原語は「Language」。
languageは言語や言葉、言い回しや文体、用語、語学などを意味する名詞。
種族や文化が持つ言語の読み書きに関する技能。
ファンタジー作品では言語の違いに焦点が当たることは少ないが、異種族を相手にする際に情報収集をする場面では重要になる。ライトノベル作品では異世界恋愛ものなどで外交がある場面では出てくるという程度。TRPG作品では言語のルールが設定されていることが少なくないため、これを無視すると情報収集どころか日常生活すら困難になりかねない。
種族はもちろん、文化や国家が異なれば使われる言語も変わってくるので、実は非常に大事な技能。
クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ
第4版では登場しないが、習得している言語の数についてはインテリジェンスの数値により変わってくる。
ルールサイクロペディア
第5版であるルールサイクロペディア版での日本語表記は「言語(ランゲージ)」。
関連する能力値は知力。
技能の項目には解説はない。原語版なら85ページ、日本語版なら「ダンジョンマスターズ」417ページに言語の選択ルールという項目があり、追加言語についてはそこで解説されている。
なお、技能スロットを消費して習得した言語に関しては上手く話そうとしたり、早口で話された言葉や専門的な言葉を理解するためには技能判定が必要になった。これは話す時も同様で、早口言葉や専門的な説明の言葉を発する、本人が動揺している時は技能判定に成功しなければうまく意図を伝えられないというルールになっている。