【エビルプリースト】

Last-modified: 2024-02-29 (木) 09:17:51

概要

DQ4に登場する【ボス級モンスター】
文字通りの邪悪な(evil)僧正(priest)で、基本的に【だいまどう(DQ4)】の色違いモンスター。
英語版での名前はNES版ではRadimvice、DS版以降ではAamon。後者の名前の由来はソロモン72柱の悪魔『アモン』だと思われる。
 
また、リメイク版DQ4のクリア後の追加要素(所謂「6章」)では【デスピサロ】第4形態以降の色違いでラスボスとして登場した。これについてはスーパーライト以降で使われている名称である【究極エビルプリースト】の項目で解説する。
星ドラではフードを被った「ジャイロ」という亜種バージョンもいる。
 
ちなみに他のピサロ四天王のメンバーは全員、1度は必ず後のナンバリング作品に再登場しているが、彼だけはだいまどう系統が再登場の機会に恵まれないためか、それともリメイク版で大幅なポジション変更が行われたためか、なかなか再登場を果たせなかった。初登場から32年経ち、サービス開始から10年を迎えたDQ10オンラインでやっとナンバリングに再登場することになった。
 
CDシアターでの声優は西村知道。
ライバルズでの登場時は、そのCDシアターで【バルザック】を演じていた島田敏に変わっている。

DQ4

第五章終盤、【闇の世界】にて【アンドレアル】【ヘルバトラー】【ギガデーモン】と共に【デスキャッスル】の防御結界を張っていた四天王の一人。
北東の【結界のほこら】の最上階にてなぜか神父の姿で椅子に腰かけているが、話しかけると魔物としての正体を現し、襲いかかってくる。
リメイク版では椅子が神父の身体の数倍はあるだろうサイズをしており、いかにも魔物が変装しているかのような雰囲気を漂わせている。
というか座っておらず、巨大な椅子の前に立っているだけである。ちなみに闇の結界を守る四天王のなかで他のナンバリングで雑魚敵として登場していないのは彼だけである。
 
リメイク版では「6章」で【ピサロ】を仲間にした後の真のラスボスとして【デスパレス】の玉座で待ち受けている(→【究極エビルプリースト】を参照)。
結界のほこらより玉座が小さいため窮屈そうに見えるのが印象的。
何気に二回とも戦闘前に変身している辺りは「最初から本気出せよ」という変身型のボスに対する一つの回答なのだろうか。まあ5章では手を抜いていた可能性が高いが……

キャラ設定

ピサロに進化の秘法を使わせるために、人間を利用して【ロザリー】を殺害させた張本人なのだが、FC版とリメイク版の間で色々と設定が変わっている。
 
「ロザリー殺害を裏で手引きした」という点はFC版から変わっていないのだが、FC版ではそれはピサロを真に魔族の王たらしめようとしたためであり、ピサロに対する忠誠心ゆえの行動であった。
人間を使ってロザリーを殺せばピサロは人間滅亡を本気で行うようになり、その結果デスピサロは真に魔族の王として絶対的な君臨ができるだろうと目論んで(ロザリーがピサロに対して人間を滅ぼすことをやめさせようとしていたことも一因ではある)、ロザリー殺害を実行したのである。
実際、戦う前には「もうすぐデスピサロ様が、我が魔族の王として目覚めるだろう」と発言している事からもピサロが王として相応しいと考えていることが伺える。
 
しばしば誤解されるが、「【エスターク】がやられたので代わりにデスピサロに魔族の帝王になってもらおう」と考えた可能性は低い。
というのもロザリー襲撃の報せがピサロに伝わるのは、エスタークが撃破された直後のこと。つまり勇者がエスタークと戦っている頃、既にロザリーは襲撃されていたのである。
これが彼の奸計である以上、計画自体はもっと以前から(つまりエスタークが発掘されるよりも前の段階から)実行に移されていたことになる。
 
このことからFC版の時点から始めからエスタークを当てにしておらず、「エスタークより完全な魔族の王が自分たちには必要だ」と考え、魔族の時代の到来を願う公人のような忠誠心で「ピサロ本人の(私的な)意向を無視して行動していた」というだけでロザリーの件抜きにしてピサロを支持していた。
CDシアターでも全ての行動はピサロを新たな帝王にするためのものであり、最期までその忠誠心は本物だった。
その際に新たな帝王デスピサロのもとで始まる魔族の時代の到来を思い描いていた事が語られる。
更に「究極の進化の秘法は【おうごんのうでわ】だけでは完成せず、地獄の業火よりも熱い憎しみが必要」というCDシアター独自の設定があり、エビルプリーストのロザリー殺害計画はこれが起因となっている。
ちなみにCDシアターでは魔族による山奥の村襲撃後にピサロがデスパレスへと帰還するところへ場面が移るが、ここでは帰還したピサロを出迎えて褒め称えるエビルプリーストや、魔族によるエスターク及び黄金の腕輪の捜索、進化の秘法の研究などに関する魔族側の動向が語られており、一通りの首尾の報告と指示を終えたピサロがロザリーの元へ行った後、「あのエルフ…利用させてもらいますぞ…」というエビルプリーストの独白が入る。
上記の進化の秘法の完成に憎しみが必要な事をピサロは知らず、エビルプリーストがロザリー殺害を仄めかす一幕となっているのだが、こちらでは5章開始直後の時点で既にロザリー殺害が計画されていた模様。
 
