【ロザリーヒル】

Last-modified: 2020-07-06 (月) 12:54:23

DQ4

【コナンベリー】より北東にある村。
FC版の【公式ガイドブック】の英語表記はRosariehill。英語版での地名はNES版ではRosaville、DS版以降ではRosehill。
 
シナリオに従っていくと【ガーデンブルグ】の後に来ることになるが、船を手に入れてすぐに来ることもできる。
また、FC版では海上の敵はすべて統一されており、ロザリーヒルには船で直接乗りつけることができるため、操作ミスでうっかり上陸でもしないかぎりは強敵に遭遇する危険もない。
これは【リバーサイド】にも同様のことが言える。
なお、周辺の陸地には高い攻撃力でぶん殴ってくる【グレートオーラス】ややけつくいきをはく【アークバッファロー】、全体攻撃してくる【ベレス】【マンルースター】など船入手直後には会いたくない強敵がウロウロしていて危険。
 
村人曰く【ホビット】一族が住む村だそうで、その他には心穏やかな魔物など人ならぬ者たちが静かに暮らす隠れ里であり、村にそびえ立つ塔の中にはルビーの涙を流す【エルフ】の娘【ロザリー】が匿われている。
かつては【ピサロ】もこの村に住んでいたらしい。そして村の住人にとってピサロは敵ではなく、むしろ尊敬に値する素晴らしい青年であるという。
なぜホビットの村に魔族であるピサロが住んでいたのかについては作中で語られることはない。
 
【イムル】の村の宿屋で見た夢の光景は、まさしくこの村である。
ロザリーに会うためには【あやかしのふえ】が必要で、笛を吹くと階段が出現し、さらにロザリーの部屋の護衛である【ピサロナイト】を倒さねばならない。
護衛を倒してしまったらロザリーが危険に晒されるのでは?と思うかもしれないが、ストーリーを進めると、ピサロナイトを倒さなくても、どのみちロザリーは助からない運命にあるので、無駄な罪悪感に悩まされぬよう。
また、ロザリーと一緒にいるスライムからは【へんげのつえ】の情報を聞ける。
ただし、情報を聞かなくてもへんげのつえは入手できる。
 
また、この村には教会が2つあり、主人公達が利用できる方の教会は爺さんが他の3つの店と共に掛け持ちしている。
この爺さんはよそ者で普通の人間らしい。ということは好きでやっているのだろうが、4つのカウンターの間をぐるぐると回り続ける姿は見ていて忙しない。
ちなみに、この爺さんは夜も働いており、教会以外の店も24時間営業である。
 
もう一つの教会は先述の塔の1階にあるホビットと動物たちのための教会で、ピサロによって【進化の秘法】で知恵を与えられた動物たちが集まっている。
【バルザック】【キングレオ】、最終的にはピサロ本人も使用し、元の姿とはかけ離れた化物の姿に変化してしまう進化の秘法だが、この村の動物たちは純粋にピサロに感謝し、その知性を楽しんでいる。
ピサロの目的としては進化の秘法の実験なのだろうが、彼らから被験体にされたという悲惨さは感じられない。
ひょっとしたら進化の秘法も、結局は使い方次第なのかもしれない。
また、この教会にいるシスターは普通の人間のシスターと同じグラフィックをしているが、話しかけると「ここはあなたたち人間のくるところではありません」と言うので人間ではなく、他の村人と同じくホビットである可能性が高い(リメイク版でもグラフィックの修正はない)。
 
このようにストーリー上は重要なポジションにある村だが、実はゲーム進行上で訪れる必要はない。
ロザリーに会わなくても悲劇は避けられないし、へんげのつえは入手法も使い方もそう難しくなく、情報ならば【デスパレス】外観部にいる商人からも聞ける。
店の品揃えも強力だが、リバーサイドとほぼ同じである。ただし【キラーピアス】だけはここ限定。
結局のところ、キラーピアスは強力だし、ここに寄るかどうかで物語の印象はかなり変わる。
特にFC版だとロザリーとピサロの物語は救いようが無いので、イムルの宿屋ともどもスキップしてしまえば直視せずに済み、ピサロを単なる悪役として割り切れるかもしれない。
しかし、【ガーデンブルグ女王】から【さいごのかぎ】を貰った直後、「そういえば この地より南 ロザリーヒルには かつて 魔族が住んでいたそうです。何か わかるかもしれません。行ってみると いいでしょう。」という情報までご丁寧にいただけるため、よっぽどひねくれたプレイをしない限りは訪れることになるだろう。
ゲーム攻略面でもピサロナイトが持つ高い経験値をあえて見逃して無駄にする手はない。

