【まとめ買い／まとめ売り】

概要

店で売買をする際のシステム。同じ物を複数同時に購入・売却する事。
DQ本編では、SFC版DQ3やGBC版DQ3以降で採用されているシステムである。
このシステムの採用により、物を一つずつチマチマと取引する必要が無くなり、プレイ時間の短縮につながった。
　
不思議のダンジョンシリーズにて【ガーゴイルの店】で複数のアイテムを売買する行為や、【倉庫】の中にある売りたいアイテムを選んで直接売る行為は、それぞれの項目を参照。

物を買う場合

初出はSFC版DQ3。
「かいにきた」を選ぶと、店で売っている物の名前と売値のリストが表示されるので、買いたい物にカーソルを合わせて十字キーの左右（上下）を押せば売値の左側に表示されている「１こ」の数字を最大9個まで増減させる事が出来る。
「それなら○○Ｇだがどうか？」の問いにはいを選ぶと、「誰が持つのか」と店員から聞かれる。
物を持たせるキャラを選択すると、購入が確定してその物全部がそのキャラの所持品に入るが、購入した物の数が、そのキャラの持てる所持品の残り枠数を上回った場合、持ち切れなかった分は【ふくろ】に自動的に入る。
ただし、SFC版DQ3とDQ7では【道具屋】でしかできない（DQ7の【オルフィー】で動物の経営する装備品店はまとめ買い可能）。
武器屋や防具屋でのまとめ買いができるようになったのはPS版DQ4から。
　
DQ9からは方式が変わり、アイテムを選んだ後に上下キーで数量を指定する方式になった。DQ9では131個（ふくろ99個+8個×4人）までのまとめ買いが可能。
DQ10オンラインでは99個まで同時購入できる。DQ10オフラインでは消耗品に限り持てる上限までまとめ買いが可能で、左キーを押すと一気に最大値にできる。
DQ11では再び9個まで（機種問わず）になっている。PS4版（移植含む）では装備品以外のアイテムのみまとめ買い可能。なお一気に9個を入力する場合、PS4版では左キー、3DS版では右キー、と逆になっているので両機種をプレイしている場合ややこしい。

物を売る場合

本編での導入はGBC版DQ3から。ただし、袋の中の【アイテム】限定。初出はGB版DQM1。
「うりにきた」を選び、袋内の武具や【道具】を選択すると売値が表示される（「うれない」と表示される物は、選択しても当然店員に断られる）。
複数所持している物を選択すると、店員から「いくつ売るのか？」と聞かれるので、十字キーの左右（上下）で売る数を増減させ、「それなら○○ゴールドだがどうか？」の問いにはいを選ぶと売却が確定する。
DQ8では複数種類のアイテムを同時にまとめ売りできるようになっている。結構便利な機能なのだが他の作品には導入されていない。
DQ10オフラインでは一アイテムづつになるが、持っている限りいくつでもまとめ売りできる。
DQ11ではPS4版では売る方も上限9個、3DS版では所持数の最大まで対応。3DS版は右キー1回ごとに10個ずつ加算されていく。DQ11Sでは3DモードはPS4版準拠だが、2Dモードは右キーを押すと一気に所持数の最大になる。
　
PS版DQ4はGBC版DQ3以降に発売されたドラクエの中では唯一まとめ売りが出来ない。
DS版DQ4ではまとめ売りが出来るようになったが、第三章の【ボンモール】の【防具】買い取りや【ネネ】の仕入れでは相変わらずまとめて渡すことが出来ない。