だが、後述の小説版ではこういった「忠誠心からの行動」ではなくなり、ピサロを進化の秘法の献体とする為に様々な裏工作を仕掛けていたという設定を付け加えられる。
なお、ロザリー暗殺計画の疑問も「エスタークが原因で幽閉された過去があるのでよく思っていなかった」という意味の説明がされている。要するに八つ当たり。
 
さらにリメイク版ではピサロを完全に裏切り、ロザリーを人間に殺させる事でピサロの暴走、自滅を狙いつつ、進化の秘法を元の姿のまま極めて自身が王者となるためにピサロには面従腹背していた。この時、何気に歴代作品にはほぼ例のない「魔物同士の戦争」が行われている(DQ10オンラインでは魔界大戦が起こっている。参考までに人間同士の戦争は他作品では【アリアハン】【ラグラーズ】、過去の【ガナン帝国】が仕掛けており、本作でも未遂とはいえ【ボンモール】が企てており、そこまで珍しくなかったりする)。
戦う前のセリフも大幅に変更され、「デスピサロは二度と魔族の王に君臨することなく、自ら朽ち果てるのだ!」と完全に見下している。
 
そして導かれし者たち及びピサロを「6章」【デスパレス】で待ち受ける真のラスボスとしての大役を与えられることとなる。
ピサロを連れずに訪れると「お前たちの敵はデスピサロだから、早く倒さないとデスピサロに滅ぼされてしまうぞ」と煽るのみで戦おうとはしない。
究極の進化の秘法という切り札を持ちながら自らは仕掛けず、「潰し合わせて共倒れを狙う」狡猾さはまさに「争いで最も恐ろしいものとは純粋に争う者同士ではなく、その争いで利益を得ている者」という真理に通じるものがある。
 
『作品』として世に出たのは上記の順番だが、ピサロの頁に書いたように、ピサロは元々FC版の開発時から仲間になる予定であったことがインタビュー記事で言及されている。
そしてそれが容量の問題で削られたのが小説版で『初出』となったという説もある。
一方、上記構想は必ずしも小説版設定と一致するとは限らないため、「小説版の設定をリメイクの際に逆輸入し、FC版の設定では不都合となる部分を変えた」とも考えられる。

リメイク版での性格

リメイク版ではとにかく自分の手を汚さずに邪魔な者はたとえ同族でも消すという、冷酷かつ狡猾な思考。
ロザリー暗殺には人間を使い、デスピサロは勇者もろとも自滅させるつもりであっただろうと考えられる。
【アンドレアル】【ギガデーモン】【ヘルバトラー】といった幹部たちも勇者に殺させ、自分の邪魔をしてくる、或いは後継者となりうるライバルをも巧みに消した。
わかりやすく言えば【ザボエラ】のような小悪党であろう(しかも【ミストバーン】のような卑劣漢を嫌う上司もいない分タチが悪いと言える)。
なお、この時自身も戦地に赴き勇者たちに敗れているが、その後も生き残っている。影武者を使った可能性もあるが、HPがギガデーモンやヘルバトラーに比べかなり低いことから考えて、リメイク版のボブルの塔の【ゲマ】のように死ぬまで戦わなかった可能性が高い。
 
革命後のデスパレスには、デスピサロ派のモンスターが虐待、幽閉され、その世話を人間がしている妙な光景が見られる。
 
ちなみにピサロを連れていないと戦うことはできず、もしこの状態で話しかけると、こちらが既に彼と共闘している事も知りもせず、わざわざピサロの居場所を堂々と明言して戦おうとはしない。
まああちらの世界に用はないので今ピサロが何をしているのか知らないのも無理はないが、それにしたってアホに見えてしまう。
この直後にミネアと話すと、