リメイク版

ロザリーには最初名前が無く、この村の名前にちなんでピサロが名づけたという設定がある。
相変わらず船入手直後から行けるが、道中の敵がかなり強くなったので全滅しないよう注意。船から下りて村に入ろうとした直後にエンカウントすることもある。
また、塔の隠し通路の入口が階段から【エレベーター】に変わっている。
 
エンディングでは花畑にロザリーの墓ができ、周りを住民が囲んでいる。
そして【第六章】を迎えた冒険の書で訪れるとその墓を見ることができるが、村の動物たちは人間にロザリーを殺されたため人間をひどく嫌っている。
【謎のダンジョン】をクリアし、世界樹で手に入れた【せかいじゅのはな】をロザリーの墓に使えばロザリーが蘇り、彼女はピサロを正気に戻すため主人公たちに同行する。
ロザリーを蘇らせてからは住民たちの態度も軟化する。
黒幕を倒すと、エンディングもピサロとロザリーがこの村から気球を見送るシーンに変わる。
 
スマホ版では移民の町を第3段階にするためにスカウトが必要な、神父になりたがっている老ホビットが店の近くに現れる。

小説版

後に出たリメイク版とは逆に、ロザリーの名前が先にあり、彼女のためにピサロがロザリーの名を持つ村を作ったという設定。
もともとこの地にはネルウィックという王が治めるエルフの国があったのだが、
ネルウィックがナルゴスへの従属を拒否したことでモンスターの襲撃を受けて滅ぼされている。
ピサロの祖父ナルゴスに記憶と魔力を奪い取られた時には、彼はそこで普通の若者として生活していた。
 
ロザリーヒルは後々、ジャコーシュ(小説版のエビルプリースト)の謀略で大挙して押し寄せた心ない人間たちに蹂躙され荒らされた挙句、ロザリー自身も人間たちに暴行され虫の息という結末を辿ることとなる。
その人間達も些細なことで仲間同士殺し合いや略奪を始めたり、ピサロに詰め寄られるとジャコーシュの部下である男たちに責任転嫁するなど彼らと同等の悪人になっている。

知られざる伝説

【知られざる伝説】では、店と教会を営む老人は商人になりすましてロザリーヒルの監視に来た、神父の経験を持つスパイであった。あの特殊な営業形態は、ホビット達の強い要望(我が侭)によるものであり、最初は只の道具屋だったらしい。
ロザリーとの出会いを通じてスパイ任務を放棄し、商人兼神父としてこのロザリーヒルに骨を埋める決心をしている。
ちなみにこの話では、魔族の王ピサロが現れるからなのか周辺の魔物が日増しに凶暴になっていき、困ったホビットが老人に武器や防具も扱ってくれないか頼んだことになっている。
つまり、ホビットも魔物に襲われており、ピサロが魔族とは知っていても王だとは知らないホビットたちはとばっちりを受けていることになる。
ピサロナイトのエピソードでは「ロザリーはピサロに戦いをやめるように懇願しているので魔族に命を狙われている」とあるので、魔物の狙いはロザリーなのかもしれない。

DQ11(3DS版)

導かれし者の祭壇から行ける【冒険の書の世界】の一つとして、「ロザリーの部屋」という地名で登場。必要な【冒険の書の合言葉】【時渡りの迷宮】第6階層の宝箱にある。
 
グラフィック・キャラ・BGMともFC版DQ4を再現しているが、動けるのはロザリーの塔の最上階のみ。
部屋に入ると【ピサロナイト】【ロザリー】いいスライムを追い回しており、ピサロナイトとの戦闘になる。
ピサロナイトを鎮めた後、クエスト【大切な贈り物】を受注できる。クエストクリア後は特に用はなくなる。

DQ11S

冒険の書の合言葉は【クレイモラン地方】【黄金城】の近く(2Dモードは【かくれスポット】)で手に入る。
世界に異変が起き、なおかつカミュのイベントをある程度済ませた後でないと行けない場所である。
グラフィックはリニューアルされ、ロザリーはリメイク版の姿になった。BGMは3DS版から変更なし。

DQMB2

【魔剣士ピサロ】との戦場がここである(ご丁寧に宿屋や教会の看板もある)。
彼はこの村に平穏を求めていたはずなのに、なんで戦場にしてしまうのだ。
しかも【デスピサロ】戦になると村中火事になっている
【デスマウンテン】で良かっただろうに。