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【第三章 武器屋トルネコ】

Last-modified: 2019-02-24 (日) 14:03:32

・DQ4の章
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DQ4 Edit

【ドラゴンクエストIV 導かれし者たち】を構成する【章】のうち、3番目の章である。
英語版でのタイトルはNES版ではTaloon the Arms Merchant、DS版以降ではTorneko and the Extravagant Excavation(トルネコ・大金をかけた発掘)。
主人公は【レイクナバ】に住む商人【トルネコ】
最初は町の【武器屋】でアルバイトをする身分のトルネコが、【エンドール】を構え、さらには【てんくうのつるぎ】の噂を聞いて世界へ旅立つところまでがこの章の内容。
基本的にトルネコの一人旅であるが、エンドールでは【NPC戦闘員】【スコット】【ロレンス】をそれぞれ5日間限定で、有料で雇って仲間に加えることができる。
 
舞台は【サントハイム】大陸より東に位置するレイクナバからその南の【ボンモール】、そしてエンドール周辺までの地域。
エンドールとボンモールとを繋ぐ橋はこの章で修理されて、以後通れるようになる。
エンドールは第二章に続いての登場となり、【武術大会】が終了した後の状態。
ただし【カジノ】は休業しており、終盤になってから再開される。
フィールドのBGMは【武器商人トルネコ】
【フィールド】を歩いていると【モンスター】だけでなく、【旅の商人】【道具屋】【宿屋】)ともエンカウントすることがある。
また、敵の【ドロップアイテム】がこの章では他の章とは異なっている。どの敵も、良い値で売れる装備品を落とす確率があると考えればいい。
 
他の章とは異なり、魔物退治ではなく金を稼ぐことを主な目的とする章であり、DQシリーズ内でも異色。ボス戦は発生せず、必ず突破しなければならない【ダンジョン】も無いので、下手をすればレベル1でのクリアもできる。
また、他の章ではボス撃破から章の終わりまでノーエンカウントになるが、この章ではそれもない。そもそもボス戦自体がないという、最後の最後まで変則的な章である。
 
第1章でRPGの基本を、第2章で【パーティ】を組むことを覚えたプレイヤーへ提示されたのは、「自由」である。
【ゴールド】を稼ぐことを主眼におき、そして稼ぐ方法もあれこれ存在する。
効率の良い稼ぎ方を自分なりに模索するのが三章の攻略のセオリーであり、面白さといえる。
もちろん、地道に敵と戦ってゴールドを稼いでも一向に構わない。時間はかかるが。
強さと稼ぎを同時に狙ってもいいし、ゴールドの工面方法をひたすら考えてもいい。
1人旅をしてもいいし、誰かを雇ってもいい。これまでの章で学んだことを、今度は自分で考えて実行する時なのだ。
RPGの世界観とはなにも戦いだけで成り立っているわけではなく、「商売」という面からRPGを見ることができる貴重な機会。
また、不吉なラストを迎えた第二章、ゲーム的にもシナリオ的にも厳しい第四章の間での箸休め的な意味合いもある。【ライアン】【アリーナ】として戦い続けることに疲れたプレイヤーは、トルネコとしてのんびりお金稼ぎを楽しもう。
 
三章で【ふくろ】が登場しないFC版・PS版ではあっという間に持ち物がいっぱいになることも多いので、旅の商人を上手く利用すると良い。
逆に「ふくろ」が登場するDS版以降のリメイクでは、トンネル開通資金を得るための【はがねのつるぎ】【てつのよろい】を貯めておけるため後半の進行が楽になったほか、五章への【アイテム】の持ち越しが大量にできるようになった。
【女神像の洞窟】のアイテム残しや【はじゃのつるぎ】の大量保持など、熟練者には「五章を有利に進めるための準備」という要素も持っている。
金策が非常に楽にできるので、【てつのまえかけ】【てつのたて】【きのぼうし】の最強装備が楽に出来るし、エンドールに行けない時でも、その時点で最強の【せいどうのよろい】がさほど苦もなく買える。
 
また【痛恨の一撃】を繰り出す敵と戦う機会が全くない唯一の章でもある。そのため、【メラゴースト】【メタルスライム】【メラ】【ダックスビル】【ルカニ】を使われた時以外は、敵の攻撃に大したダメージは受けないので戦闘の難度は低め。
ちょっと頭を使うだけでレベル1クリアも無理なく可能という独特のバランスになっている。
バトルの難度の低さも、過剰な苦戦が無い=お金稼ぎに集中できるという気配りだと思われる。
 
シナリオは物語の本筋にほとんど関わらないが、それぞれの【町】で暮らす「人々」にスポットが当たっており、実際トルネコの行動は多くの人を救い、のちに【導かれし者たち】の一員として仲間の旅の助けにもなっている。
ステータスは見劣りするかもしれないトルネコも、やはり必要不可欠な仲間なのだとわかる。
だが、一見すると人間相手の商売だけで物語が独立していると思いきや、トンネルを開通させて国を繋いだことで、導かれし者たちの助けとなった一方、モンスターサイドには恨まれることとなり、トルネコは魔族に追われる身となってしまう。
こうして戦いに巻き込まれた彼は、いやがおうにも魔族との戦いの領分に足を踏み入れることになり、やがて【勇者】のパーティへ加わることになる。
 
【公式ガイドブック】の再登場モンスターリストは「レイクナバ周辺~エンドール周辺」として、この章で再登場する全ての【モンスター】を1頁に載せており、その中には女神像の洞窟で出現するモンスターも含まれている。
当然レイクナバ周辺とエンドール周辺では出現するモンスターは別のテーブルなのだが、あのような掲載の仕方ではまるでレベル1で出歩くレイクナバ周辺までも【はえおとこ】【サンドマスター】に出くわすように見えてしまう。
かなり投げやりな感が否めない構成である。
ちなみに、上述のリストの次頁に載っている本章で初登場のモンスターは【エレフローパー】のみである。
この頁に挿入されている「あらえっさっさー」のイラストは強烈に印象に残っているだろう。