「ここまで状況が 飲み込めてないと
なんだか 気のどくに なってくるわ。
ピサロさんを ここに連れてきたら
いったい どう言うのか 見ものね。」

と、彼女もやっぱりアホ…とまでは言ってないが、哀れに思っているのは言うまでもないだろう。
 
ちなみにクリフトは、

「どうあっても
我々と ピサロさんを
戦わせたいようですね。
物事は そうそう
思い通りにならないことを
示してやるべきでしょう。」

と述べている。
 
加えて【へんげのつえ】で魔物の姿になっていると、なんと5章ではしっかり見抜けていた筈なのにこちらの正体に気付かず、何も知らずに威張り散らすという滑稽な反応を見せてくれる。
ただの設定ミスと思われるが、小物っぽさを際立たせる演出と見ることもできる。ピサロなしで話しかけた時の言動はともかくとして、(姿形は)手下である魔物の前という「肩から力が抜けている時の態度」というのはなかなか嘘がつけないものである。
が、性格は小物であっても戦闘力自体は高く、実際に戦う時は手強い相手である(詳しくは後述)。
 
変身せずにピサロを連れていくとようやく戦うことができるが、その際にも

「むっ!お…お前は デスピサロか!?
ほう…その顔は すべてを悟ったようだな。
いかにも そのとおり!
ロザリーを亡き者にし、お前の自滅をさそったのは このわたしだ。
わっはっはっ!このわたしが憎いか?しかし…
あれほど さげすんでいた 人間と手を組むとは、もはや 恥も極まったな!
どちらにせよ、もう遅いわ。
デスピサロよ、お前の時代は終わったのだ。」

とのうのうと騙したことを話し、自分を討つために人間と行動を共にするピサロを罵る。そして…

「見せてやろう。
究極の進化を極めた、このわたしの新たなる姿を!」
「呪うがいい!
真の王者と同じ時代に生まれ落ちた、おのれの不幸を!」

エビルプリーストは進化の秘法を自身に使い、異形の怪物へと進化する。
ちなみにここでの戦いに1度敗れると、傲慢さが窺える台詞を吐く。
 
なおピサロはロザリーヒルの動物たちに進化の秘法を使って人語を話せる知性を与えていたが、エビルプリーストは自身にしか使っていない。
確かに部下に秘法を行使して力を与えれば戦力増強にはなる。だが彼の部下とて一枚岩ではなく、心酔する者もいれば不満を抱く者も少なからずいる。ピサロ派の部下は当然として、表面上は従順でも隙あらば裏で出し抜こうと考える面従腹背な者もいるかもしれない。
なにより彼自身が腹心の立場から主を叩き落とした裏切り者なのだから、それを自分がされた場合の恐ろしさを想定できないはずはない。そうした不確定要素が己の首を絞める事になる可能性を重く見てリスクに見合わないと割り切り、「自分だけ進化の秘法が使えればいい」と結論づけたのかもしれない。

戦闘面

上述の通り【だいまどう】の色違い。
北東の【結界のほこら】にて、ロザリー殺害を実行した人間の成れの果てと考察される、【スモールグール】を3体引き連れて出現する。

FC版

2回行動で通常攻撃の他に【マヒャド】【バギクロス】【メラミ】【マホカンタ】と呪文を多用する。
実はFC版だとすべてのステータスがザコ敵のだいまどうより低く、使う呪文もマホカンタ以外全部下位である。これではだいまどうの下位種扱いされてもしょうがない。特にメラミはお笑い種とも言えるぐらいで、何もここまで律儀に下位呪文に徹しなくてもいいだろう。
あくまで本職が僧侶であるということで、攻撃呪文には劣るという演出なのだろうか。それにしては回復や蘇生呪文は全く使わない。僧侶系呪文もバギクロスのみと僧侶らしさがあまり感じられない。
しかし、2回行動から放たれる連続の呪文攻撃は強力。
あちらにはない【自動回復】(50)もあるので、ボスとしての体裁は一応保ってはいる。
 
全体攻撃の火力は高いが、呪文以外に取り柄がないのでマホカンタや【マホステ】をかけてしまえばあとは楽。
FC版の【AI】は、【はぐれメタルのたて】を持たせたキャラはこれを道具使用(マホステ)してくれることもあるが、任意に使用させることはできないので、勇者が唱えた方が早いだろう。
【判断力】が高いコイツはこちらが全員マホカンタやマホステ状態だとメラミを唱えなくなるが、全体呪文攻撃は唱え続ける。
時折自らの放ったバギクロスの反射で自滅したりもする。
本作の仕様とは言え、よりによって一番反射被害の小さい呪文だけをやめるのは…。
逆にマホステがなければかなりつらいので勇者以外のお気に入りキャラでプレイとかやっていると難所となる。
 
