原語は「Pipe of Smoking」。
この場合のpipeは管、導管、煙管、笛、呼子を意味する名詞。smokingは喫煙を意味する名詞、あるいは湯気を出す、煙る、湯気が立つほどといった意味の形容詞でもある。
直訳すると「喫煙のパイプ」。
周囲に灰色の煙を撒き散らす魔法のパイプ。罠アイテム。
クラシック・ダンジョンズ＆ドラゴンズ
クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「スモーキングパイプ」。
外見についての記述は無い。
このパイプで喫煙すると、喫煙者の周囲に灰色の煙の雲が立ち込める。この煙の雲に巻き込まれたクリーチャーはST判定を行い失敗すると咳き込んでしまう。一度咳き込むとしばらくの間咳が止まらなくなり、攻撃や呪文の使用が不可能、移動速度半減、アーマークラス悪化といったペナルティを課せられる。なお喫煙した者にはST判定の余地なく咳き込んでしまう。
この魔法のパイプに使用制限はない。
喫煙しない人が煙草の煙を吸った時みたいな感じだろうか。魔法の煙で何十分も咳き込んでしまう分、こちらの方がはるかに酷いが。
関連項目
【アロマティック・パイプ】【セルフ・ライティング・パイプ】【ハーフリング・パイプ】【バブル・パイプ】【パイプ・オヴ・パッカーリング】