【ホビット】

Last-modified: 2020-09-11 (金) 17:56:14

概要

早い話が小人族。我らがドラクエではDQ3とDQ4に続けて登場し、少しとんでDQ7で登場したのを最後にそれ以降姿を消した。
DQ1・2およびDQ5・DQ6はそれぞれDQ3、DQ4と違う時代で同じ世界を共有しているが、いずれもホビットは登場しない。
DQ3のホビットはアレフガルドにはいないのでDQ1・2に登場しない理由の説明はつくが、天空シリーズについては不明で特にフォローもない。
後述の通り、作品ごとに何度か大幅なグラフィック変更がなされているが、いずれも人間よりもやや背が低く描かれている(ドット絵の目の位置が低いなど)。
DQ6にはモンスターの【ダークホビット】がいるが、小人というだけでホビットらしさは乏しい(【シールドこぞう】の色違い)。
 
元々はイギリスの作家J・R・R・トールキンの代表作『指輪物語』(The Lord of the Rings)およびその前作『ホビットの冒険』(Hobbit)に登場する種族で、語源は恐らく”home”と”rabbit”からと思われる。
【エルフ】【ドワーフ】と違いトールキンの造語なので、権利関係の事情から一般のTRPGでは違った名称で登場する。例えば『D&D』のハーフリング(ただしこれも『指輪』中の言葉)、『ソード・ワールドRPG』のグラスランナー、等々。
ちなみにトールキン財団の管理は結構厳格で、映画やTVゲーム等幅広いジャンルを対象とするという意向を示している様子。
ドラクエでは同様の例として【ミスリル】【バルログ】があげられる。これらは偶然にもすべてDQ3初出。それぞれの現状の詳細については当該項目を参照。
 
なおトールキン作品のホビットは一部の氏族を除いて髭を蓄える習慣がないとされ、家こそ地面に掘った穴だが、基本的に地上で活動する。
ところがDQ3のホビットは、立派な髭をたくわえて地下に住み、普通に見ればドワーフそのものである。
この点、元々DQ3ではドワーフとしてドット絵を描いたが、カタカナの「ワ」が使えなかったので名前だけ同じ小人族のホビットに変更されたからではないかとも言われている。
これは堀井雄二によるDQ3の設定資料で【ノルドの洞窟】が「ドワーフの洞窟」と記載されていることからも裏付けられる。
また、SFCの最初の作品であるDQ5ではカタカナすべて解禁された影響からか、ホビットが登場せず代わりにドワーフが登場した。
かと言って、そのままドワーフに移行するわけでもなくDQ7ではとんがり帽子の小人風グラフィックでホビットが再登場。後述の通りこのグラフィックがそのままドワーフに流用される例があったりと、扱いが安定しない。
とは言え、ドラクエが本格的に世界展開されるようになったDQ8以降では過去作のリメイク以外ではホビットは登場しなくなった。
また、ホビットが登場する作品でも海外版ではきっちり「dwarf(ドワーフ)」に変更されており、ホビット族の呼び名はあくまでも国内に限定されている。
 
ちなみにDQ10の【プクリポ】が、陽気で快活で髭がなく背が低いプレイヤー側の種族という意味で、立ち位置的には最も本来のホビットに近かったりする。

DQ3

髭をたくわえ二本角の兜をかぶり、ついでに斧と盾で武装しているという、どこから見てもドワーフの姿(上述)。
なおリメイクではとんがり帽子に改まった。
本作の【ノルド】がDQシリーズ初登場のホビット。
 
【へんげのつえ】でホビットに化けると【エルフの隠れ里】で買い物ができる。
道具屋に限らず、隠れ里のエルフは全員、魔物に化けてもしっかり見破る眼力を持つが、ホビット相手だと油断するのか変化が見破れないらしい。
ただし、エルフの女王だけはホビットに化けても見破っているのか、普段と同じ台詞を言う。
ホビット自身もホビットや動物・魔物に変化した場合に見破ってくるが、「やあ、○○さんじゃないですか」と、急に態度が変わる。
しかし、エルフが見破れる【透明】状態は見破れない。
 
FC版では【ランシール】にもホビットがいたのだが、リメイク版では何故か【スライム】に置き換えられた。
 
ちなみに【オルテガ】と一緒に旅をしたというホビットが世界樹の北の小屋に住んでいる。

アイテム物語

アイテム物語『王者の剣』において、滅亡直前の【ムー】にエドラスというホビットがノアニール地方からやってきている。

DQ4

ホビット族の村として【ロザリーヒル】が登場する。
グラフィックは前作から大幅に変更され、武具は持たずピンク色の帽子と服を身に着けている背が低い髭面の男性となっている。
ちなみに【フレノール】の墓守や、山奥の村の近くに住む【木こり】も同じグラフィックが用いられている。
第三章で【トルネコ】【レイクナバの武器屋】でバイトしているときの客としても登場することがある。
リメイク版ではDQ7のグラフィックを流用して緑の服を着ており、女性や子供のグラフィックも登場するようになった。

PS版

移民のカテゴリとして「ホビットおじさん」が登場。複数導入されたホビット族のうち髭面のグラフィックが該当する。
【グレイトファーム】の作成条件として、【牛】【馬】【豚】の家畜3種の代わりを務めることができる。
人語を話せるが【農夫】の代わりにはならない。
また、亜人種だが【ミステリータワー】の条件の特殊種族には該当しない。
 
【シェドック】【ヌヌス】【ノックー】【バーキン】【ボンバ】【ルドスト】【ン・ゴグス】の7人。

DQ6

本作にはエルフを含めた妖精族自体が登場しないが、モンスターとして【ダークホビット】が登場する。
リメイク版にてDQ4と同一世界であることが確定したので、この世界のどこかには「ダークではない普通のホビット」が存在する可能性は高い。
 
なお、FC版DQ3のホビットや前作のドワーフに類似した角付の兜を身につけたNPCグラフィック(SFC版DQ3のホビットとは微妙に異なる)自体は登場し、【ビルテ】など、一部のおじさんキャラに使用されている。
リメイク版では例によって天空シリーズのNPCグラフィックが流用されており、【ビルテ】などのグラフィックがDQ4のホビット族と同じになっている。

DQ7

洞窟の中に住むことを好む為、【ホビット族の洞窟】にはたくさん住んでいる。DQ3とは違い、子供や老人など種類が多い。
【メルビン】からは「ガンコで元気のいい連中」と評されている。
直前に行く【レブレサック】では見た目が同じ、【ルカス】【リフ】も登場するが、彼らがホビットかは定かで無い。
 
過去、現代共に【コスタール王】はホビット族の王妃を迎えていて、現代では子供も2人いる。
【ガボ】は「人間とホビットで結婚出来るんだな」と感想を漏らしている。
 
ホビットなまりや、ホビット族の言語、ホビットの方言など存在することが判明している。
現代【コスタール】の宿屋になまりのあるホビットがいるが、なまりと言うよりは片言なだけである。
主人公達があまりのまずさに吐いてしまう【ひかりゴケ】の青いしぼり汁を美味しいというなど、味覚も人間とは違うらしい。