モンスター/【フェアリー】

Last-modified: 2022-08-02 (火) 12:05:23

原語は「Faerie」。
Faerieは妖精を意味する名詞で、西洋の伝承に登場する自然の精霊。
子供や少女の姿に、虫の羽が生えた小柄で可愛い容姿で描かれることが多いが、巨漢だったり天使のような姿の場合もある。ただしクラシックD&Dの場合は・・・下記を参照。
メタルフィギュアなどの立体化は普通に妖精っぽい造形の物となっている。クラシックD&Dの容姿を再現したメタルフィギュアは見かけたことが無い。こらそこ、需要がないだろとか言わない。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

クラシックD&D第4版ではマスター・ルール・セットで登場。
空と雲に住む、見えざるデミヒューマンと言われる。
その容姿は「ドワーフのような鼻と髭、エルフのような耳と目を持ち、薄い羽根を持ったハーフリングサイズのヒューマノイド」と記述されている。
生来の透明状態であり、通常の視界には映らない。また肉体は空気に近く苦も無く空を飛べる。
空の彼方に住処があるが普通の生物には見えないため、その存在を知る者はほとんどいない。
ヒットダイス一般人程度が大半だが、中には高いヒットダイスや呪文使用能力を持つ個体がいる。移動速度は速いだけでなく、風と同化してさらに高速で飛ぶことができる。アライメントは不定。
攻撃手段は武器か呪文のみ。


フィクション作品では様々な容姿の妖精が表現されているが、このフェアリーはなかなか奇天烈個性的な姿をしている。

ルールサイクロペディア

ルールサイクロペディア版でも表記は「フェアリー(妖精)」。
種別は人型生物知力13。サイズS。
日本語版には日本語版スタッフによるイラストが掲載されている。ただし普通に女性の妖精っぽいイラストであり解説文のような「ドワーフのような鼻と髭」という要素は皆無。解説文を再現したところで誰得という気もしないではないが。