DQ4
重要アイテムの一つ。妖の笛。なんとも不気味な、一度聞いたら忘れられないような音色を奏でる笛。主人公たちは【サントハイム】の宝物庫で手に入れることになる。
【イムル】の宿屋で見られる夢の中で【ピサロ】が吹いていたものがこれ。【ロザリーヒル】の特定の場所で使うと、【ロザリー】の住む塔へ登るための隠し階段が現れる(リメイク版では隠し【エレベーター】)が起動する)。
宝物庫で一緒に手に入る【マグマのつえ】はゲームクリアに必須だが、こちらは使わなくてもストーリー進行上は特に支障がない。
ピサロが持っていた笛とサントハイム城に保管されていた笛が同じものかははっきりしないが、ピサロはロザリーの元をたびたび訪れていたようなので、訪ねる際に毎回サントハイムから持ち出していたとは考えにくい。
ロザリーを殺した人間たちがどうやってロザリーの住む塔に忍び込んだかというのは作中では明言されていないのだが、これらを考え合わせると笛が複数存在する可能性は高そうである(リメイク版では「魔族の何者かが人間たちをロザリー様の部屋へ導いた」とロザリーヒルの【ホビット】が話すセリフが存在している)。
4コママンガではゲームのヒントとなるように使われることが多いが、衛藤ヒロユキの「あやかしの笛がないため、「あや~かし~のふえ~」と口ずさみ、ロザリーが塔からロケットのように飛び出す」というシュールなネタにも使われた。
小説版
なんと元はピサロの髪の一部。ピサロが【バルザック】へ加勢をしようとサントハイムを訪れたものの、結局思いなおして帰ろうとした際に日光を浴びてしまった髪の一房が地面に落ちあやかしのふえへと姿を変えた。
そのためユーリル(主人公)がこのふえを吹いた際には、ユーリルとピサロの対比を表すかのような反応を示している。
DQ11(3DS版)・DQ11S
【冒険の書の世界】で訪れた先では【ピサロナイト】が正気を失くしていた時に壊してしまったため、クエスト【大切な贈り物】で作りなおすことになる。
今作では、【あやかしの枝】というものを材料として作られているという事や、材料さえあればスライムでも作れてしまえるという事が明らかになっている。