DQ2
FC版
【ムーンペタ】と【ベラヌール】で聞くことができるセリフ。
全文は以下の通り。
*「おお! ◯◯◯◯よ。
なんと ここでも ふっかつの
じゅもんが きけるのじゃ。
*「べんりな よのなかに なったもの
よのう。
そしてこの後、実際に【復活の呪文】を教えてもらえる。
前作の「復活の呪文=お城で王様から聞くもの」という固定観念を一新するセリフである。
特に【ローラの門】を抜けて新天地のムーンペタでこのセリフととともに復活の呪文が聞けるのは、本当にありがたさや便利さを実感できることだろう。
ムーンペタはしばらく冒険の拠点となる場所であり、もしここで取れなかったら冒険を終えるときや再開するときは毎回【サマルトリア】~ムーンペタを行き来しなければならないのだ。
さらに本作では前回の復活の呪文発行場所が【ルーラ】や【キメラのつばさ】の行き先になるというのもあって、一層ありがたみを感じただろう。
DQ2は前作の100年以上後という時代設定であり、この100余年の間に王様以外の一般人でも復活の呪文を発行できる権限を得たということがわかるセリフである。
余談だがこの当時はゲームの中でこそ便利だったかも知れないがプレイヤーたちにとってはDQ2の最大52字の復活の呪文は不便以外なにものでもなかった。30字を超える場合、画面をスクロールさせなければならず最後に一括で確認できないというのも煩わしく、また写し間違いの要因ともなった。
デジタルカメラや、その機能を持った携帯電話の普及により画面を撮影することで「書写し間違い」の心配がなくなった今こそ、心からこの言葉を言いたい。
リメイク版
FC版の2箇所に加え、【ルプガナ】でも聞けるようになった。
【冒険の書】にセーブする方式のリメイク版では
なんと ここでも ぼうけんのしょに きろくすることが できるのじゃ。
とセリフが変化している。
ある種ダブルミーニング的な便利さを表すセリフに感じられる。
戦闘はともかく謎解きに関しては難易度が非常にマイルドになったスマホ版以降で、以前のバージョン経験者から
「便利な世の中になりすぎたものよのう」などと皮肉の意味を込めて使われることがある。
特に【ラーのかがみ】や【たいようのもんしょう】といった、地面に落ちているものが光って見える場面で言われやすい。
スラもり1
セーブとは全く関係ないものの、【ウルオッター川】で閉じ込められているスラじろうが、川にある船は資材等を町に運んでくれる上に4つまで積めるというアドバイスの後に
まったく べんりな よのなかだよなぁ!
と発言する。