むしろエビルプリースト本人と同レベルの攻撃力とマヒ攻撃を持ち、回避率がやたら高い上に【分裂】能力まで持つスモールグールのほうが厄介かもしれない。しかもAIはスモールグールを優先して攻撃してしまうので、分裂でダラダラしてしまう展開になりかねない。
分裂を防ぐためにも呪文で攻めたいところだが、エビルプリーストには初期状態でマホカンタがかかっているため、考えなしに【ギガデイン】なんかを使うと反射されてとんでもない痛手を負うハメになる。
唱える場合はまず【てんくうのつるぎ】を使って解除するか、もしくは予め勇者にマホステを張り反射されても無効化出来るようにしてギガデインで一掃するのも有効である。
或いは勇者のHPがギガデイン反射1発分+エビルプリーストの呪文2連発に耐えられる水準まで上がっているなら、思い切って開幕で使うのも悪くない。耐えられず死んでしまった場合でも【クリフト】がいれば【ザオリク】で生き返らせてくれるので、それを前提に使うというのもいい。
他にスモールグールを蹴散らす方法としてはニフラムが有効だが、風神の盾の吹っ飛ばしは「効果はニフラムだがザキ耐性に左右される」というややこしい効果のため、ザキに強耐性持ちのスモールグールには通じにくい。
ニフラムは弱耐性なので、素直にニフラムを使おう。
また作戦を【ガンガンいこうぜ】にすることで素早い【マーニャ】【イオナズン】を使わせる(やはり跳ね返されるが、一応【みずのはごろも】で軽減できる)手もある。だがイオ系にも弱耐性があり撃ち漏らすこともある上に、当たってもダメージが低めにブレると倒しきれないことがあるので得策ではない。
ニフラムにせよイオナズンにせよ、撃ち漏らしたら、そこに打撃メンバーが攻撃して分裂されてモタつきかねないので結局は無耐性のギガデインでの一掃が一番手っ取り早かったりする。
 
マホカンタを抜きにしてもエビルプリースト自身の呪文耐性は押し並べて高いので、スモールグール対策は勇者のギガデインのみにして、あとは打撃攻撃中心のメンバーで挑むのが効率がいい。
打撃の主軸である【ライアン】【アリーナ】を入れておいたほうが有利に戦える。特にライアンは最遅になるのでギガデインでスモールグールを一掃すれば、1ターン目からエビルプリーストを叩いてくれる。
 
ちなみに四天王の中ではこいつとアンドレアルのみ専用フィールドグラがあるという地味すぎる優遇を受けている。
 
ドロップアイテムは【やすらぎのローブ】。落とす確率は低め。

リメイク版

リメイク版ではステータスが上方修正され、素早さ以外はだいまどうを上回る数値になった。ただし攻撃面はランダム2回行動になり弱体化している。
HPも1600しかなく、単体で出てくるギガデーモンやヘルバトラーはもちろん、しばらく前のボスであるエスタークと比べても低い。
六章でも生きていた事から考えるに途中で倒されたフリをしているのだろうか。
一応他の四天王が持たない自動回復があるにはあるが回復量はわずか20。今更これがなんだというのか。
 
相変わらず呪文攻撃一辺倒のボスであり、マホカンタやマホステを使えば余裕で対処できる。
仲間に命令可能になったため、メンバーに【てんくうのたて】、はぐれメタルの盾をそれぞれ持たせたうえで、あとは勇者自身によるマホステとブライのマホカンタを使えば、わずか1ターンで呪文対策が整う。
 
リメイク版は、パーティメンバーの1/3以上がマホカンタ状態だと全体攻撃呪文を唱えなくなり、全員が呪文が通じないと見るや打撃攻撃オンリーに切り替える。
とはいえ元々の攻撃力がたいして高くもないので喰らうダメージは雀の涙。
こちらの回復にしても【ちからのたて】や、【しゅくふくのつえ】があれば十分間に合う。
あとはFC版同様殴るだけ。
ブライに【ルカニ】を使わせ守備力を下げた後に祝福の杖係にすればスムーズに事が運ぶ。
 
スモールグールの対処はFC版と同様で構わないが素早いアリーナあたりに正義のそろばんを持たせるのもあり。
なお、彼の連れているスモールグール3匹はロザリーを殺害した人間3人の成れの果てではないか?という考察もあるが、何の関係もないただの取り巻きである可能性も高く真相は不明。
 
FC版と異なり、倒してもアイテムは落とさなくなった。

マーニャとの一騎討ち

PS版の【ドラゴンクエスト4のあるきかた】では、マーニャ(レベル50)1人で挑んだ際400ターンかけても倒せなかったという。
与えたダメージは27000以上と書かれており、仮にキッチリ27000ダメージ与えたとすれば、数ターンに1回のマーニャ自身の回復を考慮しても、1ターンにつき平均して67.5ダメージを与えた計算になる。
そこから毎ターンの自然回復20を差し引くと、1ターンあたり47.5ダメージ。
400ターンかければ19000ダメージを与えられるため、十分に倒せるはず。
 
