやドミニオンを活用する場合には重要度が一気に上がるため、重要かどうかはそのサークルのプレイスタイルによる。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

表記は「カリスマ(魅力)」。
クラスとして重要な能力値ではないが、従者を雇用する場合にはその人数や士気に影響を及ぼす。
また、遭遇時の相手の反応を決める判定に修正が加わる。


この能力値が高いと見た目が美形、あるいは可愛らしい、あるいは低いと不細工というイメージを持たれがち。しかし、容姿の美醜はあくまでこの能力を構成する要素の一部でしかない。

アドバンスド・ダンジョンズ&ドラゴンズ

表記は「カリスマ」《Cha》で、PCの能力値の範囲は2~18。
能力値ごとに側近の最大人数、忠誠度修正、反応修正が設定されている。
クラスとしては、スペシャリストメイジの一つ、エンチャンターになるためにカリスマが16以上が必要となる。また、ローグクラスの一つ、バードになるためにカリスマが15以上を必要とする。

ダンジョンズ&ドラゴンズ第3版

表記は「【魅力】」。
他人に影響を与えようとする判定、【魅力】が対応する〈威圧〉〈交渉〉〈はったり〉などの技能に影響する。
以前の版と異なるのは、アンデッドに対する退散判定にも影響するようなっている点。このため、クレリックパラディンにとっては以前よりも重要度が高くなっている。