原語は「language」。
languageは言語や言葉、言い回しや文体、用語、語学などを意味する名詞。
種族や文化により使用している言語は異なっていることを表現したルール。
TRPGでは導入している作品が少なくないが、コンピュータ作品では言語の違いは省略して通じているとする作品が多い。漫画や小説作品では扱いがまちまちだが、ライトノベル『理想のヒモ生活』のように国や人種を問わず、魔力による「言霊」によって会話のみ通じるという処理の作品もある*1。またライトノベル作品の中では悪役令嬢もので王族や高位貴族は他国との外交で複数の言語を操るのが当然という世界観も偶に見られる。
クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ
ベーシック・ルール・セット
キャラクターのインテリジェンスにより、共通語の会話や読み書きの可否と追加言語の有無が決まる。
| インテリジェンス | 言語能力 |
|---|---|
| 3 | 会話が困難。読み書き不可 |
| 4~5 | 一般語の読み書き不可 |
| 6~8 | 簡単な一般語を書ける |
| 9~12 | 一般語の読み書き、性格語ができる |
| 13~15 | 一般語と性格語に加えて、追加言語1つ |
| 16~17 | 一般語と性格語に加えて、追加言語2つ |
| 18 | 一般語と性格語に加えて、追加言語3つ |
一般語
原語は「Common」。
多くの人間社会や国で通用する言語。
D&Dは米国製なので一般語は英語設定と思われる。
性格語
原語は「Aligunment Language」。日本語表記は版によって異なり、「同盟語」と表記されていることもある。
プレイヤーズマニュアルの52ページで解説されている。
同じ性格、つまりアライメントが同じであれば通じる言語で、身振りや手振りで言葉によらない意思疎通手段。
言語の種類
ベーシック・ルール・セットに記載されている言語は20種類。
| 番号 | 種族 | 番号 | 種族 |
|---|---|---|---|
| 1 | バグベアー | 11 | ハーピー語 |
| 2 | ドッペルガンガー | 12 | ホブゴブリン語 |
| 3 | ドラゴン | 13 | コボルド語 |
| 4 | ドワーフ | 14 | トカゲ人間語 |
| 5 | エルフ語 | 15 | メデューサ語 |
| 6 | ガーゴイル語 | 16 | ミノタウロス語 |
| 7 | ノール語 | 17 | オグル語、巨人語 |
| 8 | ノーム語 | 18 | オーク語 |
| 9 | ゴブリン語 | 19 | ピクシー語 |
| 10 | ハーフリング語 | 20 | 他の人間語 |
GAZ1 カラメイコス大公国
カラメイコス大公国でキャンペーンを開始する場合、最初の習得可能言語はジアティス語、トララダラ語、エルフ語、ノーム語のみで、他の言語はDMの許可が必要になる。
一般語として扱われ公用語となっているのはジアティス語。その他の人間の言葉としてトララダラ語があり、それ以外の人間の言語は外国語扱い。
エルフ語には括弧書きでカラーリー及びヴァリア方言、ドワーフ語はストロングホロー方言、ノーム語にはハイフォージ方言と、それぞれの種族語にも方言があるという設定がある。
それ以外でカラメイコス大公国で知られているデミヒューマンの言語としてはノール語、ゴブリン語、ホブゴブリン語、オーク語、ピクシー語がある。
ルールサイクロペディア
言語能力に関する基本的な仕様は第4版と同じ。
変更点としては、言語技能を習得することで1つの言語を追加で覚えることができるようになったことが挙げられる。
共通語
第4版での一般語。「キャンペーンのなかで標準的な言語」とされている以外の解説はない。
性格特有の言語
第4版での性格語、もしくは同盟語。
それぞれの性格に存在する、身振り手振りや合言葉などの秘密の言語。
プレイヤーキャラクターやその種族だけでなく、知力が高いモンスターも常に使用可能。
自分と異なる性格の言語が話されていると、性格が違う言語であることは理解できるが、どの言語かは特定できない。また性格が変わると、元の性格の言語は理解できなくなり新しい性格の言語を即座に覚えることが明記された。
言語の種類
原語版では258ページ、日本語版では「プレイヤーズ」418ページに追加言語獲得表に掲載。
第4版と同じ20種類だが、20番だった「他の人間語」が1番に変えられて順番がずれただけで表に載っている種族は全く同じ。