……と言いたいところだが、マーニャ自身の回復頻度を考慮すると必ずしもそうとは言えない。
何せ自力での回復呪文が使えないので、【ベホイミ】と同効果の【ちからのたて】に頼るしかない。
【てんくうのたて】を使えばマホカンタで呪文を封じられるが、その場合エビルプリーストの攻撃は打撃オンリーになる。
その攻撃力は165。この時のマーニャの守備力は推定210(=無装備およそ90+【マジカルスカート】45※+【はぐれメタルのたて】60+【しあわせのぼうし】15)なので、1撃につき約30ダメージ(※「あるきかた」ではエビルプリーストの呪文対策として、【てんしのレオタード】ではなくこちらを装備していた)。
仮にエビルプリーストの1回行動と2回行動のターンが同率だとしたら2ターンで平均90ダメージ。ほぼベホイミ1回分、より少し多いくらいである。つまり2ターンに1回は回復を挟んでもジリ貧に陥ってしまう。
またマホカンタは6~9ターンで効果が切れるのでその都度かけ直しが必要。
こちらが先制している場合は効果が切れたターンに魔法攻撃が飛んでくるが、マジカルスカートで軽減していてもなお打撃より僅かに上のダメージが出る。そのためマホカンタをかけ直すか、それともその分のターンを攻撃と回復に費やすのか、なかなか難しい選択を迫られる。
 
完全回復のできる【せかいじゅのしずく】を投入すればその分回復の頻度を減らせるが、使い捨ての上に本作ではこれをドロップするモンスターがいないので量産できない。
この時点で保持できる数は【天空城】【世界樹】【天空への塔】【移民の町】Lv8(もしくは【レディースタウン】)から入手できる4つ(天空城のものを最初に入手しなかった場合は3つ)のみ。
使いきったら再びジリ貧との戦いである。
 
お供のスモールグールの攻撃力も155、約25ダメージとなり決して無視できない。
おまけに【まひこうげき】を食らうと即全滅なので、スモールグールを放置するという手段はない。
なのでさっさと全滅させたい……ところだが、よりによってこいつらはギラ・イオ系に弱耐性を持つ。一方でメラ系には無耐性。
またHPはメラゾーマなら1発、イオナズンだと運が悪いと倒しきれない。ベギラゴンでは確実に2発必要。
なのでスモールグールを全滅させるには「メラゾーマで堅実に3ターン」「ベギラゴンで運が良ければ2ターン」「イオナズンで運が良ければ1ターン、ただしマーニャにも反射ダメージ」のいずれかを選択することになる。
 
一方でマーニャ自身の攻撃力は約205(=無装備およそ70+【グリンガムのムチ】135)。ルカニ込みなら一撃あたり平均102ダメージとなるが、エビルプリーストはマホカンタも使う上に判断力が高いので、【てんくうのつるぎ】でマホカンタを消しても即座にかけ直す。
なので守備力低減には【みなごろしのけん】による【ルカナン】に頼ることになる。
エビルプリーストの守備力は190なので、ルカナン無しではおよそ55ダメージ。
ルカナン1回で約81、2回で守備力0になるので約102ダメージとなる。
しかしルカニ・ルカナンも効果が7~10ターンで切れるためやはりかけ直し必須。
 
こういった諸々の要素により攻め手が足りず、およそ20ターンかけて100ダメージ通せるかどうか、といったダメージしか与えられない(恐らく上記の「400ターンで27000ダメージ」は計算間違いか、もしくはターン数かダメージの桁を間違えている)。
しかもそれですら「運が良ければ」という前提付き。エビルプリーストが2回行動を数ターン連続で行うとそれだけで回復で手一杯となり、せっかく与えたダメージが自動回復であっさり消えてしまう。
レベル50のマーニャでは400ターンどころか、1000ターンかけても倒せるかどうか怪しいのである。

小説版

上記の通り、小説版ではかなりオリジナルの設定が盛り込まれている。
ジャコーシュという名の元天空人で、元々は天空の大神官であったが【進化の秘法】に手を出したため竜の神により地上へと追放された。
その後、【エスターク】の元で進化の秘法を研究するも、勝ちを焦ったエスタークが【おうごんのうでわ】を欠いた不完全な状態で進化の秘法を使用したために竜の神に敗北する。
その責任を取らされ何万年も闇の世界の地下深くに幽閉されていたが、ピサロと権力を争っていた皇子ミアソフによって解放された。
完成した進化の秘法による神への復讐を目的に、ピサロやミアソフさえも手駒にして物語の裏で暗躍する。
ピサロによる【山奥の村】襲撃の際、勇者が生存できたこともジャコーシュの手引きの結果である。
小説版ではデスキャッスルの結界を守る設定がないので最終決戦まで生き残り、進化の秘法によって異形と化したデスピサロを操って勇者たちと戦わせたが、最後は8人の導かれし者たちが力を合わせて放った光の剣(ミナデイン?)に撃たれて消滅した。
 
部下として、エスタークの時代よりジャコーシュを神と祭り上げ、彼の意のままに動く人間達がいる。
いわば邪教集団で、人身売買などの裏の仕事を行い、活動時には黒覆面をして細身の剣を使う。
エビルプリースト(邪悪なる神官)というのはその者達がジャコーシュを指して呼ぶ名前となっている。
この黒衣の集団は物語各所で暗躍しており、まず【おうごんのうでわ】を取りに行かせた一団はこの連中と、雇われた【ミスター ハン】である。
また、【アネイル】の町で【てんくうのよろい】を偽物にすり替えたのもこの一団であり、砂漠越えをしようとした【ライアン】は偶然にもこの一団の同行者となるが、天空の鎧のすり替えを阻止することはできなかった。
そして【ロザリー】直接殺害した連中もこの一団である。
集団の歴史は古く、普段は世間に溶け込んでいるため、本編で死亡した以外にも相当な数がいると思われる。おそらくはジャコーシュが倒された後も、ある程度存続していくのだろう。

DQ10オンライン

Ver.6.2期間中の2022年8月8日よりコインボスとして登場。純粋に魔法攻撃をしてくる。
彼の登場によりDQ10オンラインには四天王が全員揃い踏みし、【結界の守護者たち】というユニットも組まれた。
詳しくはこちらを参照。

DQMJ2P

悪魔系のSランク。
なお、DQMCHではコイツではなくだいまどうが登場していたが、コイツと入れ替わったのか、リストラされている。
 
体が意外に巨大(Mサイズ)で【アンドレアル】【ヘルバトラー】(それぞれSサイズ)よりもデカい、【ギガデーモン】(Gサイズ)より小さいが。
【イブール】【ほうらい大王】、もしくは【どぐう戦士】の配合で誕生。
 
特性は【メガボディ1~2回】【つねにマホカンタ】【しょうひMP×2】【ひかりのはどう】
名は体を表すを言葉通り表現したようなステータスで賢さが高く攻撃力が低め。
特に賢さは上限1360とマガルギ、はぐれメタルキング、ゴールデンスライムに次いで作中4位を誇る。
ちなみに能力値合計は全モンスター中第6位、メガボディの中でも第3位。
能力値や特性が少し似ている【ヒヒュドラード】と比べると、HPと行動回数以外はコチラの方が上、能力値合計もコチラの方が上である。
MPの上限も800と高水準でしょうひMP×2と言えども簡単には尽きないだろう。
また素早さの上限も1100と群を抜いており大体の相手には先手が取れる。
HPもメガボディとしては標準、守備力も悪くは無く非常にバランスの取れたモンスターである。
 
反面、コツやブレイクを持っておらず攻撃役としては少し物足りないものも感じる。
 
所持スキルは【ヒャド&デイン】

テリワン3D

前作に続き悪魔系のSランク。配合方法も変わらず。今作では他国マスターが連れていることもある。
賢さ、行動回数、HPはヒヒュドラードに劣るものの、能力値合計は相変わらずコチラの方が高い。
特性はメガボディ1~2回が独立、光のはどうとしょうひMP×2が削除され、
まれにマジックバリア、まれにまもりの霧、呪文会心出やすいが入った。
今作でもコツやブレイクは持ってないが、究極配合時に「全ガードブレイク」を付加してやれば中々優秀なアタッカーになれる。
ただ、特性は「まれに」だけに発動率が微妙なので、その辺りは使いづらいかもしれない。
 
【ギガデーモン】【アンドレアル】【ヘルバトラー】という同僚たちと四体配合するとデスピサロが生まれる。
 
所持スキルは【ヒャド&デイン】
 
今作から一部のモンスターの性別が固定されるようになったがこいつは変わらずプリーストのくせに普通に♀が産まれてくる。
それじゃエビルプリーステスである。

イルルカ

基本的には前作と変わらず。エビルプリーステスも健在。
他国マスターは連れていないが、錬金カギの世界にうろついていることがある。
相変わらずDQ4の裏ボス時の姿は出してもらえない。
【新生配合】【ひん死で呪文会心】【ギガボディ】化で【大賢者(特性)】を習得。
スキルは変わらず「ヒャド&デイン」。
次回作では変身後の登場どころか、こいつ自体がリストラされており、プロフェッショナル版でも復活することは無かった。

DQM3

声優はライバルズと同じく島田敏。
本作では【ランディオル大帝】の腹心ということになっており、そのランディオル自身にも背信を企んでいる。
また【ニャーゼル】【アグルカ】等の部下もいる。

過去に位置を司る【トラベライト】と時を司る【クロノライト】を創った【エルフ】に目をつけ、彼等の王国エルゼトに侵攻。
二つの魔石を奪い、エルゼトを深い地の底に沈めエルフ達を【ストーンマン】に変え、女王を流神殿の魔界に変えてしまった。

序盤からピサロに進化の秘法の事を仄めかした上でピサロに秘法を完成させ、更にロザリーをさらわせて秘法を使わせるまではDQ4原作通り。
しかし、ここで【時の砂】による時間改変でピサロに計画が露見したのち、【流神殿の魔界】上級でピサロと激突して敗北。
進化の秘法を奪って逃走することはできたものの、そのままランディオル大帝と【暴将ディオロス】にそれを使わせて自滅を図ろうとしたが、そんな企みなどランディオル大帝には既にお見通しであり、ディオロスに斬り捨てられる形であっけなく粛清されてしまう。今作では究極にすらなれずに策士策に溺れて散る自業自得の末路を辿った。さらにこの時のボイスが小悪党全開なのも、原作を知るプレイヤーからしてみれば「ざまぁみろ」と言いたくなること請け合いである。
 
ボス戦では原作同様、お供に【スモールグール】を2匹引き連れている。HPは3500ほど。【メラゾーマ】【マホカンタ】【ヘナトール】【マヒャド】【マヒャド斬り】を使う。氷ブレイク持ちであるためみがメタへの過信は禁物。
またボス版限定でいやがらせの特性を持っており、ヘナトールで攻撃力を低下させた際に追加で状態異常を付与してくるのが厄介。
ボスの中では珍しい呪文主体のモンスターなので、マホカンタがあると安定する。
なお、本作では物語の黒幕までは昇りつめられないものの、戦闘前のセリフはリメイク版DQ4の6章で戦うときのものを意識している。
 
配合で生み出す事もできる。
悪魔系Sランク。【呪僧ナルバラム】こと【スカイシーカー】とスモールグールの配合で生まれる。…ピサロ的には絶対作りたくないであろうが…
特性は【いきなりマホカンタ】・【ピンチで魔力暴走】(Lv20)・【ときどきまもりの霧】(Lv40)・2回行動(Lサイズ)・【ときどきインテ】(Lサイズ)・【超魔力暴走率アップ】(Lサイズ・Lv60)。

能力自体は優秀で総合9位・賢さは12位・素早さもトップクラスで攻撃は最低クラスと呪文アタッカーとして非の打ち所がないバランス。が、ブレイクもコツもないため耐性が突破できない。ボスの時に付いていた氷ブレイクやいやがらせはどこへ……。HPも下から数えた方が早いためかなり脆い。
いっそ素早さの高さを生かしたサポーターやヒーラーで立ち回る方が良いかもしれない。それでもおだてじょうずも回復のコツもないので、わざわざエビルプリーストを使う意味があるかと言えばあれなのだが、原作等のように結界の守護者4体で組みたいという理由であれば、他の3体がアタッカー、ジャマーとして立ち回れるようになっているので、消去法で自然とそういう役が回ってくるだろう。
所持スキルは【エビルプリースト(スキル)】
 
こいつとアンドレアル・ギガデーモン・ヘルバトラーの(原作の)結界の守護者たち4体配合でデスピサロを生み出せる。自身が裏切った相手を生み出す材料にされるのもまた哀れ…

バトルロードビクトリー

【レジェンドクエストIV】の六章で登場した新規グラフィック付きモンスター。
【スモールグール】【ヘルバトラー】を引き連れている。
レジェンドクエストIVをSランク以上でクリアするとこいつのカードが貰える。
その関係上人型形態のみの登場で、変身形態は登場しておらず、レジェンドクエストにもリメイク版DQ4の「6章」のストーリーは収録されていない。
【デスピサロ】の通常モンスター版はさすがに反則だからだろうか?
だったらDQ8の【竜神王】のようにしていれば...。
 
ステータスはHP:699 ちから:73 かしこさ:168 みのまもり:61 すばやさ:36。属性耐性も優秀。
長らくかしこさNo.1だった【あくましんかん】をも上回るかしこさを持ち、その高いかしこさで放たれる「メラミ」は強力で、さらに「まりょくアップ」という技で全員の呪文の威力を上げる。
 
呪文主体のチームに組み込めば高火力の呪文攻撃で猛威を振るうが、対策されやすいのが欠点。
戦士と組むと、まりょくアップが爪に力を宿して単体を切り裂く「邪悪な本性」に変化。
敵に呪文が効かなくてもある程度はダメージを与えられる。

DQMSL

転生前のSランクとして登場。転生後のSSランクは究極エビルプリースト。

ライバルズ

第7弾カードパック「光と闇の異聞録」にて実装。魔剣士専用のレジェンドレア。
CVは島田敏。

13/4/6 魔王系
召喚時:味方リーダーは究極生物に進化し、自分のデッキが魔王デッキになる
味方リーダーのテンション-3
味方リーダーのテンションの数分手札のこのカードのコスト-1

【進化の秘法】がスタン落ちした代わりに追加されたカード。
自身が魔王系であることやピサロに進化の秘法を与える効果を持つことから、台詞も含めてリメイク版準拠に作られている。
究極生物への変身に関しては進化の秘法と同様なので、詳しくはあちらを参照。
あちらにない能力として自分のデッキが魔王デッキに変わるというものがある。
魔王デッキとは、【ゾーマ】などの歴代の大ボスのイラストが使われている強力な固有特技カード4種×2枚の計8枚で構成されているデッキのことで、強さも含めて破格の内容である。
固有特技は全体に大ダメージの【帝王の一閃】、全体封印+回復+テンションアップの【畏怖すべき王】、消滅+回復の【はらわたを食らう】、ピサロナイトを大量召喚する【魔界からの侵攻】で、究極生物への変身と合わせればまず勝負を決められる。
ただ残りのデッキが8枚になってしまうため、そうないことではあるが占い師などの圧倒的な回復能力を持つ終盤型デッキにしのがれてしまうと打つ手がなくなり、ライブラリアウトでそのまま詰まされてしまう。採用率は少ないが【ワルぼう】などの山札破壊やミルも怖い。
 
当初は単純に10コストであったが、魔剣士特有のMPブーストや【まおうのランプ】【バラモス】での魔王系を利用したコスト軽減がしやすく、進化の秘法と違ってテンションを溜める必要がないことから、7T8T目には出てきて勝負を決定づけることが多かったためナーフされるまでに至った。
ナーフにより13コストへ引き上げられるとともに「味方リーダーのテンションの数分手札のこのカードのコスト-1」の一文が追加された。
これにより10MP+テンション最大、或いはランプカードの併用を余儀なくされるようになったため何も考えずに放り込んで出すのはかなり難しくなったが、それでも切り札と言うにふさわしい1枚であり続け、多くの魔剣士デッキで採用されている。真1弾にて自分のMPを15に引き上げる【アンデッドガーデン】を使えばさらに手軽に出せるようになった。
 
後に究極エビルプリーストとしても登場している。詳細はそちらの項で。
前述の通り台詞はリメイク版基準に作られているため、敵陣のピサロに対しては「ほう…その顔はすべてを悟ったようだな。」だの「地獄でエスタークが待っているぞ」と裏切りを全く隠さず、そのエスタークに対しても進化の秘法の出来損ない扱いしている。
一方で自陣のピサロに対しては「ピサロ様、大変ですぞ、【ロザリー】様が…!」などと白々しいことを言うのが印象的。

ウォーク

エビルプリースト

変化前のほうは上述のイベント中には姿のみ登場していたが、
そこから3年後の2022年10月27日からのイベント「神官クリフト外伝」で登場を果たす。
【移民の町】を襲撃し、移民の商人の1人が持っていた黄金の腕輪を奪っていった。
クエスト1章2話でボスとして登場し、以降は強敵モンスターとして登場する。
メラ、ドルマ系が弱点なのは同じだが、ギラ系が効きやすくジバリア系が効きにくい点で異なる。
 
行動が全て呪文という異例の強敵。使うのはメラゾーマ、イオナズン、イオマータ、ラリホーマ、スカラの5つ。
呪文にはスカラやフバーハなどのような一般的な対策が取りづらく、いきなりスキルの呪文反射や耐性アップくらいしか無い。
海賊の威圧でダメージを減らすか、悪魔系の耐性を付けるのも手。回復役はラリホーマ対策にまもりのたてを使う事。
最高レベルではHPが10万の大台を超えるため長期戦は避けられず、HP半分以下で3回行動になるなど、かなり危険な相手。
 
こころは紫色でコストは132。
攻撃魔力がグレードSで131と特に高く、他もMPと身の守り以外は紫でもなかなかの水準。
高グレードのものは特にメラ系とヒャド系の呪文ダメージを増加させ、眠りに耐性がつく。

ドラけし!

DQ4イベント「進化を遂げた魔族の王」で登場。
バトケシ!では通常ボス枠で、物理攻撃に弱い。倒すと希にレアボスのデスピサロが登場する。
 
ドラけしは星4の青属性で、スキルは横長の六角形を呪文攻撃する「バギクロス」。
また当イベントのバトケシ!でダメージアップ中と獲得ポイントアップ小を持つ。